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029.gif 鍼が気持ちよくなるのは、よくなってきた証拠です

鍼は痛いものって決めつけている患者さんが多いようなんですが、それは、はっきり言って、まだ鍼のことがよくわかっていない方の言うことのような気がします。鍼ってね、本当は、とても気持ちがいいものなんです。面白いですよ。最初のころは、よく患者さんは、あんまりわたしの鍼がよく「ひびく」もんですから、「痛い、痛い」っていうんです。でも2回目、3回目となると、全然、反応が変わってきて、指圧やマッサージと同じように鍼でも、気持ち良さそうに寝てしまわれるんです。

3回以上見えてくれている患者さんで、鍼が痛いって言われる患者さんは、あんまりいません。よく眠ってしまわれる患者さんなどは、「わたし気持ちいいから、鍼が大好きになりました」って言ってくれるんです。そのくらい、鍼って、いい感じらしいですよ。でもこの「痛いから、気持ちいい」に変わるその瞬間は、身体もすごく変化を生じる時でもあるんです。

これは指圧マッサージでもまったく同じなんです。コリがとれて、筋肉が緩む瞬間というものがあるのですが、それが、「痛いから、気持ちいい」に変わる瞬間です。わたしは、臨床で患者さんが、「痛いから、気持ちいい」に変わられる瞬間に何度も立ち会わせてもらいました。いままで、「痛い。痛い」とあんなに騒いでいた患者さんが、急に静かになったと同時に、深い寝息を立て始めるのです。人によっては、イビキをたて始める患者さんもあるんです。あまりの変わりように、これってすごいことだなあって、いつもそう思います。

実は身体というより、脳から「ベーターエンドルフィン」がでる瞬間が、この「痛いから、気持ちいい」に変わる瞬間だったのです。よく、治療院などで「イタ気持ちいい」という表現をされる患者さんがいます。それって、おもしろい表現だと思いますが、微妙ですが、それとはちょっと違うんです。

ベーターエンドルフィンがでる瞬間って、ちょっと官能的な快感に似た感じでもあるわけです。でも、ちょっと違うのは、こちらは、興奮から覚めて、静かな安楽の時が訪れるのです。だから、敢えて極上な指圧やマッサージなどを受けた経験がある方なら、「至福のとき」を感じられるように、何度も楽になる感じが、たまらなく「気持ちいい」という感じをもたらしてくれるのです。

どうでしょう。こればかりは、いくらわたしが言葉で説明させてもらっても、なかなかわかるものではありません。実際に体験されてみるのが一番です。どうですか八倉治療院で「痛いから、気持ちいい」に変わる瞬間を味わってみてください。
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029.gif「気持ちがポジティブなら姿勢はいい」

わたしが専門学校の試験を受けたのは48歳だった。その時に師匠から受けたアドバイスは、たったひとつ。「試験中は、特に姿勢に注意すること。試験をする先生方は、そこをしっかり見ているから、あなたも気をつけなければいけない」だった。

わたしには、その当時は、そういわれた意味が、あまりよく理解できなかった。とにかく師匠がそういう以上は、姿勢を意識した。試験官の先生方は、わたしの姿勢を見ている。だったら、「いつ、どこから見られているかわからないのだから、簡単に姿勢を崩すことはできない」そんなふうに意識しながら、試験を受けたことを覚えている。

時は流れ、今わたしが、臨床で意識していることは、患者さんの姿勢である。治療をはじめる前も、治療が終わった後も、見ているのは姿勢。そこが重要なポイントだからである。もし治療が終わった後に、患者さんの姿勢がよくなっていたら、それは、わたしの治療が、そこに結果として現れている証拠。もし、あまり変わっていなかったとしたら、わたしか患者さんのどこかに問題がある。

「心身一体」とか「心身一如」と言う言葉がある以上。人間のこころと身体は、一体である。としたなら、「気持ちがポジティブなら姿勢はいい」「姿勢がよければ、気持ちはポジティブである」つまり、「姿勢を見れば、相手のこころがポジティブかどうかがわかる」ということである。

わたしが常々、師匠から指導されていることは、身体の問題は、80%が、こころの問題である。後は、身体の扱い方の問題が10%。そして、食べ方の問題が10%。それで、その人が健康か病気がちであるかの問題が、すべて決定される。ということであった。

治療をすれば、患者さんは、こころも身体も健康になる。「ビフォアー、アフター」という言葉が、よく聞かれるが、まさに治療院に見えた患者さんは、その言葉通り、こころも身体も姿勢も表情も、治療後にすべてが変わる。

わたしの臨床経験からいわせてもらうと、日本人より外国人の方が、姿勢にこだわりがある。彼らは、治療の後、姿勢がよくなったことに敏感に反応する。いつも「姿勢が変わった。姿勢がよくなって嬉しい」そんなふうに素直に反応してくれる。それは、もしかしたら、外国人である彼らの方が、「姿勢」を意識している。そうである以上、「心身一体」や「心身一如」という言葉を、日本人以上に理解しているのではないだろうか。そう思うのは、わたしの考えすぎだろうか?
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029.gif「姿勢が悪いから肩がこるんじゃなくて、肩がこるから姿勢が悪くなるんだよ」

患者さんに「わたしは、姿勢が悪いから、肩がこるんですか?」って聞かれます。でもそれって、相関関係は、もちろんあると思います。でも、「逆も真なり」っていうでしょう。むしろ、この治療をやっていて、むしろ、その反対だなって思うことが多いんです。つまり、「姿勢が悪いから肩がこるんじゃなくて、肩がこるから姿勢が悪くなるんだよ」ってね。

根拠1、「肩がこっている患者さんは、ベッドに寝た時に肩が浮く」

わたしが、まだ、治療に入る前に、患者さんの状態を検診しているとき。まだ、身体に触れる前から、「肩が相当こっていますね。特に右肩が」とう言うと、患者さんは、驚かれるんです。「どうしてわかったんですか?」実は簡単なことなんです。根拠1をもう少し詳しく述べますと。肩がこっている患者さん程、仰向けになった時に、肩の部分が、ベットから浮いて、隙間ができるのです。その隙間が大きければ大きい程、患者さんの肩はこっている。といえるのです。だって、両肩が浮けば浮く程、「猫背(ねこぜ)」に近づいてくるからです。

根拠2、「肩がひどくこっている人や、腰痛がある人は、立った時に身体が左右どちらかに傾いている」

わたしたち治療家は、必ず治療をはじめる前に、患者さんの健康観察(姿勢観察)をします。これは見慣れてくるとすぐにわかるのですが、根拠2で述べたような患者さんは、左右の肩のどちらかが、上がったり下がったりしているものなのです。つまり、人間の身体は、通常、まっすぐ立った時には、重心は、まっすぐ、真ん中に来るはずなのです。ところが、肩こりや腰痛がひどい人は、身体の重心は、左右どちらかにずれています。ですから、身体の体重は、左右の足どちらかにかかりっぱなしということが起きてくるのです。

根拠3、「治療が終わって、肩こりや腰痛などが解消できた患者さんは、姿勢がよくなる」

以上のように、簡単に「肩がこると姿勢が悪くなる」という根拠を示しましたが、これまでの臨床から、患者さんの多くは、治療が終わって、肩こりや腰痛が楽になると、自然と肉眼ではっきり検診できる程、姿勢が見違えるように変わります。ですから、やっぱり、「姿勢が悪いから肩がこるんじゃなくて、肩がこるから姿勢が悪くなるんだよ」って、患者さんには、常々いっていることなのですが、今では、「逆は真なり」というのが、わたしの中では常識になっています。

つい最近では、少林寺拳法をやっている20代の患者さんなんですが、治療が終わって立った時に、「はっきり、重心が真ん中に来たことが自覚できる」って、言ってくださいました。普段、運動をやっている方なら、このように、姿勢がよくなったことも、重心が真ん中に来たことも自覚できるはずです。
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029.gif 「あなたは、どこが痛いのですか?」

ほとんどの患者さんが正確に答えることができません。頭が痛い。頚が痛い。肩がこっている。背中が痛い。腰が痛い。お尻が痛い。膝が痛い。足首が痛い。このように、一つか二つくらいは、単発に答えることができますが、ほとんどの患者さんは、ご自分の身体なのに、どこが痛いのか答えることができません。

これには、訳があるのです。前にもこのブログの中にも書いていますが、「痛みは優先順位をつくる」のです。もし、あなたの一番つらいところが、頚だとします。そうしたら、腰の痛みも、お尻の痛みも、すべて、自覚することは、ありません。だから、「あなたは、どこが痛いのですか?」という質問に正格に答えられる人はいないのです。

だから、「痛みは、優先順位をつくって、通常は、一番つらくて助けてほしいところしか身体は、教えてくれないんだ」ということを覚えておいてほしいのです。でも、治療者自身も、そういうことを、是非知っていてほしいのです。そして、もう一つ知っていてほしいことがあります。「人間の身体は、すべては、ひとつながりである」ということをです。

もしあなたの目の前の患者さんが、「右の足首が痛い」といって、治療院に来られたとします。そういった場合は、この患者さんは、おそらく、頭痛。頚や肩こり。腰痛。座骨神経痛など。体中ほとんどどこも痛みだらけなのです。つまり、からだは、すべてがひとつながりで繋がっていて、単独で、痛みを発することはありません。

特に、身体の先端に行けばいく程、その痛みの症状は、重症なのです。はじめての患者さんの場合、予診で、身体の痛みを聞くだけで、この患者さんは、痛みがどの程度で、どこがつらいのかは、だいたいは、予測がつきます。

でも、前述したように、痛みは、優先順位をつけますので、身体の状態を正しく知ってもらう必要があります。そういう意味でも、わたしたち治療者は、問診や検査の段階で、患者さんが、自覚できなかった身体の痛みを、正格に知ってもらう必要があるのです。

もちろん、患者さんに、身体のどこが痛いのかを知ってもらう以上、治療者は、その痛みが、楽になるか、痛みを解消できるという治療ができるということが前提となります。でも実際は、なかなか、そこまで治療ができる治療者は、数少ないのかもしれません。
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029.gif 治療と同じくらい休養が大切!(後半)

Aさんは、問診からすれば、どんなに痛みがあるとはいえ、1〜2回で治療できる患者さんだと思っていました。ところが、2回、3回と治療を重ねても、「だいぶ痛みが楽になってきました」と仰るのですが、ベッドの上で身体の向きを変えるときや、寝たり起きたりする動きが、痛そうなんです。まるで、その動きは、「ぎっくり腰」をやってしまった人のような動きなのです。

「これって、おかしいなあ?どう考えても理解できない」わたしは、3回目くらいには、頭の中には疑問が渦巻きました。ところがAさんの問いかけから、その疑問が、消えてなくなりました。「先生、やっぱり身体を動かさなければ、よくならないんでしょうかね?」って、言われるんです。「病院でお医者さんから、『身体を動かさなければ、よくなりませんよ』っていつも言われるんですけど。なかなか、それができないんですよ」ってね。

このAさんも、お医者さんの間違ったアドバイスの犠牲者の一人なんです。わたしは、何度もこういう間違いから、回復できない患者さんを大勢見てきました。お医者さんは、口を揃えたように、やれ、リハビリだの、運動だのといわれるのですが、患者さんの身体の様子を、実際手で触って診ていないのです。これが、今、運動をやっていい身体の状態なのか、ダメなのか、その見極めがなされていないのです。状態の悪いときの運動は、かえって症状を悪化させるのです。

わたしは、ぎっくり腰で診て欲しいといわれてくる患者さんには、「完全3日間の休養」を義務ずけさせてもらいます。「トイレに行く時以外は、完全に横になっていてください。食事もできたらご家族の誰かに運んできてもらってください」とも言います。早くに治したいと思ったら、そのくらいの休養が大切なのです。

Aさんは、そういう質問をされたくらいですから、農作業こそしなかったようですが、あまり休養をとっていらっしゃらなかったようです。それどころか本気で、運動をしてみようかと考えていたようなのです。でもやっぱり、これでは、よくならないのです。治らないのです。

本当に、Aさんが口頭でも、歩き方やベットの上での動きからもよくなったのは、完全休養を強くお願いしてからの話しなのです。「先生、やっぱり先生のおっしゃる通りでした。トイレに行く時以外は、お正月も、布団の中で横になっていたんです。そうしたら、もうすっかり痛みがとれて、今は普通に生活できるようになりました」とおっしゃるのです。

このAさんは、4回目の治療が終わった後、こういう話しをしてくれました。「わたしは、前からずっと親指と小指が痛くて仕方がなかったんです。この痛みもどうにか治してもらうことができませんか?」病院では、痛い指を動かすように言われたんだそうです。でもこれもとんでもないことなんです。わたしの見立てでは、Aさんは、運動器系の症状では最も治療がむずかしい「頸肩腕症候群」なのです。このように患者さんというのは、なかなか症状を言ってはくれません。そして、問診でも性格に症状を、言ってくださっている訳ではないのです。

それにしても、患者さんは、医者や鍼灸師のアドバイスの違いに挟まれて、どうしたらいいのか悩んでしまうということがよくあるのです。でも、症状がある場合は、ほとんど間違いなく、運動はしてはいけません。そういう時の休養は、治療と同じくらい大切なものなのです。
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029.gif 治療と同じくらい休養が大切!(前半)

Aさんが八倉治療院へ見えたのは、昨年の12月の中旬でした。70代の半ばの女性で、農業をやっている方です。そのAさんが、初診でお見えになった時、予診表の「どのような症状でお困りですか?」という問いに対して「10月より腰痛です。せき、くしゃみがつらいです。起きたり寝たりが痛みます。立ったり座ったりも痛いというか、にぶく痛みます。整形外科で3日前にレントゲンを撮りました。骨には異状はなく、むずかしい病気はないとのことです」それから、「現在何かお薬を飲んでいますか?」という問いに対して、「飲んでいません」と答えてくれました。どこの治療院でも同じだと思いますが、初診の患者さんをお迎えする時には、いっそう観察力を働かせるものです。

ご主人に連れられて、Aさんが、玄関から入ってくる様子は、まるで、ぎっくり腰でもやってしまった患者さんのような感じで、とても痛そうで、困っている様子でした。でも、70代といっても、これまでは、現役です。お茶などの農業をやってこられて、受け答えもしっかりとされているAさんを見て、わたしはきっとすぐによくなる患者さんだと思ってしまったのです。

それには、3つほど理由があるのです。その3つとは、下線を引いてある3つの箇所が、その根拠となっています。

1、「10月より腰痛です」

痛めた時期がはっきりしており、この年齢のわりには腰痛歴が短い。何でもそうですが、病歴が短ければ短いほど、治るのも早いのです。逆に言えば、Aさんが、「10月から腰痛です」といいきったということは、「10月までは、腰痛はなかった」と解釈できます。それに、10月と言い切ったということは、10月ごろに腰痛を起こしてしまった、何かきっかけがあったということで、その原因は何かをうかがえば、治療の参考になると考えました。だから、しめしめと思ったのです。

2、「整形外科で3日前にレントゲンを撮りました。骨には異状はなく、むずかしい病気はないとのことです」

2つ目の理由は、この患者さんは3日前に整形外科を受診していて、骨などの異状がない。また他にも腰痛を引き起こすような、やっかいな病気はない。となると、やっぱり、指圧鍼灸師としては安心します。腰痛に関わる脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニアとか変形性腰椎症などいろんな病気の検査は、チェックを受けている。その上で「異状なし」の診断がある。ましてや、肝臓や腎臓の疾患の疑いもない。そうなれば、腰痛を治療する治療院としては、まず、安心して治療ができるからです。

3、「薬は飲んでいません」

最後にこれも、すごく早くよくなると思った理由のひとつです。よく患者さんの中には、病院へ行って、今朝を受けられるのですが、必ずといっていいほど、鎮痛薬を処方されるのですが、それが帰って、治療を長引かせる結果になるのです。わたしの行なっている指圧鍼灸の治療は、神経の働きが、必須なのです。薬で神経を鈍らされてしまうと、かえって治るときも、それが妨げになってしまうのです。以上の点から、「この患者さんは、痛みは強そうではあるが、早く治る患者さんだ」と、確信したのです。ところが、後で分かったことなのですが、そうはいかない理由があったのです。(つづく)
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029.gifどんなにすぐれた治療家でも、症状は治せますが病気は治せません

これまで何人かの患者さんを診させてもらってきましたが、でた結論がこれでした。確かに患者さんはいろんな症状を訴えて治療院に見えられますが、これまでわかってきたことで、確かなことがあるのです。それは人間の身体は、全体がひとつながりでできています。それと同様に、こころと身体もひとつながりなんです。だから、いくら身体ばかり治そうとしても、治るわけがないのです。

病気は、今までその方が生きてきた長い積み重ねの結果です。その考え方や、生き方のどこかに誤りがあれば、結果として、現れるものなのです。だから、いくらその方のお困りな症状を、仮に治させてもらっても、その方が、ご自分の考え方や生き方に誤りがある以上、病気は治らないのです。仮にその時によくなられても、また必ずいつか、その症状も、もどってきます。それは、病気が、今までの考え方、生き方の結果に他ならないのです。

わたしはこれまでに、「病気は気づきのためのメッセージ」であると、何度も言わせてもらってきました。それは治療の世界に入り、大勢の患者さんのこころと身体を診させてもらいながら、感じてきたことなのです。簡単にいいますと、身体に何かつらい症状がある患者さんは、必ず、こころのあり方に何か問題を抱えています。また、逆に、こころに何か問題のある患者さんは、必ずといっていいほど、身体もどこかが病気なのです。

人間のこころと身体の問題は、ずっと昔から、そしてこれから、どんなに生活が変わろうと、科学が進歩しようと、文明が発達しようと、変わるものではありません。昔の人は、実はそのことがよくわかっていて「心身一如(しんしんいちにょ)」という言葉でいい表わしていたのです。つまり、「心身一体」。こころと身体は、ひとつであり、切り離して考えることはできません。ということなのです。

私たちの治療の世界も、やはり同じなのです。どんなにすぐれた治療家がいたとしても、症状は治せますが、病気は治すことができないのです。一時的に、身体を治せたとしても、その方のこころ(考え方、生き方)までは、そんなに容易く治すことはできないからです。いくら科学や医学が進歩しても、病気は、誰にも治せないのです。もし治すことができるとしたら、それは、ご自分でしかないのです。そうです、病気は、ご自分でしか、治すことができないものなのです。
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029.gif求めすぎは、不幸をまねく(後半)

よく師匠は、わたしにこういいます。「『病気は、気づきのためのメッセージ』なんだって、痛みにしても、病気にしても、その人に気づいて欲しいものがそこにあるから、痛みや病気という形で、その人にメッセージを送っているんだよ」っていわれるんです。これは、わたしの深読みしすぎかもしれませんが、神様が、私たち人間に求めているものって、一体なんなんでしょうか?

実は、師匠から聞いたことがあるんです。「それは、感謝のこころだよ」って、師匠は、はっきり言われたんです。神様は、頭のいい人なんて、何も求めていらっしゃらないそうです。そうですよね。なまじっか頭がいい人は、悪いことばかりしているじゃあないですか?そういう人は、もしかすると、この世を破壊する人で、この世には、必要のない人なのかもしれません。

もしわたしが神様だとすれば、どんなことにも「ありがとう。ありがとう」っていえる人に幸福を与えたいと思うのですが、みなさんはどう考えられるでしょうか?もし、そういう神様の願いから、「痛み」や「病気」が起っているとしたら、「痛みや病気に対する考え方も、多少変わってくるのではないかと、わたしは思うのですが、みなさんは、どう考えますか?

わたしは、もし人間が、すべてのものに、心の底から「感謝」の気持ちをもてるようになったら、師匠のいう通り、この世から「痛み」や「病気」は、みんな消えていくような気がするのですが、みなさんは、どう思いますか?
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029.gif求めすぎは、不幸をまねく

昔から師匠に言われてきました。「求めるものは得られず」これが宇宙の法則なんですって。それから、こうも言われます。「100%を求める患者さんは、絶対によくなりませんよ」って、やっぱり人間は、欲をかきすぎたらいけないんですね。

これだけ世の中が、便利になって、欲しいものがいくらでも手に入るようになってくると、みなさん「もっと、もっと!」って思うようになってしまっているんですね。この前、旅行に行った時に思ったんですが、すごくみなさん食にこえていて、普段から美味しいものを一杯食べているじゃないですか、ですから、旅行に行くと、更に「もっと、もっと!」って思うらしいんですね。そこで、少しでも、自分が満足いかないと、不平不満が爆発するらしいのです。

温泉につかりながら、晩ご飯の食事がまずかったって、不平不満の大合唱なんです。何かこれを聞いていて、わたしは、悲しくなってしまいます。日本人がいつの間にか、みんな「バカ殿さま」「バカ姫さま」になってしまったのではないかと思うんです。だって、信じられないですよ。この世界中どこを見ても、食糧難が始まっていて、食料が、人口の増加に間に合わないんですよ。今日食事できること、それだけでも、「最高にしあわせ」と感じている人々がいっぱいいるのに、この日本人の不平不満は、一体なんなんでしょうか?そう思うのはわたしだけですか?

やっぱり人は、求めすぎたらいけないんですね。どうしてもそこに「感謝」の気持ちがなくなってしまうんです。そうすると、美味しいものでも、みんな美味しいものに思えなくなってしまうんです。それは不幸の始まりだとわたしは思うんです。

実は患者さんもそれと同じことがいえて、よくなっていく患者さんと、なかなか良くならない患者さんがいるんですけど、紙一重で、そこを分けるものは何かといえば、「感謝」なんです。同じ「痛み」を持っていらっしゃった患者さんでも、よくなっていく患者さんは、痛くなくなったところ、よくなったところばかりを見て、「よくなって嬉しい」っていってくれるんです。

ところが、なかなか良くならない患者さんは、よくなったところは見ないで、いつまでたっても、痛いところ、悪いところばかりを探しているんです。そうするとちっとも自分でよくなった気がしないんですね。治療者は、全体を診ていて、患者さんが、よくなっていることがよくわかるのです。ところが、患者さんは、いつまでたっても悪い状態だった時の気持ちと同じなんですよ。これってとても不幸なことだと思うんですがどうでしょう。(つづく)
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029.gif猛暑の夏に冷え症対策の鍼灸治療をしましょう!

みなさんは、患者さんが、冷え症を訴えて治療院は見えるのは、冬よりも夏の方が多いって知っていましたか?そうなんです。これって不思議な感じがしませんか?どうして暑い夏に,冷え症で困るという患者さんが増えるのでしょうか?そうなんですよね?冷え症の原因の一番は、「エアコン」なんです。職場で冷房が効きすぎて、困っているという患者さんが多いんです。

確かに、環境運動が進み、エネルギー資源の節約が叫ばれるようになってからは、一時期のように、「びんびんにクーラーを効かせて、快適な夏を過ごしましょう!」みたいな雰囲気はなくなりましたが、それでもクーラーなしでは、夏の猛暑は乗り切れないという人は多いと思います。ましてや、会社が事務系の職場の方は、どうしても長時間、クーラーの風を受けていますと、寒くて寒くて、膝掛けが必要なんていうことになりかねないといいます。

では、冷え症ってあまりイメージが湧かないという人もいると思うので、少しだけ、患者さんがどうのようにつらいのかも知ってもらう意味で、主な患者さんの訴えをあげておきますね。まずは、首こり肩こり腰痛,そして神経痛。そうなんです。やっぱり始めは、このような症状から始まるんですね。それから、頭痛、下半身の冷え。胃腸の不快感。食欲不振、生理痛、生理不順、疲れ、不眠症などです。

これはどういうことかといいますと、自律神経の失調が、起っているということです。自律神経といえば、私たちは、すぐその司令塔である脳幹にある間脳をイメージします。それから、自律神経の失調といえば、内蔵や胃腸などの働きの低下と疲れを頭にイメージします。だからこそ、冷え症の治療には、鍼灸治療がピッタリなのです。

よく冷え症にいいといって、膝から下の経穴(ツボ)にお灸をすえればいいという考えで、冷え症の配穴どおりで、それだけで治療を考えようとする治療者もいるようですが、それはちょっと、治療院へ来る意味がありません。それだけでは、冷え症は,簡単には治りません。むしろ、間脳が悲鳴をあげているわけですから、間脳に響くような鍼をうたなければ意味がないのです。

それから、首ころ肩こり腰痛があるということは、体全体にエネルギーの交流が悪いことを意味しているのだからやっぱり、急がば回れで、首こり肩こり腰痛を治療してあげることが、まずは第一歩だと思います。そうすれば、血行の促進は、自然と回復してきます.それから、自律神経の失調もおさまりますからね。

後は、膝から下の「足三里」「陰陵泉」女性でしたら,後は「三陰交」のツボを教えてあげて下さい。後は、患者さんに「せんねん灸」などの市販されている温灸を教えてあげれば、この夏は、冷え冷えから、ポッカぽかの夏が過ごせますよ。何か暑い夏に向けて、へんな話をしていますね。そういうところが、八倉治療院ぽいかもです。ちょっと早めの冷え症対策でした。
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