人はなぜ肩こり腰痛をおこすのか本当の原因はなにか?

「人はなぜ肩こり腰痛をおこすのか本当の原因はなにか?」

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患者さんから、よく「わたしの身体はどうしてこんなに肩こり腰痛がおこるんでしょうか?姿勢がわるいからですか?」そんな質問を受けます。わたしの考えは、その逆です。肩こり腰痛がおこっているから姿勢がわるくなるのです。第一患者さんの多くは、ご自分で姿勢がわるいことを自覚されています。自覚されていながら、姿勢がわるくなるのはそれなりの理由があるからではないでしょうか。

人間は、肩こり腰痛がひどくなると、左右の足の長さまで違ってきます。それも1センチぐらいの違いが生じますので、重心は短い方の足にいつもかかっているといった状態です。解剖学的にいって、どちらか足が短いということはあり得ませんから、これは、短い足の方の骨盤が上に上がり傾きが生じているということです。

ではなぜ、どちらか一方の骨盤が上がって傾きが生じるのでしょうか?人間の背骨は、一本の骨からできているわけではありません。24個の椎骨という骨から成り立っています。頸椎が7個、胸椎が12個、腰椎が5個です。問題は、腰椎の第3番と4番と5番の骨が捻れを生じているからなのです。そこに捻れが生じたために、骨盤が傾きを生じるようななったことが原因なのです。

人間の身体は、全体がひとつながりでできています。左の腰(腰椎)と右の首(頸椎)は、同じような状態になりますので、腰椎が正常でないときは、頸椎にも捻れなどの症状が見られます。人間はほとんどの場合、ひどい肩こりに悩まされているときは、腰痛も同時に起こしていると言えます。「いいえ、わたしは腰痛はありません」と、おっしゃる方がいますが、わたしが触ってみると、「痛い!」と悲鳴を上げる方がほとんどです。これは、「痛みは優先順位をつける」性格があるために、肩こりの症状が最も強いとすると、腰痛は、その痛みに隠れてしまうという性格上、自覚症状として気づかないだけなのです。ちなみに首こりのない肩こりはありません。

さて今日の本題に入ります。「人はなぜ肩こり腰痛を起こすのか?」そのほとんどは「ストレス」です。昔の人のように、労働に明け暮れていた時代とは違い。ほとんどの家庭では洗濯機や掃除機といった電化製品にたより、昔のような労働による肩こり腰痛は、考えにくいです。会社も同じです。職種によっては重労働を行なう場合もありますが、逆に身体をよく使う職種の方が、肩こりの患者さんは少なく。職種でいえば、事務系の仕事、特にパソコンを長く使用する人が、患者さんとして一番多いのです。つまり、現代人の肩こり腰痛の、一番の原因は、「ストレス」なのです。とくに数字に追われ、数字として結果を求められる職種の人は、「ストレス」の度合いは普通の仕事の方よりも多くなるようです。

ところで、同じ職場に勤め、同じような仕事内容なのに、ある人は、肩こり腰痛を生じているのに、ある人は、まったくそのような症状は見られません。そういうことはどこの職場にも、みられることです。つまり、その仕事が忙しいから、直接「ストレス」の原因になるとは限らないのです。仕事にストレスを感じさせる要因があるにせよ。「ストレス」を感じるか感じないかは、本人の考え方、またはこころのあり方に問題があるといったことが、これまでの臨床からわかっています。

昔から、「心身一如」という言葉があります。つまり、「こころと身体は、一体である」という考え方です。「身体が病んでいるから、こころも病んでいる。その逆に、心が病んでいるから、身体も苦しいんだ」ということもいえるということです。わたしはこれまで、患者さんの治療を通して、大変多くのことを勉強させてもらいました。「わたしが使っている治療に関する知識や技術の多くは、ほとんど患者さんの身体から学ばせてもらったものである」といっても過言ではありません。

その中でも、最も大きかったのは、「人間の身体は、ひとつながりでできている」ということです。それがどこで繋がっているかと問われれば、「脳」なのです。痛みは、首であれ腰であれ膝であろうと、最終的に突き詰めていくと、その痛みは、脳で感じているのです。「わたしの治療である『神経反射療法』が、神経を通して、脳を治療している」とご説明させてもらているのは、そういう意味合いがあるからです。しかし、それだけでは、治療として十分ではないのです。それは人間の身体が、もうひとつ、こころとも繋がっているからなのです。

人間のからだが、なぜ肩こり腰痛をひきおこすのか?それがわかれば、肩こり腰痛はなくなります。もう私どもの治療院へ来ることもなくなります。それどかろか、「病気」とも無縁となります。なぜなら、肩こり腰痛はメッセージなのです。その方に、気づいてほしいというのが、肩こり腰痛がひきおこされる本当の原因なのです。このように、メッセージは、通常、言語を通して送られてくることはありません。ですから、このように、肩こり腰痛は、しっかり、「結果」として受け止め、何が「原因」なのかを考えてみる必要があるのです。

わたしは、治療家として、みなさんの身体の声を聴き、お伝えするのが、本来の役目だと思っていますので、わたしの知りうる限りで、ヒントを差し上げたいと思います。次の3つのうち、どれかに、みなさんに気づいてほしいことが必ずあります。「イライラ」「怒り」「心配」この3つのキーワードが、あなたが「肩こり腰痛」をひきおこしてきた、本当の「原因」だったのです。大半の患者さんは、「確かに」と納得される方がほとんどです。それに気づかれること。それが、今日こうして、「八倉治療院」へ治療に見えられた本当の意義だったのです。肩こり腰痛や病気は、「結果」なのです.そこには必ず「原因」があるはずなのです。

これからみなさんは、今日から、この3つのことを気をつけてみてください。それが本当に実現できた時、「病気」とは無縁なからだ。健康で肩こり腰痛とは無縁なからだになられることでしょう。


☆1つ………イライラしない。

☆2つ………おこらない。

☆3つ………(過度の)心配しない。


以上の3つです。


そして、最後に、最近よく注目を浴びている「脳科学」の視点でいろんなことが明らかにされてきました。そのために「脳科学」を勉強することは、わたしたち指圧鍼灸治療を行なうものにとっても欠くことができないものとなっています。そこで、わたしが患者さんを通して、臨床経験からわかったことをいわせてもらいます。

人間の脳は、「ネガティブ」なことが大っ嫌いなのです。その逆に「ポジティブ」なことが大好きで、人にそういう考え方、生き方をしてほしいようなんです。つまり、「イライラ」「怒り」「不安」は、「ネガティブ」な生き方の温床みたいなものです。特に、うつ病をかかえている人は「自分ではどうすることもできないことを、一生懸命考えている人」です。そうして堂々巡りを繰り返していると、しまいには、脳が疲れてしまうのです。ノイローゼは、そういうところから起るのです。

それから、人間の脳がよろこぶことを最後にお教えしますね。それは「嬉しい」「楽しい」「しあわせ」という感情が、最も脳を活性化します。ですからみなさん多いに「笑いましょう!」どうしても笑いの種がない人は、「おもしろい映画」を見たり、落語や漫才など、笑える種を見つけて、思いっきり笑ってください。どうしてもそういうものがない人は、わざと笑う振りをするだけでも効果はあるはずです。「笑う門には福来る」といって、幸福は自分から引き寄せるものなのです。

また「嬉しい」「楽しい」「しあわせ」に近いものとして、「気持ちがいい」「おいしい」という感覚は、脳をよろこばせます。そういうことを、実践されていくと、自然と肩こり腰痛のない身体になっていくのです。ぜひ参考にしてみてください。
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by yakura89 | 2013-09-17 18:22 | 肩こり腰痛相談 | Trackback | Comments(0)
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