カテゴリ:生理痛とPMS( 3 )

029.gif 生理痛がひどくて困っています、どうしたらいいか教えてください(後半)

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☆鍼治療は、ひどい生理痛に困っている女性の身体にやさしい最適な方法です

わたしはこれまでにいろんな患者さんの身体を診させてもらいました。そしてひとつわかったことは、どんな病気や、つらい症状も、最初は、首こり肩こり腰痛から始まるということです。生理痛の場合も同じです。

どうしてそれがわかるかといいますと、患者さんに治療ベッドに仰向けに寝てもらい、足の長さの長短を診ますと、左右の足の長さが1センチから2センチくらい、長さのずれがあります。これは、首こりや肩こり腰痛が起こっており、頸椎や腰椎などの骨格に捻れやゆがみがあるという証拠なのです。

じゃあ骨格に捻れや歪みが生じると、どういう問題が起こるか簡単に申し上げます。身体の重心が、正中線といって、身体の真ん中に通る線からずれがあります。従って、立った時の状態は、何時も片方の短い足の方に重心がきており、エネルギーの循環が悪くなります。更にいいますと、これを治してあげないと、自然治癒力(免疫力)が、どんどん低下していきます。

それを治すには、鍼治療で、首や肩や腰の筋肉の張りを、緩めてあげれば、頸椎も腰椎も圧迫から解放され、自然と捻れや歪みが、もとにもどる仕組みになっているのです。ひどい生理痛の第一歩も、まずこの骨格の捻れやゆがみの矯正することで全身のエネルギーの循環を良くしてあげることが、最も大切なことなのです。

それから、多くのひどい生理痛で困っている女性に共通していえることは、三陰交(三陰交)という婦人科のツボで有名な、脾経の経絡(けいらく)のエネルギーの流れが、悪いために特に血海(けっかい)という膝上のツボと、陰陵泉(いんりょうせん)という膝下内側のツボ、いずれも脾経のツボですが、そのエネルギーの流れが悪いために、ちょっと指圧しただけでとても痛がるのです。

元来、脾経というのは、血(けつ)の代謝に関係するツボです。ですから、女性の生理には、大変大きな影響力があり、生理がある女性のほとんどが、この脾経の3つのツボには、大なり小なりとも反応を示します。ましてやひどい生理痛に困っている女性は、軽く押してあげただけでも、身体をくねらせて痛がるのが普通です。

しかし、それほど痛みを訴えられていた女性でも、その3点のツボに鍼をしてあげると、まるでウソのように痛みから解放されて、脾経のエネルギーの流れが良くなり、血流の流れが良くなるとともに、脾臓の代謝が活発になり、「生理痛」から解放されるのです。良くしたもので、「生理不順」や、「更年期」の症状にも、まったく同じ治療法なのですが、すべての問題が、この治療でよくなり効果を発揮してくれます。

ですから、どんなにひどい生理痛も、治療は、さほど難しいものではありません。八倉治療院でも、この治療法で、何人も生理痛がひどくて困っている女性を助けてあげることができました。でも、わたしは、この治療法が完璧であるとは思っていません。というのは、生理痛も身体だけのの問題ではなくて、やはり何か、こころの問題がそこにあるからなのです。

☆生理痛も気づきのためのメッセージ、あなたに知ってほしことがあるから起こるのです

わたしは、治療院をはじめてから、ずっと患者さんの身体から教えていただいたことが、たくさんあるのです。それは、「病気は気づきのためのメッセージなのだ」ということをです。つまり、どんな病気やつらい症状も、それなリに、その人に気づいてほしいメッセージが、そこにあるから起こっているのです。

じゃあ、それは何かということを、今からお話ししますね。ひどい生理痛で悩んだいる患者さんは、精神的に、いつもイライラしていたり、すぐカッとなったり、クヨクヨ悩まれる人が多いです。実は、首こり肩こり腰痛や神経痛が起こる原因は、ほとんどの場合、原因は、それなのです。

生理痛や生理不順でお困りの女性は、よくお話を伺っていくと、それプラス、生理のことがよく理解されていない場合が多いことがわかりました。生理が、ただただ、鬱陶しいもののように思われている女性に多いということがわかりました。「どうして男の子には生理痛がないのに、女の子ばかり、毎月、つらい思いをしなければならないの、不公平なんじゃないのかな?」という感じなのです。

でもよく考えてみると、女性の生理は、りっぱな「排毒」なのです。毎月、その排毒が行なわれることで、女性は、身体の健康が維持でき守られているのです。男性より、ひとつ排毒の機能が多いということで、女性の身体は、男性よりも丈夫で長生きできるのもそのためなのです。

そういうことをわたしが教えてあげると、大体の女性は、生理に対する考え方も変わってきます。今までは鬱陶しいだけのものだった生理が、急に何か、ありがたいもののように感じはじめられるようなのです。そうなると、しめたもので、もう今まであんなにつらかった生理痛もまるでウソのようになくなります。その感謝の気持ちが続く限り、ひどい生理痛も起こらなくなるみたいなのです。やっぱり、ひどい生理痛もこころと身体の問題だったのだと、あらためて感じさせられました。
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029.gif 生理痛がひどくて困っています、どうしたらいいか教えてください(前半)

治療院に訪れる患者さんの大半は女性です。ですから、治療院をやっている以上は、生理痛の問題は、避けて通ることはできません。生理痛といっても、患者さんにより人それぞれですが、どのような症状でお困りなのか聞いてみると、次ぎのような症状があげられました。

頭痛、肩こり、腰痛、腹痛、胃痛、膝痛、子宮痛、足の痛み、吐き気、食欲不振、下痢、めまい、貧血、倦怠感など様々な症状があげられるようです。また、症状は身体的なものだけではなく、一般的に見て、イライラ、無気力、憂うつ、怒りっぽいなどの精神的な症状を伴うこともあるようです。これだけ、様々な症状に、女性は苦しんでいるわけです。しかも、それが毎月のように起こるのですから、たまったものではありません。

では、そういう時に、どのように対処されているのかを聞いてみました。ところが、女性は、さすがにみなさんガマン強い人が多いのか、「何もしないでガマンする」「静かに横になって休む」という人が多いようです。じゃあそれでも、症状がおさまらない時にはどうするのか?という質問に対しては、「仕方がないから、薬を飲む」という答えが返ってきました。

どのような薬が飲まれているかといえば、一般的に、バファリン、イブ、ロキソニンなどが多いように思います。確かに、もしわたしが、女性で、鍼灸マッサージを知る以前でしたら、同じような対処の仕方をとっていたかもしれません。良い方法ではないとわかっていながら、多分薬にたよるしかないように思います。

でも、このように薬にたよるということは、とても危険であることも確かなことなのです。特に、痛みを取る薬というのは、脳や神経を一時的とはいえ、麻痺させるということで、これが毎回常用されるとしたら、継続的に脳や神経にダメージを与えることに他なりません。特に、ロキソニンなどは、市販薬になったばかりとはいえ、いまだに脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニアなどによる、神経痛に処方されている大変強い薬なのです。効きもいいはずですが、副作用のリスクも高いということを忘れないでいただきたいのです。

薬で対処するのは、良くないことだってわかってるけど、それ以外に方法がなければ、誰だって薬を飲むのは当たり前なことです。じゃあ、薬以外で完治すことができれば、それを知りたいと誰もが思うはずです。前置きが長くなてしまってすみません、酷い生理痛にお悩みな方にはこれからが大切な本題ですよね。では次回には、単なるまやかしにならないように、どうしたら、ひどい生理痛を克服することができるのかを、根拠を示してお話しさせていただこうと思います。どうぞご期待くださいね。(つづく)
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029.gif 鍼は、生理痛や生理不順に困っている女性の味方です!

女性にだけしかわからない痛みやつらさというものがあります。そのひとつが、生理前のPMSや生理痛です。こういう時期を女性はどのように乗り越えていくのでしょうか?まずはガマンだと思うのですが、どうしようもない時って、必ずあるはずです。そういう時は、「ロキソニンS」などのような鎮痛薬を用いる人が、とても多いのだと聞いています。そうですよね。わたしが女性で、そんなに東洋医学の治療が自分の近くになかった場合は、やっぱり、同じような選択をしていると思います。

誰だって、副作用があると知りながら、薬を服用する人はいません。やっぱり、どうしようもないから、他に対応の仕方として、選択肢がないから、みなさんは、これらのような薬を服用されるのだと思います。でも、もし毎回毎回、このような毎月、定期的にやってくる生理のようなものに、鎮痛剤を使用するとなると、トータルすると、かな入りの多量な薬にたよることになりませんか?

女性に取っては、生理はプライベートな問題で、あまり話したがらない人も多いと思います。ましてや相手が男性となれば、あまり、話すのにも積極的にはなれない人も多いと思います。ということで、私たちのような、鍼灸師は、初めて訪れた患者さんには意識的に、問診の段階で、生理をはじめ身体的な問題をすべて聞くように心がけています。

というのは、PMSや生理痛や生理不順などの問題は、鍼で治療するのは比較的簡単なことだからです。身体的な身体の特徴として、男女差というものがあります。女性は、指圧などであらかじめ脾経=脾臓の経絡(ツボの流れ)を押していくと、ほとんど8割以上の女性の方が、脾経に痛いという反応を示されるのです。それは、もともと脾臓というところが、「血の代謝」に深く関係がある臓器だからです。だから、生理のような、女性だけに関係のあるPMSや生理痛および生理不順などの問題は、このような脾経のツボと大きく関連があるからです。

具体的にいいますと、「血海(けっかい)」や「陰陵泉(いんりょうせん)」や「三陰交(さんいんこう)」などのツボです。こういうツボに指圧や鍼をうったり、温灸などの灸をしてあげることは、かなり効果的な治療なのです。わたしは、この治療を加えることで、ほとんど、女性のPMSや生理痛や生理不順などの症状は、ほとんど、治療に成功しています。また、完全に治すことはできなくても、どなたにも症状を軽くすることは、間違いなくできています。

だから、もしひどい生理痛にお悩みの方は、一度、近くの鍼灸院に相談されたらいいと思います。エネルギーの交流に問題がなくなれば、今日説明させてもらった、症状は、すぐに改善できると思います。
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