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☆カナダ・トロント・ハイパークの朝の風景
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emoticon-0128-hi.gif鍼治療は、脳梗塞による麻痺や拘縮に苦しむ患者さんを助けることができるのか?(後半)

前置きの長いのがわたしの悪い癖、さて本題に入ります。脳梗塞や脳溢血は、脳の痛んだ場所により、麻痺や拘縮が起きます。例えば、右の側頭部、大脳の右脳に出血やつまりの症状が起れば、身体の左半分のどこかに麻痺や拘縮が起ります。これは、言い方を変えるなら、前回も「はり治療の限界点」でお話した。中枢神経に損傷を起こした証拠なのです。もし、中枢神経、簡単にいえば脳に損傷の問題がなければ、左右のどちらか一方が半身に麻痺や拘縮がおこることはないのです。

脳が損傷を受けていなければ、人間の身体は、両方がいっぺんに悪くなることはありません。どちらか一方の悪い方が患側といて、もう一方の症状が軽い方を健側というのです。そして、これは首から下の上半身と、腰から下の下半身とでは、患側と健側が左右違っているのです。では、脳梗塞などの症状を起こした患者さんはどうかといいますと。やっぱり、この患側と健側が存在します。だから、いくら、片麻痺といっても、治療する上では、はじめは患側を重視して治療すべきだと思います。

もちろん、当然ですが、脳梗塞などの症状を起こした患者さんは、首こり肩こり腰痛は、すざまじいものがあります。先日見えた患者さんですが、麻痺や拘縮がないという、大丈夫のはずのもう片方側の半身が、ものすごい筋肉の拘縮がみられたのです。でもこの場合は、原因は、脳梗塞の影響とはいえ、理屈からいえば、必ず患側の方は、治療でよくなっていきます。

では問題の脳梗塞の後遺症として残った麻痺や拘縮は、よくなっていくのかですが、たった一度の治療経験からは、何も話せる資格はありませんが、その時の治療では、はりを刺す前と刺した後では、筋肉の拘縮の状態が、動いたのです。そうわたしの手応えも、患者さん自身の感想も、確かに痛みと筋肉の拘縮の度合いが、違っていたのです。そうです、わずかでも緩んだのです。

もちろんはり治療は、神経の反射です。皮下の筋肉にはりを刺すことで、皮下あるいは筋肉の中にある感覚神経の感覚受容器に刺激が感受され、それが、脳に到達し、ベーター・エンドルフィンを産出しそれが、痛んだ脳の修復に役立っているのです。もちろんそれが出たということは、「ひびき」でも証明されていますが、更に、拘縮をやわらげたということは、筋肉を動かす運動神経にも影響を与えたということで、すごい治療の手応えのようなものを得ることができました。

わたしの仲間の訪問介護の仕事に携わる鍼灸マッサージ師に聞くと、保険の関係から、ほとんどが、マッサージであると聞きます。リハビリにストレッチやマッサージは欠かせないものだと聞きますが、本当は、脳に治療を施し、脳に刺激を働きかけるという意味では、はりの有効性は、見逃せないものがあるはずです。鍼灸師なら誰でもかまわないというわけではないのですが、もしパワーの高い鍼灸師が、治療にあたれば、相当な治療効果は、出せるのではないのかなという感想を持ちました。

もちろん、一口に脳梗塞といっても、症状の程度の違いは、様々であるし、個々の患者さんの条件や、「よくなりたい」という思いの程度にも差があることなので、これは一概に何ともいえない世界ですが、少なくともわたし自身は、初めて患者さんを診察させてもらった感想では、「希望は、まだ残されている」というようなことを感じることができました。でも鍼治療で、よくなるのはわたしではありません。最終的には、どこくらいよくなりたいのかという患者さん自身の思いと決断によるのではないでしょうか?
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☆カナダ・トロント・ハイパークの風景
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emoticon-0128-hi.gif鍼治療は、脳梗塞による麻痺や拘縮に苦しむ患者さんを助けることができるのか?

現代社会には、脳梗塞や脳溢血などの病気によって苦しんでいる人は多い。病気のあとの後遺症として、神経麻痺や筋肉の拘縮により、日常生活も制限されて、苦しんでいる患者さんがたくさんいる。その多くは病院で、急死に陥るか、あるいは一命を取り留めたとしても、病院の脳外科に入院生活を送り、リハビリという過酷な闘病生活に明け暮れている。あるいは、自宅で寝たきりとなり、訪問介護の援助を待つのが、現状である。

わたしは専門学校に通っている頃、鍼灸指圧マッサージの治療の限界を聞いたことがある。「将来、困っている人を助けることができる鍼灸師になりたい」というのが夢だったわたしには、とても関心事だったので、今でもはっきり覚えている。限界点は、「中枢神経に異状があるかどうか」だった。つまり、脳や脊髄神経に異状があるかどうかである。異状があれば、治すことはできない。逆に、もし脳や脊髄神経には異状がなければ、病気や症状を治すことは可能である。

話しは変わるが、わたしが八倉治療院を開院する前に、わたしは師匠から厳しいアドバイスをいただいた。「治療院の治は、治すという意味です。あなたが、患者さんの病気や症状を治すことができなければ、はじめからお断わりしなさい。もしそうでなければ、あなたは、看板にいつわりがあるということです」これに発奮した当時のわたしは、本気になって、患者さんの症状に立ち向った。

でも頭のどこかに、「治療の限界点」を意識したわたしは、「スクーリング」といって、自分が扱うことができる患者さんの制限を行なった。それは、「訪問介護を行なわない。つまり、自力かあるいは、解除してもらえれば、通院可能な患者さんだけを、治療させてもらう」というものだった。これには、今回のタイトルである。脳梗塞や脳溢血の後などに、後遺症として残る。神経麻痺や筋肉の拘縮などの患者さんは、ほとんどといって、扱うことはなかった。

でも、もうすぐ八倉治療院は、6月1日には開業8周年を向かえる。そうなってくると、口コミやあるいは、わたしのブログを見たということで、いろんなところで、情報を聞き当てて、患者さんが、遠いところからもやってくる。そうなるとわたしとしても、今までは、整形外科の患者さんどまりだったのが、もう脳外科の患者さんまで、避けて通ることができなくなってしまった。

かといってわたしの頭の中にある、師匠の戒めが消えたわけではない。でもわたしも、いつでも困っていらっしゃる患者さんの声を聞いてあげられる鍼灸師となることを目標としている以上、「少しでも楽になりたい」「今よりも動ける身体になりたい」そういう声を無視することができないようになってしまった。かといって、わたしは従来通り、患者さんを制限するスクーリングのバリヤを排除したわけではない。わたしもできたら自分のできる範囲以内で治療を行ないたいが、わたしも、そこはやっぱり人間、患者さんの強い要望があれば、気持ちが動いてしまうこともある。

(つづく)
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emoticon-0128-hi.gif 鍼治療は慢性疲労症候群を救えるか?

5月23日の産經新聞に「原因不明の『慢性疲労症候群』、周囲に理解されず…」という記事が、紹介されていた。すごく気になって、その記事を、わたしのブログでも紹介させてもらった。もしわたしと同じように気になる方は、どうぞご覧になってほしい。

本当にこういう症状をお持ちの患者さんは気の毒だと思う。本人は、つらい思いで苦しんでいても、おそらくはこういう場合は、脳の炎症という異状が見られるだけで、「慢性疲労症候群」と言う特定はされるかもしれないが、はっきりとした病気としては認定不可能だろう。ましてやよくわからないからと言って、「怠けもの」という扱いは、あまりにひどい。これでは、いくらいい治療方法があったとしても、もう気持ちの上で立ち直れないようにされているのも同じだ。

でもいつも思うことだけど、どうして西洋医学というのは、こうも難しいのだろうか?それはいろんなことが細分化されていて、こころと身体の結びつきなどはじめから考えていないか?無視しているから、こういう「慢性肥料症候群」のような病気は、平気で「原因不明」などと言ってしまうのだ。

原因は、はじめは「ストレス」なんですよ。そんなことわかっていることじゃないですか?こころの問題で、「イライラ、怒り、クヨクヨ、心配、不安」こういうことが度重なってくると、人間は身体の変調を訴えるようになるんです。だって、「気持ちが病むことを病気っていうじゃないですか?」何も「原因」なんて、特定しなくたって、そんなことはどうでもいいんです。

わかっていることは、こころの問題が身体に影響を及ぼしていることは確かですから、それが、運動器系の問題にせよ。自律神経系の問題にせよ。内分泌系、免疫系にせよ。それらはすべて、そういう症状が手がかりになりますから、そういう問題を、治療してあげればいいだけの話しでしょう。だから、わしたち鍼灸師は、患者さんが、訴えられるつらい症状をよくきいて、いかに治療で楽にしてあげられるかを考えるんです。

こころも身体も、苦しんでいる時は、自分ではどうすることもできません。でもそこで少しだけ、手を差し伸べてあげるだけで、人間のエネルギーが正常になり、今まであんなに病んでいた患者さんの自然治癒力が働き、元気をとりも出されていくのです。もう私たちはそういう患者さんをたくさん見てきましたから、こういうことは、べつに難しい問題ではないと思っています。ただ治療が正しい方向に向かっているかどうかだけが問題なのです。

産經新聞の記事の最後の部分に書かれていましたけど、「理化学研究所などは「患者の脳内で炎症が広い領域で生じていることを確認した」という研究成果を発表した。PET(陽電子放出断層撮影)の画像によって患者の症状と炎症の生じた部位を調べると、頭痛や筋肉痛が強い場合は帯状皮質と扁桃(へんとう)体の炎症が強く、また、抑鬱症状は海馬(かいば)(大脳辺縁系の一部)の炎症と相関していることなどが分かった。脳内の炎症が起こっている部位で脳機能が低下し、CFSの症状を引き起こしていることを示唆している。」ここがとても大事なところなんです。

人間の身体で起っている症状は、すべて脳の問題なんです。痛みもすべて、脳で感じていることなのです。だからこうした脳の「扁桃体」とか「海馬」の痛んだところを、反射刺激で修復できる鍼治療は、実に効果的な治療法だとわたしは信じているのです。ただひとつだけ、大切な条件があって、検査入院等でいろんな病院をたらい回しにされていろんな薬を処方され、脳の状態を劣悪なものにされてしまわないこと。そういう状況を排除できれば、鍼治療は、きっと「慢性疲労症候群」などの病気を救えるだけの可能性を充分もっているとわたしは思っています。
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emoticon-0128-hi.gif 産經新聞の記事より「慢性疲労症候群」について知ろう

☆以下の記事は、2014年5月23日に産經新聞の記事より引用させてもらいました。まずは、「慢性疲労症候群(CFS)」について、参考にしてください。


「原因不明の「慢性疲労症候群」、周囲に理解されず…患者支援の動き 」
2014年05月23日 08:06 産経新聞

患者や家族、友人らが病気の悩みなどについて語り合った「希望の会」の交流会 =大阪市阿倍野区

 ある日突然、極度の疲労感に襲われ、倦怠(けんたい)感や頭痛が続き、日常生活が送れなくなる−。発症メカニズムが不明で治療法も確立されていない「慢性疲労症候群」(CFS)。国内の患者は30万人以上と推計されるが、「怠けているのでは」などと周囲に理解してもらえずに孤立し、精神的に苦しむ患者も多い。こうした中、患者同士が悩みを話し合う「患者会」の発足や患者支援に向けた動きが少しずつ広がっている。(安田奈緒美)

 ◆指一本動かせない

 5月、大阪市阿倍野区の区民センターで、CFSの患者会「希望の会」の交流会が開かれた。同会は昨年10月に発足。この日は患者や家族など14人が近況や悩みを話し合っていた。

 京都市の主婦、井上佐和子さん(50)は22年前、原因不明の高熱で通院し、CFSと診断された。日中は横になっていることが多く、炊事、洗濯は夫が担っている。朝、起き上がることも指一本動かすことがつらい日も。「外になかなか出られず、社会と隔絶されています。病気への理解を深めてもらうため、まずは患者同士でつながりたい」と話す。

 患者の家族も参加。兵庫県内に住む女性(34)は中学3年生の娘が小学5年生のときCFSと診断され、通学できなくなった。「親子で怠けているのでは、と精神論を持ち出して責められることもあり、周囲に相談できなくなった」

 CFSは、ウイルスや細菌感染、過度なストレスなど複合的な要因が引き金となり、神経系、内分泌系、免疫系が変調し、機能障害を起こすと考えられているが、詳しいことは分かっていない。国内には専門医も少なく、CFSに詳しい渡辺恭良・理化学研究所ライフサイエンス技術基盤研究センター長は「CFSは、主観的な疲労を聞き取り、自律神経の機能を調べる検査などを重ねて診断するため、時間がかかる。熟練した専門医が必要」と話す。

 就職など社会的活動が行えないことも患者に共通した悩み。交流会に参加した患者のほとんどが仕事に就くことができない状態だ。高校時代に発症した20代男性の両親は「状態の悪いときの息子は、ほぼ寝たきり状態で、このままでは社会で働くことはできない。親がいなくなるとどうやって生きていけばいいのか」と悩む。医療費助成の対象となる厚生労働省指定の難病にも含まれていない。

 ◆ライトアップで発信

 厳しい現状の中、理解を深めてもらおうと、患者側もさまざまな活動を始めている。患者会「筋痛性脳脊髄炎の会(ME/CFSの会)」(本部・東京都練馬区)は、昨年施行された「障害者総合支援法」で医療費助成の対象とならなかったため、見直しの際には対象に含まれるよう署名活動を行ってきた。同会は「6月中には請願書を国会に提出したい」という。

 「慢性疲労症候群の理解を広める会」(本部・青森市)も今月12日の世界啓発デーに合わせ、青森市の観光名所ともなっている15階建ての正三角形の建物「青森県観光物産館」を、病気のシンボルカラーであるブルーでライトアップするイベントを開催した。

 「希望の会」を主宰する宇佐美智子さん(34)は「困難の多い患者の声を社会に届け、少しでも患者が暮らしやすい社会にしたい」と話している。

 ■発症メカニズム解明へ研究進む

 発症のメカニズムが判明していないことがCFSの予防、治療法を難しくしているが、少しずつだが、研究は進んでいる。

 今年4月、理化学研究所などは「患者の脳内で炎症が広い領域で生じていることを確認した」という研究成果を発表した。PET(陽電子放出断層撮影)の画像によって患者の症状と炎症の生じた部位を調べると、頭痛や筋肉痛が強い場合は帯状皮質と扁桃(へんとう)体の炎症が強く、また、抑鬱症状は海馬(かいば)(大脳辺縁系の一部)の炎症と相関していることなどが分かった。脳内の炎症が起こっている部位で脳機能が低下し、CFSの症状を引き起こしていることを示唆している。」
(以上の文章は、産經新聞社の記事を引用したものです)
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☆ハワイ・アストン・ワイキキ・サンセットから見たダイヤモンドヘッドとシービュー
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emoticon-0128-hi.gif 患者さんが驚かれる八倉治療院の3つの特徴(その3)

3、治療後に、すぐに治療効果が自覚できること

これまで3回に分けて、八倉治療院の3つの特徴を述べさせてもらいましたが、3つ目の特徴は、「3、治療後に、すぐに治療効果が自覚できること」もちろん、自律神経系の疾患は、すぐに治療効果を自覚すると言うことは不可能ですが、こと、肩こり腰痛、それから、神経痛などの運動器系の症状の場合には、すぐに治療効果を自覚することが可能なようです。

世の中は、消費税が増税されることで、にわかに景気が上がっているところもあるようですが、大半の会社や企業では、先の見えない不景気は続いています。そういう社会情勢の中で、「自由診療」を行なっているいる治療院は、やっていくだけで精一杯なところが、とても多いのです。

「自由診療」でもやっていくためには、それなりの治療技術の向上がなければ、とても「保健医療」に立ち向うことはできません。特に患者さんは、その面ではとてもシビアーです。いくら宣伝文句で、すごい大風呂敷を広げたとしても、結果として、治療が満足いくものでなければ、もう2度とは来てくれません。

だからそのために、治療の研究は、怠ることはできません。ことに、患者さんの様々な症状を実際に治療していくことで得られた、経験に裏付けられた「臨床力」は、治療家には、大変な財産です。こういうことを積み重ねてきたことが、3つ目の特徴「治療後に、すぐに治療効果を自覚できること」ということが可能になったと言えるのだと思っています。

わたしは昔、鍼治療のことを、「一寸法師」に例えたことがあります。現にわたしが使用している鍼の大半は、寸3(4センチ)の鍼は、ほぼ、一寸法師が、使っている、刀?針?と同じ長さのものです。ところがこれが、ミラクルともいえる、「鬼退治」いや「病気退治」の大きな武器となってくれているのです。もしあなたも興味がありましたら、「一寸法師」のような、寸3の鍼治療を受けてみませんか?鍼治療が、起こすミラクルを、一度あなたも体験してほしと思います。
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☆ハレクラニホテルから見たダイヤモンドヘッド
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emoticon-0128-hi.gif 患者さんが驚かれる八倉治療院の3つの特徴(その2)

2、指圧と併用しながら治療するので、鍼を置く時間を取らない

3つの特徴の「1、鍼をけっこう深くさす」と、関連があるかもしれませんが、2つ目の特徴は、「2、指圧と併用しながら治療するので、鍼を置く時間を取らない」です。普通、鍼灸院に行くと、はじめは、問診、それから、鍼を最初にうって、20分から30分くらい、置鍼(置鍼)という時間を置かれます。そして最後に鍼を抜いて終わり。そういうケースが多いです。

ところが、八倉治療院は、現在は「指圧鍼灸」の両方を治療の看板にしていますので、「指圧マッサージ」と「鍼治療」が併用されます。最初、治療を始めた当初は、もっぱら、わたしの治療も「指圧」が主体でした。ところが治療方法は、その発展過程において変化するものです。その時々において、考えられる最高の治療方法を取り入れています。将来的には、患者さんのニーズにもよりますが、八倉治療院の治療方法は、さらに変わっていく可能性は、充分にありますが、とにかく、今はこの方法がベストだと思っています。

鍼は、指圧というコンビがあることで威力を更に発揮します。でも、わたしが鍼を置く時間を取らないのは、取る時間がないからではなくて、取る時間が必要なくなったからです。鍼には「ひびき」が伴うものですが、ひびいたと同時に、脳から、「ベーター・エンドルフィン」がでてくるものなのです。ですから、鍼をおいておくことで、治療の効果がますと考えるのは、あまり根拠のないことのように思えます。もし置鍼しておく時間があったたしたら、他にも患者さんの訴えている症状や、治療することで更に、見つけた症状などに対して、治療をしていく方が、治療家としても満足感が得られると思ったからです。

問診や、治療前にやっておいた診察から、大体の患者さんの症状や、状態は、大雑把に把握できます。ですが治療というのは、やってみないとわからない不思議な世界でもあります。ですから、症状を実際に手で触れ、指圧で自分自身が状態を確認します。更に、患者さん自身にも、どこがどのくらい痛いのか、症状を確認して自覚していただきます。双方が確かめた上で、鍼をうつ。そして、もう一度、鍼を抜いたあとに、指圧マッサージで、鍼を刺すまえと、抜いたあとでは、痛みや症状がどのように変化したのかを、確認して、患者さん自身にも、その変化を感じてもらうことが大切だと思っています。

わたしは、通常このようにして、どんなに忙しくても、患者さんと双方向にコミュニケーションをとり、必ず確認を取りながら、治療をすすめます。うつ鍼の数も多く。患者さんの状態にもよりますが、通常は30本くらい。少なくても20本から、多い時で50本くらいの鍼をうちます。ですから、約1時間くらいの治療時間では、置鍼することはまず考えられないのです。でも、他の治療院や鍼灸院で鍼治療を経験された患者さんからは、このような治療は、考えられないことらしいのです。
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☆ハワイ・オアフ島のあまりにも有名な「ダイヤモンドヘッド」
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emoticon-0128-hi.gif 患者さんが驚かれる八倉治療院の鍼治療の3つの特徴

八倉治療院には、ブログを読んで、治療を受けにきたくなったという患者さんが多く、時には遠望からお見えになる患者さんもいます。そういう時は、夫婦で一緒とか、ご家族で一緒とか、親子で一緒とか、場合によっては、カップルで一緒という組み合わせで来て下さる時があります。

こういう時はどうされているかと言いますと、一応は、「どうされますか?」とお聞きします。そうするとほとんどの場合は、一緒でもいいですか?と言われるので、どちらか一方の患者さんを、待ちながら、治療を見学される場合が多いです。

さてこのとき、もう一方の方は、わたしの治療を、最初から最後まで、見ていらっしゃいます。そのときに、声には出しませんが、たいていの方は、遠慮うがちに驚かれます。特に、今までどこかの鍼灸院や治療院で、鍼治療を経験された患者さんほど驚かれるようです。その一番多いのが次にあげる3つのことです。

1、鍼をけっこう深くさす

そうなんです。ほとんどの鍼灸院では、使われるはりの長さは、大体、寸6(5センチ)か、寸3(4センチ)の長さです。そして、鍼を差したとしても、2センチから3センチぐらいまでです。ところがわたしのさす鍼は、寸3(4センチ)の鍼を使っていますが、大体は、鍼柄を残して4センチあれば、ほぼ4センチ全部刺してしまうことが多いです。これには、患者さん以外でも同業の鍼灸師さえ驚きます。

こうして現在、鍼治療の素晴らしさに取りつかれるまでは、はじめた当初、わたしも、ここまで深く刺すことはありませんでした。大体が、2センチから3センチくらいが、暗黙の常識みたいなところがありますから、それに従っていたのです。ところが、ある日、わたしの師匠のより、「鍼灸師は、鍼をひびかせられないようでは、鍼灸師とはいえないんじゃないですか?」という、指導をいただいたことから、わたしは、「ひびき」を意図的にねらうようになりました。

それ以来、経穴(経穴)簡単に言えば、ツボのことですが、ツボは、骨の際にあることが多い。それから、ツボにあたった時は、こちらが入れようとする感覚ではなくて、鍼の方が、奥へと奥へと、まるで自分から、すすんで奥に入っていくような感覚が生まれてきました。そして、気がついた時には、鍼柄(しんぺい)といって、鍼をもつ、つまみのところまで、奥深くと入ってしまっていた。というのが、実状です。でも、意外と深くにひびきを感じさせるポイントがあるようなのです。

鍼灸師が、うつ鍼というのはひびきがなくても効果はあります。ただ、ひびきがあった時はない時に比べて効果は絶大です。それは今まで、指で押していたかったところが、抜鍼後は、まるでウソのように痛みが消えてしまう程です。わたしが、行なう鍼治療は、鍼治療の特徴のひとつ「1、鍼をけっこう深くさす」というのは、そういうところからきている特徴だと、患者さんには、説明させてもらっています。

(つづく)
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ハワイのノースショアーに行ったときに入った、ヘルシーレストラン「ビートボックス・カフェー」とそこで食べたランチ
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emoticon-0128-hi.gif 肉食は、成長をはやくするが、老化もはやくする

3月にハワイのノースショアーに日帰り旅行に行ってきました。その時にヘルシーレストランを見つけて、食事をしました。その時に写した写真です。このお店、健康と美容嗜好の若者でとても人気のあるお店でした。本当に栄養のバランスのことをよく考えた献立で、「ヘルシー」そのものでした。味も最高でしたよ。

ところで、日本語の、ダイエットは、イコール、減量のことですが、普通は「食事療法」のことです。成人病予防であったり、高血圧予防だったり、体質改善など、いろんな意味が込められています。ところで「栄養のバランスを」といいましたが、この写真からもわかるように、お肉が入っていません。下のお皿のオーガニックの卵をのぞけば、ほとんど、「ベジタリアン」の食事かなって思えるほどです。

ではベジタリアンの人たちは、どうして、お肉を避けようとするのでしょうか?宗教的な問題なども、その背景にあるのかもしれませんが、今日ヘルシー指向の人も、なるべく肉食を避けようという傾向があるようです。それは、肉食を取ることで、その動物のお肉とその脂肪分から「毒素」を体内に吸収してしまうからです。

もし仮に、私たちを取り巻く、地球環境が、これほどまでに汚染されてはなくて、きれいな自然なままでしたら、このような問題は起こり得なかったかもしれません。でも実際は、家畜の餌である、緑の草は、農薬や、化学肥料などをふんだんに使われて、作られているため、それらの毒を餌として食べた動物の身体が汚染され、やがては、それをまた食べた人体に毒が吸収されるとう。2次的な災害が、人体で起っているのです。

そこまでは、わたしも昔から、環境問題を勉強することでわかっていたことでしたが、更に「肉食が人体に与える悪影響」でわかったことがあるのです。それが、「肉食は、人体に栄養をもたらすために、成長も促進するが、かえってその結果、老化まで促進してしまう」ということなのです。

みなさんもよくご存知なように、戦後日本も食事が変わり、栄養がよくなった成果、日本人の体格がどんどん良くなって、欧米諸国とほとんど対格差がなくなってきました。他にも、女の子の生理ですが、「初潮年齢」も若くなり、最近では小学校低学年でもすでに「初潮」がはじまる人も増えてきているそうです。またそれだけではなく、女性の「閉経」も、近年早まっているということもいえるそうです。

実は、女性の身体は、「生理」があることで、守られています。女性ホルモンの分泌が、女性の身体をいろんな病気から、守ってくれていることがわかってきました。だから、理想からいえば、「初潮」もある程度ゆっくりはじまり、「生理」もできるだけ長くあること、ゆっくり「閉経」を迎えることが、身体のためにはよいことなのです。

それが、人間の身体の免疫力を高めたり、病気をしない健康な身体づくりに役立っています。それが、最終的には、人間の寿命の増長にも繋がっているのです。だから、これまでのように、「肉食イコール、栄養」とは考えないで、もう一度、人体に取って必要な、栄養とは何か、もう一度、研究してみる必要があるのではないでしょうか?
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emoticon-0128-hi.gif 治療院・整骨院・病院いっそみんな自由診療で勝負してみませんか?

最近ある方と、コーヒーを飲みながらお話をしたのですが、面白いことを言っていましたね。「いいそのこと、治療院も整骨院も病院も、みんな『自由診療』にしてしまえばいいんですよね」って、あっさり言われるんです。その方のいい分は、「みなさん、大切な身体なのに、あまりにも簡単に治療院や病院を選びすぎるんですよ。もしこれが、保険を使わないで、自分の財布からお金を出して、治療費を支払うとなったら、慎重に選びますよ!」そうですね。わたしも思わず身を乗り出して、お話に聞き入ってしまいました。

「みなさんは、薬に対して考え方が、甘いんですよ。治療という名のもとに、堂々と治療費が使われていますが、あまりその薬害ということには、真剣に考えている人は少ないのです。第一、薬というものは、使用する限り、作用に副作用ということで、マイナスの面があることを、もっと患者さんは真剣に考えるべきなのです。もしそこにもっと関心の目を向ければ、医療というものはもっと変わってくるはずです。それから、医療そのものに目を向ければ、医療のあり方も変わってくるはずです」

それから、「賢い患者さんは、医療を選び、医者を選び、病院を選ぶはずです。そうなれば、当然、いい治療院、いい整骨医院、いい病院しか残れません。そうなれば、国の財政の赤字の根本原因である『医療費』の問題も解消されるはずなんです」そこまでおっしゃられるのです。わたしは、それを聞いていて、胸がすかっとしましたね。

実は「治療院」「整骨院」「病院」と医療関係を羅列しましたが、この中でほとんど原則的に「自由診療」で治療が行なわれているのは、「治療院」だけなのです。だから「治療院」の「治療費」は決められた定めは存在しません。ですから、患者さんさえそこを承知さえしておられれば、20分の治療で「10万円」の治療代というのも成立します。決してこれは違法ではないのです。

もちろん下手な治療院は、こんな治療費を掲げれば、明日にでも潰れて、看板はなくなります。例えがだいぶオーバーだったかもしれませんが、これに近い経営をしているのが、病院です。実際は保険治療で行なわれていますから、患者さんも、文句ひとつ言わずに、治療を受けていますが、もしこれが、「自由診療」だったら、先ほど例えた、治療院と同じことが、起こり得るんです。

全く患者さんがよくなることもなく、もう長い人で3年から5年も、そこに通院している「整骨院」も同じことです。もしこれも、ご自分で治療費を全額支払う。「自由診療」なら、とっくにつぶれています。だから、治療院と同じように、整骨院も病院も、ひとつここは、頑張って実力本位で「患者第一主義」に立ち返って、私たち治療院のように「自由診療」で勝負してみませんか?

生き残るのは、本当に優秀な、「鍼灸師」「あん摩マッサージ指圧師」そして「柔道整復師」と「医師」のみ。そうなれば、きっとみなさん健康になるし、日本の医療も、否応無しに向上するし。無駄な「医療費」は、いっさい削られ、日本は、世界初の黒字経済大国に躍り出ます。そうなったら、世の中、平和で、安全、安心になります。そうなったら痛快ではありませんか?
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