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栄養より陰陽のバランス

 最近、自分ではあまり気にしていなかったのだが、師匠から私の身体に腰痛があることを指摘された。原因は、腰椎の4番と5番のずれからきているようである。そして、胃が悪いそうだ。そういわれてみれば、最近、どうも調子が良くないことはわかっていたが、他に身体で気になる点があったので、そちらの方にばかり意識が向いていた。だから、師匠から教えていただいて初めて自分の状態が理解できた。何時ものように電話の向こうで、「皆さん食べすぎなんですよ。今、食べている食事の半分くらいに減らされてちょうどいいくらいなんです」と言われて、食事のとり方をご指導いただいた。そして、「糖尿病」の方や、胃を悪くしてしまった方によい薬を教えてもらった。といっても師匠の薬は、薬局薬店で求められる簡単な「薬」ではなく。自然の生薬「ナチュラルメディスン」である。しかし、その気があれば、どなたでも作れるものなので、そのレシピを公開したいと思う。

ナチュラルメディスン<糖尿病によい胃腸薬>

材料………オオバコ1本、ヨモギ1本、カットわかめ少々、水400cc(一人分は200cc)

作り方……ミキサーかジューサーにかけて、よくかき混ぜる。

 ☆材料のオオバコもヨモギも今の季節なら山に行かなくても公園にいけば簡単に見つけられる。また、私のような田舎に住んでいるものなら、道ばたを歩いていれば、簡単に見つけられる。大切なことは、根から丸ごと掘ってきれいに洗うということ。植物は何でもそうだが、地面から上の日が当たる部分は「陽」。その下の地下は「陰」である。だから、根っこの部分も捨ててはいけない。少し洗うのが大変だけれど、それで胃が丈夫になるなら、少しくらいの苦労はがまんしよう。それから、カットわかめだが、これは、スーパーに行けば、どこでも手に入るもの。もう既に、小さくカットされているので、これを水に溶いて使う。ちなみにわかめは「陰」。師匠は、食事にもよく、「みそ汁」は、「山で採れたもの」と「海で採れたもの」をバランスよく取り混ぜる。ということをおっしゃる。つまり、これは、山で採れたものは、「陽」。海で採れたものは、「陰」ということであるかららしい。だから、この場合で言えば、オオバコやヨモギは、全体が「陽」で、わかめが「陰」ということになる。世間では一般的に栄養のバランスということを言っているが、師匠は、私がおもうに、「陰陽」のバランスの方を重要視している。これは、私の目から見ると大変に面白いことである。

☆飲んでみての感想

 ヨモギはともかくオオバコは、私にしてみれば、いくら薬用とはいえ「雑草」そのもの。飲むのには少し抵抗があったことは確かである。見た目は、「青汁」のようなかんじをイメージしてくれたらいいだろう。きっと味は苦くて「マズイ!」と想像していたが、そんなに変な味はしなかった。それに、意外に飲みやすいと思った。始めは、作るのも面倒だし、飲むのも抵抗もあるかもしれないが、飲んでしまえば、いかに胃にやさしいかがわかる。これは、しばらく続けてみようと思った。

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