<   2012年 11月 ( 4 )   > この月の画像一覧

emoticon-0128-hi.gifはり治療はどうして眠くなるのか?
e0167411_1733013.jpg

「え、はりを刺されてどうして眠くなるの?」と思う人は多いことでしょう。はりは痛いものという潜入観念をお持ちの方が多いですから、とてもこういう話は、ついていけない人がほとんどではないかと思います。でもやっぱり、わたしから、「はり治療」を受けた患者さんは、気持ちよく寝てしまわれるのです。ほとんどの例外もなく。

 あのよく、鍼灸院かなんかで、「はり」をまとめてうっておいて、後は寝かせておくということで20分から30分くらい、暗いベットの部屋で放置されておかれるのとは、ちょっと違います。あれでは、何もやることもなく、ただ、寝るか、起きていて「はり」を抜いてくれるか待つしかない。という状況とは、ちょっと違います。みんな、気持ちよくぐったり、時間がたつのも忘れて、寝ていらっしゃるのです。

 実はこれは、「ベーター・エンドルフィン」が関与しているのです。人間のからだの皮膚の下や筋肉の中に感覚受容器というものがあって、この受容器にはりの刺激が伝わると、後は、ずっと手や足を通って背骨の脊髄を通って脳に到達します。そうするとの腕はそれを受けて、「ベーター・エンドルフィン」という神経伝達物質が産生されるのです。この物質は、例えるなら、麻薬とか、麻酔に似たような物質です。ただし、人間の脳が作り出す物質ですから、人間が化学で作り出すような、そんなチャチなものではありません。薬が合わなかったり、強すぎたり、副作用として様々な悪影響を及ぼすような、マイナスな作用はいっさいありません。

 実は、これが「はり治療が、患者さんをぐっすり眠くさせる」主な原因なのです。「はり」というのは基本的には、痛くはありません。ただ、「ウソ〜、この前はりをやったんだけど、すごく痛かったよ」と言う患者さんもいるかと思いますが、それについて説明させてもらいます。実は痛みと言うことであれば、確かに思い当たる点はあります。

 実は、痛みには2種類ありまして、皮膚をつねられるような痛みを、「切皮痛(せっぴつう)」といいます。治療者が、患者さんの皮膚に「はり」をうつ時、「針管(しんかん)」というものをたてます。はりが皮膚に入る時に痛みがないように、つくられた補助具のような役割をするものです。ところが、治療者も気をつけますが、どうしても押さえる時に皮膚をよじってしまい、そのよじられた状態にはりが刺さってしまうと、さっきいった「切皮痛」と言うのが起こってしまうのです。

 後もう一つは、ズーンとか、ビビビとか、ズシーンとか、響くような痛みを伴う場合があります。これは、「はり」特有の「ひびき」といいます。実はこれは、これがあった時には、その「はり」は確実に後で効果をもたらします。つまり、刺激が、感覚受容器にヒットして、脳に届いたと言う証拠なのです。もちろんこの時に、「ベーター・エンドルフィン」がでたことの証拠でもあるのです。ですから、このような痛さは、患者さんの方でも、前者の「切皮痛」とは、分けて欲しいのです。

 「はり」は、ステンレスという金属でできています。陰陽五行の「金のエネルギー」でもあります。金属の持つ高いエネルギーと共にからだそのものが持つエネルギーを調整しています。ですから、あなたが気持ちよく寝ている間に、あなたのからだは、痛みから解放されて、また、もとの元気なからだを取り戻そうとしているのです。だから、「はり治療」は、誰でも気持ちよく、ぐっすりと眠れてしまうのです。少しは理解していただけたでしょうか?


 
[PR]
emoticon-0128-hi.gif朝日を浴びてセロトニン効果のある散歩をしよう
e0167411_20185511.jpg

 鍼治療をやっていると、神経や人間の脳についてとても意識します。結局、痛みもつらさも脳で感じていることがわかってくるからです。神経伝達物質というのは、人間の脳から産生される物質です。なんと200種類以上あるそうですが、その中でも、わたしたちの治療に関わりがあるのは、「βエンドルフィン」や「セロトニン」です。これまでも、セロトニンは痛みを鎮めたり、精神を安定させる伝達物質であることがわかっています。
 
 もうひとつ、脳の松果体というところからメラトニンが産出されます。このメラトニンは、脳の興奮を鎮めリラックスさせる。体温を下げ睡眠を誘発させる神経伝達物質です。実は、わたしたちの身体では、朝日を浴びると、このメラトニンの分泌は停止し、セロトニンが分泌され、脳を覚醒させるのです。だから、わたしは、好んでこの朝日を浴びる時間帯を選んで、朝の散歩を行なうのです。この朝日を浴びながらの散歩、ウオーキング、これもセロトニンの活性化につながるそうです。

 それでなくても朝日を浴びることの気持ちの良さ。それから、新鮮な朝の空気をいっぱい身体の中に取り入れたら、誰も爽快な気分になれると思います。最近、この朝の散歩にはまってしまい。朝起きるのが何も苦痛ではなくなってしまいました。どうですか?あなたもこの朝の散歩を健康づくりに試してみませんか?あなたもきっとやめられなくなりますよ。
[PR]
プロフィール

e0167411_1610532.jpg


氏 名    八倉秀夫(やくらひでお)  鍼灸師・指圧マッサージ師

1954年  静岡県島田市に生まれる。
2007年  東海医療専門学校を卒業。
       鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師の国家資格を取得。
       静岡県島田市に八倉治療院を開業。

趣 味    海外旅行・散歩・ヨーガ・映画ビデオ鑑賞

 指圧鍼灸治療ひとすじの指圧鍼灸師です。静岡県島田市に指圧鍼灸の八倉治療院を開業しました。こころと身体を診るセラピストです。肩こり腰痛・神経痛が専門分野です。最近は、過労が原因でというより、こころの問題が、ストレスを生み、肩こり腰痛の原因になっていることが多いようです。人のからだは、全体がひとつながり。それと同様に、こころと身体もひとつながりです。ですから、切り離して考えることができません。そういうホリスティックな医療の立場から治療をさせてもらっています。
[PR]
emoticon-0128-hi.gif11月のお休み
e0167411_15211575.jpg
e0167411_152134.jpg

 だいぶ遅れてしまいましたが、「11月のお休み」パピー・カレンダーです。11月に入りまして、急に寒い日がやってきました。今まで、あんなに暑い日が続いたのがうそのようです。わたしは最近、散歩のコースを変えました。今までは、近所をぐるりと回ってくるというのが、いつものコースということでした。が、最近は、大井川、リバティーという、散歩やマラソンのための特別なコースを歩くようになってから、距離もずいぶん伸びるようになりました。朝日を浴びながら、歩く散歩は、脳からセロトニンという神経伝達物質を生成してくれるようです。あらためて、散歩、ヨガ、指圧鍼灸治療が、わたしの身体をますます丈夫にしてくれています。感謝、感謝の毎日です。さあ、この11月も頑張りますよ。
[PR]