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emoticon-0136-giggle.gif 仇分は、千と千尋が神隠しにあった街
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仇分という街

九分の街は、台北からバスで40分くらい、北上したところにあります。わたしたちは、旅行社のオプションツアーで九分の街を散策しました。正確には「九分」ではなくて「仇分」と書くみたいですが、申し訳ありませんが、活字の変換が難しいので,これからは「九分」で表記させてもらいます。

九分は、昔は家が9軒しかなかったそうです。街からはなれたところに生活していたこの九軒の人たちは、何でも協力し合ったそうです。例えば、街に食料などを買い物に行くときも、九軒分の買い物をしてきて、それを九軒で分け合って生活していたそうです。そこから「九分(きゅうふん)」という名前がついたそうです。ウソか本当か知りませんが、わたしたちのツアーガイドをしてくれた陳さんは、そんなふうに教えてくれました。何となく、「やさしくて親切な台湾の人らしい話しだなあ」って思いました。

九分が、今のように街として発展したのは、二つの理由からです。一回目は、昔、街に「砂金」が発見され、「ゴールドラッシュ」で賑わった頃だそうです。そういえば、宮崎駿さんの「千と千尋の神隠し」の湯屋でも、「顔なし」が砂金を出しては、人の目を注目させる。というシーンがよく見かけられました。九分という街はこうして、歴史の一時期に「金の採掘」ということで「ゴールドラッシュ」で賑わった街なのです。

そして二回目は、宮崎駿さんの「千と千尋の神隠し」という映画の世界的大ヒットが、また、こうして観光客を呼び起こすようになったのだそうです。宮崎駿さんは、このノスタルジックな台湾の九分の街をモデルに、「千と千尋の神隠し」という神秘のロマンに満ちた映画を、つくりあげてくれました。そういえば、この九分の街は、千尋が神隠しにあった街にそっくりなところがたくさん残されています。わたしが紹介した写真以外にも,そういうシーンはいっぱいありました。


ツアーで食事に連れて行ってもらった「九戸茶語」
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この阿妹茶樓の坂は何度とっても絵になります
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阿妹茶樓の入り口の看板です
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九分の街は高台にあって,こんなふうに海が見えます
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正直いって、わたしも「千と千尋の神隠し」を映画館で見たのは、もうだいぶ前のことですので、もうその内容もシーンも,少しぼやけかけていました。でもそれが幸わいして,このノスタルジックな「九分の街」を旅行者の一人として,楽しませてもらうことが出来ました。でも、ここはオプションツアーではなくて、大変でも自分たちの自力で来てみたいところでした。そして、出来ることなら1泊ここに泊まって、九份の街の、昼の顔、夜の顔。そんなところも見てみたかったと思いました。
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emoticon-0128-hi.gif しあわせのパン
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 昨日から、「しあわせのパン」のことを紹介させてもらっています。この写真は、DVDのパッケージに使われている写真です。水島くんとリエさんが写っています。水島くんとリエさんは、仲の良い夫婦です。水島くんが、おいしいパンを焼いて、リエさんがおいしいコーヒーを入れて、季節の料理を作ります。左に写っているのは、「マーニ」というカフェです。お客さんが来ると泊まれるペンションにもなっています。まだ、この映画をみたことがない人には、もうこれ以上あまり話さない方がいいと思いますから、後は、みてのお楽しみといったところでしょうか。



しあわせのパン [DVD]

アミューズソフトエンタテインメント

映画の中でこんな台詞がありました「好きな暮らしがしたいって思いました。好きなところで、好きな人といっしょに」こんな、ことを実行できる人って、本当に素晴らしいです。これは「今を大切に生きる」スローライフそのものの映画です。

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emoticon-0128-hi.gif「しあわせのパン」をみて感じるスローライフemoticon-0160-movie.gif
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何気なく借りてきたレンタルビデオ「しあわせのパン」最初の一枚の写真が、あんまり素晴らしくて、映画が始まる前から、画面にくぎづけになってしまいました。ここは北海道の洞爺湖だそうです。日本にもこんな素晴らしい景色がまだあったんですね。そして、この若い男女。女性が、男性の髪をカットしているみたいです。つまり、この二人は夫婦。ここで生活しているんだろうということが、わかります。映画のパッケージの絵も好きですが、わたしはこの一枚の絵に、完全に魅了されてしまいました。


emoticon-0171-star.gif「好きな暮らしがしたいって思ったんです。好きな場所で、好きな人といっしょにね」


 ユーチューブで、この映画の予告編が取り込めましたので、ぜひご覧になってください。わたしが、解説するまでもないですから。ただ、これって「スローライフ」そのものですね。今を大切にする生き方が、随所にあらわれています。予告の中にもあるこの「ことば」が、ものすごく気に入ってしまいましたので、ちょっと大きめに書いておきました。わたしは、このことばに思わず拍手を送りました。



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☆これは最近いった静岡の梅ヶ島温泉、「湯の島館」の貸し切り風呂「風の湯」です。
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emoticon-0128-hi.gif 1週間が経ちました

 今日は6月15日。ヒラリーさんがカナダ・アメリカの旅に出発したのは、6月7日ですから、すでにもう1週間はたったことになります。今頃ヒラリーさんは、ワシントンDCに住んでいるお姉さんのところから、ニューヨークで行なわれる親戚の結婚式にむかっているはずです。わたしはというと、今日は、仕事が終わってから、昼ご飯をつくり、そのあとは温泉に行ってきました。そして今、ビールやワインのボトルを横において、ブログを書きはじめています。けっこう3週間て長いものですね。まだ、1週間ですから、あと2週間もあるわけで、やっと3分の1くらいが過ぎたところです。でも今回は、ちょっと、どこかに一人の時間を楽しんでいるところもあったりして、結構、気楽な空気を満喫しています。ようやく、わたしも人並みの亭主族の仲間入りができたのかもしれません。

 結婚して20年も経っていると、大概は夫婦の関係も疎遠になるらしく、少しでも奥さんからはなれて、自分の時間、自分の生活を求めるのが普通なんだそうですが、わたしたち夫婦ときたら、1日24時間あったとすると、たぶん、20時間以上は、ほとんど一緒です。何をやるにしても、どこに行くとしても、いつも一緒です。だから、わたしたちの友人やご近所などの知り合いは、ほとんどいつも、二人一緒のところしか見ていませんから、たまに一人で行動している時など、「今日は、ヒラリーさんは?」と、声をかけられるのが日常です。たぶんヒラリーの方も、同じようなものではないでしょうか。どうしてそうなってしまうのかといいますと、あまりよくわかりません。ただ、わたしたち夫婦は、男と女の違いはありますが、非常によく似た夫婦で、考え方も趣味も、ほとんど同じようなものなのです。だから、特別、仲良くべったりというわけではないのですが、ほとんど同じようなことを考え、同じような行動をしているだけなのです。

 もしかしたら、考え方や趣味や行動だけではないかもしれません。お互いに、まったく違った生活環境に生まれ育ちながら、まったく性格までよく似ているのです。あまりに似ているので困ってしまうこともあるくらいです。同じような長所もあるかと思うと、欠点までも同じような欠点を持っていたりします。何でこうまで似てくるのか、それはそれは恐ろしいほどです。だから、行き詰まるところもおなじなのです。わたしが何かの壁にぶつかり立ち止まっているとします。そうするとヒラリーさんもまた同じような壁にぶっつかり立ち止まっているのです。まあ、わたしの方が多少重症なことが多いのですが、「五十歩百歩」「似たもの夫婦」というのは、まさにわたしたちのような夫婦にぴったりの言葉です。

 だから、たまにはこうして夫婦で違う場所に生活してみるのはいいことなのかもしれません。ヒラリーさんも、わたしから解放され、遠くはなれている、お母さんやお姉さんや親戚に会うことは大切な時間です。今日も実は、スカイプで少し話しましたが、やはり、楽しそうです。それはそうでしょう。誰にとっても、親や兄弟は大切なもの。特に、ヒラリーさんのように、家族思いの性格の人は、疎遠でいられるわけがないのです。だから、これからも、こうした機会があれば、時々、家族のもとに帰してあげようと思っています。だからというわけではないですが、わたしも、これからは、一人になった時の時間を、楽しもうと思います。一人でなければ、できないこと、そういうこともきっといろいろあると思うので、これからは、少し、わたしもヒラリーと一緒になる前の自分にもどって、自由の時間を楽しんでみようと思います。でも、今までのわたしは、こういう時に何をしていたんだろう。ちょっとそのようなことを考える自分が、情けないような気がします。でも今夜は、明日の予約も午後からなので、ビールやワインを飲みながら、のんびり読書を楽しもうと思います。
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emoticon-0128-hi.gif ソルトスプリングのサタデー・マーケット


 これが、ソルトスプリング島のサタデー・マーケットです。上から説明すると、①島でとれた野菜、このような日常生活に必要な食べ物もあります。もちろんオーガニック野菜です。
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②アクセサリー、制作者は、もちろん、お店の人です。本人も言ってましたが、作っているときが楽しくてしょうがないそうです。この中のブレスレットを、2本ほど買いました。すごくきれいで気に入っています。
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③ソルトスプリングは、芸術家が集まって住んでいる島です。これも、お店の人が、自分で作った作品を、マーケットで売っています。見ているだけでも楽しいですよ。
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④これは、空き瓶を改良して、きれいに色も塗って売っています。これもリサイクルした芸術品です。しかも、実用的といったところが売りですね。もちろんこの中の1本を、お土産として買ってきました。
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⑤お店の人とヒラリーさんが何か話しているところです。特に買い物が目的でなくても、このようにお店の人と、世間話をする場面がたくさん見られます。
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 どうでしょう、少しは「サタデー・マーケット」の雰囲気が伝わったでしょうか。ソルトスプリング島のサタデー・マーケットは、本当にすごい人気らしくて、このマーケットのためにフェリーでたくさんのお客さんが集まってくるそうです。もちろん、夏はピーク・シーズンなのでお店の数は、もっとたくさん。お客さんの数も、いっぱいです。わたしたちが行ったのは、10月ですから、もうピークは終わっていました。でもいろんなお店を見せてもらって大満足です。

 お店の内容から見ても、芸術的な作品が多く、やっぱり、ここは、芸術家というより人生そのものや芸術を楽しんでいる人が大勢集まる島だということがよくわかりました。何よりも気に入ったことは、流れている空気が、ゆったりしていて、はじめてあった人でも、友達のようにのんびりとお話ができることが、とても良かったと思います。

 島では警察がいることはいるけど、ほとんど事件はない。交通事故もない。観光案内所でボランティアをしている人は、トロントから来たそうですが、「ここはいい。最高に気に入っている」と言っていました。わたしたちも、ほんの2日間の滞在でしたが、ここの素晴らしさがよくわかりました。島の住民は、みなさん本当に「スローライフ」を楽しんでいます。「わたしたちも、いつかその仲間に入れてほしい」この島は、評判通り、人が住むのに最高の条件を備えた島だと思います。
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emoticon-0128-hi.gif「ソルトスプリング」いつか将来、住んでみたいと思った島

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ソルトスプリング島との出会い

 それは一冊の本から始まった。桐島洋子差『バンクーバーに恋をする』の中にその紹介があった。

「ソルトスプリング島のファンがどんどん増えている。一度いくとやみつきになるらしい。実はわたしもその一人で、しばらく行かないと妙に懐かしくてそわそわしてくる。この島の空気には、現代に失われつつある古き佳き故郷の匂いがまつわりついているのだ」

「ソルトスプリング島に行くには、バンクーバーのツワッセンからロングハーバー、または、ビクトリアのスワルツベイからフルフォードハーバーまでBCフェリーが便利。バンクーバーからは1日2〜3便(ビクトリアから7〜8便)で、所要時間はバンクーバーから直行で85分。ビクトリアからは35分」(P64より抜粋)

バンクーバーに恋をする―大人の旅案内 (毎日が発見ブックス)

桐島 洋子 / 角川SSコミュニケーションズ

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この島の自然とライフスタイルが好き

 バンクーバーに行くなら一度行ってみたい島があった。龍村仁監督の地球交響楽ガイヤシンフニー第7番に紹介されていたソルテス島だ。そこには、「ホリホック」といって健康・エコロジー・スピリチュアリティーをテーマとするリゾートがあった。本当は、ここが、わたしたちのあこがれの島だった。しかし、現実的には、ソルテス島は、バンクーバーからあまりに遠く、わたしたちには、少し高級リゾートすぎた。そこで目を付けたのが、このソルトスプリング島だった。

「そうか、そんなに近いのか。じゃあ行ってみようか」と思ったのがきっかけだった。島に着く前にフェリーから、イルカやオットセイなどが海で泳いでいるのを見た。動物が好きなわたしたちにとって、それは、この島が、わたしたちを歓迎してくれているように思えた。

 フルフォードハーバーから車で上陸したわたしたちは、その景色に圧倒された。緑の森、そこに点在する牧場や果樹園。まるで、絵に書いたように自然と共存している街や民家。「ああ、こんなところに住めたならどんなに素晴らしいことだろう。そこには、わたしたちが何年も追い求めてきた、理想の景色が延々と展開されていた。

 ソルテス島が、桐島さんの紹介では、「健康・エコロジー・スピリチュアリティー」というイメージの島なら、このソルトスプリング島は、わたしの印象では、「健康・オーガニック・スローライフ」のわたしたちの3つのテーマにぴったりの島のような気がした。ほとんど、重なる部分が多いが、いくらか人々の生活が感じられるような、わたしたちのフーリング的にぴったりの島だった。ここでの滞在をどうして、2日しかとらなかったのか、それだけが悔やまれる今度の旅行であった。

わたしたちの泊まったB&Bには薪ストーブとジャグジーがあった

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 ソルトスプリング島は、アーティストが好んで住み着くしまだという。そして、おもに夏の間、行なわれる「サタデーマーケット」は、有名で、珍しいものでいっぱいということで、大変盛況だという。それはまた次回に紹介させてもらうことにする。
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emoticon-0167-beer.gifカナダ・ビクトリアのナイトスポット=スワンズ


 ビクトリアに滞在中、一度だけ食事をかねてパブに出かけた。このパブを見つけたきっかけは、デルタ・ホテルの親切な受付の人のおススメによるものだ。「スワンズ」は、正式には「スワンズ・ブリュー・パブ」。鉄道駅のむかいに建つ「スワン・スイート・ホテル」内にある、約100年の歴史をもつ老舗パブである。

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 わたしが気に入ってパブに入るのは、ビールやワインが安くて美味しいこと。それに食事が、美味しいというのが、条件である。そういう意味では、この「スワンズ」は、まさにわたしの好みにぴったりである。多分、上の料理は、シーフードサラダ。そして、その下は、この店自慢のフィッシュ&チップスである。ここビクトリアでは、さすがに本場のイギリスのシーフードやフィッシュ&チップスに負けないくらいの美味しいものを出すレストランはいっぱいある。だから、ここが特別とは思わないが、やっぱり美味しかった。
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 そして、何よりも気に入ったのは、毎日この地方のミュージシャンをよんでライブの演奏が行なわれることだ。そして、演奏者と踊っているお客さんの立派?な体型から見てもわかる通り、この店のお客さんの大半は、40代から50代以上の大人のお店なのである。だから、店の雰囲気もミュージック・ナンバーもその世代に合わせて演奏されている。それにしても、演奏が、始まるとこのようにどこからともなく、今まで、ビールやワインを飲んでいたお客さんが、ホールでところ狭しと踊りだしたのには驚いた。しかもみなさんの、踊りの上手下手は別として、本当に楽しんでいる様子が伝わってきた。日本は、50代以上の大人は、どちらかというと引きこもりがち、ところがここカナダでは、若者にまったくといっていいくらい負けてはいないエネルギィッシュ。その点が、うらやましいくらい素敵だと思った。
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emoticon-0128-hi.gifバンクーバーはなぜ世界一住みやすい街なのか
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 カナダ・バンクーバーの10月から3月までの6ヶ月間は、雨が多い。今日も雨、明日も雨。毎日が雨ばかりで、いっそう身体に寒さを感じる半年間である。「こんなに雨が多くて、寒くて、この町に住む人は、たいへんだろうなあ」と思うが、さほどそんなにそれを苦にしている人は、あまりいるような感じではない。それでもやっぱり、みんなバンクーバーを好きで愛している。やっぱり、バンクーバーは、それでも、世界一住みやすい街なのだ。なぜ、住みやすいのか、わたしなりに、その理由を考えてみた。考えられる理由はいくつも頭の中にうかんだ。しかし、多分理由をあげていったらきりがないので、その中で特に印象深かった理由を3点にしぼってあげてみることにした。

理由1、人の違い生き方の違いを認めている街

 みなさんよくご存知の通り、カナダという国は、移民の多い国である。特にトロントやバンクーバーは、移民する人の人口が圧倒的に多い。白人から黒人、そればかりではなくアジアからの移民。街は、多国籍の住民であふれている。街の中を歩いていると、いろんな国の言葉を耳にする。ある時、ダウンタウン東のカナダ・プレスの近くを歩いていると、結婚式を終えた一団の姿が見えた。よく見ると、ウエディングドレスをきた花嫁の姿が、二人並んでたっていた。ところが、花婿の姿がどこにも見えない。つまり、同性婚というわけだ。国によっては、同性婚を認められていない国もあるが、ここカナダでは、同性者の結婚は法律的にも認められている。だからこうして、同性婚も頻繁にみられるのかもしれない。人は肌の色や顔かたちが違うように、生き方も人様々である。それぞれ性を問わず、男性を好きになる人もいていいし、女性を好きになる人もいていいのではないか。「人目を気にせずにカミングアウトできたらいいなあ」と考えている人はきっと少数かもしれないがいるはずである。もしかりに、自分が、ある日突然ゲイだと知る。ところが、日本のような、昔から単一民族で、人と同じであるようなことが尊ばれるような国であったら、「同性婚」なんて考えられるだろうか。もし同性愛者のカップルがいたとして肩身の狭い思いで暮らしていたとしたら、ましてや、それをずっと押し隠して生きているとすれば、やはり不幸であると思う。これは一例にすぎないが、このように人との違いや、生き方の違いを認められている街は住みやすいに違いないだろう。

理由2、とにかく人が親切でやさしい街

 旅行中ずっと感じていることだが、とにかく人が親切でやさしい。例えば、駅やデパートで、道に迷ったりして困っていると、駅員さんやデパートの人でなくても、声をかけてくれる。実際、目的地を聞こうものなら、一生懸命に教えてくれる。日本だったら、何十年とそこに住んでも、まず、あり得ない光景が展開される。もし逆に日本で声をかけられたら、「この人はどういう目的でわたしに声をかけるのだろうか」とか考えてしまう。もしかして、お金が目的で、後でお金でも請求されるのではないだろうか。そんな心配すらちらっと頭の中に浮かんでしまうのは何んでだろう?滞在中わたしが一番気に入ったソルトスプリング島、ここで宿を探していたら、写真のB&B(ベッド&ブレックファースト)が見つかった。とても感じがよくて、広くて清潔だし快適なところだった。でもそこの島には、2泊くらいの滞在計画だったから、部屋には暖炉があって、風呂はジャグジー付きが欲しかった。だから、正直ちょっと不満。贅沢といえば、これほど贅沢な話はないが、これを正直にオーナーに話すと、なんとここのオーナーさんは、インターネットを使って、そのような条件のB&Bはないか、一緒にさがしはじめてくれた。何軒も何軒もさがすのを手伝ってくれた。「こんなことってあり?」これも日本だったら、自分のところに泊まらないお客さんなら、もうその時点でお客さんではない。とっとと、追い出してしまいたいくらいではないだろうか。シーズンオフで結局1時間くらいかけてさしても、わたしたち望んでいるでいる条件にあった宿は見つからなかった。それでも、さがし続けるオーナーさんのあまりに広いこころと親切さにひかれて、どうしてもここに泊まらせてもらいたくなってしまった。

理由3、人があまり来ない屋外の公園のトイレもきれいな街

 わたしたちは、どこへ行っても一番注目してみるのはトイレである。どんなに家がきれいでも、どんなに部屋がきれいでも、そこのトイレが汚かったりしたら、がっかりしてしまう。やはり一番汚れやすいところだから、一番気遣って、逆にそこだけは、汚してはいけない場所。いつもピカピカでありたいところ。だから人一倍トイレは、いつも注目している。ところが日本などは、本当にきれいな国なのに、山や海や川などにゴミが多い。公園などのトイレなどはひどいものである。思わず目を背けたくなるトイレが多い。ところが、バンクーバーでは、トイレがきれいなことといったら驚いた。ダウンタウンにあるデパートやお店などのトイレは、どこの国でもきれいだが、公園はどうかと思い行ってみた。ところが、いろんなところに入ったが、どこもかしこも汚れているトイレなどは、見つけることができなかった。トイレを管理して、そうじをきれいにする人も、また、そのトイレをきれいに使うひとのこころも美しいと思った。わたしはそういうところに、人のこころや思いやりを感じる。だから、こんなにトイレをきれいに使うバンクーバーの人が、いかにやさしいきれいなこころの持ち主が多いかがわかるような気がした。

 以上は、わたしが選んだ、バンクーバーが、どうして世界一住みやすい国なのか。わたしが感じた理由である。本当に数え上げれば、きりがないくらいまだまだたくさん、バンクーバーの素晴らしいところはあげられる。でもやっぱりこの3つの理由は、本当に今回わたしたちを驚かせた。やっぱりバンクーバーは、いくらわたしが苦手な、雨が多いところではあるが、それにもまして、住んでみたいと思わせる街であった。
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emoticon-0128-hi.gif「世界一住みやすい街」バンクーバーにも、2つの欠点がある


emoticon-0171-star.gif世界で最もホテル代が高い都市のひとつ
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 イングリッシュ湾に面したキツラノ公園からダウンタウンを見た風景。このようにバンクーバーは、山あり海ありの素晴らしい景色に恵まれた「世界一住みやすい街」。ところが、二つの大きな欠点がある。それは、ダウンタウンのホテル代は、おそらく、世界で最も高い。アメリカで一番物価が高いのは、ハワイ州。だから当然、ワイキキにあるホテルは、ホテル代がアメリカで一番高い。東京はいつも、世界値物価が高い都市の筆頭にあげられる。確かに、東京のホテルは、世界一高い気がする。そして、バンクーバー、郊外にホテルを借りれば、全然違うのかもしれないが、ダウンタウンに住むとなると、やっぱりホテル代は、相当覚悟しないといけないような気がする。東京・ワイキキ・バンクーバーは、わたしたちが経験したホテル代が高い、3大都市といえる。


emoticon-0171-star.gifバンクーバーは今日も雨だった
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 これもまた、キツラノの公園にあった石碑。バンクーバーでは、雨が多いことが記されている。バンクーバーのダウンタウンには、計2週間滞在した。しかし、その雨の多さに驚いた。確かに、前々から、いろんな人から、雨が多いことは聞かされていたが、その半分以上が雨だった。特に、バンクーバーの雨期は、秋から冬にかけて、10月から3月くらいまでが、雨が多く。5ヶ月くらいは雨が降り続く。日本では、街なかで長靴を履いている様子はほとんど見受けられないが、ここバンクーバーでは、いつもの見慣れた光景で、若い人たちでも、むしろそれがファッションのような感じでもある。ダウンタウンのお店でも傘やブーツのみを売るお店もあるくらいで、それでも商売が成り立つのであるから、いかに雨が多いかがわかる。意外に、あきらめているのか、こちらのバンクーバー市民は、その雨を気にする様子はないようだが、わたしは、寒さと雨が苦手。そのわたしにバンクーバーの天候はいささかこたえた。今日も、バンクーバーに冷たい雨は、降り続くらしい。
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emoticon-0128-hi.gif もう一度やってみたいウイスラー・ジップトレック

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ウイスラーは3日滞在しました。3日目の日、湖巡りをしようかどうしようか迷っていたところ、目に飛び込んできたのが、ZIPTREK(ジップトレック)のポスター。可愛い女の子が、山と山の間にかかった一本のロープで渡したところを滑車に吊るしたロープにぶら下がって、谷川のうえをわたっている様子が描かれていました。その何とも楽しそうな様子は、かなり魅力的に映りました。これって、子供の頃憧れた夢「ジャングルの王者・ターザン」のイメージに重なる部分があります。ターザンが細いツルにぶら下がって木から木えと渡っていく。そんな感じに似ています。こちらは滑車ですから、スピードという点では、ターザンの綱渡り以上に迫力があるかもしれません。人間いくつになってもこういうスリルに対するあこがれ、「怖いけどやってみたい」という冒険心があるんですね。わたしたちもその例外ではありませんでした。どうですか?ヒラリーさんのこの勇姿。周りの木の高さをみてください。相当な高さだと思うのですが、この木と木の間をすごいスピードで駆け抜けていくんです。これって、正直いって、はじめは怖いのですが、なれてくると、最高に気持ちがいいんです。ちなみに「ジップトレック」のパンフレットには、最長600メートルの距離で、高さは60メートル。最高スピードは、時速80キロの早さで滑ると書いてありました。すごいでしょう。それはもうたまりませんよ。奥の方に、小さく何人か人が見えますがわかりますか、これが出発地点です。
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名前は忘れてしまいましたが、イギリスから来た青年が、こうして危険がないように滑車とロープ、それに安全のための装備を装着してくれます。ですから間違っても、ロープから手を離しても、かりにロープが切れることがあっても、谷底に真っ逆さまに滑落という心配はありません。インストラクターのこの青年は、カナダに来て遊びでこのジップトレックに参加してみたそうですが、そのあまりの面白さに虜になり、今では、自分の仕事になってしまいました。ヒラリーさんもこれはまだ2回目のジップトレックで、緊張していました。トレックは、コースがだんだん長くなったり、急になったりでスリルがましてきます。全部で5回のコースがプログラムされています。
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また、名前を忘れてしまいましたが、この女性のインストラクターが、こうして到着地点で待ち構えてくれています。ですから、滑車の勢いがよすぎて、突っ込んできた時も彼女が、ブレーキをかけて止めてくれます。そしてもし勢いが止まって到着地点までたどり着かない時でも、彼女がロープを引っ張って、たぐり寄せて、無事にたどり着くように助けてくれるのです。どうですかチャーミングな女性ですが、とてもたのもしいリーダーでしょう。この二人のおかげで、わたしたちは、安心してスピードとスリルを楽しむことが出来たのです。感謝!感謝!ちなみにこの、チャーミングな女性は、オーストラリアから来ています。理由はわかりませんが、やっぱり「ジップトレック」の魅力が彼女を引き止めてしまったのでしょうか?このケースからみてもカナダは移民の国であるということがよくわかります。
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コースは5コースあるといいましたが、最初は300メートルくらいで、比較的平坦な林をぬける。いわば初心者の基本コースですが、それがだんだんと、恐ろしさを増していきます。次は出発点と到着点の間に、谷川が一つあったりします。今度は急流の谷川が、5つになって、距離も最長600メートルくらいあったりします。だんだん距離が伸びていって4コース目がその最長コースでした。5コース目は最終コースです。距離は4コース目より短いというのですが、「今度はこれが最終コースだから、どんな格好でもいいから、自分の好きなカッコウでジップトレックに挑戦してみてください」というのです。ですから、最後にお見せするのは、地元バンクーバーから夫婦できている来ている方です。そのご主人は、「両手手放し」「アップサイド・ダウン(逆さ吊り)」に挑戦したのです。どうですかすごいでしょう。実は、わたしもヒラリーさんも勇気を出してこの「逆さ吊り」に挑戦してみました。そしたらどうでしょう。ものすごーい「ド迫力」なんです。目はつぶっていなかったと思うのですが、ものすごーいスピードで、景色がまるで見えませんでした。何か逆さまになったことで、スピード感が増したような気がしました。これ本当に、楽しい体験でした。出来たらもう一度やってみたいのですが、また、わたしたちにそのチャンスはやってくるでしょうか?
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