カテゴリ:座骨神経痛( 6 )

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029.gif 鍼治療で座骨神経痛を治せば、真夜中の「こむら返し」の恐怖はなくなる

夜中に「こむら返し」がおこって、脚の筋肉が引きつった経験がある人ならわかると思います。痛くてどうしていいのかわからないくらいおそろしい痛みです。ましてや真夜中の熟睡している時に、突然、脚が引きつるのでたまりません。でもこれにはちゃんとした訳があるのです。

脚の筋肉が引きつるといいましたが、じゃあ脚のどこの筋肉かわかりますか?実は引きつる場所は決まっています。膝から下の筋肉。「こむら」と呼ばれている筋肉です。筋肉名でいえば、腓腹筋(ひふくきん)、ヒラメ筋、後脛筋(こうけいこつきん)と呼ばれる3つの筋肉です。「筋肉が引きつる」といわれる症状は、自分の意志とは関係なく、勝手に筋肉の収縮がおこなわれることです。しかも猛烈な痛みをともなうわけですから。筋肉の強縮と呼ばれるような状態をいいます。

普通は、筋肉というものは、随意筋(ずいいきん)といわれていて、人の意志によって、収縮や伸展が行なわれるものです。じゃあなぜこのように、寝ている時に勝手に脚が引きつったのかといえば、神経自体が、痛んでいると、それに支配されている筋肉は、すべて自分の意志に関わらず。筋肉が拘縮(こうしゅく)してしまうという現象が起こるのです。

「こむら返し」という症状は、座骨神経痛という神経の痛みから、夜中に前記の3つの筋肉が突然、勝手に強縮することを言います。じゃあそれを止めるには、いくつか方法はありますが、寝ている時も、かかりそうになる直前に、必ず1〜2秒の間がありますので、その瞬間に、かかりそうな側の膝関節をのばし、同時に足関節をかかとを突き出すような感じで、屈曲させるのです。これが、訓練で一瞬のうちに実行できれば、こむら返しの痛みや恐怖から、逃れることができます。わたしはこれで、何度も急場をしのいできましたし。スポーツジムで、何人かのこむら返しにあった人を助けてあげることができました。

でも、これは、急場をしのぐための対処法に過ぎません。一番いいのは、こむら返しが起こらないように原因である「座骨神経痛」を治療することが、一番の対策になるはずです。じゃあ座骨神経痛は、どうして起こるかといえば、これはあくまでも腰痛が原因です。腰痛が、慢性化したり、重症化することで座骨神経痛が起こります。

ですから、こむら返しが怖いという方は、この際、徹底的に腰痛や座骨神経痛を治療しておくことが何より大切な対策といえるのではないでしょうか?そのためにも鍼治療は、薬に頼らない、自分自身の治癒力を引き出す最高の治療法だとお伝えしておきますね。
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029.gif 素人でも見つけられる座骨神経痛の見方
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長年、指圧鍼灸の臨床をやってくると、患者さんに対する身体の見方というものがうまれてきます。治療者というのは、まるで職業病ですね。瞬時に人の身体をみては、症状を見つけ出すことができます。

実は、初診の患者さんは、必ず「予診表」に、氏名や生年月日に始まり、いろんな必要な情報の他に、気になっている症状などを書いてもらっています。ところが、患者さんによっては、書いてくださる患者さんと、そうではない患者さんもいます。また、仮に書いていただいても、お話を伺っても、こちらが、聞きたい情報は、あまり聞き出せないことが多いです。

ところが、身体から発する情報は、すごいもので、あまり口から情報をいただけなかった患者さんでも、視診・触診・問診などを少しやっただけで、治療に必要な最低限度の情報は得られてしまうものなんです。ところでこの患者さんは、首肩の凝り、腕や指などのシビレは訴えていましたが、腰痛や座骨神経痛、大腿神経痛などあること自体、自覚症状がなく、ご自身もさほど気に留められている様子はありませんでした。

ところが、この患者さんは、予診の段階から、両側に大腿神経痛や座骨神経痛、それに三叉神経痛があることが分かりました。今日は、ブログのタイトルどおり、冒頭の写真から「素人でも見つけられる座骨神経痛の見方」を教えさせていただきます。

この患者さんの足部に注目してください。足部の甲の部分が上がっていて、ベッドにぴたっと降りていないことがお分かりでしょうか。普通なら、仰向けでうつぶせの状態になった時には、いくら足首が硬いからといっても、普通は、その足部の足首の甲の部分は、もっと力が抜けて、ぴったりとベッドのシーツにくっついた状態になるはずなんです。

じゃあどうして、この患者さんは、ベッドに足部の甲がつかないのでしょうか。それは、下半身全体に、最低でも腰痛や座骨神経痛があるからなのです。特に、座骨神経は、人間の身体の中で一番長い神経で、お尻から始まり足底まできます。足の70%くらいの筋肉を支配しているのです。だから、当然、この膝から下の筋肉は、(後脛骨筋・ヒラメ筋・腓腹筋など)の筋肉は、神経痛がない限り、このような筋肉の拘縮はみられないので、スネの部分から足首にかけて、このようなアーチ状の隙間はできないはずなんです。

もしご自分も、気になるようでしたら、ベッドか畳の上で、身体をうつ伏せにして寝てみてください。アキレス腱が楽に収縮して、膝から下の足部の甲が、ぴったりと、ベッドや畳にくっつくようであれば、あなたは、座骨神経痛の心配はなさそうです。どうぞご安心ください。
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029.gifお年寄りが、つまずいたり転びやすくなるのは、座骨神経痛があるからです

お年寄りの先輩方が、階段やちょっとした段差につまづいてしまったり、転んだりしてしまうのは、「座骨神経痛」があるからです。そういうわたしも、バカみたいに、よくつまづきます。よく転びます。だから、人ごとではありません。笑いごとではないのです。どうしてかなって、考えてみたのですが、やっぱり考えられるのは、この「座骨神経痛」があるからなんですね。

ところで、「座骨神経」は、人間の身体の中で一番長い神経だってご存知でしたか?腰椎という腰の骨は、椎骨といって、ひとつひとつが、独立した小さな骨のあつまりなんです。全部で5つあるのですが、その椎骨と椎骨の間から、「腰神経叢(ようしんけいそう)」といって、草むらのように、いっぱい神経が出ているところがあります。その神経が、仙骨のあたりで長いひとつの神経の束になったのが、「座骨神経」というのです。オシリの座骨という骨から、足底まで伸びている大変長い神経なのです。

ですから、その長い神経は、足の筋肉の70%くらいを支配しているのです。特に太ももの裏の「大腿二頭筋」や膝から下の下腿(かたい)の筋肉。「前脛骨筋」「後脛骨筋」や「ヒラメ筋」「腓腹筋」などの筋肉などです。座骨神経が、何らかの理由で痛んでしまうと、その神経が支配している筋肉が、すべて拘縮といって、収縮したまま、伸びにくくなってしまうのです。だから、座骨神経痛になってしまうと、どうしてもおかしな歩き方になってしまうんですね。

座骨神経痛は、腰痛から始まります。腰痛が慢性化したり、重症化すると、神経痛になってしまうのです。とにかく人間の身体の中で最も長い神経ですから、股関節や膝関節や足関節と3つもの関節をまたいでいます。だから、どの神経よりも曲げ伸ばしに耐えなければならないという点からしても痛みやすい神経であるといえます。

とくに「前脛骨筋」といって、スネの筋肉は、足部を持ち上げたりするはたらきがあるので、この筋肉がしっかり働いてくれないと、つまづく原因になるのです。わたしもそうですが、お年寄りの先輩方の話を聞いていると、「自分では、足をあげているつもりなんだけど、思う程上がっていなくて、つまづいたり、転んだりしてしまう」というのは、明らかに座骨神経の働きが、鈍くなっている証拠なのです。

こうして理由はわかっても、気持ち的には晴れない気分でしょう。でも、そんなに心配しないでくださいね。座骨神経痛というのは、治らない病気ではありません。むしろ指圧鍼灸の治療では、得意分野なのです。そこさえしっかり治療しておけば、もうつまづいたり、転んだりする心配はなくなります。いままで、加齢による座骨神経痛の治療で治らない患者さんはいませんから、どうぞ安心してくださいね。
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029.gif老化は下半身からというけれど

よく「老化は下半身からというけれど」確かに、それはあたっていると思う。わたしは温泉が大好きなので、暇を見つけては、近くの日帰り温泉によく出かける。行けば、職業柄、「健康観察」は、自然にいつも普通にやってしまう。「この方は、姿勢が悪いな。歩き方が、おかしいな」そういうことは日常茶飯事のように行なってしまう。

今日も、温泉客の動作を見ては、やっぱり「老化は下半身から」という言葉を思い出した。確かに、マトを得ている言葉だと思う。本当に温泉にくるシルバーエイジのお客さんは、下半身が実に、動きが悪い。硬さが非常に目立つ。これは、実は、神経痛があるからなのである。

大概の歩き方がおかしい場合は、腰痛や脊柱管狭窄症など何らかの理由で腰を痛めており、座骨神経痛か大腿神経痛が見られる。足を引きずるような形で歩く場合は、座骨神経痛。膝がいかにも辛そうな場合は、大腿神経痛であることが多い。こんなふうに姿勢や歩き方など見れば、大体の身体の症状や、どこが痛いのかが、いやが上でも自然に見えてくる。

ところで「座骨神経痛」という響きは、何か年寄りくさいような響きがあるらしい。治療院に見える20代くらいの若い患者さんも、実はこの「座骨神経痛」の症状を持っていることも多いので、痛みの原因は「座骨神経痛ですね」と教えてあげると、「ええ、座骨神経痛ですか?」と返される。

若い患者さんからすると、なぜか、「座骨神経痛は老化を連想するらしいのだ」確かに、そういわれれば、わたしも若いころは、そんなふうに感じていたかもしれない。でも、治療家になった今、腰痛が慢性化すると、神経の痛みとなって、神経痛が生じることがわかっている。だから、決して、「老化は下半身からというけれど」必ずしも、「座骨神経痛」が老化だとは言えない。

だが、もし正確に言うなら、「老化は、若いときから始まっている」ただ人はそれに気づくかどうかである。シルバーエイジも自分が「座骨神経痛」になりたくてなるわけではない。でも、一方では、老化は、また、下半身に表れやすいことは確かなので、ふだんから、自分の姿勢や歩き方には、気をつけてみるようにしたいものだ。

また、いくら若いからといって、自分の身体や健康に過信するのはよくない。老化は若いころから始まっているという事実を受け止め。普段から健康には気を配り、若いころから、悪いところがあれば、しっかり治すようにしていかないと老後は厳しい病気との闘いになることを覚悟すべきである。
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029.gif夜中にふくらはぎがつるのは座骨神経痛からです

夜中にふくらはぎがつってしまうと痛いですよね。あの痛さときたら、経験した人しかわからないかもしれません。またそれが、癖になってしまって、何度も夜中に起ることがあるんです。それって一体何が原因かわかりますか?実は、「座骨神経痛」なんですよ。

筋肉がつるという現象は、わたしも経験してわかったのですが、あれは筋肉の「強縮(きょうしゅく)」なんです。つまり、筋肉が一時的に強く収縮して、そのままの状態でもとにもだらない。それってつらいですよ。普通運動器系の筋肉は、随意筋肉といって、自分でコントロールできるものなんですが、それが、勝手に強縮してしまうんですから、とてもつらいし、痛いんですよ。

じゃあなぜこういうことが起るかというと、実は腰痛から始まり、座骨神経痛を起こしているからなのです。このような筋肉のコリや異状などは、すべて神経からくることが多いのです。つまり、筋肉を支配しているのは神経なのです。だから、筋肉の異状は、神経が痛んでいるせいなのです。

ちなみに、ふくらはぎの筋肉は、後脛骨筋・ヒラメ筋・腓腹筋という三枚の筋肉です。ですからこれらの筋肉がつったりして強縮したときは、座骨神経痛なんだなって、思ってくれて間違いないのです。でもこわがることなんて何もありません。座骨神経痛が治療できる治療院にいけばいいだけのことですから。その選択を間違えなければ、大丈夫です。
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 座骨神経痛がある人から見ると、座骨神経痛のつらさを知らない人は、それだけでも幸せな人生をおくっているといえる。あの例えようもない痛み、つらさ、不快感さは、どう表現したらいいだろうか?「腰痛というより、明らかに臀部から下肢にかけて痛みがある。それも、どこがと聞かれると、範囲が広くて、しかも深部に痛みがあり、どこがとは言いづらい。また、腰も膝も固まったような感じで、自分でも伸びていないことがわかる。歩き方も明らかに変だ。無理をすると必ずおこる痛み。痛みだすとなかなか治らない。寝ていてもつらいし、起きようと思うと、起きる時にまた痛む。起きるのにもまた一苦労である。このつらさを一生抱えていくのかと思うと、なお一層不安になる」。座骨神経痛の人の気持を代弁するとこんな具合ではなかろうか?なんでこんなによくわかるのかといえば、そういう私も、昔からの座骨神経痛だからである。だから、患者さんがどこが痛いのか?なぜ痛いのか?どうしたら、痛くなくなるのか?を専門学校の時代から、よく研究してきた。その成果は、患者さんを見ていると、自分なりに評価できると思っている。座骨神経痛は、治らないというのは、世間一般の通説のようだが、何回か治療の機会さえいただければ、よくなって頂けるような気がする。腰痛より重症な座骨神経痛。しかし、治療のポイントさえ外さなければ、克服できると信じている。

 ではどうして座骨神経痛がおこるのか説明してみたいと思う。人間の体の中で最も長い神経は、この座骨神経である。どのくらいの長さかというと、腰の腰椎からでて大腿部を通って、膝をすぎて足関節までだから、人の身長の半分以上だろうか。実はこの長さが、問題になりやすい。つまり、長過ぎるということは、痛めやすいということが言える。そもそも、腰椎から腰神経叢の中の一つとして出てきた場所がいけない。鍼灸マッサージ師らしく正確に言うと、5つある腰椎の第4・5番目から、尾骨のある仙骨の第1・2・3番目まで、この辺りから神経が出ている。ところが、そこは、腸腰筋をはじめとして腰を支えている筋肉のあるところ。腰痛で筋肉が硬結していると神経は、それによって圧迫されることになる。それから、更に、座骨神経は、骨盤の仙骨を出てくる時に、梨状筋というお尻の筋肉の下を通ってくる。そのとき、腰痛により、お尻の筋肉が硬結していると、ここでも圧迫を受ける。神経にしてみれば、圧迫され、挟みつけられ大変につらい状態になるわけである。神経が痛めば、当然、その神経の支配を受けている筋肉も痛む。両方の問題が生じるわけである。これが簡単に言うと座骨神経痛である。
 次にどこが痛むか?まず腰部。座骨神経痛の患者さんは、ほとんど例外なく腰痛から始まっている。ところが、座骨神経痛は、梨状筋症候群といわれるくらい、梨状筋での圧迫による症状が強い。そこで、腰痛の痛みが麻痺してしまっているのである。あるいは、腰痛歴が長くて腰痛が常習化しているとも言える。しかし、腰部の治療をやっていくと、大変硬いので腰痛も初めて、その時に自覚される患者さんが多い。それから、梨状筋をはじめとする全ての臀筋、特に中臀筋あたりは、硬結が目立つ。また、座骨神経痛といわれるだけあって、座骨の周辺を押さえると、それだけで、衝撃が走ることがある。それから、座骨神経の走行にたどっていくと、さあ下肢はどの筋肉を痛めているかというと、これがまたすごい広範囲に及ぶ。太ももの裏の筋肉。ハムストリングと呼ばれるところ、大腿二頭筋、半腱様筋、半膜様筋の3つの筋肉。それから、フクロハギの筋肉。特に重要な、ヒラメ筋、腓腹筋、後脛骨筋など。そして、スネのすぐ横にある前脛骨筋。といった筋肉に痛みや、筋肉の硬縮といった症状が現れるのである。

 座骨神経痛の患者さんは、治療前の検診で一目してわかる。ベットに仰向けで寝てもらった時に、膝が伸びず浮いているからである。これは、膝を境に太股の裏の筋肉と、フクロハギの筋肉が、収縮したままの状態で硬縮している証拠である。したがってこれをよくほぐし筋の収縮を弛緩させる必要がある。治療原則の「上から下へ」を忘れないように腰の筋肉を治療する。場合によっては、背中が硬ければ、脊柱にそって脊柱起立筋を緩める必要があるかもしれない。そして、腰部が緩んだら次は臀部。太腿の裏、フクロハギといった順に丁寧に治療していく。人によりやり方は様々であるが、私の場合は、患者さんに横臥位(横向きに寝る姿勢)、伏臥位(うつ伏せの姿勢)、行臥位(仰向けの姿勢)になって頂く。そして、自分がやりやすいように、それぞれの部位の筋肉を治療していくのである。これ以上のことは、専門的すぎて、治療者でないとわかりづらいので省略するが、決して、座骨神経痛を諦めてはいけない。そして、もう一ついえることは、座骨神経痛の専門は、整形外科でもなければ、整骨院でもない。治療院に見える患者さんの多くは、既に病院の整形外科を受診済みである。そこでは、痛み止めと湿布薬を何日か分だされ終わりである。これでは、治療とは言えない。医者曰く「もしそれでもダメなら、手術しましょうか?」ということになる。残念ながら、治療という、過程が、完全に欠けているのである。私の治療院でなくてもかまわないが、座骨神経痛でお困りの方は、是非、鍼灸マッサージ師の行う治療院に来院されることをお勧めしたい。本来なら、鍼灸マッサージ師の専門の治療分野である。
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