カテゴリ:偏頭痛( 2 )

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偏頭痛は、薬にたよらない鍼灸治療で治すのが一番です

偏頭痛の特徴は、ネットで調べればすぐにわかることですから、あえて八倉治療院では、詳しい説明は、省略させていただきます。でも偏頭痛って気の毒なくらい酷い症状になるんですね。もしご家族に偏頭痛に苦しまれている人がいれば、なんとかしてあげたいと誰もが思われることでしょう。

実は、私の奥さんが、偏頭痛で、長い間患っていました。特に、いったん偏頭痛が始まると、嘔吐が、定期的に襲ってきて、もう吐くものがなくなってしまうくらい徹底して、トイレ通いが続いていました。そばにいる私も、これが始まってしまうと、何もしてあげられず、ただただ見守るだけでした。

じゃあ、嘔吐が始まる前なら、食い止めることが出来るのかといえば、私は可能だって思っています。体調の変調に気づいて、頭痛も始まったかなって思うかどうかくらいなら、なんとか鍼治療で、その後の発作も食い止めたことが何度かありました。だから、ずっと鍼灸治療は、偏頭痛に効果があることは前々からわかっていました。

でも最近では、もうほとんど、奥さんの偏頭痛は、全くと言っていいほど見ることも聞くこともなくなりました。鍼灸治療で、免疫力を高めてあげることで、今まで体質であるとか遺伝であるとか言われて、諦めていた偏頭痛が、いつの間にかなくなっていたのです。偏頭痛が完治したといえるでしょう。

頭がズキズキする。痛みが左右と移動する。光が眩しく感じられて視覚に変調をきたす。嗅覚まで過敏になってしまう。そして、頭の激痛とともに、自分では手が付けられないくらいの嘔吐が始まったら、ほとんど一日中苦しみが続く。これらは、まさに自律神経の失調をあらわしています。つまり、自分の身体なのに、もうコントロールが効かない状態です。

それから、痛みや変調が、視覚や、聴覚や聴覚や嗅覚にも及ぶことから、三叉神経などの脳神経などにも問題があることがわかります。ただこうした症状は深刻ではありますが、これらを、薬で治そうとするのは、何か間違った方向としか思えません。特に偏頭痛の場合、遺伝や体質が絡んでくると、それを改善する為に、多くの薬が処方されるケースが、非常に多く見られます。

逆に副作用として、「薬物乱用頭痛」といって、偏頭痛が、定期的な頭痛とするなら、こちらは慢性的な頭痛であったり、身体の乱調となったりしがちです。もうこうなってくると、患者さんは病院から病院へとたらい回しになり、医療従事者としても、もうどうすることも出来なくなってお手上げ状態になってしまうのです。

さいわい私の奥さんは、お薬嫌いで、いくら酷い偏頭痛でも、飲むお薬といえば、市販薬であるアスピリンくらいのものでしたから、完治できたのかもしれません。ところが、いくら痛みに効くからといって、鎮痛薬や、精神安定剤などを多用されますと、自然治癒能力の妨げになることが非常に多いのです。それから、多くのお薬の効果は、確かに即効性があることは確かなのですが、押さえ込もうとする力が強すぎて免疫力の妨げになっているのです。

私は長い間、この鍼灸治療に携わってきましたが、どんな酷い病気であっても、必ずはじめは、首こり肩こり腰痛から始まるということを知っています。ですから、偏頭痛ですといって見えられた患者さんであっても、訴えられる症状を聞きながら、それらに対応した治療を行なっていくのです。

鍼は、難しい病気を治すことも可能ですが、一般的には、患者さんが困っている症状を治すことで治療が始まります。首こり肩こり腰痛から始まり、お腹が痛い生理痛がひどい。こんな感じで、病気ではなく症状を治すことから始まり、体全体の症状を治していくのに用いられるものなのです。

しかし、治療していくうちに、わかってくることなのですが、鍼灸の治療は、どうも神経を通して痛んだ脳の修復をしていることがわかってくるのです。鍼が、偏頭痛にも効果を発揮しているのも、鍼の刺激が、脳幹という、人が生命を維持していくのに大切な働きをつかさどっている。最も大切な部分に関与していることがわかってきたのです。

自律神経の働きをつかさどっているのは間脳にあるといわれています。私が思うに、偏頭痛を患う患者さんの多くは、この間脳の働きに妨げがあるのです。でもそれさえも持続的な鍼灸治療は、その妨げになるものさえも修復し障害を克服してくれるのです。しかし、偏頭痛という病名がつく病気である以上、こころの問題もあり、そのことを説明するのは、簡単なことではないので、治療で必要な方にだけに治療の時にだけ直接お話しさせていただきたいと思います。

ただ、ひとついえることは、偏頭痛がいくら、体質や遺伝的な要素があるにしても、それは、恐れるに足りることはありません。そして、それを治せるのはお薬ではなくて、こころと身体に対応して治療できる鍼灸治療が、最もふさわしいようにわたしは思います。病気は、偏頭痛に限らず、治療者が、患者さんと向かい合って、こころと身体の両面からアプローチしていくことが治療において最も大切なことなのだと思います。
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☆ハミングバードというとりをご存知ですか?まるで蝶みたいにちっさな鳥で、花の蜜を集めている鳥です。うちの花壇にもこのハミングバードがいたのですが、気づいた人は、ほんの少しみたいです。この頃は、花も数が少なかったので、このように見えたのですが、今は、花のかげに隠れてほとんど見えなくなってしまいました。探さないとわからないほどです。

emoticon-0128-hi.gif 偏頭痛一歩手前、ハリ治療で助かる

 昨日も紹介しましたが、梅雨明けまじかのこの季節、「気持ちが悪い」「頭が痛い」という不調を訴える患者さんが多いです。実は今朝、ヒラリーさんが同じ感じで朝から不調を訴えていました。本人にいわせれば、夜間から既に、調子が悪かったそうです。「頭が痛くて。首筋から肩まですごく凝っている。わたし治療が必要です」いつもは、患者さんが少ないときを見て遠慮がちにたのんでくるのですが、今日は、よほど調子が悪いのか、ストレートのお願いでした。

 少し偏頭痛について説明します。ヒラリーさんもそうですが、お母さん兄弟みんな偏頭痛があります。つまり、これは遺伝的な疾患に属するものです。偏頭痛がはじまると本当に気の毒なくらいつらい一日が始まります。偏頭痛というくらいですから、右か左どちらか一方から始まり、他方へと痛みを感じる部位が移動していくのです。そして人によっては、大変に気持ちが悪くなるということで、激しい嘔吐を一日中繰り返します。ヒラリーもこのタイプでもう吐くものがなくなり、胃液しか残されていないみたいですが、それでも吐き気が襲ってくるようです。必ず眼球の痛さも伴うようで、ヒラリーさんの場合は、「ホット・ウオーター・ボトル」よく暖めるために、「氷枕」のようなものをつかって痛む患部を暖めています。またこれも人によりますが、症状がはじまるとチカチカしたような派手めな柄が、どうも目障りになるようで、それが気持ちが悪くなってしまう原因にもなってしまう人もいるようです。以上が「偏頭痛」の主な症状です。
 
 原因は確かに遺伝的要素からくるものですが、ストレスや肩こり首こりが激しい人におこりやすいことがわかっています。頭痛には様々な原因がありますが、偏頭痛は、血管性のものです、つまり、首こり肩こりで、首の筋肉が拘縮すると首を通って頭にいく血管が、圧迫され、本来なら脳を栄養する血液が滞り、血液循環が低下することで、このような頭痛がおこるのです。それにしても、治療家であるわたしの妻が、このような偏頭痛で苦しむ姿を見ることは、とてもつらいことでした。いくら遺伝的なものとはいえ、首こり肩こりを放置しなければ、偏頭痛はおこらないのです。ただし、発症してしまえば、もうどうすることもできません。少なくとも今朝のヒラリーさんのように、首こり肩こりの自覚くらいで、頭痛を感じる前に、治療をこうじておけば、偏頭痛の一連の症状を食い止めることができるのです。東洋医学ではこれを「未病治」といいます。

 治療は、今回はハリが有効でした。首こりも今までは指圧で行ってきたのですが、人間の指は少し大きすぎる場合もあるようです。頭痛・生理痛・腹痛なんでもそうですが、「痛」がつくものは、神経が作用しています。特に偏頭痛のように血管性の頭痛は、指で圧をかけますと、血管や神経に過剰反応が起こりかえって発症させてしまう場合があるのです。そこが治療の難しい所でもあるのです。ハリをうつ有効ポイントは、「天柱」「天池」は、必須ポイントです。今回はそれに加え「ジュユ」が、大変に効いていました。これは頭痛・肩こり腰痛に効く、大変効果的なツボですので、治療家の方もぜひ参考にしてみてください。
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