<   2011年 01月 ( 20 )   > この月の画像一覧

☆地上の楽園。マレーシアに近いタイ。エコリゾート「ピラマイ」。山の景色を見ながら、海をみながら、のんびりとお茶を飲む。人生には時々、こんな命の洗濯が必要です。ここは、そういう時間にぴったりの場所です。
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029.gif 「治療家としてあゆむ道」・その2、哲学者としての道

 ある日師匠は、わたしに言いました。「治療家としてあゆむ道には、レベルの段階として三つの道がある。その第一は、科学者としての道。次が、哲学者としての道。そして最後は、宗教家としての道だ。最終的にはそこにたどり着く」興味がある内容の言葉だったのでとても心に印象深く残りました。そして、わたしなりにこう解釈しました。

 最近わたしがみたレンタルビデオに日曜劇場「JIN」というお話があります。現代の外科医が、幕末の時代にタイムスリップしてそこで、活躍するというお話ですが、武田鉄矢ふんする医者の緒方洪庵が、「国のため、道のため」というような台詞をさりげなく言うのですが、とても素敵な言葉で感動しました。医業は聖職です。おそらく医療をやっている人なら、みんなこころのどこかに「世のため、人のため」という気持ちはあると思うのですが、「道」という生き方が、「仏教の禅」とか老荘思想の「道教」のようにとても哲学的な意味が、そこにはあるように感じました。黒沢監督の作品の中にも「赤ひげ」という江戸時代のお医者さんの話がありますが、三船敏郎さんがふんする「赤ひげ」の「ひげ」が、とても「哲学」的なものを感じさせます。現代のお医者さんはどうかしりませんが、やはり、本来の医者は、聖職者であり、生き方そのものが、とても「哲学的」なのだと思われるのです。

 わたしは医者ではありません。指圧鍼灸師ですが、その指圧鍼灸の学問としての源は、東洋医学です。その東洋医学の歴史は大変古く。西洋医学が、ここ数百年の歴史とすると、東洋医学な、少なくても6千年以上の歴史があるのです。そして、「陰陽」の考え方などは、老荘思想の「道教」に基づいているのです。ですから、東洋医学そのものが、哲学的と言えるのです。哲学的と言える以上、そこには広い世界観や宇宙観が存在します。そして、「人は、いかに生きるべきか?」どのような生き方をすることが望ましいのかを考えさせてくれるものだと思います。そういう意味で、指圧・鍼灸というのは、とても深い世界なのです。

 例えば、「陰陽」って何を意味するのでしょうか?「この世には、相反する二つのものや世界が同時に存在する」ということを意味しています。「天と地」「男と女」「光と陰」「太陽と月」「右と左」どうですか?二つの世界に大別できませんか?「善と悪」「神様と悪魔」「この世とあの世」というのはどうでしょうか?どうですかすごいと思いませんか?人間のからだも「背中が陽」で「お腹が陰」というように、必ず、二つをセットで考えられているのです。そういう考え方ってとても面白いと思うのです。ですから、東洋医学を勉強していくと、なるほどなあと驚かされることがいっぱいあるのです。少なくとも、中国六千年の歴史と人間の経験や叡智(えいち)がそこには生きているのです。孔子は学問の基礎を「温故知新(おんこちしん)」=「故(ふる)きを温(あたた)めて、新しきを識(し)る」といわれています。やはり、「医学」も単なる知識の集積ではなく。そこには、生きている人間の知恵が必要になってくる。だから、治療家の第二の道は、哲学者の道でなければならないのです。

 ところで、現代は、緒方洪庵や「赤ひげ」のような医者が少ないのではないでしょうか?それは、「お金がすべての世の中になってしまったから」と言われれば、それまでですが。わたしが思うに、わたしが専門学校にいるときもそうでしたが、いつもいつもテスト・テストで、覚えなければいけないことがいっぱいあって、知識を暗記することに明け暮れていました。そうです、「考える」暇がないのです。本当は、もっと広い世界を視野にいれ、物事を太極的に考えられるようにならないと、本当にはバランスのとれた人間にはなれません。ましてや、医師は、いくら大学6年間といっても、知識の吸収に追われてしまうと、どうしても「考える」という時間がありません。ですから、医療に何が大切か?どうすると人は病気になるのか?病人にとっていったい何が必要なのか?そういったものの見方が、どうしても薄くなってしまうのだと思います。やはり、医者も指圧鍼灸師も治療家である以上、病気を診る前に人を見る目を持たなくてはならないと思うのです。そういう意味で、師匠は、「哲学者としての道が必要だ」と言われたのではないかと思うのです。
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☆地上の楽園。エコリゾート「ピラマイ」は、本当に素敵なところです。たまたまですが、その時間帯はすいていて、このプールをヒラリーさんと二人で独占しました。なんと贅沢なことでしょう。
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029.gif 「治療家としてあゆむ道」・その1、科学者としての道

 ある日師匠は、わたしに言いました。「治療家としてあゆむ道には、レベルの段階として三つの道がある。その第一は、科学者としての道。次が、哲学者としての道。そして最後は、宗教家としての道だ。最終的にはそこにたどり着く」興味がある内容の言葉だったのでとても心に印象深く残りました。そして、わたしなりにこう解釈しました。

 わたしたちのような「按摩マッサージ指圧師」は、よく「整体師」と間違えられます。前にもお話しましたが、有資格者と無資格者というだけではなく、大きな違いがあります。「按摩マッサージ指圧師」の場合は、なんで国家資格者として厚生労働大臣免許をいただいているかと言えば、医療者としての知識があるからです。わたしたちは、厚生労働大臣認定の専門学校で3年間の勉強を積みます。それが国家試験を受けるための条件です。ですから、専門学校の1年目の年は、主に人間のからだの仕組みや働きの勉強をします。それが解剖学・生理学の勉強です。それ以外にも栄養学・病理学などの勉強が加わります。医療者には、基礎知識として、科学としての医学知識が必要となるからです。その知識がなく医療行為を行うことは、非常に危険なことなのです。

 よく整体院にいくと背骨と骨盤のゆがみを指摘されます。それ自体は、間違ってはいません。しかし、カイロ系の整体院ですと、だからといって、いきなり背骨をボキボキとやり始めるのです。どうして背骨と骨盤のゆがみが生じたのかという医学的な裏付けを解明する知識はありません。ですからいきなり危険を伴う医療的な行為が始まるのです。医療行為と医療的な行為では、天と地ほどの違いがあります。ですから、事実として、整体院では、医療過誤が多いのです。それはそうです。時々インターネットを見ていても「整体師になろう」という広告を見ます。しかしその期間は、2週間くらい、長いところでも1ヶ月ぐらいです。その短い期間に、どうして、医学の基礎を学ぶといえるのでしょうか?どうして、その程度の知識で人の大切なからだが治療できるのでしょうか?患者さんの中でも「整体にいって脱臼したり骨折してしまった」という患者さんが、いるのはそういう理由からなのです。整体のように治療方法だけを勉強してもだめなのです。治療の裏付けとしての医学知識が必要なのです。

 わたしたち按摩マッサージ指圧師は、治療するときには、筋肉・神経・骨などを意識して行います。また、症状の原因や治療方法を考えるときには、「体性内蔵反射」というような生理学でつかんだ知識を応用して治療にあたります。ですから、治療家としての第一歩は、「医学」の専門家、科学者である必要があるのです。今まではどうであったかは知りませんが、これからの治療者は、患者さんによくわかるように症状や、症状をひき起こした原因や、治療方針などを、誰にもわかりやすいように、医者と同じような医学用語を使って説明する義務があります。そのためにも西洋医学の知識は、欠かすことができない必要条件なのです。ですから、国家試験が終わったからといって、解剖学や生理学の勉強は、怠ることができないのです。治療家としてあゆむ第一歩の道は、科学者としての道です。
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☆タイのエコリゾート「ピマライ」に滞在したときの写真。南の国の島は、地上の楽園である。こんな一枚の写真からも瞑想に入っていくことができる。
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029.gif わたしを待ってくれている患者さんには悪いのですが

 最近は、わたしを待っていてくれている患者さんからよくお電話をいただくようになりました。さすがに、3ヶ月の休業は長く、みなさんしびれを切らして待っていてくれているようです。本当に、ご迷惑をおかけしていて申し訳なく思っています。実は昨日、師匠からの連絡がありました。わたしを待ってくれている患者さんには悪いのですが、結果は、「よくなっていることは認めるが、まだ、治療が再開できる健康状態ではありません」ということでした。わたしは、前から比べると、ずっとよくなったので、多分いけるかなと思っていたのですが、「不合格」通知をいただいたような気持ちになりました。残念ですが、やはり師匠の判断は正しいと思います。やはり、体のごく一部ですが、まだかゆみを覚える部分があります。「あなたも自分でわかっていると思いますが、」と言われた時、「まずい!」と思ったのですが、やはり、師匠の目をごまかすことはできませんでした。師匠は、本当に厳格です。わたしも、もうここまできたらしっかり治すしかないという気持ちになりました。わたしは、この病気を完全に治すことができたら、治療者としてまた一段とパワーアップすることができるような気がしています。それまで、ご迷惑をおかけしますが、もう少しの間ご辛抱ください。
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029.gif 八倉治療院、治療再開の日は近い!

 11月に八倉治療院を休業してから、もう少しで3ヶ月が経過しようとしている。まさかこんなに長く休業するとは思わなかった。しかし、ここまでくると、特に焦る気持ちもなくなった。というのも、わたしのコンディションがとてもいいからだ。今朝の計量では、体重62,6キロ、脂肪率19%である。体重も62キロ台に乗ってから今日で4日目である。絶食以来体重も、少しずつ増やしているので、無理がない。身長は171センチなので、体重とのバランスは、ほぼ完璧だ。散歩で、少しずつ筋力を取り戻してきた。これから治療を行う上で、下半身の筋力は欠かせないものになる。全身の湿疹も、かき傷は残ってはいるが、ほとんどきれいな状態に修復できている。問題のかゆみも、もうほとんどない。少しくらいあっても気にしていない。ただ、皮膚の問題を引き起こしている肝臓を守る注意だけはおこたってはいない。

018.gif 日常生活で気をつけていること

1、お酒は飲まない。(時々試すくらいに少量を飲む時もある)
2、辛いもの刺激物はなるべくさける。
3、脂っこいもの、具体的には肉類は、なるべく控える。
4、温泉は、入らない。
5、風呂に入っても、体を石けんで洗わない。


 これだけのことは、これからも当分は、続けていこうと思っている。しかし、これはあくまで体を守るという意味で行うことでこれだけでは不十分である。もしこれからも、体を直し、エネルギーのレベルをあげていくとしたら、瞑想法・呼吸法・暗示法などはこれからも欠かせないものとなっていくことだろう。その上で、最終判断は、師匠に任せているので師匠から「OK」がもらえれば、晴れて、八倉治療院再開ということになる。いつとは言えないが、「八倉治療院、治療再開の日は近い!」とだけはお伝えしておこうと思う。
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☆わたしの新しい携帯は、AU 簡単ケータイK004
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030.gif 携帯の機種変更をしました

 ずっと前から機種変更を考えていました。というのは、もう前の携帯は、購入してから、3〜4年くらい経っていたみたいで結構古い型になってしまいました。その携帯は、新しい周波数の関係で2012年7月までに切り替えないと利用できなくなるということでした。それだけではなく、わたしがよくいく温泉「伊太和里の湯」では、電波の関係で通話ができなくなります。ところが、新しい機種の携帯なら何も問題はないというではありませんか。やはり、まだまだ、使えると思っていた携帯でしたが、時代の波には勝てなかったみたいです。

 ということで、写真のような、携帯にかえました。今回も「簡単ケータイ」です。操作が、本当に簡単です。おまけに、字が大きくて見やすい。音声も聞き取りやすい。ということなので、迷わずこの機種を選びました。形はシンプルで、実用的というのは、わたしのライフスタイルにぴったりです。本当は、もうすぐ、同じメーカーで春から簡単ケータイK008型が発売されるというのですが、わたしには今の型で機能的には十分です。それに、発売されてまだ、1年くらいしかたっていないのに、値段も大変安くなっていました。型が変わる今頃は、買い替えるには、ちょうどいいタイミングなのかも知れません。
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☆大井川山渓、大きな声で叫んだら「やまびこ」が返ってきそうなところ。
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029.gif 「やまびこ現象」を暗示法につかう

 こころとからだは、不思議な相関関係がある。抗ヒスタミン剤がダメだったわたしのからだ。漢方薬がダメだったわたしのからだ。絶食がダメだったわたしのからだ。そのわたしのからだはのアレルギー性皮膚炎は、どんどん良くなっている。今日は、お風呂に入ってもかゆみが襲ってくることもなかった。はじめて、お風呂の中で足をかかないで入浴することができた。これは、全身湿疹。アレルギー性皮膚炎がはじまってから、はじめての出来事である。普段生活していてもほとんどかゆみを感じずに過ごせている。ただ、お風呂に入って暖まってくるとジンマシンのようにかゆみが出ていたわたしのからだ。しかし、それも、これからは大丈夫そうな気がする。

 脳の奥深く中心に脊髄とジョイントする部分に脳幹がある。人間の生命を維持するために最も大切な部分といえる。その脳幹の一部に「中脳」がある。その中脳は、人間の感覚・感情をつかさどる中枢機関である。もともと人間のこころとからだは、脳の働きにより密接な関わりを持っている。だからこれを利用しないてはない。人間の思いや口に出していった言葉は、現実となって実現する。これを「やまびこ現象」というらしい。思いは想念である。言葉は、「言霊」といって、誰が聞いていなくても自分の魂は、自分のいった言葉をしっかり捉えていて、それが実現するように、脳は指令を発する。つまり、想念や言葉は、立派な精神エネルギーであるという認識をもつことが大切なのである。
 
 わたしは一度は救いを求めて病院に通ってみたが、どうも治療が私には向いていなかった。それ以降は、医者にもかからないで、薬を使わないで治すことを決意した。師匠が伝授してくれた瞑想法・暗示法・呼吸法を使って、精神エネルギーだけで、自分の体を治療してきた。もしこのままこの治療が、うまくいけば、とても大きな自信が得られると思う。こうして得られた体験は、きっとこれから患者さんに治療するときも生かされることだろう。多分そうなってくれることを祈っている。具体的な、治療の方法は、ブログでは公表することはできないが、どうしても必要な患者さんには、これから、直接伝えていくつもりである。
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037.gif スカイプは楽しい!

 今月、スカイプ052.gifがわが家に開通した。「インターネット電話」これは、わたしのような古い人間にはとても楽しい。はじめたのは、今年になってからだから、まだひと月もたっていないのに、もう4人も「スカイプ・トモだち」ができた。しかも、カナダ・アメリカ・日本と、とても国際色豊かである。でもスカイプには時々驚かされることがある。わたしのパソコンは、デスクトップ。パソコン基地は、2階のリビング。たった今も2階に上がってくると、「何か、人の話し声のようなもの」が聞こえてくる。「何だろう?」と一瞬思う。「そうか、スカイプ052.gifだな」と思いきや、やっぱり、スカイプ052.gifだった。なんと画面を見るとカナダのトロントに住んでいるヒラリーのお母さんが、そこにいるではないか。面白いことに、ラジオを聞きながら、または、コーヒーを飲みながら、待っていた。こんなことって電話では、考えられない。絶対に考えられない。「でも、いいなあ〜」と、わたしは思った。
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☆わたしの大好きな温泉。こんなところで瞑想したり、呼吸法を行えば最高である。
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029.gif 脳幹と精神エネルギー

 いくら現代西洋医学がすすんだとはいえ、まだまだ、人間の体で未知な部分はたくさんある。医学の基礎。解剖学も生理学の教科書でも本当に正しいことばかりかは誰にもわからない。たぶんこれから、どんどん新しい発見により、訂正を積み重ねられてていくことだろう。それはそれで仕方がないことだ。そもそも人間がつくり出した科学は、「目に見える世界」に依存しすぎている。光学顕微鏡からさらにすすんで電子顕微鏡が発見されたことで、医学は飛躍的な発展を遂げた。ウイルスの世界の究明やDNAの解明などにおいて、特に電子顕微鏡が果たした功績は大変に大きい。しかし、それは、あくまでも目に見える世界でのお話。

 この世の中には、目で見ることはできなくても、確かに存在しているものは、たくさんある。たとえば、「プラーナー」「気」「精神エネルギー」それらは、誰にも見えるものではないということで、証明できない。証明できないものは、科学の世界では排除されてしまう。しかし、実際は、もしかしたら、宇宙や世界の大半以上が「目に見えない世界」で構成されているのかもしれない。人間の体も、肉体といわれる部分は、ほんのわずかな入り口でその奥には、エーテル体とか幽体とか霊体とか目に見えない「からだ」がそこには存在しているのだろう。少なくとも、人間の体を「物体」としてとらえていたのでは、人の体は治せない。そんなことを感じている。

 人間の体のなかでもっとも解明が遅れているのは、脳の部分である。実際にわかっていることといえばほんの爪の先程度のことで、実際には、ほとんど未知の世界である。ただ、治療の世界からすると、脳幹は、人間の生命を維持している最高の中枢機関である。もし何らかの形で、ここにアプローチできたとしたら、今までに不可能だったことが、もしかしたら可能になるかもしれない。そういう期待が脳幹にはある。脳幹が、本当は、どういうものでどうなっているのかはわからなくても、どうすればその脳幹を活性化することができるか。そういうことが、わかっているのとわかっていないのとでは、病気や症状の改善が全然違ってくる。

 わたしが最近行った絶食体験から得たものは、人間の体は、一人一人みんな違う。気持ちやこころのあり方が脳幹に影響を与えているという事実だった。脳幹の働きを活性化するとめには、

1、こころとからだは苦しめてはいけない

2、明るく楽しい生活ができるように心がける

3、よろこびの感情、おいしい、気持ちがいい、という感覚を大切にする

 こころも肉体も喜びを感じた時に、脳幹は、元気を取りもどすのである。その証拠に明るい気持ちで生きている人は、いつまでも元気で病気とは無縁である。わたしのある女性の患者さんの中で、長く診させてもらっている患者さんがいる。その患者さんは、いつも疲労感が強く。肩こり腰痛がひどくて、長く時間をかけてもほぐれないことが多かった。ところが、ある時期を境に、まったく体がかわってしまった。体は柔らかく、まるで今までの肩こり腰痛がウソのようになくなっている。実は、彼女は、最近、ボーイフレンドができて、恋愛中だったのだ。もちろん、忙しいだけの人生が一変し、明るく楽しい生活を送っていることが話や表情からよくわかった。まさに間脳が活性化され60兆の細胞がまるで生き返ったかのように別人の体に生まれ変わっていたのである。

 人間の体は、「物体」として考えることは間違っている。むしろ、エネルーギーの集合体だと考えた方が、治療の世界では成功する。人間の脳とこころの関係は、すごい相関関係にあり、そこには目に見えない「精神エネルギー」が働いている。その「精神エネルギー」をうまく引き出すのが、「暗示法」「瞑想法」「呼吸法」である。その三つを上手に実践していくことで人は、病気を克服し、健康を手に入れることができるかもしれない。そういうことを仮説として考慮に入れながら、いま、わたしは、自分自身を治療している。
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☆最近買った解剖学の本。解剖学も生理学も、もうすっかり忘れてしまっているわたしは、時々、こういうやさしくまとめられた本を見ることにしている。図解がとても素晴らしいし、患者さんに説明してあげる時にも大変重宝している。指圧鍼灸師の治療の基礎も、やはり解剖学・生理学。ここから始まっている。
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029.gif 脳幹の働きが自然治癒力を引き出している

 インターネットで「脳幹」について調べてみた。その中でも脳のお勉強会は、大変に参考になった。ここから「脳幹」について調べたことを引用させてもらうことにする。

脳幹(のうかん)

人間の脳は大脳と小脳で構成されており、各部位がそれぞれ重要な役割を担っています。この脳で処理された情報は、脊髄を通って体の各部位に伝達され、実際 の行動に反映されるのですが、この脳と脊髄の間を取り持っているのが脳幹です。しかし、脳幹はただの脳の連絡口ではありません。

【脳幹の構造】

脳幹は大きく分けて、以下の4つに分類されています。

072.gif間脳(かんのう)

間脳は脳幹の中でも最も脳に近い部分のことです。大脳全体に覆われています。間脳は視床と視床下部に分けられています。視床は嗅覚以外の全ての感覚の中継点となっており、また、大脳を覚醒させておこうとします。視床下部は人間が生きていくうえで非常に重要な自律神経の最高中枢となっていて、内臓の制御、血圧の制御、体温調整、ホルモン分泌などを行っています。

072.gif中脳(ちゅうのう)

間脳の内側に位置しています。大脳皮質と小脳、脊髄などを結び付けている重要な中継点です。中脳自体も、高度な運動の制御、聴覚の中継所、眼球運動などを制御しています。

072.gif橋(きょう)

小脳との連絡路です。この橋により、小脳と大脳・脊髄などの連絡ができるようになっています。これがなくなると小脳との情報のやり取りが行われなくなりますから、体で覚えることが不可能になりますね。

072.gif延髄(えんずい)

言葉は有名であろうあの「延髄蹴り」の延髄です。呼吸と循環器(心臓)の制御を行っています。つまり、例の延髄蹴りというのは、人間の後頭部に位置する延髄にショックを与えることで呼吸と循環器の機能を阻害し、気を失っているところをフォールして・・・という技だったわけですね。

【脳幹の働き】

脳幹はいくつもの部分に分けられ、それぞれ役割は違いますが、全てをまとめて脳幹の働きを大別すると、以下の2つに分けられます。

人間の意識を制御する

人間がものを考えたり、行動したりできるのは、大脳が活動しているからですが、この大脳の活動を制御するのが脳幹の役割の一つです。
大脳は意識を担っているというお話もしましたが、その大脳が活動できるのも脳幹が活動させているからです。ちなみに、睡眠というのはこの大脳を休ませるために取るわけですが、この睡眠はホメオスターシスという体を調整する機能が働くことによって起こるもので、その機能は視床下部が担当しています。従って、睡眠にも脳幹が深くかかわっているということがわかりますね。

人間の生命を維持する

意識を制御するのも勿論大切ですが、それよりも重要なのが生命維持の機能です。大脳や小脳が部分的にダメージを受けた場合、その部分が請け負っている機能に障害が出る程度で済むこともありますが、脳幹の場合は自律神経やホルモン、呼吸にまで影響を及ぼしているので、人間の命そのものが危機にさらされます。
大脳や小脳が人間として重要なものであるのならば、脳幹は人間、いや、生物の命そのものにとって重要なのです。こうしてみると、脳幹は我々が寝ているときであっても、24時間年中無休で働いていることがわかりますね。
(以上が「脳のお勉強会」からの文章の引用です)


 本当に簡単なまとめですが、脳幹が、いかに人間にとって生きていく上で大切な働きをしているかがわかりました。師匠が、「病気はほとんどが脳とこころの問題」といったのは、そのためです。とくに脳幹の働きは、「自然治癒力」そのものだということがわかっていただけたでしょうか。前回のブログで「治療院からみた良い治療の三つの条件」であげさせてもらった血液循環の促進・自律神経の調整・新陳代謝の促進もすべて脳幹の働きです。ですから、わたしたち指圧・鍼灸師の仕事は、治す力=自然治癒力を引き出すお手伝いなのです。
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☆サンフランシスコにいる友達を訪ねた時に購入した「パピー」の額
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029.gif 治療院からみた良い治療といえるの三つの条件

 良い治療というのは、どういう治療のことをいうのでしょうか?わたしが考える良い治療というのは、「患者さんが、治療がはじまると体がポカポカしてきて、眠くなる。終わった頃には、のどが渇いて、水が欲しくなる」患者さんが、治療後にそのような感想をいってくれるようでしたら、良い治療として合格点をあげてもよいと思います。というのは、治療には、基本的に三つの目標があります。それは、「血液循環の促進」「自律神経の調整」「新陳代謝の促進」です。鍼灸師や按摩マッサージ指圧師を養成するために専門学校や大学では、以上のことを目標に実技の勉強が行われているからです。

072.gif1、血液循環の促進……体がポカポカしてくる

 わたしたちの体は、およそ60兆の細胞でできています。その細胞は、すべて血液で栄養されています。血液循環が良くなることで、細胞は活性化して痛みや筋肉のはりが緩んでくることは確かです。体がぽかぽかあたたかくなってきたら、それは、血液循環が促進された証拠です。八倉治療院では、エアコンは完備していますが、よく病院や治療院に見られるような赤外線や遠赤外線のような体を温める治療器具はありません。それは、治療が始まれば、それらの物理的なエネルギーが不要であることがご理解いただけると思うからです。

072.gif2、自律神経の調整……眠くなってくる

 調整というのは、調子を整えるという意味です。自律神経には、二つのモードがあります。一つは、交感神経優位モード。昼間、一生懸命に働いたり勉強しているときに、頭や筋肉が活動しやすくするためのモードです。もう一つが、副交感神経優位モード。夜間、リラックスしてゆっくり休んでいる時に、内蔵が活発に活動しやすくするためのモードです。ところが、夜になってもなかなか眠れなかったり、食欲がなくなったりする時があります。これは、疲れやストレスにより緊張が強すぎると、昼と夜の交換モードに狂いが生じてくるからです。肩こりや腰痛が生じてくるとよくそのような症状が現れます。治療によって眠くなるということは、自律神経である交感神経が副交感神経に切り替わった。ということを意味します。治療ではとても大切なことなのです。

072.gif3、新陳代謝の促進……のどが渇く

 八倉治療院では、治療が終わると必ずコップに一杯お水をお出ししています。それを、ほとんどの患者さんは、おいしそうに飲んでくれます。中には、治療の途中でのどが渇いてしまい、差しあげなければならない患者さんもいるほどです。これは、内臓器官の働きが活発になったことで代謝がはじまっているのです。ほとんどの患者さんが、治療後、トイレに行く回数が、明らかに増えているというのも代謝が活発に行われるようになった証拠です。とてもうれしいケースとして、便秘でお困りだった患者さんが、治療中に便通が始まり、とても「すっきりした」といわれた方もいます。また、生理が不順で、あっても一日あるかないかだった高校生が、その晩から、はじまり、とまらなくなったということは、奇跡のように思われがちですが、治療の世界では、よくあることなのです。


 さてあなたが、治療を受けている治療院は、こんな生理現象を感じさせてくれる治療院でしょうか。もしこのブログを読んで、「そういえば、うちもそうだなあ」と思うようでしたら、その治療院は、本物ですから大切にしてください。もし三つの条件のうち一つも感じたことがないようでしたら、新しく治療院を開拓する必要がある思います。
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