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emoticon-0128-hi.gif 指圧鍼灸治療ひとすじ八倉治療院の挑戦

emoticon-0171-star.gif八倉治療院は、どこの病院や整骨院や治療院に行ってもよくならない、ひどい肩こり・腰痛・神経痛でお困りの方のための治療院です。
emoticon-0171-star.gif「神経反射療法」で引き出されたベーター・エンドルフィンが、つらい症状を治します。
emoticon-0171-star.gifひどい腰痛・膝痛でお困りの方は、手術を決心する前にぜひ一度、おいでください。
emoticon-0171-star.gif得意治療は、肩こり腰痛・大腿神経痛・座骨神経痛・頸肩腕症候群です。
emoticon-0171-star.gifひどい肩こり・腰痛・神経痛でお困りの方は、いつでも気軽にご相談ください。


八倉治療院は、国家資格の厚生労働省大臣免許を有する公認の治療院です。
鍼灸按摩マッサージ指圧  八倉治療院


お問い合わせ、ご予約は下記にどうぞ、いつでも受付しています。
住所:〒427ー0044静岡県島田市宮川町2470ー3
<予約制>電話:0547ー36ー5300/ Email: hyakura@sky.plala.or.jp
ウエブサイト:http://yakura89.exblog.jp
 メールを送ってくれた方には必ずご返事します。

定休日:火、水曜日 / 初診料:1000円(初診の方は、予診表を書いて頂きます)
一般治療:8000円(60分)、健康美容鍼:10000円(70分)
☆女性の患者さんは、なるべくキャミソール・タンクトップなどをご準備ください。

予約時間:9:00、10:30、13:00、14:30、16:00
☆一日3人限定で行っています。上記の時間に合わせて予約をお願いします。

emoticon-0171-star.gifブログは、すぐ下に更新しています。どうぞご覧ください!
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emoticon-0128-hi.gif「姿勢が悪いから肩がこるんじゃなくて、肩がこるから姿勢が悪くなるんだよ」

患者さんに「わたしは、姿勢が悪いから、肩がこるんですか?」って聞かれます。でもそれって、相関関係は、もちろんあると思います。でも、「逆も真なり」っていうでしょう。むしろ、この治療をやっていて、むしろ、その反対だなって思うことが多いんです。つまり、「姿勢が悪いから肩がこるんじゃなくて、肩がこるから姿勢が悪くなるんだよ」ってね。

根拠1、「肩がこっている患者さんは、ベッドに寝た時に肩が浮く」

わたしが、まだ、治療に入る前に、患者さんの状態を検診しているとき。まだ、身体に触れる前から、「肩が相当こっていますね。特に右肩が」とう言うと、患者さんは、驚かれるんです。「どうしてわかったんですか?」実は簡単なことなんです。根拠1をもう少し詳しく述べますと。肩がこっている患者さん程、仰向けになった時に、肩の部分が、ベットから浮いて、隙間ができるのです。その隙間が大きければ大きい程、患者さんの肩はこっている。といえるのです。だって、両肩が浮けば浮く程、「猫背(ねこぜ)」に近づいてくるからです。

根拠2、「肩がひどくこっている人や、腰痛がある人は、立った時に身体が左右どちらかに傾いている」

わたしたち治療家は、必ず治療をはじめる前に、患者さんの健康観察(姿勢観察)をします。これは見慣れてくるとすぐにわかるのですが、根拠2で述べたような患者さんは、左右の肩のどちらかが、上がったり下がったりしているものなのです。つまり、人間の身体は、通常、まっすぐ立った時には、重心は、まっすぐ、真ん中に来るはずなのです。ところが、肩こりや腰痛がひどい人は、身体の重心は、左右どちらかにずれています。ですから、身体の体重は、左右の足どちらかにかかりっぱなしということが起きてくるのです。

根拠3、「治療が終わって、肩こりや腰痛などが解消できた患者さんは、姿勢がよくなる」

以上のように、簡単に「肩がこると姿勢が悪くなる」という根拠を示しましたが、これまでの臨床から、患者さんの多くは、治療が終わって、肩こりや腰痛が楽になると、自然と肉眼ではっきり検診できる程、姿勢が見違えるように変わります。ですから、やっぱり、「姿勢が悪いから肩がこるんじゃなくて、肩がこるから姿勢が悪くなるんだよ」って、患者さんには、常々いっていることなのですが、今では、「逆は真なり」というのが、わたしの中では常識になっています。

つい最近では、少林寺拳法をやっている20代の患者さんなんですが、治療が終わって立った時に、「はっきり、重心が真ん中に来たことが自覚できる」って、言ってくださいました。普段、運動をやっている方なら、このように、姿勢がよくなったことも、重心が真ん中に来たことも自覚できるはずです。
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emoticon-0128-hi.gif「肩こりとは、肩関節周辺の筋肉のこり全部をいうんですよ」


わたしが、専門学校時代にいわれた言葉なのです。ある先生が、「肩こりが治療できれば、この業界では、治療家としては一人前になったといえる」って、言われたんです。その頃のわたしは、「業界」とか、「治療家」とか、そういうことが全然よくわかっていませんでした。だから、「肩こり」くらい、治療できて当たり前の世界だって思っていました。

ところが、「肩こり」って、いうことひとつとっても難しいものです。「肩こり」っていっているけど、固さも程度も、人によって全然違うじゃあありませんか?「母さんお肩をたたきましょ、トントントントントントンと」これは、童謡ですが、子供でもやってる。「肩たたき」から。いい年齢の大人が、「わたしは、一度も肩こりから解放されたことがありません」って、言われて来る患者さんもよくいらっしゃるんですが、そういう方の、肩こりの治療は、本当に難しいです。

それに、「肩こり」って、ひとことで言いますが、どこからどこまでを「肩こり」って言うんですか?「首こり」と「肩こり」って違うんですか?「わたしは、よく背中も痛くなるんですけど、それって、肩こりとは違うんですか?」そういわれる患者さんもあるんですよ。

そういえば、わたしの治療院では、頭の指圧マッサージをやった後、流れで胸筋の指圧マッサージもやったりすることがあるんですが、「胸の筋肉のマッサージをやってもらったのは、はじめてです」って、おっしゃる方が、多いんです。でも胸筋も肩関節周辺の筋肉ですから、やっぱり、これも肩こりなんですね。

そうすると、「肩こり」という症状は、意外と範囲が広いものなんですね。それにそれらの筋肉が、すべてほぐれてしまうということを考えれば、「肩こり」の治療というのは、相当、大変な治療ということがいえるのかもしれません。

それから、みなさんはご存じないかもしれませんが、「肩こり」は、症状として考えますが、「胸郭出口症候群」とか「頸肩腕症候群」とか、いう名称がつくと、もうりっぱな病気として扱われます。ですから、やっぱり、「肩こりが治療できれば、この業界では、治療家としては一人前になったといえる」というのはうなずけるような気がします。
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emoticon-0128-hi.gif姿勢が悪いから肩がこるのではなくて、肩がこっているから姿勢が悪いのです


よく患者さんから聞かれることがあります。「わたしは、姿勢が悪いから、肩がこるんですか?」というんですが、実は、臨床を積んでくるとわかるんですが、原因と結果の順序が違うんです。事実は、治療をやってくるとわかるんですが、「肩がこるから姿勢が悪くなるのです。」これは意外と世間の皆さんは、勘違いされていることが、非常に多いんですね。

八倉治療院では、初診の患者さんには、患者さんの症状を確認させてもらうために必ず、問診・見診・触診を行なっています。そのとき、見診の段階で、触れもしない段階から、「肩が凝っていますね。特に右の方が」とか言うものですから、患者さんは、半ば驚いたように「わかりますか?」と聞き返してきます。

これはね、種明かしをすれば、簡単なことなんです。肩こり症状がある患者さんは、みなさんベットに仰向けになられた時に、肩がベットから浮いているのです。特に、肩こりが強い方が、上がり方が大きいですから、「特に右肩の方が、こっていますね」という言い方ができるんです。

もうひとつ重要なことは、肩こりというと、私たちは、肩の上の筋肉や肩甲骨の周辺の筋肉を想像しがちですが、専門的に言いますと、肩こりというのは、肩関節の周辺に繋がる筋肉全部の凝りのことを言います。ですから、よく悪い姿勢の代表として「猫背」っていいいますが、胸筋の張りなども、この姿勢が悪い大きな原因になったりします。

もちろん、肩関節に接続する筋肉全部といえば、すごい数の筋肉が接続しているわけですから、本当は肩こりの治療は、実際は、すごく大変な治療になるわけですが、それらが緩むと本当に、見違えるほど姿勢が変わってくるのです。

よく患者さんから、治療の後に感想を聞くと、「すごく姿勢がよくなった気がします」というようなことを言われる患者さんがいます。確かに、そうなんですね。もちろん人間の身体は、ひと繋がりでできていますから、首こりがなくなれば、腰痛もらくになり、曲がっていた腰も、すっとのばせるようになり、身長まで伸びてしまうこともあります。

また、治療前は、頸椎や腰椎の捻れや歪みから、骨盤が左右の傾きが生じ、足の長さが違ってしまっており、重心が、どちらか一方にかかっているという人が多いですから、首こり肩こり腰痛を治療してあげることで、それらが、改善されれば、姿勢がよくなるのは、当たり前なのです。

これで、「姿勢が悪いから肩がこるのではなくて、肩がこっているから姿勢が悪いのです」という理屈がわかってもられましたか?ですから、スポーツをしている人や、美容に関心のある人には、こういう首こり肩ころり腰痛の治療は欠かせないものなのです。
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祝・八倉治療院日記ブログ記事500回記念号

 いやあ、実にたくさん記事を書いてきたものです。今回のこのブログは、記念すべき第500回目の記事となりました。たぶん今までの記事を全部集めたら、何冊の本になるのでしょうか。書いている方は、気の向くままに、好き勝手に書いていますが、わたしの文章はいつも長いので、読んでくれるみなさんは、本当に大変だったろうと思い感謝申し上げる次第です。このままどこまで続けられるのかわかりませんが、当分続けていくつもりなので、どうぞよろしくお願いします。


emoticon-0171-star.gif ひどい肩こり・腰痛・神経痛でお困りの方は、いつでも気軽にご相談ください。


 わたしは、この仕事をやる前は、中学校の国語の教師をやっていましたが、転職した時、あまり、職種が変わったような気がしませんでした。というのは、教師と治療家には共通点が多い気がしたからです。わたしは、教員時代も、そして、この治療を始めてからも「対話」というものを大切にしてきました。どちらかが、一方的なのは「対話」ではありません。やはり、双方向であってはじめて、コミュニケーションという大切な情報交換が始まります。

 ですから、わたしは、はじめて来てくれた患者さんには、とことん話を聞きます。その上で、必要と思われる大切なことは、しっかりお話しします。患者さんにもご自分の身体や状態のことをしっかり理解してほしいからです。そして、なぜこのような症状や病気を引き起こしたのか、そして、これからこのような症状を起こさないためにはどうしたらいいのか。そこまで気づいていただきたいからです。このような話まで展開するためには、ただ単に治療というだけではそこまでいきません。やはり、相当な人間関係がなければ、そういう展開にはなりません。そのためには、自分も相手の話を徹底的に聞くようにしたのです。

 病院などに行くとお医者さんと話ができるのは、10分あればよいくらいです。いいたいこともいえず聞きたいことも、思うように聞けない。これでは、自分の大切な身体を預けることはできません。お医者さんにしても、毎日毎日、大勢の患者さんを相手にしなければなりませんから、早々一人の患者さんに関わっていられないことも確かです。または、保健医療の制約もあるのかもしれません。ですから、わたしたちのような、あまり制約のない自由診療は、やはり、それはそれで大切な役割があるともいえます。

 少なくとも、治療者も、受ける患者さんも「納得のいく治療を」というお考えの人なら、今のこの「自由診療」のかたちがベストです。八倉治療院では、初診の患者さんには、問診でも充分な時間を割いてお話を聞かせてもらいますが、治療中でも同じスタンスです。来てくれた患者さんには「なるべく多くの情報がほしいので、痛いところがあったら、そこが痛いとか、左より右の方が痛いとか、痛みが楽になりました。というようにいろいろ教えてください」というような説明はきちんとしています。そして、「治療中でも、聞きたいことがあれば何でも聞いてください。そうすれば何でも答えますので」という感じで、治療を行なっていますので、お互いに「話を聞いてもらえるし、また、こちらもいいたいことがあれば、何でもいえる」そういう、双方向のお付き合いをさせてもらっています。

 やはりこれからの医療は、いい加減なことは許されません。患者さんにとっても大切なことですが、わたしたち医療者にとっても大切な仕事なのです。ですから、肩こり・腰痛・神経痛にしても、困っていることは何でも気軽に相談していただけるようにしていきたいと思います。仮にどんなに忙しくなっても、こいうスタンスは変えないでいきたいのです。以上☆5つが、八倉治療院の挑戦です。
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emoticon-0128-hi.gif 肩こりがある人は、同時に腰痛もある

患者「以前ぎっくり腰をやってしまいました。それ以来どうも腰が痛くて困っています」

私 「そうですか、それはお困りですね。ところで、あなたは、首こり肩こりはありませんか?」

患者「いいえ、私は、今までに一度も首や肩が凝ったことはありません」

私 「ああ……そうですか?今おっしゃったことをしっかり覚えておいてくださいね」

私 (意地悪な私は、問診を終わり、無言で首や肩の治療を治療を行う)

患者「痛い! 先生、そこが痛いんですけど」

私 「あれ、あなたは、今までに一度も肩が凝ったことはなかったはずですよね」

患者「ええ、こんなに肩や首がこっているなんて知りませんでした?」


emoticon-0128-hi.gif 痛みは優先順位を付ける

 肩こり腰痛は、私達が行っている治療の最も多い主症状である。予診表では、もちろん「肩こり腰痛」と両方を症状にあげられる方もいるが、ほとんどの患者さんは、「肩こり」か「腰痛」そのどちらかをうったえられる場合が多い。特に「右の首」とか「左の腰」というように、より具体的な、症状を申し出る方もいる。それは、人の身体が、痛みの優先順位を付けるからである。一番症状が重い箇所。一番助けてもらいたい治療箇所を、優先的に痛みとしてとらえるのである。その後の部位は、治療しない限り、あまり痛みとしてとらえられることがない。私達の身体にはそういう性格がある。

 私は、これまでは、ほとんどの場合、「肩こり」と「腰痛」と分けて治療することが多かった。というのは、うえの写真を見てもらえばわかるように、脊柱(脊髄)から、首の部分は、頸神経叢(けいしんけいそう)、腰の部分からは、腰神経叢(ようしんけいそう)と呼ばれる神経の束がある。「肩こり」といわれれば、首から肩、背中、上肢、つまり肩甲骨を周辺として、周囲の筋肉をすべて治療する。それが私の「肩こり」の治療である。また、そうしてはじめて、どんなにひどい「肩こり」であっても治療することができた。また「腰痛」といわれれば、背骨から腰部、臀部、下肢、それらの全部の筋肉を治療することで、ほとんどの「腰痛」を治療することができた。それが今までの私の治療スタイルであった。なぜそのように分けるようになったかといえば、とても全身の筋肉を治療することは決められた時間内では無理だからである。
 
 国家試験に合格し、学校をでたばかりの頃は、やはり私も、教わった通りの「型通り」の治療を行っていた。頭から足のさきまで、決められた通りの「全身治療」を行っていた。でもそれは、「治療」ではなかった。全身治療は、「疲労回復」「血液循環の促進」「自律神経の調整」ということでは、確かに効果はある。だからそういう目的で全身治療を行う場合だってあることはある。しかし、具体的な症状を持った患者さんにとっては、そのニーズにお応えすることはできない。もしかしたら、そういうところに「治療か、治療でないか」の分かれ道があるのかもしれない。もし患者さんが「肩こり」を主訴とするなら「肩こり」の治療を。また、もし患者さんが「腰痛」を主訴とするなら「腰痛」の治療を、なるべく時間内に解消してあげられることが、治療者の腕の見せ所ではないか。私はそういう考えで、つい最近までずっと分けて治療を行ってきたのである。

 でも結局は、患者さんは、「肩こり」が解消すれば、今度は「腰痛」が症状としてあらわれた。本当に「痛みは、優先順位を付けている」のである。だから、結果的には、「肩こり」で見えた患者さんであれば、次は「腰痛」の治療と、全身を治療させてもらうことが多かった。そして、薄々感じてきたことではあるが、「肩こりがある人は、同時に腰痛もある」ということがわかったのである。多分、これまで何も考えないで、型通りの「全身調整」ばかりやって来た人にはわからないことだが、「肩こり」の治療、「腰痛」の治療と、治療ということに専念してきた治療家であるなら、おそらく「臨床(りんしょう)」を通して理解されていることだろう。程度の差こそあれ、大部分の患者さんは、「肩こりがある人は、同時に腰痛もある」ということが、臨床を通してしてわかった。そして、それは、私のこれまでの治療方針や治療方法を一変させる結果になっていくのである。
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 もうだいぶ前のことになるけど、家に下水道の工事にきた水道屋さんがいた。昔から家に出入りしていた水道屋さんなのでお互いに親しい間柄である。「肩こりがひどくて、右肩がどうも調子が悪い。困っているのは右肩だけなんだけど……」と右肩のこりを強調されるように腕を上げてみせてくれた。そこで、休憩時間に、肩こり症状を診てあげることにした。確かに、その方は、右肩肩甲骨の背部に拘縮の箇所がみられた。すこし、場所を確認するように座位のまま硬結のある部分に5分ほど指圧を試みた。意外とあっという間に硬結のあった部位は弛緩した。面白かったのは、その翌日のことである。「あんなに痛かった右肩のこりが、うそのようになくなったかと思えば、今度は、なんでもなかった左肩が痛くなってしまった。先生、私の左肩に、なんか変なことをしませんでしたか?」私は、治療のつもりはなかったので、左肩は、軽く触れたくらいで全く手をつけてはいなかった。しかし、私には、水道屋さんの訴えがすぐに理解できた。

 人間の身体は、面白い共通点があって、痛みに対して優先順位をつけるのである。水道屋さんの例で言えば、本当は、最初からこっていたのは、両肩である。しかし、どちらかといえば、右肩の方が、より強い症状がみられた。この場合、痛みは、右肩しか感じない。この水道屋さんに限らず人はほとんどこの傾向を持っている。だから、仮に5分間のクイック治療ではあっても、右肩のこりが解消されると、今度は優先順位が変わり、今まで潜伏していた左肩のコリが痛みを訴え始めたのである。このように人間の身体は、痛みに優先順位をつけて、私たちにもっともつらい箇所を訴えているようである。だから、治療者は、いくら、右肩や右腕が痛いという訴えがあった患者さんに対して、片側だけの治療をしてはいけないのである。もし右側が痛いといえば、左も同じように潜伏した痛みがあるのだな、というふうに解釈すべきなのである。

 そういえば、昨日も患者さんからこんな電話相談があった。この方は、1週間ほど前に首こり肩こりがひどくて見えた患者さんである。「先生、先日は、どうもありがとうございました。おかげさまで首や肩のコリは治り、大変楽になりました。でもやっぱり、先生がおっしゃられていたように、今度は腰が痛くなってしまいました。今度は腰を診ていただけないでしょうか?」という電話口の患者さんを前に「でもやっぱり」という言葉に、思わず反応しかけてしまった。「私は、もしかしたら『予言者』になれるかな?」そんなつかの間の優越感を味わった。「そうですか、わかりました。今度は、腰の治療をやりましょう」ということで電話を切った。これもまた、臨床上よくあることである。肩こりで見えた患者さんは、治療していくと、腰痛も併発されていることが多い。症状が、重い患者さんは、ほぼ間違いなく肩こりがあれば、腰痛もあるとみていい。これまでも、そのような場合がほとんどといっていいくらい、今までの例からいくと多かった。この患者さんのように肩こりがひどい場合は、肩を中心に、ほとんど上半身に治療を集中して行うが、腰部を治療した時、異様に筋の拘縮がみられた。だから、「もしかしたら、肩こりが解消すると、今度は、腰に痛みを感じるようになるかもしれませんね」という予言をしてしまったのである。

 これも「身体は、痛みに優先順位をつける」という原則にぴったりあてはまる。つまり、肩こりがひどければ、腰痛は、潜伏する。その逆の場合もある。腰痛がひどければ、肩こりのつらさや痛みは、潜伏するのである。面白いのは、「私が悪いのは、腰痛だけです。私は肩こりなんて一度も感じたことがない」といって、八倉治療院にみえた患者さんである。では、ということで腰痛を治療する。完治すると、「先生、今度は、肩がこって仕方がないんですけど、今度は肩の方も治療してもらえませんか?」とくるのである。「あれ、Bさん。Bさんは、肩はこったことがないっておっしゃっていませんでしたか?」と言いたくなるのは、私の「イジイジするのが大好き」な性格からくるものなのだろうか。


 
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emoticon-0106-crying.gif 「ひどい首こり・肩こりを治すには?」(「くち得ナビ」の相談・質問掲示板より)

 65歳の男性です。比較的若い時分から肩こりに悩んでいました。最近では首の凝りもひどくなり、整形外科・マッサージに通ったりして治療していますが一向によくなりません。ひどい時は首のこりが原因で頭痛がしたり、身体がだるかったりします。
特に姿勢が悪いわけではありません。
首は脳につながる大事な部分で骨が歪んでいたりすると脳に影響はないのでしょうか?
最近、ペインクリニックがよいのではないかという話も聞きましたが、まだ治療を受けるかどうか迷っています。どなたか良いアドバイスをお願いします。

emoticon-0133-wait.gif「この際ですから本当の健康を目指してください!」

 ペインクリニックをお考えのくらいですから、相当に筋肉や神経に「痛み」を感じていらっしゃるのでしょう。つらいですね。でも大丈夫ですよ。毎日、あなたのようにひどい首こりや肩こりでお困りで、みえる患者さんは、たくさんいらっしゃいます。でも、皆さん、みんな健康で元気になられていますから、ご心配はいりません。
 
 肩こりの原因はたくさんありますが、その大部分は、「内蔵の疲れ」が、肩こりや腰の張りとなってあらわれます。これを「内蔵ー体性反射」といいます。それが原因で「身体がだるかったりします」なぜなら、あなたの身体は、老廃物のひとつである疲労物質=乳酸が、筋肉繊維にべったりとくっついていて伸びないように固めてしまっているからです。このような筋肉の拘縮を「こり」といいます。これを解消するためには、逆に症状としてあらわれている首こり・肩こりなどを指圧やマッサージなどでよく揉みほぐしてあげればいいのです。

 また、首こり・肩こりが原因で「頭痛がする」のはよくあることです。それは、首の筋肉が拘縮してくると、総頸動脈のような脳を栄養する動脈血管を圧迫して血液の循環を妨げるからです。よく症状の強い患者さんは、心配ですから、「首の骨が歪んでいるのではないか」と心配をされるようですが、レントゲンで検査してもらうと、ほとんどの方が、異状がないようです。仮にそのような歪みが見られたとしても首の筋肉の拘縮(持続的収縮)が原因ですから、その拘縮をとってあげれば、問題は解消されるわけです。

 ただ、「肩こり」というのは、肩甲骨の回り全体の筋肉がすべて拘縮状態にあるわけです。だから「首・肩・背中・腰・腕」といったように、全ての肩甲骨回りの筋肉を緩めてあげなければ治りません。ですから、治療院を選ぶ場合も、それなりに正しい知識や技術を持った。熱意のある治療者をお選びください。また、「かなりひどいこり」ということですから、筋肉をほぐす治療を受けながら、「痛み」を感じることもあるかと思いますので、あまりに痛みがひどいようでしたら、遠慮なく治療者に「痛み」を訴えてください。治療院が「鍼灸マッサージ」の看板が掲げてあるようでしたら、始めに「はり」を使用してもらうと指圧やマッサージなどの治療が、より楽に安心して受けられることでしょう。その点もざっくばらんに治療院の方と相談してみるといいかもしれません。

 身体は、「病気」という異状がおこる前に、このように首こり・肩こりなどの神経や筋肉の痛みをおこして私たちに知らせようとします。ですから、ペインクリニックのようなところで「痛み」だけをとっても根本的な解決にはなりません。その時だけ一時的に「痛み」から逃れたとしても、いつかまた必ず、同じような状態をくり返すだけです。これを機会に首こり・肩こりを根本的に解決してみてください。今度は、「体性ー内蔵反射」で内蔵まで元気になりますから、この際、本当の健康を目指されては如何でしょうか。もし、お近くによい治療院が見つからない場合は、是非おこしください。いつでもお手伝いさせていただきます。
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☆私が、使用しているパソコンは、代々iMac.
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 タグを並べていくと面白い。パソコン・肩こり・指圧=原因・結果・対策となる。これが今日の話題の図式に当てはまる。「肩こり」・「腰痛」と聞くと何か、お年寄りの専売特許のような感じを受けるが、実際は、若者から働き盛りの大人まで、このような症状を抱えて困っている人は実に多い。その原因を突き詰めていくと、キーワードは、「パソコン」ということになる。パソコンでよく知られるのが、「VDT症候群」といわれるもの。こんな横文字を使うと私でもわからなくなってくるが、ディスプレーを長時間見ることによる眼精疲労である。眼精疲労は、肩こり・頭痛などの症状を伴うことは、パソコンをお使いの皆さんならよくわかっていること。最近では、事務職以外の職種でもパソコンを使用する機会が多い。従って、眼精疲労による肩こりは、現代人の特有な症状のひとつになっている。

 そこで、なぜパソコンが、「肩こり」・「腰痛」の原因になっていくのか、もう少しよく考えていきたい。まず原因のひとつとしてあげられるのは、「ストレスが多い」ということだ。特に、私のような中高年にとってパソコンは、便利なものではあるが、また、同時に、これほど不便なものはない。今の若い人達のように、パソコンは、子供のときからあったわけではない。だから、パソコン操作は、不得手である。だから、その習得にあたって、結構努力が必要となる。上手くいくときにはいいが、上手くいかないときの方が多く。まさに、パソコンは、ストレスを生み出すことの方が多いといえよう。しかし、この「ストレス」こそ肩こり腰痛の三大原因のひとつ。というよりナンバーワンにあげられるのである。

 次に、パソコンは、人類の長い歴史の中にあって、これほど長い時間、私たちに「静止」の姿勢の状態を強制したものはないと言われている。中には、パソコンがなくては、仕事にならないといわれる人には、もう一日中、パソコンお画面から釘付けにされてしまっている。ところが、この静止の姿勢の状態は、何も筋肉を使っていないかといえば、そんなことはない。あなたの近くにパソコンがあれば、パソコンをしているときの状態を再現して欲しい。あるいは、今のままの姿勢を、客観的に見て欲しい。それは正しい姿勢といえるだろうか。腰痛のある人には、前傾姿勢というのは、屈んで荷物を持つのと同じくらいに、実によくない姿勢である。またそれと同様に、イスに腰掛けていても、長時間の前傾姿勢は、腰の筋肉の内圧を高めることになるので本当によくない。特にラップトップのパソコンを使用されている方は、ご自分の姿勢を周りの人に見てもらうといい。大抵の人は、前傾60゜からそれ以上になっている。これまた、実によくない姿勢のパターンになる。だから、あなたの身体の背骨を支えている脊柱起立筋という伸筋は、中途半端な姿勢で、実に長時間、筋緊張を維持していることになるのである。ちなみに、肩こり腰痛の三大原因のもうひとつは、「姿勢の悪さ」である。

 こうして書いていくと、どうして現代人の私たちが、肩こり腰痛に悩まされるのか、原因がよくわかることだろう。おそらく、人類は、特にそれが文明社会であればあるほど、肩こり腰痛に悩まされていることになる。だからこそ、今こそ「指圧」のような、治療が現代人にはもとめられている。眼精疲労は、後頚部に凝りが見られる。また、「ぼんのくぼ」といわれるところが、うっ血しているために、そこにある「天池」というツボを指で何回か、押してあげると本当にすっきりしてくる。また、肩こりといっても、肩の方だけ治療していてもだめである。やはり、背中にそって、脊柱起立筋を上から下へと腰の方まで丁寧に指圧していくと、本当に、背中の筋肉まで緩んで、元気が蘇ってくるのである。「指圧」は、パソコン時代による現代人の肩こり腰痛に、最大の助け舟となることを確信している。

 ところが、これほどニーズが高まっている時代にありながら、残念ながらちゃんとした治療を受けている人は、実に少ない。「癒しブーム」にのって、ちまたでは、ビジネスとしての「整体」や「レフレックスノロジー」あるいは、「クイック」などの「癒し」をビジネスにした産業が多く見られる。それらの産業も「肩こり腰痛社会」にあって貢献していることは確かではあるが、残念ながら、「治療」とは、別枠で切り離して考えて欲しい。このような時代だからこそ、日本が世界に誇る独自の治療法である「指圧」は、「癒し」や「慰安」を目的のものとは、どこか一線を隔てたものである。パソコン時代の現代こそ「治療」の本道をゆく「指圧」を皆さんの治療対策としていかして頂けることをこころから望んでいる。


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TARZANターザン527号(2009年2月11日)特集「肩こり腰痛」より抜粋

①姿勢

☆立ち姿、座る姿勢の悪さが凝りと痛みに。

 頸椎は前に向かってカーブを描き、胸椎は後ろ側に引っぱり、腰椎が再び前側にカーブを描く。このS字のアライメントがあってこそ、ヒトはまっすぐ立つことができる。
 脊柱本来のアライメントが崩れる最大の原因は、不良姿勢。正しい姿勢は横から見たとき、耳、肩、腰、膝、足首を一直線に結ぶことができる。これが立った姿勢で猫背になり首が前に出ると、肩から背中の部分が引っ張られて凝りにつながる。また、座った状態で前傾姿勢になると腰椎にかかる負担は倍増する。
 さらに。猫背姿勢で首のカーブが崩れると、それを補正しようとする腰に負担がかかる。また、腰が反りすぎてアライメントが乱れると、その乱れを調整しようとする首に、やはり無理がかかる。不良姿勢による肩こりが腰痛の呼び水となり、腰痛が肩こりの引き金になることは、決して少なくないのだ。

②筋力

☆もともと少ない筋力が常時酷使され硬くなる。

 平成16年度の国民生活基礎調査によると、「気になっている症状」の男性の1位は腰痛、女性の1位は肩こりなんだとか。ちなみに、男性の2位は肩こりで女性の2位は腰痛。男女ともに肩こり・腰痛のセットに悩まされているわけだ。
 その原因のひとつは筋肉量にある。重い頭を支えたり、少々出っ張り始めたお腹を抱えて歩くためには、肩や腰にそれなりの筋肉が必要だ。欧米人に比べ筋肉のボリュームが少ない日本人は、もともと不利な状況にあるといってもいい。
 そこに不良姿勢という要素が加わると、筋肉が年中一定方向に引っ張られ、筋肉を包む筋膜が炎症を起こしたり、筋肉自体が硬くなって血行が滞り、慢性的な肩こり・腰痛に陥ってしまうのだ。ちなみに肩こりを訴えている人の割合は、日本人の7割にも至るという。日々の運動やエクササイズはやっぱり重要なのである。

③ストレス

☆密かにたまったストレスが症状の悪化の原因に。

 肩こり・腰痛は、骨や筋肉の物理的な異変ばかりが原因ではない。最近ではストレスというキーワードが注目されている。一説には、ストレスによって自律神経のバランスが乱れ、筋肉が不要に緊張したり血行が滞って症状が悪化するという話もある。
 実際に整形外科に訪れ、特に強く症状を訴える患者には、メンタル面が弱っている場合が多いと、聖路加国際病院の整形外科医、田崎篤さんは言う。
 「腰痛はとくに、メンタル的に弱い人が多いということは事実です。同じ座りっぱなしでも、仕事中はひどく感じるけれど、週末映画を観ているときは何でもないという人もいますよね。ならばこれはストレス生の可能性があるだろうと。また、肩こりを訴える人に多いのは、自分は重労働を強いられていると感じていること。小さな痛みでも精神的な疲れがあると強く感じてしまうという傾向がありますね」 


※どうだろうか、なるほどなあ、と思われた方が多いのではないだろうか?

 ①姿勢は、ご家族や友人に、一度ご自分の立ち姿を、横から見てもらったらいいかもしれない。自分でも気づかなかった姿勢を、見直してみる必要はないだろうか?
 ②筋肉は、患者さんでも、ご高齢者の先輩が、よく痛みを訴えるが、運動がほとんどできなくなるとやはり、肩こり・腰痛の問題が出てくるのがよくわかる。まだ若いといっても男も女も「お父さん」「お母さん」になると子供には、スポーツをやらせるが、自分の運動は、皆無といったことがよくある。その点をよく考えてみる必要があるだろう。
 ③ストレスは、やっぱりなあ、結構この問題が大きい。前にも書いたが職業的にも身体を使ってする職業より、意外と事務職や接待業などの仕事の方が、患者さんに多いこと等からも、ストレスが原因だというのは、よくわかっていた。こうして、この雑誌で取り上げたことで、確信を持った。
 雑誌は「三大理由」としてあるので、この問題が、外れてしまったが、「四大理由」としたら、次に入るのは、間違いなく「体重」であろう。最近ダイエットに成功したら腰痛が少しよくなったことからも体重と腰痛の関係は、容易に理解できるようになった。
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