カテゴリ:健康相談( 8 )

029.gif よく「こぐら返し」がおこるのはなぜですか?

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今日治療していて、ある患者さんから質問を受けました。確かに、夜、寝ている時に、急に足のふくらはぎの部分が、つってしまうことがあります。こういうのを「こぐら返し」と言っていると思うのですが、それには理由があります。たぶん、それがおこるのは、多くの方は、右か左か、わかりませんがいつも決まった足に、おこっている現象ではありませんか?実はそれには、原因があります。

「座骨神経痛(ざこつしんけいつう)」があるからです。座骨神経というのは、人間の体の中でも最も長い神経です。したがって、足の多くの筋肉を支配しています。わたしが、ざっと見たところ70%くらいの筋肉が、「座骨神経が支配している」と言っていいかもしれません。特に膝から下のふくらはぎの筋肉(後脛骨筋・ヒラメ筋・ひふく筋)は、ほとんど、座骨神経の支配なのです。だから、神経が痛んでいると、このように筋肉に、異状な、筋肉の拘縮(こうしゅく)がおこるのです。それが、「こぐら返し」です。

では、なぜ座骨神経痛が起きたのか、簡単にご説明します。座骨神経痛が起きた原因は、実は「腰痛」からです。何でもそうですが、はじめは「首こり肩こり腰痛」からはじまるのです。それが、慢性化、長期化、重症化してくると、だんだん痛む範囲が、広がってくるのです。ですから、座骨神経痛も、お尻が痛むくらいのみなら、まだ、軽症で、膝の上の部分が痛んだり、膝から下のふくらはぎの部分がいたくなってくるようですと、ちょっと重症かなという気がします。

でも心配しないでください。ちゃんと指圧鍼灸などの治療をやってくれる治療院へ行けば治してくれますから、安心して治療を受けてください。どうしてもよくならないというようであれば、「八倉治療院」へ電話をしてください。
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029.gif肩こり腰痛は左右の脚の長さを変えてしまう
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 治療には身体観察は欠かせません。治療院に見える患者さんは、ほぼ100%、身体に肩こり腰痛を持っています。程度の差こそあれ、偏頭痛、更年期、生理不順、自律神経失調、うつ病、メニエール病など異なる病気や症状を持った患者さんですが、全て共通して言えることは、どなたも「肩こり腰痛」があることです。ほぼ100%と言えるのは、今まで肩こり腰痛のない患者さんを見たことがないからです。

 そこでわたしが立てた大胆な仮説ですが、「全ての病気や症状は、肩こり腰痛から始まる」というのは、そんなに間違ってはいないような気がするのです。だとしたら、「肩こり腰痛は、身体がわたしたちに伝えようとしている、メッセージである」というふうには考えられませんか?わたしは、ただの指圧鍼灸師ですが、いつもこのように考えているんです。わたしたち一人一人の身体には、神様が付いていて、わたしたちを見守ってくれているような気がするんです。そして、わたしたちが気づかないでいても、いつも「気づきのためのメッセージ」を送っているような気がします。ただ、そのメッセージは、わたしたちが使っているような言語のようなものではなくて、「痛み」や「つらさ」のようなもので、伝えているのです。そうそれが、人類の共通言語「肩こり腰痛」なのです。

 ですから、わたしはどの程度のものであろうと「肩こり腰痛」は、バカにしないで、絶対に見落としのないようにしようと思っているんです。まずは、患者さんが、来られた時に、姿勢を見るんです。両肩が前に出て、前屈みになっていたり、猫背だったりすれば、もうこれはほぼ間違いありません。そういう場合は、治療ベッドに仰向けになってもらえばすぐにわかります。両肩が浮き上がっていてベットに付かないのであれば、間違いなく肩こりがあるということです。特に患者さんの多くは右肩が高く上がっている場合が多いですが、これは右肩が特に凝っているという証拠です。

 そして、立ったままの姿勢で、右肩あるいは左肩のどちらかが上がっている場合は、重心がずれいていることが考えられます。そこで、ベッドに寝てもらって、脚の長さを比べてみる必要があります。正確に比べたいので、患者さんに全身の力を抜いてもらいます。そうして、脱力してもらってから、両方の脚を均等に引っぱるようにして伸ばします。それから、患者さんの内くるぶしに自分の親指をあて、その高さ(長さ)のずれを確認するのです。ぴったり同じなら、高さは合うはずです。もし長さが違っていれば、親指の高さにずれが生じているはずです。ほとんどは、1センチから2センチくらいのずれはよく見られます。わたしがこれまで見た最高の長さのずれは5センチ以上という患者さんもいました。

 初診の新患さんですと3人に1人くらいが、この脚の長さの違っています。これは、患者さん自身では、自覚して発見することができないことですから、これは明らかに治療者に向けてのメッセージなのです。左右の脚の長さは、このようにわたしたちは解釈します。解剖学的に言って人間の脚の長さは同じです。ですから、正確に言うと脚の長さが違うのではなくて、骨盤の傾きが生じているということです。本来なら骨盤は左右が地面と平行に同じ傾きでなければなりません。しかし、背骨の頸椎や腰椎の椎骨に捻れが生じると、結果として骨盤の傾きが変わってくるのです。もし仮に左の脚が1センチ短いとしましょう。そうすると身体の重心は、いつも左足にかかることになるのです。

 ところが、人間の身体は、そのままの状態でいられるわけがありません。1センチも違いがあったら、かなり身体は傾きを感じるはずです。そこで、なんとか重心を中心に持ってこようとするために、どうするかと言えば、首と腰の筋肉を使って、修正をはかろうとするのです。そうですこれでわかっていただけたと思うのですが、首の筋肉も腰の筋肉も、バランスを調整するためにいつも筋肉を収縮して働くわけですから、首こり肩こりを生じてもおかしくないと言えるのです。これが「肩こり腰痛」がなぜ起るかのもうひとつの原因なのです。

 ではなぜ、椎骨がねじれたのかという疑問をもたれた方もいるかと思いますが、これは更に深い疑問になりますのでまた、別の機会に、お話ししたいと思います。ただ、ひとつだけみなさんに心に留めていただきたいことは、「肩こり腰痛」をバカにしてはいけないということです。肩こり腰痛はなぜ起るかと言えば、わたしたちに気づいてほしいメッセージがあるからです。そのことは実はとても重要なことで、ほっておけば、どうして気づかないのかということで、もっともっと、痛みやつらさは進行し、病気や重篤な症状へと発展する場合が多いからです。それだけは、頭のどこかに、忘れないでほしい重要なことです。
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029.gif患者さんが治療者を選ぶ時代がやってくる

 わたしが「肩こり腰痛神経痛相談」を始めようと思ったきっかけは、いまの「マッサージ」をめぐる業界が、あまりにも資格に対する規制が弱く、資格者と無資格者の境界がなく、野放し状態になっている現状があるからです。何も資格にこだわっているわけではありません。資格があっても、ないのと等しい「あん摩マッサージ指圧師」もひじょうに多いからです。ただそれを、わたしの目の前でやられると、放っておくわけにはいかなくなってしまいます。

 つい最近、いたわりの湯という市営の日帰り温泉に行ってきました。その時、ある整体の方が、デモンストレーションを行っていました。張り紙には、「15分500円で骨盤矯正を行います」という内容のものがありました。どうして行うのか、そばで少し見せてもらっていたのですが、本当に骨盤が傾いているのか?見ようともしないで、ただ背骨を触診しているだけなのです。「これはひどい!!」「患者さん」というより「お客さん」をうつぶせにさせておいて、足関節を回したり、背骨や腰部や臀部に圧力をかけているだけなのです。これは、わたしたちの目から見たら、「骨盤矯正」とは名ばかりで、まったく治療とはかけ離れたものでした。

 でもこれが世間では、よく言われている「整体による骨盤矯正」の実態なのではないでしょうか?せめて「矯正」というのなら、はじめと終わりにしっかり、骨盤が本当に傾いているのか?施術後には、本当に矯正されたのか?しっかり検査で確認すべきではないでしょうか。これでは、本当に公的な治療院として「治療」を行っているわたしたちの「指圧鍼灸」の看板にますます泥がぬられてしまうようなものです。本当のことをいますと、わたし自身は、資格有無の問題はどうでもよくなってきました。ただ、世間に有名無実の「偽(にせ)の治療」がはびこることは、どうしても、許すわけにはいかないのです。

 でも誰がその違いを見分けるかと言えば、やはり患者さん自身なのです。「人のからだは、そんなに容易く誰にも預けていいはずはありません。人のからだを預けるということは、生命(いのち)を預けるのと同じくらい意味のあること」なのです。いいか悪いか知りませんが、この業界は、「自由診療」です。保険ではなく自費で治療を受けるのですから、余程患者さんは、治療者を選ぶ時には、慎重にならなければならないと思います。もしわたしが、患者さんなら、自分のからだの状態について説明してもらい。納得のいく説明をもらえない以上、治療は受けられません。これからの時代は、治療者にとっては厳しい時代がやってきます。「患者さんが治療者を選ぶ」そういう時代がもうすぐそこまでやって来ているのです。

健康・医療
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029.gif無料「肩こり腰痛神経痛相談」受け付けをはじめます

 これほど世の中が便利になり、暮らしやすくなりましたが、人間のからだは昔のままです。ですから、普段、街を出歩いている時に、職業柄、いろんな身体の不自由な方を見かけてしまいます。それは、必ずしもお年寄りばかりではありません。指圧鍼灸師であるわたしたちは、まず何を診るかと言いますと、姿勢です。それから、歩き方、身体や動作の動き。それらを診て、瞬時にどこが悪いか判断します。クビの傾き、肩の傾き、骨盤の傾き、歩く足の動き、これだけ診ても、基本的な身体の状態がわかります。あえてこちらから声をおかけすることはありませんが、いつも、「このかたは、酷く状態が悪いが、どこか治療にいっているのだろうか?」心配になります。「でも、もし仮に治療にいっているとしても、その治療が上手くいっているとはいえないな?」と、やっぱり、そう思ってしまうことが多く。何かいい方法はないものかと考えることが多々あります。

 わたしは、昨年から「指圧鍼灸治療の八倉治療院の挑戦」ということで、どこにもないような治療院づくりを始めています。5つの星に掲げたスローガンは、そのひとつひとつの目標のようなものです。いくら腕を磨いて技術が向上したとしても、それだけではダメだと思います。やはり治療者は、困っている人を助けてあげてはじめて達成感やよろこびを感じるものです。困っている人が助かることも喜びですが、助けてあげられる方もやはり喜びなのです。そこで考えたのが、「肩こり腰痛神経痛相談」です。もちろん料金はいただきません。

 人間のからだは「肩こり腰痛」が、最初の身体のメッセージです。すべての病気も、まずここから始まるといって過言はありません。まずこの段階から、治療できれば、「転ばぬ先の杖」以上の価値が生まれます。でも、この段階で「肩こり腰痛相談」にくる方はまずいません。おそらく、肩こり腰痛が酷い場合は別として、神経痛くらいになると、患者さん自身に「恐れ」や「不安」が生じてくるのだと思われます。そういったところを、素人考えではなくて、「肩こり腰痛」の専門家におたずねください。これから少しずつ八倉治療院が始めようとする「肩こり腰痛神経痛相談」についてのお話をしていくつもりです。また、興味のある方は、引き続き、ブログの交信をご覧ください。そっこく、相談が必要な方は、無料で行ないますから、どうぞ電話でご予約ください。
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030.gif 【健康相談】足の付け根の痛み
(「くち得ナビ」の相談・質問掲示板より)

 今日、息子の中学の体育大会で100メートル走で走っている最中に左足の付け根に激痛が走ったそうで湿布を貼って帰ってきました。整形外科の診察か整骨院かどちらが良いのか迷っています。小学生の時にも同じ状況で同じ症状がありました。

029.gif 回答者 八倉治療院

大腰筋の強縮が原因です。痛んだ大腿神経と大腰筋の治療が必要です。

 質問内容から痛めた部位や痛めた原因が、とてもはっきりしていましたので、自信もってお答えさせていただきました。息子さんは中学生ということで、第2次成長期です。この頃の身体の成長は、大人が考える以上にすごいものがあります。特に筋肉の発達は、最も成長が著しい時期なのです。それゆえに自分でも自分の体力をコントロールすることができないで、思わぬ故障をしてしまうこともあるのです。特に、体育大会ともなれば、先生や友達の見ている前で走るのですから、いつもよりアドレナリンの分泌が盛んになりすぎてしまったのでしょう。つい力が入りすぎてしまい、筋肉に余分な負荷がかかってしまったのです。とてもさめた中学生が多い中ですが、息子さんは、それだけ真剣に100メートル走に取り組んだのですから大いに褒めてあげたいところです。

 カラダは、どこの筋肉を痛めたかによって、痛めた神経がわかります。息子さんの場合、短距離走には欠かせない、腿を高くに引き上げる働きをする筋肉。大腰筋を痛めてしまったのです。大腰筋は、正確にいうと胸椎の12番目から始まって大腿骨の大腿骨頭に停止する筋肉です。ですから、「左足の付け根に激痛が」ということですぐにピンときました。この筋肉が収縮することで腿の部分が高く引き上げられるのです。ところが、あまりに急激に力が加わってしまったために、「強縮」といって、筋肉繊維が一次的に強く重なったまま収縮の状態で伸びなくなってしまったのです。よくフクロハギの筋肉がつることを「こむら返り」といいますが、ちょうどそのような状態が、大腰筋に起こってしまったのです。

「小学生の時にも同じ状況で同じ症状がありました」ということですが、やはり癖になってしまっているのだと思います。大腰筋を支配しているのは、「大腿神経」です。筋肉を痛めれば、神経も痛めてしまいます。ところが、当然反対も言えるわけで、神経を痛めることで、その支配する筋肉をほとんどすべて痛めてしまうのです。多分、今度も、大腿神経と大腰筋や腸骨筋、それに大腿四頭筋などの治療をしっかりやっておかないと、間違いなく同じような故障を何度も引き起こされてしまうことになります。それどころか、「大腿神経痛」といって、ひどい腰痛を一生背負っていくようになってしまうかもしれません。すこし脅かすようですが、神経に「激痛」を起こすということは、それほど、カラダに悪影響を及ぼすことが多いのです。ただ、きちんとしたところで確実に治療しておけば、もう全く心配はいらなくなるのです。

 もう一つ「整形外科」か「整骨院」ということですが、状況から考えまして、骨折や靭帯の損傷は、ほとんど考えなくてもよさそうな気がします。外傷でない限り、骨折は考えられないし、走ることで股関節の靭帯を痛めることはありません。もし、それでもご心配というのであれば、やはり整形外科で検査することをお勧めします。整骨院は、レントゲンを取ることができませんから、骨や靭帯の損傷のについては、調べることができません。ただし、治療に関しては、どちらも不向きです。多分、多くの場合、整形外科では、痛み止めの薬と湿布薬がでて終わりという気がします。それでは、治療とは言えません。治療が必要なのは、痛めた神経と筋肉です。そのためには、痛めた神経や筋肉の一つ一つを修復していくしか方法はありません。やはりここは、神経と筋肉の治療の専門家である「鍼灸指圧マッサージ師」に治療をまかせるのが最善の方法だと思います。
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030.gif投稿者うちさん(「くち得ナビ」の相談・質問掲示板より)

「息子が野球をやっていますが、近くで腰痛 、筋肉疲労回復等の状態を診ていただける病院を探しています。部活で帰り時間が遅くなる為、診療日、時間なども伺いたいのですが?宜しくお願い致します」

029.gif回答者八倉治療院

腰痛、運動後の筋肉疲労回復は、トレーナーの仕事、鍼灸マッサージ師の専門分野です!

「スポーツにケガや故障はつきものです。しかし、ほっておくと後々まで引きずってしまいます。それが原因で、将来好きなスポーツが続けられなくなることがよくあります。特に腰は、身体の要、「腰痛」は簡単に見過ごすことはできません。そこで、はじめに「腰痛」について詳しく説明させていただきます。

 腰痛の多くの原因は、「腸腰筋」の拘縮にあると言われています。「腸腰筋」は、「大腰筋」と「腸骨筋」の二つの筋肉をいいますが、いずれも、身体の内部にあるために「インナーマッスル」と言われています。特にその中でも「大腰筋」は、胸椎の12番目から始まり太腿の付け根にあたる大腿骨まで結ぶ長い筋肉です。この筋肉は、走る時などに使われ、太腿を引き上げるなど大変に重要な運動を行っている筋肉です。そのために、運動量も大変に多く、疲労物質である「乳酸」がたまりやすい筋肉でもあります。乳酸がたまってくると筋肉繊維にべっとりと付着するために、筋肉は収縮したままで伸びなくなってしまいます。この状態がひどくなってくると筋肉の「拘縮」を招く状態になります。筋肉は、拘縮すると硬くなります。腰椎からは、「腰神経叢」といってたくさんの神経がでていますが、「大腰筋」は、その腰椎にそって左右両脇に付着していますのでそれらの神経を圧迫してしまいます。そうするとそれらの神経が支配している筋肉が、すべて、影響を受け「痛み」を生じるようになるのです。それが「腰痛」です。

 では、どうすれば「腰痛」を治療することができるかといえば、乳酸で固められてしまった筋肉から疲労物質を代謝させるような治療が必要となってくるのです。筋肉は、アクチンとミオシンという二つの筋肉繊維で成り立っています。その二つの神経の束が、重なり合うようにして伸びたりちぢんだりをくり返しています。その運動を乳酸が妨げているのですから、筋肉繊維から取り除いてあげる必要があるのです。私たちが行っている鍼灸マッサージの治療は、そうした、筋肉疲労を取り除き、健康な身体に回復させるのに最も適したものです。筋肉の繊維は、揉んだり押したり伸ばしたりして、初めて、疲労物質である乳酸を代謝させることができるのです。

 以上が、「腰痛」を改善し、「筋肉疲労」を回復するために必要な改善策です。スポーツの世界では、プロになれば、野球でも、サッカーでも、陸上競技でも必ずマッサージの資格を持った「トレーナー」がつきます。そして、運動後には、疲労回復を目的にマッサージが行われます。その時に少しでも、異状が見つかれば、その都度、ハリなどを用いた神経や筋肉の治療が行われているのです。腰痛、運動後の筋肉疲労回復は、トレーナーの仕事、鍼灸マッサージ師の専門分野です!」
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004.gifヘルニアは治る?(「くち得ナビ」の相談・質問掲示板より)

 「ヘルニアで悩んでいます。病院へ通っているのですが、あくまでも改善では無く、一時的に痛みを和らげるだけの治療にしかすぎません。手術はしたくありません。なにか良いアドバイスがあれば、教えてほしいのですが」

058.gif「手術をしないで、治すことを考えるのが、主流となってきています」

 「ヘルニア」は、頸椎なのか腰椎なのかということで、症状が全く変わってきます。せっかく病院に通っているので、どこの部分(椎骨の何番目)かを知っておく必要があります。お答えは、最も一般的な「腰椎椎間板ヘルニア」ということで、述べさせていただきます。

 「椎間板ヘルニア」というのは、腰椎の間にある椎間板が、飛び出すことで神経根を圧迫し、腰痛を引き起こす病気です。比較的、若年層にも多く見らる。ポピュラーな腰痛の原因のひとつです。整形外科では、レントゲン撮影で椎間板の飛び出しが確認できるために、神経根を圧迫している様子がよく分かります。この場合、ひどい場合は、入院して様子を見ます。安静にすることで痛みが治まる場合もあります。それでも痛みが治まらない場合は、ブロック注射で痛みを抑えます。さらにそれでも、痛みが治まらない場合は、手術により、飛び出した椎間板を切除することで、神経根への圧迫を取り除きます。ところが、最近では、椎間板の再生に支障があるということで、このような手術をしないで、治すことを考えるのが、主流となってきています。そこでは、「鍼灸マッサージ」などの治療は、もっとも有効な治療法であることはいうまでもありません。

 そもそも「椎間板ヘルニア」がなぜ起こるのか考えてみる必要があります。椎間板は、もともとは、椎骨と椎骨をつなぎクッションの役割を果たしています。それが飛び出すということは、それをサポートしている筋肉が異常なくらいに拘縮していることを表しています。脊柱を支える筋肉としては、伸筋群として、多裂筋、最長筋、腸肋筋などの脊柱起立筋があります。また、屈筋群として主に大腰筋があります。これらの筋肉が拘縮してくると椎間板は、上下から圧迫を受けることにより、飛び出すことが考えられます。ということは、単純に考えても、拘縮している筋肉を緩めて柔らかくしてあげることで、椎間板の飛び出しを食い止めることができるのだということが考えられるはずです。だから、「椎間板ヘルニア」って聞いてもそんなに驚かなくてもいいです。それより、治療の専門である信頼できる鍼灸マッサージ師を探すことの方が、より大切になってきます。

 ここで心配なのは、知らないことのために、患者さん自身が、誤った治療を受けてしまわれることです。先に整形外科の治療の話をしたが、病院で処方される痛み止めの内服薬は、あまり飲んで欲しくない薬です。神経が痛みを発するのは、身体が、私たちに警告を発しているからです。「これ以上無理すると危険ですよ」。言葉を発する変わりに、このような痛みという現象を起こすことで私たちに危険を促しています。これはまさに、身体を守るための安全システムが正常に働いている証拠です。「鎮痛剤」が、いかに私たちの身体のシステムからいって自然に反するものかは、以上の説明でわかっていただけだと思います。ましてや、神経を麻痺させることで効果を発揮する「ブロック注射」が、いかに危険な物であるかは、想像するだけでも恐ろしいことだと、私には思えます。このような、神経に作用する薬なり注射なりの治療を受けた患者さんほど、私たち「鍼灸マッサージ師」の治療に、効果が発揮されにくい場合が多いのです。私たち鍼灸マッサージ師の力を借りて、あなた自身の持っている自然治癒力で治されることが、最もいい方法です。
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007.gif 「ひどい首こり・肩こりを治すには?」(「くち得ナビ」の相談・質問掲示板より)

 65歳の男性です。比較的若い時分から肩こりに悩んでいました。最近では首の凝りもひどくなり、整形外科・マッサージに通ったりして治療していますが一向によくなりません。ひどい時は首のこりが原因で頭痛がしたり、身体がだるかったりします。
特に姿勢が悪いわけではありません。
首は脳につながる大事な部分で骨が歪んでいたりすると脳に影響はないのでしょうか?
最近、ペインクリニックがよいのではないかという話も聞きましたが、まだ治療を受けるかどうか迷っています。どなたか良いアドバイスをお願いします。

034.gif「この際ですから本当の健康を目指してください!」

 ペインクリニックをお考えのくらいですから、相当に筋肉や神経に「痛み」を感じていらっしゃるのでしょう。つらいですね。でも大丈夫ですよ。毎日、あなたのようにひどい首こりや肩こりでお困りで、みえる患者さんは、たくさんいらっしゃいます。でも、皆さん、みんな健康で元気になられていますから、ご心配はいりません。
 
 肩こりの原因はたくさんありますが、その大部分は、「内蔵の疲れ」が、肩こりや腰の張りとなってあらわれます。これを「内蔵ー体性反射」といいます。それが原因で「身体がだるかったりします」なぜなら、あなたの身体は、老廃物のひとつである疲労物質=乳酸が、筋肉繊維にべったりとくっついていて伸びないように固めてしまっているからです。このような筋肉の拘縮を「こり」といいます。これを解消するためには、逆に症状としてあらわれている首こり・肩こりなどを指圧やマッサージなどでよく揉みほぐしてあげればいいのです。

 また、首こり・肩こりが原因で「頭痛がする」のはよくあることです。それは、首の筋肉が拘縮してくると、総頸動脈のような脳を栄養する動脈血管を圧迫して血液の循環を妨げるからです。よく症状の強い患者さんは、心配ですから、「首の骨が歪んでいるのではないか」と心配をされるようですが、レントゲンで検査してもらうと、ほとんどの方が、異状がないようです。仮にそのような歪みが見られたとしても首の筋肉の拘縮(持続的収縮)が原因ですから、その拘縮をとってあげれば、問題は解消されるわけです。

 ただ、「肩こり」というのは、肩甲骨の回り全体の筋肉がすべて拘縮状態にあるわけです。だから「首・肩・背中・腰・腕」といったように、全ての肩甲骨回りの筋肉を緩めてあげなければ治りません。ですから、治療院を選ぶ場合も、それなりに正しい知識や技術を持った。熱意のある治療者をお選びください。また、「かなりひどいこり」ということですから、筋肉をほぐす治療を受けながら、「痛み」を感じることもあるかと思いますので、あまりに痛みがひどいようでしたら、遠慮なく治療者に「痛み」を訴えてください。治療院が「鍼灸マッサージ」の看板が掲げてあるようでしたら、始めに「はり」を使用してもらうと指圧やマッサージなどの治療が、より楽に安心して受けられることでしょう。その点もざっくばらんに治療院の方と相談してみるといいかもしれません。

 身体は、「病気」という異状がおこる前に、このように首こり・肩こりなどの神経や筋肉の痛みをおこして私たちに知らせようとします。ですから、ペインクリニックのようなところで「痛み」だけをとっても根本的な解決にはなりません。その時だけ一時的に「痛み」から逃れたとしても、いつかまた必ず、同じような状態をくり返すだけです。これを機会に首こり・肩こりを根本的に解決してみてください。今度は、「体性ー内蔵反射」で内蔵まで元気になりますから、この際、本当の健康を目指されては如何でしょうか。もし、お近くによい治療院が見つからない場合は、是非おこしください。いつでもお手伝いさせていただきます。
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