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資格なくてもマッサージ?

 2008年12月13日の朝日新聞be-reportにこんな記事が載っていた。以下にその記事を抜粋して、引用することにする。「疲れた体をもみほぐしてくれるマッサージの店が次々とできている。『クイックマッサージ』や『リフレクスソロジー』を掲げる店に加えて、『健康保険がきいて安くなる』とアピールするところも増えてきた。癒しブームに乗って膨らむマッサージ業界。ところが、本格的にマッサージを学んで国家資格を取った人たちが追いつめられている。(内藤尚志、塩原賢)」
 「整骨院で保険がきくのは、治療にあたる柔道整復師に医療費(健康保険)の請求が認められているからだ。ただし対象は、骨折、脱臼、ねんざ、打撲、肉離れの五つのケガの治療のみ。単なる肩こりや腰痛のマッサージで保険がきいたなら、ケガの治療と偽って保険請求された可能性が高い。社会問題化している『整骨院の不正請求』だ。」
 「『整体』や『カイロ』はべつもので、国家資格ではない。『クイックマッサージ』『リフレクソロジー』は、国家資格ではなく、開業者数は不明、『タイ式』『足裏』など、さまざまな種類があるが、いずれも法律の定義はない。人体に害を及ぼす恐れがあると見なされれば『無免許マッサージ』として警察の取り締まりの対象になる」
 「法律によると、医師以外でマッサージを商売にできるのは、あん摩マッサージ指圧師だけだ。」ということである。ところで皆さんは、このようなこと知っていましたか?