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029.gif 身体に痛みがあるからこそ、鍼治療で治すことが可能なのです

もし頭痛があったり、体中に痛みがあるとしたら、あなたならどうしますか?やはり80%近くの人が、薬局や、お医者さんから処方された、睡眠薬や頭痛薬や鎮痛剤を飲むことでしょう。

今、私の家には、奥さんの友達が、遠いニュージーランドから、旅行をかねて私の家に泊まりがけで治療にみえています。わたしたち夫婦が、その方のニュージーランドの家に泊めてもらって、3人で旅行をしたのは3年前の話です。滞在中、夜は、旅のお礼に、その友達と家族の身体を治療させてもらいました。

年齢は当時50歳そこそこ。体重は、わたしの目測で70キロ。どこにでもいるような中年太りのおばさん体型でした。首こり肩こり腰痛、座骨神経痛もありましたが、それは、年齢相応で、当たり前のことです。むしろ、元気そのもので、「肉体年齢」は、わたしたち夫婦より、ずっと若い印象を受けました。

それが、3年ぶりに会う彼女の身体は、全く別人に変わっていたのです。体重は、間違いなく100キロをゆうに超えています。もう、ぽっちゃりした中年体型とはいえません。よくこんなに太ってしまって、遠い日本までこられたのが不思議なくらいです。

身体は、見かけが変わっただけではありませんでした。それ以上に変わったのは、身体の中身です。診察しただけで、3年前の身体ではないことがよくわかりました。実は予想はついていたことなのです。ちょうど1年前に、ご主人を脳溢血で亡くされていました。二人の息子さんがいるのですが、もう成人されていて、独立して、二人ともオーストラリアに住んでしまっているのです。

こころと身体は一体です。急に家族全員と別れて寂しくなった彼女は、痛みを薬で抑え、まるで、止まらないキャンデーのように服用し続けました。それから、寂しさを紛らわすために美味しいものをいっぱい食べるようになってしまったのです。もともと、脂肪分や炭水化物に偏る、いい食生活ではありませんでしたから、彼女の身体は、見る見るうちに、スパーヘビー級へと変身していきました。

困ったことに、変わったのは外見より、身体の中身の方です。眠れないからといい毎晩、睡眠薬を飲み続け。痛くて動けないからといって鎮痛剤を何年もがぶ飲みして来たら、どんな身体になるかは、わたしがもはや説明するまでもありません。でも、特に外国では、こういうパターンの生活をされている人が、非常に多くいらっしゃいます。決して珍しいことではありません。

でもわたしは考えてしまいました。もしわたしが彼女だったら、実際問題どうしたのだろうか?息子さん達は、いずれは巣立っていくし、また独立していってくれないと困りますが、ご主人の「突然の死」は、どうすることもできません。

突然の悲しみや寂しさに襲われ、体中が痛くて、よる眠ることができない。それをそのままというわけにはいきません。生活は続くわけですから、眠れないと明日の仕事に支障をきたします。他に治療の選択肢は見当たりません。やっぱり80%以上の方は、薬に頼ってしまわれるのではないでしょうか?

でも考えてみてください。1週間長くて1ヶ月、痛みが取れなかったり、眠れなかったら、もう薬は、効果が期待できないということではないでしょうか?間違いなく薬のグレード(強さ)はどんどん上がっていきます。最高に強い薬を3年以上、飲み続けたら、身体は、どうなると思いますか?もうボロボロになっていることは、素人でもわかっていることではないでしょうか?

残念ながら、スタンダードの近代西洋医学には、すごい落とし穴というか欠陥があります。「諸刃の剣」といえばわかると思いますが、効く時にはピッタッと切れ味よく効くのですが、ダメな時には、その肉体を、今まで以上にぼろぼろに傷つけてしまうのです。それこそ、取り返しのつかない身体にされてしまうことは、現実的によくあることなのです。

ニュージーランドにすんでいる彼女が、わざわざ遠い日本いるわたしたち夫婦を訪ねてくれたのは、友情からに違いありませんが、実のところは、やはり友情以上に、「ヘルプミー」の気持ちが強かったんじゃあないでしょうか?

わたしの行なっている鍼治療は、「神経反射療法」といって、神経や脳を治療する方法です。これは薬は一切使わないで、身体のどこも傷つけることなく痛んだ脳や神経や身体を修復することができる画期的な方法です。ただ、二つ条件があって、「手術をする前に行なうこと」それから、「薬の服用から、脳や神経の働きを損なわないこと」これが条件なのです。

この二つが大丈夫なら、治療は可能です。というより、薬をピッタリやめられた患者さんは、必ずといっていいくらいほとんど治っています。でもそれができなかった患者さん。こちらの指示どおり治療できなかった患者さんは、いくらがんばっても治すことができませんでした。特に薬をやめるということは、患者さんにとってすごく辛くて不安なことです。もちろん強制できることではありません。

ですから、「治るか」「治らないか」は、患者さんの判断に関わっているのです。わたしのいえることは、痛みというのは、決して、患者さんが考えるように悪いことではありません。痛みがあるということは、脳や神経は、正常な働きをしているからなんです。薬にいくらおかされていても、依然とがんばって、わたしたちにメッセージを送ってくれているからなのです。

痛みがあるからこそ、いつもいうように「治る可能性がまだある」ということなのです。普通は、わたしの鍼は、いくらはじめは痛がっている患者さんでも、患部を一瞬で痛みから解放するくらいの力を発揮します。でもこれは、薬を使っていない患者さんだからです。脳や神経の働きが正常だからです。でも、鍼が効きにくい。治りが悪いからとはいえ、痛みがそこにある以上、わたしは、可能性があると信じています。

問題は、患者さんが、どちらの方法を選択するか?決められるのは、神様から、その身体をお借りしている患者さんしかいないからです。
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029.gif 3日連続は最高の治療法

治療者としては、本当は、こうなるまで身体の症状をほったらかしにしておかないでほしいという願いはあります。でも実際に、ひどい状態だなあという患者さんは、この世にはたくさんおられます。「早くよくなってほしい。早く楽になってほしい」と願いながら、治療させてもらいますが、いくらがんばっても、1回のみの治療で治る患者さんばかりではありません。

慢性化、重症化、いろいろ呼び方はありますが、あまりに症状が多いために、とても60分の治療の枠に収まらない患者さんも少なくはありません。特に八倉治療院のネットを見て見つけてこられた患者さんは、重症な患者さんがとても多いです。

1、腰椎、頸椎等の捻れや骨格の歪み
2、首こり、肩こり、腰痛。
3、座骨神経痛、大腿神経痛、三叉神経痛
4、その他自律神経的な症状

このくらい症状を持った患者さんは、ざらにお見えになります。どれをとっても、普通は、病院や整骨院や治療院などでは、どう手を付けていいものかわからない、大変な症状です。それをだいたいは、2回から3回くらいの治療のスタンスで、治療させてもらています。

でも、わたしがどのくらい忙しい治療をやっているか、多分、わたしの治療を受けたことがある患者さんでも、おそらくは気づかれないと思います。でも、保険治療ではなくて、自由診療でやらせてもらっている治療院では、このくらいのスピードで治療を行なっていかないと、まにあわないのが現状です。

でもこれはいままで、重症の患者さんを治療させてもらった経験から言いますと、3日間連続で、治療させてもらえると、とても手におえないかなって言う感じの患者さんでも、なんとかなってしまうという経験をさせてもらったことが何度かあります。

わたしの治療は、これまでの臨床から、脳や神経のレベルでの治療であることはわかっていました。それが、最初に治療させてもらった日から、3日間は、身体の神経や筋肉に様々な異変が起こることがあります。これは、明らかに神経が筋肉を修復していく好転反応なのですが、患者さんによっては、様々な好転反応が見られます。

実はこの時が治療の効果から考えますと、最高のチャンスなのです。わたしから言わせてもらいますと、「今まで動かなかった大きな岩が、動いてくれる」そういう感じのものなのです。ですから、3日連続は最高の治療法のひとつかなって思うことがあります。

ただ、あくまでこれは、最悪の状態になってしまった重症な患者さんに教えてあげたいことで、みなさん誰にも、この手は使ってほしくないという気持ちは、しっかりくみ取ってほしいと思います。人の身体は、ご自分のものであって、ご自分のものではありません。どうぞお身体を大切になさって下さい。
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029.gif 治療にはレベルの違いがある

わたしもこうして治療者になる前は、みなさんと同じ首こり肩こり腰痛、神経痛に悩むひとりの患者さんでした。だから、みなさんと同じ疑問や感じ方を持っていました。「指圧やマッサージ、それから鍼も同じなんだけど。どうして、その日は気持ちがよくて、これで楽になるかなって思うと、次の日はまた、もとにもどってしまうんだろう?」大体、どこの治療院でも同じような疑問や感想を持ちました。大体みなさんも頷かれる方が多いのではないですか?

実はそれには訳があるのです。わたしも治療者になって、いろいろ治療技術や、治療に対する考え方が進歩することで初めて、「治療にはレベルの違いがある」ことに気づかされたのです。鍼灸マッサージの資格を取ってからは、ほとんど誰もが、一人前の治療者として扱われます。余程、師弟関係がはっきりしているところでないと、治療方法について教えてもらうことはありません。だから、どうしても勉強したい人は、組合や同業者の研修会に、積極的に参加して、そこで学んでいくしかないのです。

では最初のころの治療というのは、どうしても体を触っていったときに、凝りに気づいて、その硬いところを一生懸命に押したりもんだり、鍼をうってみたりするのです。でもそうして、仮に柔らかくなるまで治療できたとしても。それでは、やっぱりダメなのです。それはあくまで、「筋肉のレベルの治療」なのです。実はほとんどの治療者の治療は、このレベルの治療がほとんどです。むしろそうして、筋肉のコリを解消できたら、たいした腕前の持ち主です。大方は、時間はきても一向に首こり肩こり腰痛は治すことができません。

じゃあ、どうしたら首こり肩こり腰痛を治療できる治療者になれるかといいますと。その上の治療のレベルが要求されるのです。筋肉の上は、神経です。筋肉を支配しているのは神経です。だからもし神経を正常な状態にもどすことができれば、自然と筋肉は、もとのやわらかい正常で健康な状態にもどるのです。しかし、このレベルの違いは、甚だしく大きいのです。

神経のレベルの上にあるのは、脳のレベルです。脳のメカニズムというのは、西洋医学といえども、まだまだ未開の分野です。研究も一番遅れているところですから、そうそう簡単に踏み込める領域ではありません。ただ、わかっていることは、ここがしっかり治療できれば、どのような患者さんも、ある程度、きちんとしたもとの状態にもどしてあげることができるはずなのです。

少なくても、1日や2日で、もとの状態にもどってしまわれるということはないのです。このくらい「脳のレベル」や「神経のレベル」の治療は、すごいものなのです。わたしの患者さんの中にも、ここ数年、治療に訪れることがなくなった患者さんもたくさんいらっしゃいます。たまに会って、状態をお聞きすると。「先生本当にありがとうございました。あれから、本当にすっきりして、もう困ることがなくなってしまいました」っておっしゃる方がじつに多いのです。

もちろんわたしのレベルは、正直いいますと、まだまだの部分がたくさんあります。多分自分で評価すると、「脳のレベルと神経のレベルの中間くらい」です。わたしの目標は、この「脳のレベルの治療」です。このレベルに達することができればほとんど全身の重い症状や病気にも対応できてしまうような気がしています。

これから先は蛇足ですが、この治療のレベルは、更にまだまだ上には上がありまして、多分わたしの想像では、「こころのレベル」そして、最終的にはに「魂のレベル」という治療のレベルが、待っているのだと思っています。なぜわたしがそんなことを考えたのかといいますと。実は、わたしの師匠の治療を見ていますと、更にその上の神のレベルの治療が待っているような気がしています。何か途方のないお話しになってしまいましたね。
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029.gifぎっくり腰には、鍼治療が効果的ですよ

ぎっくり腰のことを急性腰痛っていうんですけど。どうして、起るのかご存知ですか?実は、何でもそうですが、人間の身体には、いきなりこのようはな激しい痛みが起ることはありません。腰痛はもうだいぶまえからあったのですが、無理に無理を重ねて、もうどうしようもなくなったとき、身体から、ブレーキがかかるのです。「もうあなたは、そんなに無理をしてはいけません。あなたがもうこれ以上無理ができないように実力行使します」ってね。動けない状態にしてしまうんです。それが、ぎっくり腰における身体からのメッセージなんです。

どうしたらいいですかって、そういう時には、休養と治療しかないです。そのうちの最も優先して欲しいのは「休養」です。自然界の人間以外の動物は、賢くって、何か身体に異変が起きた時には、動かないんですよ。一カ所にずっと、なるべく身体を動かさないようにして、身体を休め、身体の回復を待つんです。実は、ぎっくり腰も、3日間何もしないで、ひたすら身体の安静を保ち休養を取っていれば、ほとんどが回復するんです。だから、なまじっか心配だからっていって、無理に身体を起こして、半日も病院へ行って検査に明け暮れたりって、あんまり賢い対処法っていえないんです。強い痛みの衝撃が走りますけど、それは、骨折とは違うわけですから、心配しないことです。

それでも、患者さんからは、心配で「助けて欲しい」というお電話をいただくのですが、もし動けるようでしたら、鍼治療が一番いい対処法なのではないかと思います。特に、わたしのように「神経反射療法」という治療をやっていますと、痛い腰に直接に物理的な圧力を加えないで治療できるので、患者さんにとって、最も負担のない治療法のひとつではないかと思うのです。

腰が痛い時に、ぐいぐい腰を揉んだり押されたりすることは、拷問を受けているようなものです。だから、「なるべく、腰に触れないで腰を治療できたら、患者さん自身すごく助かる」のではないでしょうか?ここでもっと詳しく説明させてもらってもいいのですが、最近はブログに字数制限があるので、後は直接に治療の時にご説明させてもらいますね。
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029.gif「アーキュパンチャー・エネジー・トリートメント」という考え方

わたしはこれまで普通に治療することきには、東洋医学的な考えというより、西洋医学的な考え方で治療にあたることが、ほとんどでした。つまり、患者さんに肉体を解剖学的に捉えて、生理学的な知識で治療にあたる。そういうアプローチの仕方で、治療してきたんです。

それは決して間違いではないし。患者さんに症状や、治療の内容を説明する時も、便利で楽でした。多分、東洋医学より西洋医学的に説明を受けた患者さんは、誰も理解しやすいし、納得がいくのではないでしょうか?西洋医学は、科学的であるし、理論も合理的ですから、一応、仮に、その場でよく理解できなくても、何となく、そういうものかなって、思ってもらえるのではないでしょうか?

でも、わたしの頭の中には、「治療はエネルギー」とものすごい関わり合いがあるんだと思っていますから、そういう西洋医学的な考え方だけではないなって、ずっと思ってきました。だからこの「アーキュパンチャー・エネジー・トリートメント」という名前を思いついたとき、自分でも納得がいくというか、何かすっきり、腑に落ちるような気がしたんですね。

ちょっとできるかわかりませんが、この言葉を自分なりに説明させてもらいますね。「アーキュパンチャー・エネジー・トリートメント」は、直訳すれば、「鍼治療によりエネルギーを調整する治療法」です。よく東洋医学では、「気=エネルギー」のような考え方をしますが、わたしは、もっと広い意味でこの「エネルギー」というものを捉えています。

物体そのものが、「波動」というエネルギーを持っています。物体を細かく細分化していき、分子や原子という量子力学的な世界にしていきます。そうすれば、「原子核=中性子と陽子」の周りを「電子」が、回っている。これで「波動」というエネルギーが、あらゆる物体には生じているのです。

だから、人間の身体も、鍼そのものにも、エネルギーが干渉し合っているのです。それから、エネルギーというものは、強いエネルギーが、弱いエネルギーを支配するという法則があるのです。ですから、同じ鍼治療といっても、鍼はうつ人のエネルギーの高さに応じて、治療効果が違ってくるのです。

もちろん、鍼は金属です。金属そのものとしての物体のエネルギーは、他の物体よりも、エネルギーは高いです。でもそれ以上に、高いのは、人間という物体というより、生命体のエネルギーは、更に高いので、余程、治療者のエネルギーの高さが要求されるのです。

それから、エネルギーの世界は、コンピューターと同じ、「陰と陽」の世界です。つまり、電気で言うなら、「プラス」と「マイナス」の世界なのです。ですから、「右回り」とか「左回り」といった方向性が、あるということです。大抵、症状が現れる患部並びにツボは、「左回り」のエネルギーが働いています。ところが、先ほど、いった鍼のような金属は、間違って使用しない限り、「右回り」の性格を持っていますから、正しい知識とこころを持った治療者が、治療にあたれば、患部の「左回り」のエネルギーを、正常な「右回り」のエネルギーに調整してあげることが可能になるのです。

どうですか?少しは、わたしが提唱している「アーキュパンチャー・エネジー・トリートメント」という考え方が、理解できてきたでしょうか?もちろん、こんな拙い説明では、誰にでも理解できるとは思っていません、でも、少しは、なるほど、そういわれてみれば、確かに、そういうことが言えるかもしれない。そう思われた方もいるのではないでしょうか?

まだまだ、わたしがご説明したいことは、これだけではありませんが、今日は、その取っ掛かりくらいですが、ほんの少しだけ「ちょっとだけよ!」っていう感じで、わたしが考えている「アーキュパンチャー・エネジー・トリートメント」の言葉の意味を説明させてもらいました。これからもこんな感じで、わたしの頭の中にある。知識や考え方を、なるべくわかりやすいように、伝えていこうと思っていますので、どうぞよろしくお付き合いください。
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037.gif 八倉治療院「開院8年目を迎える」

今月、6月1日は、わたしの60歳誕生日でした。つまり「還暦」という、ひとつの大きな節目の年です。これでわたしも「十干十二支」の「暦」の世界を一巡したわけです。それと、更にそれより大きなことになりますが、八倉治療院の「開院8年目を迎える」年となりました。最初は、「石の上にも3年」を目標にしました。また、ある先輩の話しから、「開業しても5年位が辛抱だね」という言葉と、5という切れのいい数字を、目標にしたこともあります。そして、やはり、八倉治療院の8という数字は特別な、スペシャルなので、この8年目というのは、わたしにとっても大きな目標でした。この一年が無事に過ごせれば記念すべき「8周年記念日」を1年後には、お祝いできるのではないかと思っています。

人は誰でも、進歩向上を目指す生き物だと思っています。ましてやこの仕事を「ライフワーク」と考えているわたしですから、この1年「8周年記念」を、「特別な目標を持って取り組めたらいいなあ」と思っています。それで少し、わたしなりに考えたことがあるんです。それは、実は治療をしている時に、何人かの患者さんとお話ししていた時に、患者さんが、わたしにいってくれた言葉がきっかけとなりました。それは、実にわたしにとってありがたいお言葉でした。「先生、先生は後継者は、どのようにお考えですか?先生の治療技術が、先生一代で終わるなんて、もったいないですよ」わたしにとっては意外でした。全くそれまでのわたしには、考えてもみなかった言葉だったからです。そうですよね。このままでいけば、わたし一代で八倉治療院は、終わってなくなってしまいます。でも今までは、必死だったんです。「どうしたら、患者さんの痛みや苦しみを、少しでも楽にしてあげることができるのか?」「どうしたらこの仕事で食べていけるだけの現金収入を得られるだろうか?」そういうことばかりを考えてきて、いっぱいいっぱいの7年間だったからです。

それが、患者さんから、そんなご心配までいただけるようになったのですから、正直いって嬉しいです。またある患者さんから、「先生は3月はいつも、ハワイに行かれてしまうようですが、向こうに行ってしまわれるんじゃないかと、心配していました。これからも、わたしが生きている間は、先生に診てもらえるんでしょうか?」こんな嬉しいどころか光栄なお言葉もいただけるようになったのです。「はなむけ」の言葉としては、これらは、最高のプレゼントだとわたしは、痛感しました。でもそれと同時に、あることを頭の中で考えたのです。「わたしは、この仕事で、『治療の世界』で何か、自分なりの何かを残してみたい」そういうふうに考えはじめるようになったんです。

わたしには、スペシャルといえるものがあります。それは、「治療法」です。まだ、患者さん以外は、誰も知られていない。ヒナをかえすまでの、親鳥のお腹の下にかくされた、卵状態のものですが、気の早いわたしはそれに、命名したんです。「神経反射療法」というのが、わたしが独自で編み出した「治療法」です。でも3月にハワイに行って、少し外国の知人たちに治療をさせてもらった経験から、自分がやっている治療を、海のむこうの人にも知ってもらいたいという気持ちが起りました。そして、わたしの新しい治療法である「神経反射療法」というのを、英語バージョンに置き換えたらどういう言葉がふさわしいのか考えたことがあるんです。それが下にある言葉でした。

Acupuncture
Energy
Treatment



わたしが行なっている治療を、外国にいる人にも理解してもらうとなると、やっぱりこういう言葉でご紹介するのが最もわたし自身ピッタリするような気がします。わたしの治療の特徴は、わたしなりの言葉で簡単に紹介するなら、「神経の反射を通して脳を治療することです。それと同時に、あるイメージを持って治療にあたっています。それは、物体も人間の身体も形があるものすべてが、エネルギーをもっている。そのエネルギーの交流の異状を正常なものにすること、それがすなわちトリートメント(治療)なのです。ですから、わたしの治療法として名付けた「神経反射療法」というのは、「アーキュパンチャー・エネジー・トリートメント」という名前を同時にもっている治療法だといえるのです。

もともと「氣」というのは、目に見えない「生命エネルギー」のようなものでした。それを鍼という金属のもつ高いエネルギーの力とパワーを借りて、エネルギーの回転を「負」から「正」の回転に呼び戻す。気の流れを正しい交流にもどす。そういうことを、鍼灸師や治療家の方々は、口には出しませんが、治療のイメージとしては、それに近いもをもっていたはずです。ですから、この「Acupuncture Energy Treatment」というものが、特別新しいものであるとはわたしは思っていませんが、イメージとしては、わたしの頭の中には、こういう感じが、かなりピッタリ来る言葉なのです。

問題は、こういう言葉は、もうわたしの頭の中には、はっきりしたイメージとしてあるので、この言葉をこれからどのようにして、「『治療法』として成熟して、治療家の仲間に紹介していくか?」そこがこれからの課題になるのかなって思っています。もしわたしのこの記事をご覧になって、実際はどのようなものなのか?わたしの治療の実際を、「知りたい」という方がいらっしゃいましたら、いつでも「八倉治療院」までお越し下さい。わたしは、いつでも、これから機会があれば、わたしの治療法を、紹介していこうと思っています。具体的にどのようにこれから発信していけばいいのか、まだ、よくわかりませんが、これを見てくれた方々の貴重なご意見を聞かせてもらえれば、非常にありがたいことです。これからもどうぞよろしくお願いします。
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029.gif鍼治療は神経を通して脳を刺激する全身治療です


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私の治療院は何年前かは、指圧を中心に治療を行なっていました。よく患者さんから聞かれる質問ですが、「鍼と指圧はどういう違いがあるんですか?」ということですが、どちらもツボを刺激してひびかせるという点では、感覚神経の感覚受容器を刺激することで、脳に刺激をあたえるわけですから、原理は同じです。ところが、問題はその刺激の強さです。普通、何も症状がない健康体の人に治療を行なった場合は、ほとんど痛みは感じません。ところが、症状が強ければ強い人ほど、受ける痛みは大きいです。特に、指圧のひびきはことさらこたえるようで、治療を受ける方の痛みの負担は大きくなります。そいうい時に、鍼がとても有効であることに、やっていくうちにわかってきたのです。

それから、効果の広域性と速度が違います。昔は、肩こり腰痛の治療をわけて行なわせてもらっていました。人間の身体は、「痛みに優先順位をつけます」普通なら、首こりと腰痛とは同時に起っているのですが、どちらか強い方に、自覚症状が集中します。よく患者さんで、私は肩こりは酷いですが、腰痛は今までに一度もつらいと思ったことはありません」とおっしゃるのですが、私が腰を触ると、「痛い」といって悲鳴を上げる方がほとんどです。ですから、肩こりがひどいという患者さんに、肩こりが楽になる治療をしてあげると、「今度は腰が痛い」ということで、ほとんどわけて治療を行なっていました。

ところが、鍼治療はどうかと言えば、まったく治癒の速度が違います。治療していくうちに痛みが消えて治癒していくのです。だいたい通常痛みは、左右の両側に同時に起るということはなく、例外はありますが、ほとんどの場合は首肩が右側が患側で、腰は左が患測です。もちろんその場合は、左首肩が健側で右の腰が健側です。ですから、治療は、基本的には、患側に治療を施します。これが私の行なっている「神経反射療法」の特徴です。こうすると今までわけて行なっていた、肩こり腰痛の治療が、一遍に初回のみで同時に行なうことができるのです。

ところが肩こり腰痛くらいで、すぐに来院してくれればいいのですが、ほとんどの患者さんは、慢性化、重症化してから治療院にやってきます。「八倉治療院の挑戦」に掲げた「八倉治療院は、どこの病院や整骨院や治療院に行ってもよくならない、ひどい肩こり・腰痛・神経痛でお困りの方のための治療院です」という看板通りの患者さんが多いので、必ず、頸肩腕症候群ヤ座骨神経痛や大腿神経痛の症状、または、頭痛や偏頭痛の痛みをともなう三叉神経痛のような症状がオプションでともなうことが多いのです。そして慢性化は、健側の方にも痛みの症状が広がっていくために、なかなか、初回の治療だけでは、やりおおせない場合が多いのですが、オプションが、いずれかひとつくらいなら、ほとんどの場合、初回の治療だけで終了することが多いです。

先日見えた患者さんも椎骨の捻れを修復して、骨盤の傾きを矯正し、足の長さが違っていたものを、正しい正常な身体に修復しました。それから、首こり肩こりと腰痛を回復させ、座骨神経痛を取り除き、右側の三叉神経痛から来る、頭痛と右の噛み合わせが悪く噛む時にガクガクするという症状を、正しく調整しました。最近は、ほとんどそんな感じの治療内容です。こういうことがどうしてできてしまうのか?自分でも、はじめは不思議で仕方がありませんでした。本当に鍼治療の効果は、驚異です。しかし、その答えは、治療に携わるものでなければ、わからないことかもしれませんが、人間の身体の仕組みと、鍼治療のメカニズムがわかってくると、すごい奇跡のような結果が得られるものだということがわかってくるのです。

1つ、人間の身体は、一つながりであること。そのことを理解すると、治療がスムーズに効率よくはかどっていくのです。「例えば、右首を治療することで左の腰が楽になっていく」と言う事実です。こういうことが人間の身体の中では無数におこっているのです。これは専門学校で、解剖学生理学では、勉強できなかった事実が、臨床という場には、起こり得るのです。何よりも確かなのは患者さんの身体が、わたしたちに真実を教えてくれているのです。そして最後に、「痛みは、身体の部分的なところで感じられたとしても、それらはすべて、脳で感じている」という事実です。これもまた、「そんなバカな」とお考えな方が多いと思うかもしれませんが、「鍼治療は、神経を通して脳を刺激する全身治療である」というのはこの点から来ているのです。

今日私がここに書きました内容は、専門家の方からすれば、あまりに多くの驚嘆すべき内容なので、もう少し、丁寧にひとつひとつに、もっとわかりやすい多くの説明が必要なような気がします。いずれかもう少し、読んでくださる方が、少しでも理解しやすいように、述べていくつもりですが、今は、タイトルが示すように、鍼治療は、究極的には脳を治療することであり、そのために、全身を治療していくことになるのだ。ということだけをご理解いただければよいかと思います。
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029.gif 指圧鍼灸治療ひとすじ八倉治療院の挑戦2
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072.gif「神経反射療法」で引き出されたβエンドルフィンが、あなたのつらい症状を治します。

 治療を始めて、患者さんの身体からいろんなことを学ばせてもらいました。患者さんの身体は、当たり前のことですが、一人一人みんなそれぞれ違います。ですから、その人のからだや症状にあった治療を行なうには、様々な治療の方法が必要になります。人によって、また同じ患者さんでもその日その日の、症状により、治療の方法は、かなり変わる場合があります。しかし、何年か臨床経験を積んでくると、誰にも効果的である共通な治療方法というものを見つけ出すことがあります。これは、学校で教えられたものではなくて、師匠から直接に教えていただいたものでもありません。まったく、オリジナルな独自の治療法が、自然と出来上がってくるものです。それがわたしの場合は「神経反射療法」です。

 「神経反射療法」というのは、わたしが臨床で患者さんの身体から学ばせてもらったことの集大成です。もちろんわたしがこれから治療を続けていく限り、治療方法は、もちろん変わってくるはずですが、この「神経反射療法」は根本的には変わりません。よくパソコンなら、ウインドーズでもマックOSでもそうですが、10.5.8とかいうようにパーションが変わるだけの話です。話が少し横道に外れましたが、治療方法というのは、はじめから方法があるわけではなくて、身体というものがどういうものであるか知るということから、自分なりの見方考え方が必要になってきます。指圧鍼灸治療の場合は、前にもお話したことがありますが、西洋医学的な考え方と、東洋医学的な考え方の両方があって、大概の鍼灸師は、どちらかの立場を取ることが多いということをお話させてもらいました。わたしの場合は、どっちといわれても本当に困ってしまうほど、はっきりしません。だから、どっちにも近いような気がするけど、どちらにも遠いような気もします。

 とにかくわたしは、「気」というのは、「エネルギー」のことだと考えています。ですから、「人間のからだもエネルギーそのものだ」という考えです。しかし、わたしの指圧鍼灸治療の考え方は、確かに「経穴(ツボ)」を使ってはいますが、あまり「経絡経穴(けいらくけいけつ)」にはこだわりません。むしろ、痛みは、脳で起こり脳で感じているものであると思っていますから、治療に当たり脳を一番に意識します。そのおかげで、今まで難しかった肩こり腰痛、それに神経痛の治療が飛躍的に進歩向上しました。「何が進歩か」というのもことばではなかなか言い表わしにくいものですが、簡単にいわせてもらうと、今まで、少し強引だったかもしれないわたしの治療が、患者さんにとって相当簡単な治療に変わったということがいえると思います。そうしますと、治療も今まででは考えられなかったほど、はやく、短時間で治療できてしまうという。患者さんにとっても大変ありがたい、よろこんでいただけるようなメリットが生じることになったのです。

 わたしは今でも、人の身体を治すのは、誰もが持っている「治す力=自然治癒力」だと思っています。しかし、「自然治癒力って何か?」っていわれてしまうと、それから先が、言葉に詰まってしまうことが現状でした。ところが最近は、自然治癒力って脳から産生する「神経伝達物質」のことではないかと思えるようになったのです。ですから、極論ですが、「人間って薬物にたよらなくても生きていけるのではないのかな」って思えるほどになりました。特にその中でも脳でつくられる「βエンドルフィン」は、最たるもので、鎮痛効果・鎮静効果、そして、修復効果は、すごい強力なものがあり、ああこれが、「自然治癒力だったのだ」とさえ思うときがあります。

 わたしは先に「神経反射療法」というのは、わたしのオリジナルであり、わたしが独自開発した新しい「治療方法」であるということを申しあげました。わたしはいつも患者さんには、ご自分の身体のことをもっとよく知ってほしいという願いから、いろいろ説明しながら、治療を行なっていきます。ですから、ことばでは「これが神経反射療法です」なんていうことはいいませんが、神経反射療法の理論的なことや、患者さんが知っておいた方が有益な情報は、どんどん説明させてもらっています。もちろん、同業者の方でも、もしそれを、ご自分の治療に役立てたいのであれば、結果的には、多くの身体の症状に苦しまれている方々の助けになることなのでいつでも、教えさせていただくつもりです。

 八倉治療院は、今までも、そして、これからも進化の途上にあり、それがよりよいものなら、どんどん積極的に取り入れていくつもりです。βエンドルフィンを引き出す「神経反射療法」は、まさに「指圧鍼灸治療ひとすじ八倉治療院の挑戦」そのものだといえます。
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029.gif 10月のお休み
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 10月のパピーの顔をご覧ください。ジャーマン・シェパードのパピー・カレンダーの登場です。この3兄弟の「面構え」なかなかいいでしょう。ちびのときから、ジャーマン・シェパードって感じがするでしょう。この3兄弟、本当に可愛いと思いませんか?「10月のお休み」なんてどうでもいいんですが、パピー・カレンダーにこんなにかわいい子たちが登場すると、やっぱりブロブにも載せたくなっちゃいます。このやんちゃボーズたち、一体どんないたずらをして楽しませてくれるのでしょうか?ぼくが飼い主ならわくわくしてしまいます。

 「八倉治療院」の方は、10月は、ちょっと海の向こうの旅行を考えてみたのですが、やっぱり、お仕事に励むことにしました。治療の方では、「神経反射療法」をもっともっと、広めていきたいし、「健康美容鍼」も始めたばかりなので、こちらの方も、もともっと広めていきたいと考えています。そうしたら、旅行どころではないことに気づきました。というわけで、10月は、定休以外は、お休みなしで頑張ろうと思います。八倉治療院に関心のある方は、ぜひ一度おいで下さい。お待ちしています。
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029.gif 痛みは脳で感じている

 わたしが、いま行なっている「神経反射療法」は、患者さんからしてみると実に不思議な治療かもしれない。例えば、右膝(ひざ)が痛くてきた患者さんがいたとする。そうすると、わたしの治療点は、特に左肘(ひじ)を中心に行なわれる。もちろん、最終的には、右膝を治療することになるが、治療時間が全部で1時間とすると、多分触れても5分か10分くらいが関の山であろう。仮に鍼をうつことになったとしても、膝より肘の方が多くなるはずだ。ところが、これで、結果的には、患者さんは、いつの間にか右膝の痛みは、治っているか、楽になっていることに気づくことになる。これはいったいどういうことなのだろうか?

 よく東洋医学的な考えにもとづき行なわれる治療に「経絡(けいらく)治療」がある。これは、目でも鼻でも口でも、顔に何か症状があれば、「合谷(ごうこく)」といって、親指と人差し指の間の腱と腱の間にあるツボに鍼をうつ。または、胃が痛いという患者さんがいる時には、「足三里(あしさんり)」といって、足の膝のすぐ下にあるのツボに、鍼をうつ。これは、ツボ(経穴)が点だとすると、「経絡」は線ということで繋がりがあるという考えにもとずくもので、こういう療法を、「経絡治療」といって、東洋医学ではよく用いられる方法である。しかし、わたしが行なっている「神経反射療法」というのは、それとは異なっている。むしろ、筋肉や神経を治療の対象としたり。「反射」ということでは、「体制=内蔵反射」とかいわれるような、西洋医学の生理学で勉強するような、西洋医学的な考え方にもとづいているといえる。

 わたしがこの治療を始めたのは、「大腿神経痛」の治療を始めたとき、太ももの付け根や、膝関節に近い痛みに敏感なところだったために、治療に、激しい痛みを伴った。結果的には、大腿神経痛は治まり、治療としては、成立していたが、その代償として、相当な痛みをともなった。これをなんとかしたいと思い、ある日師匠に相談したところ。「右膝が悪い人は、右肘から治療しなさい。そうすれば、右膝も楽になるから」というアドバイスをいただいた。わたしは本当に驚いてしまった。わたしがいままで診たところ、膝痛を持っている人の多くは、腰痛が慢性的か重症化している。しかも、大腿神経痛でなかなか治らないという人が多い。だから、どうしても、先に述べたような大腿神経痛の治療は、絶対に使いたくない麻酔でも使わない限り「痛み」から避けて通ることが出来ない。ところが、右膝を痛めている人は、左肘も痛めていることをはじめて知った。しかし、いくら痛めてるといっても、人間のからだは、膝にくらべて肘の治療は容易である。そして、左肘がよくなると、本当に右膝がよくなっている。だから、痛い右膝の治療も、5分から10分くらいで治療完了ということも可能なわけである。

 しかも、この「神経反射療法」は、いろんな部位に応用できるということがわかってきた。もちろん、右膝は、左肘に応用できるし、脇は、太ももの付け根に治療部位としての関連性がある。ということが次々にわかってきた。それが出来ると、今度は、患者さんが痛みを訴えている部位を、他で代用し、痛みを感じる部位に、何も触れないで、痛みを取るという治療まで可能となった。そうなると、患者さんの気持ちとしては、まるで治療というよりも「マジック」かなんかを受けている気持ちになるらしい。ところで、みなさんの頭の中も、混乱が始まっている方もいるのではないだろうか。そこで、問題を出すことにしよう。「左膝を右肘で治療するということが可能ということは、左膝と右肘は、体のどこかで繋がっているということになる。それはどこかわかりますか?」

 じつは、その答えは、「脳」なのです。痛みは、コリがほぐれて消えていくのではなく、神経から刺激を受けた脳が「エンドルフィン」という神経伝達物質を産生することで、コリがほぐれ痛みが消えてゆくということを前にも説明させてもらいましたが、人間の左膝と右肘は、脳のほとんど同じところか、極めて近いところで繋がっているのです。ですから、どちらか一方を、治療することで、もう一方の患部までも、痛みの症状がなくなっているか、軽減されてしまったのです。そして、痛みを感じていた部位を、何も治療しないで痛みを取ることが出来た。という事実を重ねあわせても、「痛みは脳で感じている」ものなのだということがわかってくるのです。

 人間のからだは、実に不思議です。以前このような話を聞いたことがあります。冬山が好きな登山家がいて、凍傷で右膝から下を切断してしまったそうです。ところがないはずの右足の親指が、どうかすると痛みを感じてしょうがないというのです。「そんなバカな、とっくに切断してなくなっているはずの右足の親指がどうして痛むのか?」誰もが疑問に思うところです。ところが、「痛みは、脳で感じている」としたら、それは、あり得ることなのです。実際にその登山家は、ないはずの右足の親指の痛みに悩まされていました。でも、もしわたしの行なっている「神経反射療法」を適用すると、そのないはずの右足の親指の治療が可能なのです。そうです、察しのいい人ならもうすでに思い浮かんだと思いますが、答えは、左手や親指を治療してあげればいいのです。つまり、「神経反射療法」は、痛みを感じている脳を治療していることになるのです。わたしはこの治療を、これからも、もっともっと探求していこうと思っています。
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