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029.gif 鍼治療で座骨神経痛を治せば、真夜中の「こむら返し」の恐怖はなくなる

夜中に「こむら返し」がおこって、脚の筋肉が引きつった経験がある人ならわかると思います。痛くてどうしていいのかわからないくらいおそろしい痛みです。ましてや真夜中の熟睡している時に、突然、脚が引きつるのでたまりません。でもこれにはちゃんとした訳があるのです。

脚の筋肉が引きつるといいましたが、じゃあ脚のどこの筋肉かわかりますか?実は引きつる場所は決まっています。膝から下の筋肉。「こむら」と呼ばれている筋肉です。筋肉名でいえば、腓腹筋(ひふくきん)、ヒラメ筋、後脛筋(こうけいこつきん)と呼ばれる3つの筋肉です。「筋肉が引きつる」といわれる症状は、自分の意志とは関係なく、勝手に筋肉の収縮がおこなわれることです。しかも猛烈な痛みをともなうわけですから。筋肉の強縮と呼ばれるような状態をいいます。

普通は、筋肉というものは、随意筋(ずいいきん)といわれていて、人の意志によって、収縮や伸展が行なわれるものです。じゃあなぜこのように、寝ている時に勝手に脚が引きつったのかといえば、神経自体が、痛んでいると、それに支配されている筋肉は、すべて自分の意志に関わらず。筋肉が拘縮(こうしゅく)してしまうという現象が起こるのです。

「こむら返し」という症状は、座骨神経痛という神経の痛みから、夜中に前記の3つの筋肉が突然、勝手に強縮することを言います。じゃあそれを止めるには、いくつか方法はありますが、寝ている時も、かかりそうになる直前に、必ず1〜2秒の間がありますので、その瞬間に、かかりそうな側の膝関節をのばし、同時に足関節をかかとを突き出すような感じで、屈曲させるのです。これが、訓練で一瞬のうちに実行できれば、こむら返しの痛みや恐怖から、逃れることができます。わたしはこれで、何度も急場をしのいできましたし。スポーツジムで、何人かのこむら返しにあった人を助けてあげることができました。

でも、これは、急場をしのぐための対処法に過ぎません。一番いいのは、こむら返しが起こらないように原因である「座骨神経痛」を治療することが、一番の対策になるはずです。じゃあ座骨神経痛は、どうして起こるかといえば、これはあくまでも腰痛が原因です。腰痛が、慢性化したり、重症化することで座骨神経痛が起こります。

ですから、こむら返しが怖いという方は、この際、徹底的に腰痛や座骨神経痛を治療しておくことが何より大切な対策といえるのではないでしょうか?そのためにも鍼治療は、薬に頼らない、自分自身の治癒力を引き出す最高の治療法だとお伝えしておきますね。
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029.gif 痛さを強く感じる人ほど治りやすい

これは、「どういうことかな?」と思われる人が多いことだろうと思う。普通に考えたら、痛みを強く感じるということは、それほど、症状が強いわけで、それだから、治りにくくなるというのが、普通ではないのかな?というふうに考えがちである。

ところが、臨床でわたしが、患者さんの身体から教えてもらったことは、必ずしも常識で考えられることとは違っていることが多い。また、患者さん自身は、自分の身体のことについて、正しく理解できていないということも言える。

例えば、座骨神経痛で見えた患者さんに、問診の時に、「どちらのお尻や足が痛いですか?」と聞いてみる。もしその患者さんが、「右のお尻のここと、左膝とふくらはぎが痛いです」と、はっきりした答えがかえってきたとする。でもその時の、わたしの判断は、本当は、もとの患側は、右側で、右側の状態はかなり、重症で症状が進行しているんだな」という判断をするのである。

これは、どういうことかといえば、治療者も初心者ならいざ知らず、多くの臨床から、患者さんの症状について学ばせてもらう。すると、必ずしも患者さんは、自分自身の症状について的確に答えることができないということがわかってくるからだ。それを承知でないと、治療もとんでもない勘違いをしたまま、行なってしまうことが多い。

「痛みは、優先順位をつける」身体の最もつらい箇所を、痛みとして本人に伝えることも確かである。だから、患者さんの問診から帰ってくる情報は、何ひとつ無駄なものはない。しかし、それとは別に、「痛み」は、感覚神経の働きが、正常であるから、痛みを感じられるのであって、これが、慢性化したり重症かしてくると、もう痛みとしての情報が、薄れてしまうか、自覚できないということが起きてくる。

治療者は、そういうことも、しっかり押さえたうえで患者さんの状態を判断しないと、きちんとした治療ができないことがある。それにしても、わたしは「痛み」というものから不思議なメッセージ性を感じることが多い。症状が痛いところほど、治りがはやい。逆に痛みが感じられにくくなったところは、危険な状態である。

だから、鍼灸治療を行なうものとして、痛みは悪いものだという考え方は、決してしてはいけないと思っている。その逆に、鎮痛剤や神経安定剤や睡眠促進剤のようなものこそ、使い方を間違えると、治療の妨げになることを、みなさんに知ってほしいと思う。
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029.gif 素人でも見つけられる座骨神経痛の見方
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長年、指圧鍼灸の臨床をやってくると、患者さんに対する身体の見方というものがうまれてきます。治療者というのは、まるで職業病ですね。瞬時に人の身体をみては、症状を見つけ出すことができます。

実は、初診の患者さんは、必ず「予診表」に、氏名や生年月日に始まり、いろんな必要な情報の他に、気になっている症状などを書いてもらっています。ところが、患者さんによっては、書いてくださる患者さんと、そうではない患者さんもいます。また、仮に書いていただいても、お話を伺っても、こちらが、聞きたい情報は、あまり聞き出せないことが多いです。

ところが、身体から発する情報は、すごいもので、あまり口から情報をいただけなかった患者さんでも、視診・触診・問診などを少しやっただけで、治療に必要な最低限度の情報は得られてしまうものなんです。ところでこの患者さんは、首肩の凝り、腕や指などのシビレは訴えていましたが、腰痛や座骨神経痛、大腿神経痛などあること自体、自覚症状がなく、ご自身もさほど気に留められている様子はありませんでした。

ところが、この患者さんは、予診の段階から、両側に大腿神経痛や座骨神経痛、それに三叉神経痛があることが分かりました。今日は、ブログのタイトルどおり、冒頭の写真から「素人でも見つけられる座骨神経痛の見方」を教えさせていただきます。

この患者さんの足部に注目してください。足部の甲の部分が上がっていて、ベッドにぴたっと降りていないことがお分かりでしょうか。普通なら、仰向けでうつぶせの状態になった時には、いくら足首が硬いからといっても、普通は、その足部の足首の甲の部分は、もっと力が抜けて、ぴったりとベッドのシーツにくっついた状態になるはずなんです。

じゃあどうして、この患者さんは、ベッドに足部の甲がつかないのでしょうか。それは、下半身全体に、最低でも腰痛や座骨神経痛があるからなのです。特に、座骨神経は、人間の身体の中で一番長い神経で、お尻から始まり足底まできます。足の70%くらいの筋肉を支配しているのです。だから、当然、この膝から下の筋肉は、(後脛骨筋・ヒラメ筋・腓腹筋など)の筋肉は、神経痛がない限り、このような筋肉の拘縮はみられないので、スネの部分から足首にかけて、このようなアーチ状の隙間はできないはずなんです。

もしご自分も、気になるようでしたら、ベッドか畳の上で、身体をうつ伏せにして寝てみてください。アキレス腱が楽に収縮して、膝から下の足部の甲が、ぴったりと、ベッドや畳にくっつくようであれば、あなたは、座骨神経痛の心配はなさそうです。どうぞご安心ください。
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029.gifお年寄りが、つまずいたり転びやすくなるのは、座骨神経痛があるからです

お年寄りの先輩方が、階段やちょっとした段差につまづいてしまったり、転んだりしてしまうのは、「座骨神経痛」があるからです。そういうわたしも、バカみたいに、よくつまづきます。よく転びます。だから、人ごとではありません。笑いごとではないのです。どうしてかなって、考えてみたのですが、やっぱり考えられるのは、この「座骨神経痛」があるからなんですね。

ところで、「座骨神経」は、人間の身体の中で一番長い神経だってご存知でしたか?腰椎という腰の骨は、椎骨といって、ひとつひとつが、独立した小さな骨のあつまりなんです。全部で5つあるのですが、その椎骨と椎骨の間から、「腰神経叢(ようしんけいそう)」といって、草むらのように、いっぱい神経が出ているところがあります。その神経が、仙骨のあたりで長いひとつの神経の束になったのが、「座骨神経」というのです。オシリの座骨という骨から、足底まで伸びている大変長い神経なのです。

ですから、その長い神経は、足の筋肉の70%くらいを支配しているのです。特に太ももの裏の「大腿二頭筋」や膝から下の下腿(かたい)の筋肉。「前脛骨筋」「後脛骨筋」や「ヒラメ筋」「腓腹筋」などの筋肉などです。座骨神経が、何らかの理由で痛んでしまうと、その神経が支配している筋肉が、すべて拘縮といって、収縮したまま、伸びにくくなってしまうのです。だから、座骨神経痛になってしまうと、どうしてもおかしな歩き方になってしまうんですね。

座骨神経痛は、腰痛から始まります。腰痛が慢性化したり、重症化すると、神経痛になってしまうのです。とにかく人間の身体の中で最も長い神経ですから、股関節や膝関節や足関節と3つもの関節をまたいでいます。だから、どの神経よりも曲げ伸ばしに耐えなければならないという点からしても痛みやすい神経であるといえます。

とくに「前脛骨筋」といって、スネの筋肉は、足部を持ち上げたりするはたらきがあるので、この筋肉がしっかり働いてくれないと、つまづく原因になるのです。わたしもそうですが、お年寄りの先輩方の話を聞いていると、「自分では、足をあげているつもりなんだけど、思う程上がっていなくて、つまづいたり、転んだりしてしまう」というのは、明らかに座骨神経の働きが、鈍くなっている証拠なのです。

こうして理由はわかっても、気持ち的には晴れない気分でしょう。でも、そんなに心配しないでくださいね。座骨神経痛というのは、治らない病気ではありません。むしろ指圧鍼灸の治療では、得意分野なのです。そこさえしっかり治療しておけば、もうつまづいたり、転んだりする心配はなくなります。いままで、加齢による座骨神経痛の治療で治らない患者さんはいませんから、どうぞ安心してくださいね。
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029.gif10代の若者でも座骨神経痛のある人は多い

「座骨神経痛」と聞くと、なぜか、年配の先輩方を想像するみたいなのですが、実際には、10代や20代の若者にも座骨神経痛がある人は多くいます。では、「座骨神経痛」というのは、自覚症状はあるのか?どういう基準で、「座骨神経痛」と判断すればいいのか、そこが知りたい。

☆座骨神経痛の痛みと主な症状、見逃してはならないチェックポイント12

1、肩こり腰痛があって、姿勢が悪い。
2、勉強中や仕事中に長くいすに腰掛けているのがつらい。
3、運動したり、身体を動かすことがつらい。
4、お尻の筋肉が痛い。(特に尾骨周辺が痛いという人が多い)
5、特に運動したわけではないが、お尻から太ももの裏側の筋肉が痛い。
6、膝の上の外側から裏側の筋肉が痛い。
7、ふくらはぎが、張って痛むことがある。
8、全体的に足の筋肉の裏側が痛くて、歩きにくい。
9、歩いていて、よくつまずいたり転んだりすることがある。
10、寝ていて、よくふくらはぎの筋肉がつる。
11、かかとの辺りが痛む。
12、肩や肘や手に痛みやシビレがある。


以上の、チェックポイントを読んで、3つ以上、該当する項目がある人は、座骨神経痛の疑いがあるか、「座骨神経痛」を持っています。6からの後半に該当する項目が多くあった場合は、間違いなく「座骨神経痛」であると判断できそうです。

座骨神経には、症状にいろんな特徴が見られますが、相対的に見て、番号が若い程、症状は、軽度です。1から3まででは、まだ、「座骨神経痛」とは、判断で来ません。ただ、後半の番号が増す程、症状としては、重くなっていますので、後半の番号に該当する人は、必ず、該当する項目が増え、簡単に3つ以上になるはずです。そうした場合は、間違いなく、「座骨神経痛」であると言えます。

「座骨神経痛」は、通常、誰もが肩こり腰痛から始まります。ただその腰痛が、慢性化してくると、「神経痛」という。「つらい症状」に変わります。シビレは、神経痛の主な症状と言われていますが、シビレを伴わなくても、通常は、その神経が、支配している筋肉が拘縮といって、痛みやこりを伴いますので、少し押したりもんだりしてみればわかります。

加齢に伴い神経痛の患者さんは、増えることは間違いありませんが、いくら若いからといって、神経痛がないとはいえません。肩こりや腰痛がある以上、若い人にも座骨神経痛は起こり得ます。だから、以上のことをチェックしながら、まずは、ご自分で、「座骨神経痛」があるかどうか、チェックしてみてはいかがでしょうか?
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029.gif老化は下半身からというけれど

よく「老化は下半身からというけれど」確かに、それはあたっていると思う。わたしは温泉が大好きなので、暇を見つけては、近くの日帰り温泉によく出かける。行けば、職業柄、「健康観察」は、自然にいつも普通にやってしまう。「この方は、姿勢が悪いな。歩き方が、おかしいな」そういうことは日常茶飯事のように行なってしまう。

今日も、温泉客の動作を見ては、やっぱり「老化は下半身から」という言葉を思い出した。確かに、マトを得ている言葉だと思う。本当に温泉にくるシルバーエイジのお客さんは、下半身が実に、動きが悪い。硬さが非常に目立つ。これは、実は、神経痛があるからなのである。

大概の歩き方がおかしい場合は、腰痛や脊柱管狭窄症など何らかの理由で腰を痛めており、座骨神経痛か大腿神経痛が見られる。足を引きずるような形で歩く場合は、座骨神経痛。膝がいかにも辛そうな場合は、大腿神経痛であることが多い。こんなふうに姿勢や歩き方など見れば、大体の身体の症状や、どこが痛いのかが、いやが上でも自然に見えてくる。

ところで「座骨神経痛」という響きは、何か年寄りくさいような響きがあるらしい。治療院に見える20代くらいの若い患者さんも、実はこの「座骨神経痛」の症状を持っていることも多いので、痛みの原因は「座骨神経痛ですね」と教えてあげると、「ええ、座骨神経痛ですか?」と返される。

若い患者さんからすると、なぜか、「座骨神経痛は老化を連想するらしいのだ」確かに、そういわれれば、わたしも若いころは、そんなふうに感じていたかもしれない。でも、治療家になった今、腰痛が慢性化すると、神経の痛みとなって、神経痛が生じることがわかっている。だから、決して、「老化は下半身からというけれど」必ずしも、「座骨神経痛」が老化だとは言えない。

だが、もし正確に言うなら、「老化は、若いときから始まっている」ただ人はそれに気づくかどうかである。シルバーエイジも自分が「座骨神経痛」になりたくてなるわけではない。でも、一方では、老化は、また、下半身に表れやすいことは確かなので、ふだんから、自分の姿勢や歩き方には、気をつけてみるようにしたいものだ。

また、いくら若いからといって、自分の身体や健康に過信するのはよくない。老化は若いころから始まっているという事実を受け止め。普段から健康には気を配り、若いころから、悪いところがあれば、しっかり治すようにしていかないと老後は厳しい病気との闘いになることを覚悟すべきである。
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029.gif夜中にふくらはぎがつるのは座骨神経痛からです

夜中にふくらはぎがつってしまうと痛いですよね。あの痛さときたら、経験した人しかわからないかもしれません。またそれが、癖になってしまって、何度も夜中に起ることがあるんです。それって一体何が原因かわかりますか?実は、「座骨神経痛」なんですよ。

筋肉がつるという現象は、わたしも経験してわかったのですが、あれは筋肉の「強縮(きょうしゅく)」なんです。つまり、筋肉が一時的に強く収縮して、そのままの状態でもとにもだらない。それってつらいですよ。普通運動器系の筋肉は、随意筋肉といって、自分でコントロールできるものなんですが、それが、勝手に強縮してしまうんですから、とてもつらいし、痛いんですよ。

じゃあなぜこういうことが起るかというと、実は腰痛から始まり、座骨神経痛を起こしているからなのです。このような筋肉のコリや異状などは、すべて神経からくることが多いのです。つまり、筋肉を支配しているのは神経なのです。だから、筋肉の異状は、神経が痛んでいるせいなのです。

ちなみに、ふくらはぎの筋肉は、後脛骨筋・ヒラメ筋・腓腹筋という三枚の筋肉です。ですからこれらの筋肉がつったりして強縮したときは、座骨神経痛なんだなって、思ってくれて間違いないのです。でもこわがることなんて何もありません。座骨神経痛が治療できる治療院にいけばいいだけのことですから。その選択を間違えなければ、大丈夫です。
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029.gif鍼灸師から見た松井選手がイチロー選手より早く引退した本当の理由?

松井選手やイチロー選手といえば、日本が誇る世界のメジャーリーグのスーパースターです。これまでも何人も日本の野球界にビッグスターは誕生しましたが、これほどのスーパースターは、早々、でるものではありません。このふたりの足跡は、素晴らしいものがありますが、現在、大きな違いは、松井選手は、引退してしまっているけど。イチロー選手は、まだ、現役選手として活躍しているということです。二人は、ほぼ活躍したのも同じ時期ですから、同期のような錯覚をしてしまいますが、年齢的には確かイチロー選手の方が、少し年上だったような気がします。

さて、今日は、「鍼灸師から見た松井選手がイチロー選手より早く引退した本当の理由?」と題して、この記事を書かせてもらっていますが、これはきっと、あくまで鍼灸師の目から見た真実ですから、「ああ、そういう見方もあるのかな?」その程度にお考えくださるとありがたいです。実は、二人に共通した点があるのですが、なんだと思いますか?

実は、二人とも「腰痛」持ちだったのです。これまでは、そんなに故障を訴える選手たちではなかったのですが、期せずして同じ時期に、故障を訴えたのです。松井選手は「膝の痛み」それから、イチロー選手は、「フクロハギの違和感」が、それなのです。確か、同じ時期だったので、わたしにはとても印象深く感じられました。多分素人の方には、それが何を意味するのかは、あまりよくわからないと思いますが、鍼灸師のわたしには、それが何を意味しているのかが、「ぴ〜ん」ときたのです。

つまり、二人は、症状こそ違っていましたが、仲良く同じ兆候を現していました。つまり、二人とも「腰痛」があって、そのことが原因で、「神経痛」を起こしていたのです。松井選手の「膝の痛み」は、実は「大腿神経痛」といわれるものです。「膝痛」を訴える人のほとんどは、「大腿神経痛」がもとで、起きている症状なのです。それから、イチロー選手のいう「フクロハギの違和感」というのは、「座骨神経痛」の症状のひとつなんです。だから、「大腿神経痛」も「座骨神経痛」も原因はひとつ「腰痛」の慢性化、および重症化が考えられるのです。つまり二人の選手は、活躍のピークを過ぎ、肉体的な老化が始まろうとしていたのです。

じゃあなぜ、本題の「鍼灸師から見た松井選手がイチロー選手より早く引退した本当の理由?」ですが、なぜだと思いますか?実は、このときすでにもうイチロー選手より松井選手の方が、重症だったのです。わたしの見立てですと同じ「神経痛」でも「座骨神経痛」より「大腿神経痛」の方が重症なのです。患者さんの多くは、「座骨神経痛」だけの人もいますが、「大腿神経痛」がある人は、大体、「座骨神経痛」もあることが普通です。ですから、わたしは、座骨神経痛より大腿神経痛の方が、重症だと判断しています。現に「大腿神経痛」だった松井選手は、膝の手術をしました。それに対して、イチロー選手は、休養とリハビリだけで、この故障を乗り切ったのです。

これが、今日の本題である「鍼灸師から見た松井選手がイチロー選手より早く引退した本当の理由?」の主な理由です。でも更に付け加えるなら、松井選手は、「膝痛」の解決方法として「手術」を選びました。「治るか治らないかの大きな賭け」をしたのです。そういう選択を迫られたのも、それだけ、切羽つまった状況におかれていたからでしょう。ところが、残念ながら、手術は上手くいかなかったんですね。手術前とは違うかもしれませんが、「痛み」という症状を残してしまったんです。

もう手術後にこの「痛み」がでてしまった場合は、もうもとの状態には、治すことは不可能なのです。これが、どんなに名医が執刀した場合でも、同じなのです。これが、「手術」の大きな賭けなのです。ですから、松井選手が成績不振になった主な理由は、単なる老化というよりも、そういうことだったのです。わたしが、皆さんに伝えたかったのは、どんな場合にせよ、「手術」という選択をとるのは、いろいろやってみてからにすること。どうすることもできない最後の手段としての選択にしてほしいのです。これを決めたからには、もう絶対に後に後悔を残さない。そのくらい、慎重によく考えた上での選択にしてほしいからです。後悔を残すようなら、絶対に手術はしてはいけません。わたしはそう思います。
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029.gif よく「こぐら返し」がおこるのはなぜですか?

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今日治療していて、ある患者さんから質問を受けました。確かに、夜、寝ている時に、急に足のふくらはぎの部分が、つってしまうことがあります。こういうのを「こぐら返し」と言っていると思うのですが、それには理由があります。たぶん、それがおこるのは、多くの方は、右か左か、わかりませんがいつも決まった足に、おこっている現象ではありませんか?実はそれには、原因があります。

「座骨神経痛(ざこつしんけいつう)」があるからです。座骨神経というのは、人間の体の中でも最も長い神経です。したがって、足の多くの筋肉を支配しています。わたしが、ざっと見たところ70%くらいの筋肉が、「座骨神経が支配している」と言っていいかもしれません。特に膝から下のふくらはぎの筋肉(後脛骨筋・ヒラメ筋・ひふく筋)は、ほとんど、座骨神経の支配なのです。だから、神経が痛んでいると、このように筋肉に、異状な、筋肉の拘縮(こうしゅく)がおこるのです。それが、「こぐら返し」です。

では、なぜ座骨神経痛が起きたのか、簡単にご説明します。座骨神経痛が起きた原因は、実は「腰痛」からです。何でもそうですが、はじめは「首こり肩こり腰痛」からはじまるのです。それが、慢性化、長期化、重症化してくると、だんだん痛む範囲が、広がってくるのです。ですから、座骨神経痛も、お尻が痛むくらいのみなら、まだ、軽症で、膝の上の部分が痛んだり、膝から下のふくらはぎの部分がいたくなってくるようですと、ちょっと重症かなという気がします。

でも心配しないでください。ちゃんと指圧鍼灸などの治療をやってくれる治療院へ行けば治してくれますから、安心して治療を受けてください。どうしてもよくならないというようであれば、「八倉治療院」へ電話をしてください。
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029.gif腰痛からおこる症状と病気
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肩こりと腰痛は、もとは同じところから発症しているので、わけて考えることはできません。ただ、症状を整理するために、前回は「肩こりからおこる症状と病気」。今回は「腰痛からおこる症状と病気」とわけさせてもらっているだけです。その点をご了承ください。

腰痛をおこしている方は、見ているだけでよくわかります。ましてや歩いている様子を見れば一目瞭然です。なぜなら、腰痛が慢性化したり、悪化すると神経痛になるからです。主に、「座骨神経痛」と「大腿神経痛」は、代表的なものです。もちろん、二つ同時に、患っている場合が多いです。どちらも、人にいえないつらさがありますが、治療する立場からいわせてもらえば、大腿神経痛の方が、やっかいな症状です。また、座骨神経痛のみという方もいますが、大腿神経痛の場合は、同時に座骨神経痛も引き起こしている場合が多いです。そういう面からも、大腿神経痛の方が、やっかいな症状といえます。次に臨床の観点から見た、座骨神経痛と大腿神経痛の識別を見ていくことにします。


【症状から見られる神経痛の識別】

1、鼠径部から大腿部の内側より膝にかけて痛む。→大腿神経痛

2、お尻から太ももの後ろ、膝から下の足部にかけて痛みやしびれがある。→座骨神経痛

3、どことは言えないが、足全体の後ろ側の部分に気持ちが悪いような痛みを感じる。→座骨神経痛

4、仰向けに寝ている時、足が自然に開いてしまう。また、閉じようとしても閉じることができない。

  →大腿神経痛

5、腰が妙に重く、足の付け根から大腿部の内側が、痛くてつらい。→大腿神経痛

6、夜寝ていると、ふくらはぎがよくつる。(こぐら返し)→座骨神経痛

7、足がよくしびれる。→座骨神経痛

8、かかとが痛い→座骨神経痛

9、ひざ痛がある。ほっておいたら0脚になってきた。→大腿神経痛

10、足を引きずるようにして歩く。→座骨神経痛


【腰痛からおこる代表的な病気】

急性腰痛(ぎっくり腰)・腰椎症(変形性腰痛症・腰部椎間板症)・要椎間板ヘルニア・脊椎分離症・すべり症・腰部脊柱管狭窄症など


わたしたち指圧鍼灸師は、治療の時には、病気を診断するわけではありません。「どんな症状かで、どのような病気が考えられるか」という仮説を立てるだけです。病気を診断するのはあくまで医師の仕事です。第一診断するためには、レントゲンであるとか、MRIとかCTなどに機会が必要です。それでないと骨や軟骨やじん帯などの異状は証明できません。ですからそういうことより、どういう症状に対して、どういう治療をすれば、症状が治まるか。そういったことに力を発揮するのが、わたしたち指圧鍼灸師の仕事です。ただ面白いことは、病気の診断ができても、できなくても、治療の段階では、そういうことは関係がなくなります。痛みやしびれの症状は、ほとんどが、神経痛の症状なのです。神経痛の症状を治療すことができれば、病気は、治すことができるのです。病気に対しても、薬を用いず治していくのがわたしたち指圧鍼灸師の治療法です。
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