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いままでありがとうカイズカヒノキ

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029.gif40年間家をまもり続けてくれたくれたカイズカヒノキ

 緑が大好きな私達ですが、今月1日にこの、カイズカヒノキとお別れしました。この家が新築された時からですから、もう40年の歳月を経ていました。40年といいますと、家族の歴史の大半を見守ってきてくれたことになります。この木のおかげで、夏は涼しく、雨風もおだやかで、日中も窓を開け放ったりしても平気でした。それほど活躍してくれたカイズカヒノキでしたが、撤去しなければならなかったのはなぜでしょうか。それは、木があまりにも大きくなりすぎてしまったからです。ご覧の通り、うっそうと生い茂ってしまったこと。それに、50センチくらいでしょうか、道路にはみ出してしまったからです。だいぶ前から気にはなっていましたが、いくら剪定してもらったとしても限界があるようです。
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007.gifとらなければならなかったもうひとつの理由

 それは、この木立の内側は、ご覧の通り枝だらけの空洞だったからです。もし枝が出過ぎなら、剪定してもらえばいいだけのことでした。しかし、この木の欠点は、中が空洞で、もし30センチぐらい枝を剪定してもらったとしたら、枝しかないスギ木立になってしまうことでした。これでは、木も可哀想になってしまいます。いつも家の庭木を剪定してくれるシルバー人材センターの方に、お願いしてみましたが、あまりいい返事が返ってきませんでした。「やってもいいけど、あまり見栄えが良くないかもしれませんよ」と、あまり、気乗りがしない感じでした。言われてみれば確かにその通りです。やって喜ばれない仕事とわかっていてやるのは、つらいことです。ということで、残念でしたが、このカイズカヒノキとお別れしなければならないことになったのです。

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005.gif木がなくなってビック!

 やっとの思いで、撤去を決心したのですが、カイズカヒノキの撤去を誰にお願いしようか、心当たりもなく困っていました。そんなところに患者さんの中で造園業を営んでいる方が、いらっしゃったのです。Sさんという30代のとても感じのいい患者さんです。ある日、そのSさんに相談してみました。そうしたら快く、引き受けてくれました。7本あったカイズカヒノキ(その内2本は、ヒノキでした)ですが、相棒と2人で半日くらいで、きれいに撤去してくれました。あまりの手際よさに、驚きました。さすがSさんたちは、造園のプロでした。腰痛で見えてくれていた患者さんだったので、その後、腰が心配でしたが、大丈夫だったようです。

 これがカイズカヒノキ撤収の後の様子です。すごくさっぱりしてしまい、少しさみしい感じでしたが、家の中からすると、北向きとはいえ、部屋の中が、ウソのように明るくなりました。プラス・マイナスはありますが、ご近所に迷惑がかからない点だけはよかったかなと思えるようになりました。でも実際は、ご近所の感想をまだ来ていませんので、どのように感じてらっしゃるかはわかりません。多分、夏にはこの窓にも、「よしず」と「風鈴」でもかけて夏を楽しもうと思っています。

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037.gifこの空いたスペースはどうなるの?056.gif

 「この空いたスペースは、どうなるのでしょうか?」今思案中です。このままではちょっとさみしい感じですから、何かいいアイデアはないでしょうか?

・プランA……カイズカヒノキではなく何か他の「生け垣」を新たに植える。
・プランB……バラの苗を何本か植える。
・プランC……芝生を植える。
・プランD…レモンマリンゴールドのようなハーブを植える。

 今、考えているところは、そんなところでしょうか。北側の土地というところが欠点ですが、何かガーデニングを楽しむには、十分なスペースのような気がします。これから、どうしようか今考えているところです。何かいいプランがありましたら、ぜひ聞かせてください。