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「うつ病」を薬を使わないで治す指圧鍼灸治療

☆出島診療所長・中根允文先生監修の「うつ病」のパンフレット
心療内科や精神科の病院でもらえる、どこにでもおいてあるパンフレットです。
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☆一生のなかでうつを経験する割合は、日本人全体で約13人に1人と書かれています。多いですね。
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☆うつ病は、「セロトニン」や「ノルアドレナリン」の不足から起こる病気ですよと書かれています。
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029.gif 一生のなかでうつを経験する割合は、日本人全体で約13人に1人

 「一生のなかでうつを経験する割合は、日本人全体で約13人に1人」だそうです。どうでしょうかずいぶん多いと思いませんか。でも確かに治療院にみえる患者さんも10人に1人くらいは、うつ病を持っておられるようです。だから、私はそんなに多いとは思いません。むしろ厳密にいったらもっと割合は多いのではないかという気すらします。

029.gif セロトニンとはどのような物質でしょうか?

 セロトニンという物質は、神経伝達物質といわれています。また、この物質は気分や意欲といった感情面に働きかける役割があるといわれています。この「セロトニン」や「ノルアドレナリン」は疲労やストレスなどを感じると量が減ることがわかっています。だから、これらを薬で補うことが大切であるから、病院では薬は必要であるといわれています。

 ところがそれって本当でしょうか?確かに三段論法的に物事を考える傾向のある現代人にとっては、とても理屈にあったことなのですが、私はそうとは思いません。もともと「セロトニン」とは、自分の脳で生成される「脳内物質」なのです。それが、疲労やストレスなどが理由で、脳内で生成しなくなって不足してしまったことは確かです。しかし、そういう患者さんであっても、じっくり話を聞いてあげたり、指圧や鍼灸などの治療で体の痛みやコリなどをとってあげると、自然と脳内が活性化し始めてセロトニンをまた生成し始めるのです。

029.gif セロトニンは、薬で補うのではなく、体で作るんです!

 では仮に「セロトニン」のような化学物質を変わりに薬として補おうとするとどうなるかわかりますか?どんどん量は増える一方で、薬も効かなくなり次から次へと薬の遍歴が続くのです。そうすると私たちの体というのは、「そうか薬で補おうとするならもう作る必要ないんだ」というように解釈するのです。私たちの体というのは、私たちと同じように実に「なまけもの」です。だから、人間の浅い知恵で、それに変わるものを補おうとすると、もう二度とは自力で生成しようとはしてくれないのです。

 だから、私は基本的には、薬にたよろうとする現代西洋医学の考え方に反対なのです。人間の体には本来、自分の病気は、自分で治す力=自然治癒力が備わっているのです。だから、そこを指圧や鍼灸の治療で助けてあげれば、自然とまた回復し、大切な脳内物質「セロトニン」を生成し始めるのです。「うつ病」もその例外ではありません。ウソだと思うなら、いつでも私の治療院においでください。自分の力で病気を治そうという気持のある方には、必ず援助できるはずです。また、そうして元気になっている方がたくさんおられるのです。あなたも挑戦してみられたらいかがでしょうか。
by yakura89 | 2010-07-28 08:15 | うつ病