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037.gif さよなら58歳、最後の日
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 3日前から、東海地方も梅雨入りをしたそうです。それを知らず「今年の梅雨入りはいつかな?」って考えていました。5月の梅雨入りはあまり滅多にありません。大概は6月に入ってからが多く、例年より11日早い梅雨入りだそうです。そういえば梅雨の季節は、あじさいがきれいに咲いているものですが、まだ紫陽花の花は、どこでもそんなに見れるわけではありません。

 今日は、5月31日です。わたしの誕生日の前日です。そう今日で58歳とお別れです。考えてみれば、誕生日って何度も巡ってきますが、過ぎた年齢は2度ともどってくることはないんですね。「当たり前だよ。何をバカなことを言ってんだ」って言われてしまいそうですが、ぼくは「58」という数字が大変に気に入っていまして、何かいつも、「58歳っていいひびきだなあ」って思っていたんです。みなさんはそういう経験はありませんか。

 最近、東京に行ったとき久しぶりに紀伊国屋書店に行きました。そこで、本多健さんの「50代にしておきたい17のこと」っていう題名の本をざーと立ち読みさせてもらいました。特に印象に残ったことは、50代は、「人生でやりたいことやり残したことを成し遂げる最後のチャンスだ」と言っていました。確かに、何でもそうですが、やりたいことってすぐに実現できるわけではありません。例えばある日、ぼくが、鍼灸師になりたいと思ったとしても、専門学校を卒業して国家試験に合格できるまで最低3年という歳月が必要になるではないですか。それと同じように、人間、何かやりたい。何かやろうとした時は、必ず準備期間が必要です。それができる最後のチャンスが50代だと本多さんは言っているようなんです。

 実はここではいえませんが、まだ、やっておきたい夢というのは、いくつかあります。そのどれもが、一長一短に実現できそうもないことなので、やはり今からと言っても、明日59歳を迎えるぼくには1年しかありませんが、その一年を大切に、やっていこうかと思います。幸わい、もうここまで来ると若い時のような焦りはありません。「縛り」は全部とれてしまっていますから、楽園人生を楽しむだけです。そして明日の誕生日は、「感謝の日」ぼくという人間をこれまで成長させてくれた周りの人たちに感謝をしたいと思っています。

50代にしておきたい17のこと (だいわ文庫)

本田 健 / 大和書房


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029.gif 鍼治療は脳に刺激を伝えることが大切
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 いきなり難しい話になって恐縮ですが、「痛み」はどこからくるのか?というと、全ては脳で感じ、脳からきているということです。たとえ肩が痛くても膝が痛くても、痛みは脳にあり、脳で感じているのです。ですから、その痛みを改善してあげるためには、脳に鍼の刺激が伝わることが大切なのです。

 では鍼に刺激が伝わるというのはどういうことでしょうか?わたしはよく患者さんに鍼の効果を説明するときこんなふうにお話しさせてもらいます。「鍼というのは基本的には、痛くはありません。『切皮(せっぴ)』といって、針が皮膚に刺さる時は、蚊にさされたくらいの感じがするものですが、あとはほとんど何も感じません」確かに健康な人が受けたら鍼治療は、大半がそのような感じです。ですから、痛みをともなわなくても鍼は効くんです。大概の鍼灸師は、無益に鍼をうつのではなくて、体にわかっているだけで361カ所にツボがあってそのツボに鍼をうつのです。ツボにうたれた鍼は、まるで無言のようですが、それなりの効果がともないます。

 しかし、鍼には、特有の「ひびき」といって、しびれるような感覚をともなう時があります。人によって、また、場所によっても違いますが、「ズーン」とか「ビビビ」とか言った感じの感覚が、体に走る時があります。それを、「ひびき」というのですが、そのひびきがあった時には鍼は確実な効果が現れます。いままであった「痛み」が消える時もそんなひびきがあったあとに起ります。ですから、患者さんには、ひびきがあると、「きっといい効果が現れますよ。楽しみにしていてください」という声かけをしています。実は、ひびきとは、脳に鍼の鍼の刺激がとどいたという証拠なのです。

 鍼が効くメカニズムを簡単に説明させてもらいます。人体には、皮下の中や筋肉の中に感覚神経の末端に感覚受容器と言って、センサーの働きをするものがあります。鍼を主にツボに刺すことによって、この感覚受容器に刺激を伝えます。その刺激をキャッチした神経は、手や足を通って、ずーと伝わっていって背骨に伝わりそれから背骨の中を通って脳にむかって、必ず脳に刺激がが伝わっていくんです。「ひびき」はその刺激の大きさの違いです。「ひびき」が大きければ大きいほど、刺激も大きかったと言えます。また、逆を返せば、そのくらい、痛みの症状も大きかったということがいえます。でも間違いなく、「ひびき」は、脳に刺激が届き、それを受けて「ベーター・エンドルフィン」が、分泌されたことを意味しているのです。

 「ベーター・エンドルフィン」とは神経伝達物質の一つです。働きでいえば、鎮痛剤や鎮静剤などの薬に似ています。まるで麻酔か麻薬のような物質、というように思ってくださって結構だと思います。ただし人間がつくった化学物質とは違い。もともと、人体に存在している物質ですから、副作用や、人体に悪影響を及ぼす危険は一切ありません。そういう物質が鍼刺激によって、脳から分泌されているのです。これが、痛みが劇的に取れて楽になる鍼治療の効果なのです。

 わたしが、師匠から、鍼についてご指導いただいているとき。師匠は「鍼治療は響かせられなければダメですからね」というようなことをよくおっしゃいました。確かに、重症な患者さんほど、激しい「ひびき」を訴えられます。そうしてみるとはり師は、患者さんの症状をよく理解して、次から次へと患者さんの体に導かれるように、ツボを見つけ、脳にはり刺激を伝えていくようにならなければならないのです。しかも、人の身体によって、ツボの位置が全部違っていますから、硬い頭をしていたら、鍼治療はできないのです。どうですか、ちょっとおもしろい話でしょう。


 
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週刊朝日5/24号より

「マッサージ・あん摩・指圧治療院の選び方『3箇条』」
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 最後にいい施設(治療院)の選び方を紹介する。

1、「あん摩マッサージ指圧師」の国家資格を持っている

有資格者でなければ行なえないので当然なのだが、巷には資格を持たない人が似た施術をするのも多い。施設や個人が有資格者であることを掲げる必要はないため、電話なので事前に問い合わせるしかない。

 ちなみに、同資格を持つ者のなかには、鍼灸師の国家資格もあわせて持っている者も多い。全鍼灸マッサージ師会やNPO全国鍼灸マッサージ協会のホームページには、それら有資格者の施設が掲載されているので参考にしてほしい。

2、「◯◯に効く」など、病名や症状を看板に掲げていない

 有資格者のいる施設では、「はあき法」の縛りがあるため、病名や症状、有効性などを一般の人の目に触れるところに掲げてはならないとされている。逆に有資格者のいない施設では、病名や症状を載せていることもあり、一つの目安になる。

3、「もみ返し」がない

 これは一度、施術を受けた場合の話になってしまうが、今は技術力のある人ほど、もみ返しを起こさない施術をするという。

 ここまで、マッサージと一口に言っても、知らないことが多かったのではないだろうか。それをわかた上で受けるのとそうでないのとでは、症状の改善にも大きな違いが出る。ぜひ、正しいマッサージを知って、施設(治療院)選びに役立ててほしい。(本誌・山内リカ)

(以上は週刊朝日5/24号による引用である)  


029.gif病名掲げるのは資格のない施設

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「病名掲げるのは資格のない施設」とは週刊朝日さんもよく言ってくれたものである。その通りです。これは大変に矛盾するところですが、病院の看板も、「八倉治療院」の看板も病名とか症状などの広告は一切ありません。法律にまもられ施術を行なうものは、法律の制約を受けなければならないのです。わたしたちのような指圧鍼灸治療院なども国家資格の施設ですから、上文のような、「◯◯に効く」というような広告入りのような看板はだせないのです。たとえ座骨神経痛や大腿神経痛などの治療が得意でも、法律で禁止されている以上、有資格者は法律に従うしかないのです。ですから看板もこのようなシンプルなものになってしまうのです。そういうことの事実を、患者さんはよくわかってほしいというのが、今回の週刊朝日の特集でした。わたしたちのように地道に治療を重なっている治療院では、今回の特集は本当にありがたいものです。たぶん、こういうことは患者さんの多くが知り得ないことですから。
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週刊朝日5/24号より

「マッサージ・あん摩・指圧」三つの手技の違いや特徴
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「とりあえず、国家資格がある三つの手技の違いや特徴を整理しておこう。

☆マッサージ

 ヨーロッパで発祥し、明治時代以降に日本に伝わった。主に血液やリンパの流れを良くするのが目的で、皮膚を直接刺激する。求心性(手足の抹消から中心に向かう)にもんだり、さすったりしていくのが特徴。滑りをよくするため、オイルやパウダーなどを使うこともある。更に最近では運動後の筋肉疲労を取ったり、選手のパフォーマンスを高めたりするためのスポーツマッサージや、植物から抽出した精油をもちいたアロマテラピー(芳香療法)、手術後などに起るむくみ(リンパ浮腫など)を解消するリンパトレナージなどの手法も普及してきている。

☆あん摩

 古代中国で生まれた。鍼灸と同じように東洋医学の経絡治療(経穴<ツボ>を刺激することで生命エネルギーである気や、栄養を巡らす血の通り道を整え、自然治癒力を高める療法)の考え方に基づいて、体の調子を整える。薄い衣服などの上から、主に筋肉に対してなでたり、押さえたり、軽くたたいたり、つまんだり。マッサージとは対照的に、遠心性(両手を上げたバンザイの姿勢で上から下に向かう)にもんでいくのが特徴だ。

☆指圧

 日本生まれ、日本育ち。あん摩と同様、衣服などの上から親指の腹や指の関節、手のひらを用いて体表の一点を押す。遠心性に刺激するのも、あん摩と同じだ。東洋医学の経絡刺激による体の反応を期待する一方で、圧を集中させることによる反射作用で、自律神経の反応を促し、内臓の機能を調整していく。


 こうした手技は単独で極めている専門家もいれば、それぞれの良い点を取り入れている専門家もいる。また、「マッサージ」という看板を掲げていても、実際はあん摩や指圧をする施設も。それだけ、マッサージという言葉が一人歩きしているという状況がある。

(以上は週刊朝日5/24号より引用)


029.gif多分、治療の専門家にしかその違いはわからないが、その専門家も曖昧にその言葉を使っている


 週刊朝日に特集として今回このように丁寧に扱われていた。これを紹介させてもらわないのはもったいないと思い引用させてもらった。実は、八倉治療院では、手技は、あん摩と指圧の複合である。ところが患者さんには、「マッサージをしていきます」ということがほとんどである。それだけで、説明しなくても通じるのでそうさせてもらっているのが現状だ。でも、患者さんもプロになられて、それらの違いがわかっていたら、きっと治療者は、びっくりして、患者さんを見直すことであろう。
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週刊朝日5/24号より

シリーズ代替医療第3弾「本当に効くマッサージ・あん摩・指圧」

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体のどこかに痛みやこりがあると、無意識にそこに手を当てて、もんだりさすったりする。この「手当」の延長にあるのが、手や指を使って体をほぐす、いわゆる「マッサージ」だ。だが、一口でマッサージと言っても、指圧やあん摩もあれば、「類似品」もある。その違いを、ぜひ知ってほしい。

 肩こりや腰痛など、つらい症状があると、「マッサージを受ける」という人は多いのではないだろうか。だが、それが本当にマッサージなのかが、まずあやしい。

 マッサージの定義について、日本あん摩マッサージ指圧師会の会長、時任基清さんはこう説明する。
「体の手のひらや指などでさまざまな刺激(押す、もむ、さする、たたく、震わす、引っぱるなど)を与えることで、体の反応を引き出し、健康を促進、症状を改善させる手技です。ただ、みなさんがマッサージだと思って受けているものの中には、『あん摩』や『指圧』といった、マッサージとは異なる手技もあります。」日本ではこのマッサージやあん摩、指圧には、実は「あん摩マッサージ指圧師」という国家資格がある。きめられた教育機関で3年以上の教育を受け、試験に合格した人でなければ、施術してはいけない。ところが、国家資格を持たずにマッサージに類似したせ術をする施設も多く、多くの人がそれを「マッサージ」と思っているのが現状だ。

 厚生労働省も無資格者によるあん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師などに関する法律(はあき法)」の免許なしでこれらの行為を業として行なったものは、処罰の対象となる、としている。厚労省に問い合わせると、「無資格の問題は承知している。有資格者団体からの要望も出ており、対応しなければならない」という返答であった。
(以上は週刊朝日5/24号より引用)


029.gif日本で資格があるのは「あん摩マッサージ指圧師」の国家資格があるものだけ

わたしも有資格者ですが、みなさんにはまだ多くの人に知られていなのが現状です。それどころか、平気で、「マッサージ」の看板が掲げられていることも見逃せない現状です。本来人間の体は、「小宇宙」といわれるほど精密にできています。この体のことをしっかり勉強してきている人にしか、施術をさせてはいけないというのが、定められた法律なのです。現状がどうであれ、このことはしっかり、守られていかなければならないと思います。少なくてもみなさんは、そういう法律があるということを知っていてほしいと思います。そういう意味で週刊朝日の記事を引用させてもらいました。
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029.gif「しばり」がなくなりました
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「ああ、本当にいい時代がきたものだ」

 朝起きて、大井川の河川敷「リバティー」のコースを1時間くらい歩く。朝食を食べ、今シャワーを浴びる。だいたい、これがぼくの毎日の日課。ほとんど仕事もなく、お金もない。あるのはスローライフな毎日。これでいいと満足しているわけではないが、不満もない。自分なりに、自由と健康と生きがいを考え、マイペースで毎日を楽しく過ごしている。人生はたったの一度だけ、だから、毎日を楽しく生きるしかない。振り向いてなんかいられない。

 よく同年代の友達が、「若い人がうらやましい」なんて言うんだけど。よく考えてみると、若い時って「苦しいことばかり」だったような気がする。子供のころから、親に「勉強しなさい」っていわれて、好きでもない勉強を嫌々やりながら育った子供時代。それをきっかけに競争に明け暮れ、試験・受験・進学・就職・結婚・出世・昇級いつも何かに縛られて、ほとんど自分を振り返るゆとりがなかった。もう一度同じ人生を歩めっていったら、「勘弁してほしい」と思うことだろう。

 やっぱり、「しばり」がない人生が一番いい。これが還暦をまじかに感じる正直な心境である。今までさんざんやるべきことはやってきたんだから、これでいいだろう。これから先は、誰の目も気にしないで、やりたいことだけをやる。自分の気持ちを一番大切にして。精いっぱい毎日を楽しむ。「ああ、本当にいい時代がきたものだ」
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週刊朝日5/24号より

「足ツボやリフレはマッサージではない?その違いは」
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日本では国家資格を持っている人以外は、仕事として他人の体にマッサージすることは禁止されている。アロマテラピーなど、海外で通用する資格を持っていても、日本では日本の資格を持たなければならない。

 だが、実際には、資格を持たないスタッフが施術をする、マッサージ類似の施設があふれている。「リラクゼーション」や「癒やし」「ほぐし」を掲げたり、「足ツボ」「タイ古式」などの名前の付いた店は、繁華街に看板を並べ、健康ランドのような温浴施設や大型商業施設の中には必ずある。それが不調に悩む現代人の駆け込み寺になっている。

 ちなみに、「リラクゼーション」や「リフレクソロジー(足の裏にある反射区を刺激していく足裏健康法。英国式などがある)」「足ツボ(リフレクソロジーと考え方はほぼ一緒。台湾式などがある)」「ボディーケア」などをうたうチェーン店が登場したのは、今から15年ほど前。ストレス社会を反映してか、急激に成長を遂げた。今では「ほぐし系」「癒やし系」「ストレッチ系」などに分かれてもきた。

 なぜ、それらの施設が問題とならずに増えているのか。それについて取材先で何人もが口にしたのは、50年以上前に出た最高裁判決(1960年1月27日)だ。

 その判決は、医業類似行為(医師がおこなう治療以外で、健康や症状の改善をもたらす行為)では、それによって「人の健康に害を及ぼすおそれがあること」が認められない限り、処罰の対象とならないと解釈されるものだった。

 日本薬科大学学長で百済診療所(東京都中央区)院長、丁宗鐡(ていむねてつ)医師は言う。「この判決以降、保健行政の隙間をぬって、無資格で医業類似行為をする人たちが出てきた。その結果、こういう産業が既成事実化してしまったのです」。


 では、こうした店舗を運営する会社は、はたして資格や施術者の技術の質についてどう考えているのか。代表的な5社に記事の趣旨を伝えた上で、取材を申し込んだ。

 すると、業界大手の一つA社は、店舗の許可が下りないとの理由で取材拒否。上場企業のグループ会社として店舗を展開するB社は「ほかの企業と考え方は同じなので、今回は見合わせたい」と、丁寧な対応ながらNG。格安のサービスで注目され始めたC社は、取材を一度は了承したものの、取材前日に「多忙」を理由にキャンセルとなり、それ以降は連絡が取れなくなった。首都圏を中心にチェーン展開するD社は、取材も終え、「当社のおこなっているのは健康管理サービスです」などの話も聞いたが、その後、「社内稟議がおりない」と掲載不可となった。

 そんななかで、唯一取材に応じてくれたのは、業界最大手の「ボディワークホールディングス」。有資格者が始めた同社は、現在、全国でラフィネ(Raffine)というリラクゼーション店などを約470店舗、温浴施設内に約200店舗を展開している。セラピストと呼ばれるスタッフは、グループ全体で約4700人。

 資格に対する考え方を聞くと、「有資格者がおこなうのは治療行為。私たちがおこなっているものと目的が違う」(経営企画部)という。有資格者に敬意を払いつつ、それとは別のサービスをおこなっていると強調する。

店舗では、施術と会話を通じたコミュニケーション、また香りや音楽など含め五感に働きかける癒しをお客様に提供しています。有資格者がされているような、『腰痛を治してほしい』などの要望には応えることができません」(同)」

(※週刊朝日 2013年5月24日号より引用)

 
029.gif日本では国家資格を有しているのはあん摩マッサージ指圧師のみです  

 日本では国家資格を有しているのは、あん摩マッサージ指圧師だけです。整体もカイロプラティックも足ツボもリフレックスノロジィーも全部とも有資格者ではありません。法律で認められていない以上、わたしは取り締まるのは当然だと思うのですが、日本には、下線が引かれた部分のような背景があるので、今のような現状になっているわけなのです。ちょっとした矛盾です。
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週刊朝日5/3・10合併号より
いい鍼灸院選びの5箇条

 古くから伝わる東洋医学のひとつ「鍼灸」。全身のツボを鍼や灸で刺激することで、治療や健康増進に役立てるというもので、最近ではその効果も科学的に認められているという。

 鍼灸は体に鍼を打つという、ある程度、侵襲がある治療なため、心配な人もいるだろう。それだけに、鍼灸院選びは大切だ。いい鍼灸院の見分け方はあるのだろうか。取材をした人たちから聞いた鍼灸院選びのポイントをまとめた。


(1)団体に所属している

(日本鍼灸師会、全日本鍼灸マッサージ師会、NPO全国鍼灸マッサージ協会や協同組合、全日本鍼灸学会など)
 一番いいのは信頼できる人からの口コミだが、ほかに選択の指標がない状態で鍼灸院を選ぶとしたら、やはり団体に所属している鍼灸院のほうが安心だ。

(2)同じ場所で3年以上、開院している

 鍼灸院は「あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師等に関する法律」で、広告が制限されている。「○○に効く」「○○を治す」といった宣伝文句や病名は原則、掲げられない。そうしたなかで何年も同じ地域で開業できている鍼灸院は、実力がある証拠とみていい。その見極めの期間はおおよそ3年だという。

(3)衛生管理がしっかりなされている

 鍼を体に刺す行為だけに感染の危険性もある。鍼は使い捨てのディスポ鍼か滅菌消毒された患者個別の鍼を使用しているか、鍼灸師は施術前に手を消毒しているかなどは重要なチェック項目だ。またシーツ、タオル、枕が汚れていないかどうかなど院内の清潔さも確認しておきたい。

(4)電話など受付の対応が親切・ていねい

 鍼灸は受ける人の健康を改善するためのサービス業としての側面もある。電話の応対、説明などに疑問や不満を覚えたら、やめたほうがよいだろう。

(5)鍼灸師の体調管理がしっかりできている

 鍼灸師は自分の指の感覚を頼りにツボを見つけ、鍼を打ったり、灸を据えたりする。当然ながら、風邪や睡眠不足などで体調が悪いと、ツボを探り当てる感覚が鈍り、治療効果が落ちる。施術に責任を持っている鍼灸師は、やはり自己管理がしっかりしている。

(※以上は、週刊朝日 2013年5月3・10日号より引用)



029.gif「患者さんにとって、いい鍼灸院の選び方は大切だ!!」

 ひとくちに鍼灸院といってもその実力は、天と地ほどの実力の差がある。そういう意味で、せっかくつらい症状をかかえて、鍼灸院へ訪れても、いい鍼灸院でなければ意味はない。だから、患者さんにとって、この「鍼灸院選びの5箇条」はとても大切である。この5箇条は、事前にクリアーできているかなど、ネットで検索したりすることができれば、しておいた方がいいと思う。

 手前味噌になるが、八倉治療院について述べるなら、「(1)団体に属している」を除けば、あとはすべて自信を持ってクリアーしているといえる。ただ、この(1)に関しては、除外させてもらうことにする。わたしは、指圧鍼灸師の道を目指す前から。師匠に指導を受けており、専門学校に通うのは、あくまでも資格を得るための過程に過ぎなかった。団体に所属するメリットは、鍼灸師にとって必要な研修を積むためである。でも、わたしのように「日本一の治療家」を師匠に持つものにとっては、それはあまり意味がなかった。もちろん、その代わりに、わたしなりに専門学校で紹介された研修会には積極的に参加したり、研究誌などにこれはという研修会がある時には、積極的に参加をしているつもりである。
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週刊朝日5/3・10合併号より

鍼治療が効果的な病気

北里大学東洋医学総合研究所漢方鍼灸治療センター資料から

・運動系疾患…………………肩こり、腰痛、頸椎症、五十肩、変型性漆関節症など

・消化器・呼吸器系疾患……慢性胃炎、便秘、下痢、気管支喘息、鼻炎、風邪など

・疼痛疾患……………………頭痛、座骨神経痛、関節リュウマチなど

・循環器疾患…………………高血圧症、冷え性など

・産婦人科疾患………………月経異常、不妊、更年期障害など

・感覚器疾患…………………眼精疲労、耳鳴り、めまいなど

・その他………………………アレルギー疾患、不眠症、自律神経失調症、夜尿症など


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029.gifこれだけでもすごいのに、ここにあげられた疾患はほんの一部だけ

 普通は、鍼治療といえば、肩こり腰痛、神経痛くらいはよく効くことが知られていますが、まさか、こんなんにいろんな疾患に対応できるなんて、知らない人の方が多いのではないでしょうか。でも、これは、ほんの一部に過ぎません。わたしのやってい八倉治療院でも、消化器・呼吸器疾患であげた便秘・下痢・気管支喘息・風邪などの症状が苦手くらいです。それ以外の疾患は、全部、治療させてもらった経験があります。受ける側の患者さんも、「鍼ってこんなことまでできるんだね」って驚かれるくらい万能です。シンプルなものほど奥行きが深いのでしょうか。だから、これを知らないてはないと思うんですがいかがでしょうか?
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週刊朝日5/3・10合併号

ピカソも愛用していた「鍼灸」 欧米でも実はポピュラー

 「ツボを刺激することで健康増進などを促す「鍼灸」。近年、その鎮痛作用のメカニズムが解明され、発表された。

 実は、欧米では「代替医療といえば、鍼灸」というほどポピュラーな治療だ。スペインが生んだ天才画家ピカソも、持病の坐骨神経痛をフランスの鍼治療で治して以来、鍼の愛好家になり、晩年まで絵を描き続けた。このエピソードは鍼灸業界ではかなり有名だという。

「世界中で報告された鍼灸の研究論文の数は、代替医療の中で最も多く、なかでも2010年に鍼の効果について報告された論文は、米科学誌『ネイチャー・ニューロサイエンス』にも掲載されました」(北里大学東洋医学総合研究所漢方鍼灸治療センター副センター長・伊藤剛医師)

 権威ある科学誌に掲載されたのは、米国の医師による研究。マウスによる実験で、「足三里」というツボ刺激による鎮痛作用のメカニズムを突き止めたという。科学的に認められている鍼灸の効果には、どんなものがあるのだろうか。

「わかりやすいところでは、『三陰交』というツボを刺激すると、子宮や卵巣などの血流が増すことや、『足三里』を刺激すると胃の動きが活発になることなどが証明されています」

 これ以外にも、腰痛や頭痛、歯の痛み、肩こり、関節痛、吐き気・嘔吐(おうと)、喘息(ぜんそく)など、さまざまな症状で有効性が報告され、かなり具体的なメカニズムもわかってきている。

 しかし、ツボはもともと中国の東洋医学的な概念に基づいて決められているはず。なぜツボを刺激することで、体にこのような反応が起こるのだろうか。

「そもそも古代からの中国医療では、『気』と呼ばれる生命エネルギーが体内を流れ、それが滞ったり、不足したりすることで病気が起こると考えられていました。鍼灸では気の通り道を経絡、外界との出入り口を経穴ととらえ、それらを刺激することで、気を巡らせて自然治癒能力を高めていました。こうした考え方を科学的に検証してみたところ、驚くことに、ツボには外部刺激を受け取る『感覚受容器』という神経のセンサーがあることがわかったのです」(同)

 神経のセンサーが刺激されると、その信号は神経を介して脊髄や脳に伝わり、筋肉や内臓に作用したり、鎮痛物質(脳内モルヒネなど)を分泌したりする。また、自律神軽やホルモン、免疫機構にも影響を及ぼす。古代の人はそれを無数の経験から知り、医療として体系をつくっていったということだろうか。」(※週刊朝日 2013年5月3・10日号より引用)

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029.gif鍼治療の研究が世界で一番進んでいるのはアメリカ

 また今日も週刊朝日 2013年5月3・10日号の記事を引用させてもらいました。みなさん驚きましたか?「鍼治療の研究が世界で一番進んでいるのはアメリカ」なんですね。今回は、「なぜ、鍼治療が本当に効くのか?」ということに言及していました。「鍼灸」と聞くと古くさいというイメージでしかなかった方には、驚きではなかったでしょうか?このようなことを聞くと、鍼は実に科学的でもあるのです。しかも、その鍼治療は、4000年前から、行なわれていたということが、実に不思議です。そう考えるのはわたしだけでしょうか?
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