カテゴリ:トランポウォーク( 4 )

029.gif 雨の日の治療室は、トランポウオーク教室に早変わり

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 わたしたちは、毎週火曜日に伊太和里の湯で寺田先生と北川先生の指導のもと、トランポウオークに励んでいます。ストレッチ体操に始まって、筋トレ・脳トレ・エアロビクスと非常にバランスのいい運動でこころもからだも汗をかきながらリフレッシュしています。この教室にくると1週間の疲れが吹き飛んでしまいます。それに、指導者の北川先生の話が面白いことといったら、もうたまりません。いつもおなかを抱えて笑ってしまいます。いつか北川先生ともお話ししましたが、この笑いが、わたしたちの生命の維持に大変重要な脳幹の働きを、活性化しているのです。だから、汗をかきながら運動しているだけでも、脳幹の働きは良くなるのですが、笑いながらとなると、最高に脳幹は100%活性化されることになるのです。

 ただひとつ、欠点があります。それは、せっかくいい運動を教えてもらっているのですが、これが、なかなか継続できません。寺田先生と北川先生のコンビの指導があまりに、楽しすぎて、自分でやってみようという気になかなかなれません。北川先生は、短時間で簡単にできるセット運動を教えてくれたのですが、それすらもやれてないというのが現状です。人間は本当に怠け者でどうしようもありません。毎日といわれると、「そうか休みなしだな」って思ってしまうのです。ところがこの前の教室で、「週に3日でいいから」といわれると、「それならできるかもしれない」というように、気持ちが変わるのです。

 そんなわけで、今日は朝から雨が降っています。いつもなら散歩の時間ですが、今日は外で歩けません。それなら、散歩のかわりに「トランポウオークでもやってみるか」という気になったのです。ちょっと治療ベットを動かして、簡単にミニトランポリンを置くスペースを作りました。これで、治療室が、トランポウオーク教室に早変わりです。なぜ治療室かといいますと、治療室にわが家のオーディオ設備があるからです。トランポウオーク運動は、ミニトランポリンという器具が必須アイテムですが、もうひとつ欠かせないのは、125テンポの乗りのいい音楽が必要なのです。これさえあれば、どんなに怠け者のわたしでも20分間くらいは、なんとか有酸素運動を続けられます。写真は、ヒラリーさんのトランポウオークする後ろ姿です。脚もあがって腕もしっかり振れています。写真ではお伝えすることができませんが、さらにもっと面白かったのは、「ハイ、背筋を伸ばして、1・2、1・2……フッフ」って北川先生の口調そっくりに、号令をかけながらやっていました。そばで見ているわたしは、本当におかしくって、おかしくて、思わず吹き出してしまいました。
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☆私が指導を受けているトランポウオーク教室の練習風景。
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☆トランポウオークの後、バランスボールを使ってストレッチ体操を行っている。
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 島田市では、この夏、頻繁にトランポウオークの教室が、あちらこちらで開かれるようになった。誰もが楽しめて、健康を維持できる運動。これが生涯スポーツの条件である。そういう意味では、このトランポウオークは、これからも健康づくりに取り入れていきたい運動のひとつといえる。私が一番に、このトランポウオークを始めた動悸は、姿勢の矯正に役立つのではないかと考えたからである。一口に姿勢を正しくというが、これは、そんなにたやすいことではない。一時的なら誰でも姿勢を正すことはできるが、いつも正しい姿勢を維持することは、とても困難なことである。考えようによっては、「ダイエット」と同じくらいに難しいことかもしれない。というのは、一時的な問題ではないから楽な方に流されてしまうからである。継続してはじめて意味があること。それが、わかっていながらなかなかできない。

 少し人間の身体を解剖学的に見ていくことにする。人体を支える背骨のことを「脊柱」という。この脊柱は、1本の骨ではなく、24個の椎骨という骨で構成されている。パートでいえば、首の部分は、頸椎という7個の骨。胸の部分は、胸椎という12個の骨。そして、腰の部分は、腰椎という5個の骨ということで、全部で24個の椎骨で構成される。そのために、屈曲、伸展、回旋、といった運動が可能になるのである。また、正しい姿勢ということでいえば、それらの椎骨は、まっすぐであってはいけない。前に反ることを前湾(ぜんわん)といい、後ろにそることを後湾(こうわん)という。今借りに、まっすぐ立った人間の身体を、真横から見るとする。そうすると、正しい脊柱は、頸椎は前湾、胸椎は後湾、腰椎は前湾していなければならない。だから、正しい姿勢は、ゆるやかなS字のカーブを描いているといわれるのである。

 ところが、よく腰が曲がった高齢者の身体を見ると、身体がくの字に曲がっており、正確なS字形は、原形をとどめていない。多くは、腰椎は逆の後湾といって腰部が、完全に変形してしまっている。また、若い人でもよく見かけるのが、腰椎の後湾まではいかないが、真っすぐになってしまっており、前湾が見られないために、腰のそりがない。たとえは悪いが、へっぴり腰のような感じの人が、よく見られる。また、私などは、職業柄、人の姿勢を観察するのが、習慣になっているので、左右差をよく見つける。人の身体を正面や背後から見たとき、右上がりか、左上がりかをすぐに見つけてしまう。それによって、肩はどちらが凝っているのか、また、腰はどちらを痛めているのかを見分ける目安にしている。ということは、ただ単に骨の構成の問題ではなく、筋肉の拘縮や疼痛などの厄介な問題が、そこにあることがわかる。もし、姿勢の矯正に、筋肉や神経による疾病や損傷の問題がある以上、いつまでも姿勢を正しく矯正することはできない。だからこの場合は、私たちのような鍼灸マッサージ師による治療を受けながら同時進行でトランポウオークを行うことをお勧めする。

 それにしても、私自身トランポウオークを始めるようになって、姿勢がよくなっていることは事実である。ミニトランポリンの上で歩くということは、バランスがとても大切になってくる。もし試しに重心やバランスを意識しないで勝手に歩こうとでもするなら、たちまち、直径90センチにも満たないミニトランポリンからはじき出されてしまうことになるだろう。そこがこのトランポウオークの面白さであり、同時にすごさである。ただ、リズムに乗って歩くだけではなく、重心やバランスを意識して歩くから姿勢が矯正されてくるのである。人は、静止している時には、正しい姿勢をとることは容易い。ところがそれが、動いている時には、なかなか上手くゆかないものである。だからこそ、指導者の指示で、ミニトランポリンの上で、腕や手をあげたり、足を前後させたり、難しい動きを要求されて、あえてバランスを崩しやすいような動きを取り入れることで、更にバランス感覚が身に付く。そこに、みんなで楽しみながらやるトランポリン教室の真価がある。

 特に私が通っているトランポウオークの教室は、指導されている先生が素晴らしい。有酸素運動のトランポウオークの前と後ろに静止運動であるストレッチ体操を充分に取り入れてくれている。そのために姿勢の矯正に大切な、筋肉の「柔軟さ」を考えてくれているので、更に効果が高められている。トランポウオークは、それだけで充分に姿勢の矯正に役立つ運動であることは、いうまでもない。しかし、ストレッチ体操を組み入れることで、更に完璧な姿勢の矯正を実現することができる。これは、健常者にとっては、更なる健康の増進に繋がる。しかし、それだけではなく、やり方次第では、腰痛や膝痛。椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、変形性関節炎などの疾患を抱えた人にも、再生に向けて、充分な治療効果を高める運動である。トランポウオークは、そういう素晴らしい可能性を秘めた運動であると私は見ている。
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 島田市の伊太和里の湯で行われているトランポウオークの教室も早いものでもう3ヶ月も過ぎようとしている。教室が始まった4月当初は、生徒数も私たちを含めて6人だったのが、今ではもう20人の定員の枠も軽くいっぱいになってしまった。毎週火曜日になると、お年寄りから若い女性まで、伊太の緑に囲まれた素晴らしい自然環境の中で、元気にさわやかな汗をかいている。以前にもこの「トランポウオーク」について紹介させてもらったが、今回は、鍼灸マッサージ師としての視点から、この「トランポウオークの効果」についてレポートさせていただこうかと思っている。

 4月の教室が開講された時、導入として指導員の北川先生は、ご自分のひざの手術痕を見せてくれた。それは、私にとってとても強い印象的として記憶に残った。先生は、ひざを痛めて、内外側側副靭帯を手術されたようである。そして、それをかばうようにしていたら、今度は反対側の半月板を痛めてしまい結局両足を手術されることになってしまったらしい。その時出会ったのが、このトランポリンウオーク。リハビリのつもりでやっていたトランポウオークが、見事に先生の膝と身体を再生してくれた。そのトランポウオークの効果を、実体験された先生は、「これだ!」ということで、トランポウオークの指導者として島田市にトランポウオーク教室を始められる決意をされたらしい。

 それは、鍼灸マッサージ師として大変興味のあるお話であった。第一、スポーツをやっていた方が、膝を痛めるということは、致命的な打撃である。それを機会に、スポーツの世界から身を引いてしまうというのが、ほとんどおきまりのコース。それを、また、新たに出会ったスポーツで見事に再生し、カムバックするなんて、本当に素晴らしい話である。とにかく膝という場所は、人のカラダの体重のほとんどがかかる場所、それを支えるだけでもいっぱいいっぱいである。なのに、それをスポーツで再生できるということは、スポーツや医療の世界に携わる人間にとってまさに奇跡に近いことであるからだ。私は、指導者の北川先生とその「トランポウオーク」に、医療という少しマニアックな世界で興味を感じた。

 私たちと、このミニトランポリンとの出会いは、妻のヒラリーさんの直感によるものである。とにかく女性という生き物は、直感に優れている。「私このミニトランポリンが欲しい」のひとことで、この「トランポウオーク教室」が始まる前に、もうわが家には、ミニトランポリンが購入されていた。ヒラリーは、教室が始まる前から、もう既に「トランポウオーク教室」なるものを頭に描いていたらしい。ところが、私は実は、「トランポウオーク」を始めた当初は、すごい勘違いをしていた。トランポリンといえば、あの飛び跳ねてピョンピョンする。トランポリン体操を想像していた。だから、家でもピョンピョン飛び跳ねて遊んでいたのだ。ところが、この「トランポウオーク教室」が始まると、先生から「頭は、上下に揺れないイチニ、イチニ」なんて、かけ声が聞こえてくる。トランポリンといったらピョンピョン跳ねるものだとばかり、思っていた私はそこで大きな思い違いを知ることになる。

 そう「トラッポウオーク」というのは、ミニトランポリンの上を歩いているのだが、ほとんど上下移動をしない。だから先生達の言うように頭は、ほとんど上下の動きはない。指導される北川先生も寺田先生もトランポウオーク中は、まったく頭のラインは上下しないで何時も一定の高さにとどまっている。それは本当に見事である。ということは、ミニトランポリンの働きは、カラダを押し上げることではなくて、カラダの体重を吸収することに働いているらしい。だから、足の筋力は使っても、膝の半月板には、負担がかからない。カラダの体重を支えている半月板にとってこんなにやさしい運動はないわけである。だから、北川先生は、膝を痛めることなく、リハビリのために膝の筋力を鍛え、膝を痛めることなく再生できたわけである。

 これは、スポーツの世界では、とてもまれなケースといっていい。私は、更年期を過ぎたお年の高齢者の方には、たとえジョギング程度でも「走る」ことを勧めない。スポーツは、カラダの機能を向上させるが、一方では、カラダの故障やケガを生み出す原因にもなる。いわば「諸刃の嶮」である。ましてや、陸上競技の経験がない人が、高齢になって走った場合は、100%間違いなく足、腰、膝のいずれかに故障を生じる。だから、「歩く」のはいいが、「走る」ことは、絶対にやめて欲しい。ところが、安全であると思われている「ウオーキング」も実は、多くのカラダの故障につながっていることが多い。「歩き方」というのも「走り方」と同様に難しい。健康のために「ウオーキング」を始められた方でも「歩き方」が悪かったり、シューズ選びが悪いためにいろんな故障が起きているのが実情である。

 ところが、この「トランポウオーク」には、マイナスの要素が見当たらない。体重の衝撃の70〜80%の衝撃をミニトランポリンが吸収してくれるから、半月板の故障はない。それに、「トランポウオーク」の基本は、あくまでも姿勢を正しく。まっすぐに、体重移動も上下に「イチニ、イチニ」とやっていくわけだから、ひねったりして靭帯を痛めることがない。もしこの「トランポウオーク」で姿勢が、悪かったり、正しく重心の上下運動が行われていない場合は、前か後ろ、右か左につんのめってミニトランポリンから、はじき出されてしまうことになる。だから、姿勢もよくなるし、カラダが、自然に正しい重心移動を覚えさせてくれることになる。

 私は、「トランポリン教室」が始まって2回目、ピョンピョン跳ねながら歩いているのを見つかって、指導員の寺田先生から、「かかと、かかと」と体重が、足のそこに均等にかかるように注意してもらい、初めて頭が上下に動かない「トランポウオーク」を身に付けることができた。それ以来、20分の「ウオーキング」は、筋力をしっかり使う有酸素運動となり、汗をびっしょりかく。とてもいい運動になった。安全で、心肺機能や筋力を高めてくれる運動、それがこの「トランポウオーク」である。本当に、この「トランポウオーク」は、底が深い。「トランポウオークの効果」は、とても簡単に言い表せるものではない。また機会があれば、次回は、「トランポウオークの効果」の第2弾として「姿勢の矯正」についいて述べてみたい。


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これは、ヒラリーさんが部屋の中で「トランポウオーク」をしているところです。足しか映っていませんが、感じがわかるでしょうか。私たちは、今週からこのトランポウオークを始めました。週に一回、毎週火曜日に島田市の田代の郷温泉伊太和里の湯、多目的ルームでやっています。こんな感じで手軽に家でもできるスポーツです。今日は、島田市スポーツ課「トランポウオーク教室」で配られたチラシをもとに、「トランポウオーク」を紹介します。
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☆どんな用具を使うの?

 直径86センチ、高さ20センチ、おもさ6・5キログラムの「ジョグ」と呼ばれる円形のトランポリンを使います。ジョグの中心では、体重の70〜80%が吸収されるため、足腰に無理なく運動することができます。購入したい方は、スポーツ点で購入することができます。

☆どんな効果があるの?

1、バランスの向上……………
 ・不安定なジョグの上でウオークすることで、自然と身体がバランスをとります。

2、筋力アップ、転倒予防……
 ・ひざの上下運動や、正しい姿勢を維持することで、足・腰・腹・背中などの筋肉を使います。

3、姿勢の改善…………………
 ・不安定なジョグの上でウオークすることにより、正しい姿勢に必要な筋力が、無意識のうちに鍛えられます。体重の70〜80%がジョグに吸収されているので、無理なく正しい姿勢を取ることができます。

4、メタボリックの改善………
 ・トレーニング心拍数でウオークを続けることで、脂肪が燃焼されます。20分のトランポウオークが1時間の陸上ウオーキングに相当します。

5、腰痛・肩こりの改善………
 ・日常生活での姿勢の歪みからくる腰痛は、正しい姿勢を身に付けることで改善されます。肩こりは、肩甲骨を動かしてウオークすることで、骨格と筋肉のバランスがよくなり改善効果が期待されます。

6、運動の楽しさを実感………
 ・ウオークを維持することで、脳下垂体からエンドルフィンというホルモンが分泌され、爽快感を感じることが出来ます。

※これ以外にも、このジョグの上に乗って準備運動として、入念にストレッチで身体をほぐします。20分は、ウオークしますが、教室では先生が楽しい方なのであっという間に終わりってしまいます。また、家でやる場合は、ヒラリーさんは、軽快な音楽をかけてやっています。とても楽しそうです。本当に散歩より簡単で、カロリーは、20分トランポウオークやれば、50分散歩したのと同じカロリーを消費できるそうです。楽しいので、これならやってみたくなりますよ。おススメです!!

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