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2007年6月1日の開業した八倉治療院も、早いもので,今年で10周年を迎えることができました。ひとくちに10年と言いましても、結構長いもので、区切りの10周年を迎えられるまでには,いろんなことを経験させてもらいました。

人の身体や生命の尊さ、治療の取り組み、人の身体の見方、病気や症状に対する考え方。そして,患者さんに対して接する態度。こうしたひとつひとつのことが、日々の勉強でした。どの道も同じかと思いますが、これで、いいということはありません。

やっとの思いで体得した治療方法や,治療技術も、その上がある限り,あっという間の通過点に早変わりしてしまいます。通過の過程は,どんなことでも無駄にはなりませんが、どんどん代わって進歩していく治療方法には、自分でもおどろく時があります。

10年前のわたしは、手技が専門で、中でも指圧は、一生をかけて極めていくものだとばかり思っていました。ところが最近では、それをやめたわけではないのですが、そこに「はり」が加わって、わたしの「鍼灸マッサージ」から始まった治療になくてはならないものになりました。

もしこれから先、10年があるとしたら,わたしの治療は,この先どのように変っていくかわかりません。もしかしたら「八倉指圧鍼灸治療院」に名称から変更もあり得るかもしれません。いえ「「指圧鍼灸」という言葉さえも必要がなくなって、また「八倉治療院」にもどるのかもしれません。

大切なことはいつも普遍的です。名称はともあれ、これから何年先があろうとも「患者さん自信が、病気や症状の治療を通して、何かに気づかれ。自然治癒力や免疫力を高めることで病気を克服していくお手伝いをさせていただく」このコンセプトだけは普遍的なものです。

おかげさまで10周年を迎えることができた八倉治療院です。これから先も一生懸命に皆様と一緒に病気や症状の改善を目指し、お手伝いさせてもらっていくつもりです。これからも変らぬご指導をどうぞ宜しくお願い申し上げます。





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鍼治療には、合う合わないの相性はありません。どなたにも免疫力を高める効果があるのです。

この前、初診の患者さんとの問診で、「鍼治療は、わたしには、相性が悪いんでしょうか?」って聞かれました。前にも他の患者さんから聞かれたのを思い出しました。そういえば、患者さんは、前に一度受けた鍼治療が効かないとそのように考えるものなんでしょうね?でも、それは、鍼との相性ではないですね。

病院でお医者さんから処方されたお薬が合わないとかいうことは、あるかもしれませんが、鍼が合わないということは、普通はありません。鍼灸の歴史は長く、もう2千年以上も昔から、行なわれてきた伝統的な医療です。もしそれに合う合わないがあったなら、そんなに長い伝統の継承は、あり得ないことだとわたしは、思うからです。

でもお医者さんもいろんなお医者さんがいらっしゃるように、鍼灸師も同じです。経験が浅い鍼灸師から、ベテランの方まで、鍼治療の考え方もやり方も千差万別なのです。患者さんから詳しく聞いたわけではありませんが、「えー、そんなやり方ってどうなのかなあ?」って思うこともないわけではありません。

でも、わたしも患者として、現在にいたるまでいろんな鍼灸師さんに出会い、治療を受けてきました。やはり、人間ですから、上手い下手は当然あります。でも、鍼灸師の資格は、厚生労働省、あるいは、文部科学省の認める国家資格です。間違いなく、専門家であることはいうまでもありません。

ただ、歴然としているのは、治療者としてのパワーの違いなのです。その点につきましては、ブログの中の記事「鍼治療の効く効かないは、うつところではなくて、うつ人で決まる」というところで詳しくお話しさせてもらいましたので、興味がある方は、一度検索してみてください。今も毎日よく読まれている記事のひとつです。

鍼灸師は、ある面気功者と同じです。径絡経穴といってツボを使って、氣(エネルギー)を調整します。ですから、鍼は誰が打っても、同じ効果が得られるのではなくて、鍼灸師によって、全く得られる効果が違ってくるといっても間違えないと思います。

また、鍼灸師の鍼治療の考え方が違うと、やり方までまったく違うのです。使用する鍼の本数も、鍼の打ち方も、全然変わってしまうのです。ですから、鍼治療は、やったことが有るか無いかではなくて、誰にいつごろ治療してもらったのかが問題になるんじゃないかなって思います。

でもわたしは最近、鍼治療について、臨床の中で核心的なことについて勉強させてもらいました。それは、鍼は、どのような患者さんであれ、免疫力を上げるのに貢献していることを知ったのです。もちろん、免疫力を高める方法は、鍼治療以外にもいろんな方法があります。でも、指圧鍼灸などの治療は、間違いなく、免疫力を高めるための自然治癒力をもたらします。

そして、好転反応はあっても、薬害のような副作用は見られません。そういう点が、長い年月、日本でも多くの治療者と患者さんの深い理解に支えられて、やって来れることが出来たのだと思います。今の人は、結論を出すのが早すぎます。

鍼治療は、合う合わないで決めつけないで、どうか、今まであなたが出会ってきた医者の数の半分でいいですから、間違いなく、免疫力を高めてくれる治療者との出会いを探し求めて欲しいと思います。そういう意味でも、最初は、気軽に、あなたの話を聞いてくれる鍼灸師が、一番の近道ではないかなとわたしは思います。
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029.gif 鍼はどうして、コリや痛みをとって身体を楽にしてくれるのですか?

鍼灸治療院へ来られた患者さんなら、おそらく誰もがこのような疑問を持っておられるのではないでしょうか?素朴で簡単な質問ですが、これに対して、誰にでもわかるように、しかも簡単に答えることは、おそらく、ベテランの鍼灸師でも、なかなか難しいのではないでしょうか?

大変だとは思いますが、患者さんのこういう質問に、さらっと答えられるようでなければ、鍼灸院をやっていくことはできません。わたし自身もよく、患者さんから質問されることなので、今日は、初心にもどったつもりで、この質問に挑戦してみたいと思います。

わたしたちは、肩が凝ったり腰が痛んだりするとすると、首や肩や腰が、痛くてつらいって思います。治療者も、まず必ず、どこがいたいのかを、患者さんに尋ねます。腰が痛い、膝が痛い。肘が痛い。痛むところを特定するのです。ところが痛みというのは、どこが痛いといっても、実はすべて、脳で感じていることなのです。

ここまで、おわかりいただけると、後は簡単なのです。ところが、実は、治療者であっても、このことがよく理解できていないことが、往々にしてあります。ましてや患者さんなら、なおさらのことだと思うのです。

鍼というのは、患者さんが痛む箇所に打つことが多いのですが、身体のどこに打ったとしても、その刺激は、神経を通って、背骨を通過し、脳にいきます。これは、感覚神経といって、痛みや異状を脳に伝える神経の働きです。また、痛いつらいなどの状態を、わたしたちが自覚するのもこの神経の働きなのです。

鍼は、通常はツボといわれるところに刺すのが普通です。これは、簡単に説明すると感覚神経の先端に感覚受容器という。いわば、センサーの働きをするものがあるのです。鍼が、うまくこの感覚受容器の近くに刺さると、その刺激が、筋肉、神経、脳といった順に、最終的に脳に到達することになるのです。

身体が異状な状態にある時は、脳のどこかに、患部と同じように痛んでいる箇所があるからです。脳は、人間の身体の中で最も複雑にできているとこです。機械か手術で、それを探そうとすると大変なことなのですが、鍼を刺すことで、感覚神経が働いて、いとも簡単に、その痛んだ箇所に刺激を伝えてくれるのです。

刺激が脳に到達すると、どうなるかといいますと。その刺激を受けて、「ベーターエンドルフィン」という神経伝達物質が、脳から産出して、痛んだ脳の箇所を修復してくれるのです。もしこの脳による「ベーターエンドルフィン」を、人間が作った薬に例えるなら、「鎮静剤」とか「精神安定剤」あるいは「麻酔薬」といったものです。ただし、人間が作った薬と違って、副作用がないのが特徴です。神様がつくられたいいことずくめの完璧なお薬なのです。

もともと、わたしたち人間の身体には、潜在的に、自分の身体を治す働きが備わっていました。このベーターエンドルフィンの働きのことを、わたしたちは、免疫力とか自然治癒力といいます。こういう仕組みや機能が、潜在的に人間の身体に備わっていたということは、実に、神秘的な素晴らしいことなのです。

鍼は、「ひびき」という感覚をともない。ベーターエンドルフィンが出ると。一瞬にして、そのいたんだ患部を修復してくれます。それから、脳の働きや、それに繋がる神経の働きを正常にさせます。

いったん脳が正常になれば、今度は、筋肉の働きを支配している運動神経も正常な働きを取り戻します。こうして、わたしたちは、コリや痛みといった不快な感覚から解放された、健康で快適な状態を取り戻すことができるのです。

いかがでしたか、これは、専門学校の教科書にも出ていないことを、わたしの臨床体験から、知り得たことをもとに、わたしなりの言葉で表現させてもらいました。もしこれに関して、ご質問があれば、どうぞ遠慮なくご質問ください。わたしのわかる範囲で、気楽にお答えさせてもらいます。
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029.gif鍼治療は、あなたの身体の免疫力を引き出してくれる

人の身体には、「免疫力」という身体を守る素晴らしいシステムがある。風邪をひきにくいからだ。病原菌といつも闘ってくれる免疫系。その中のナチュラルキラー細胞などは、がんの細胞と常に戦ってがんの発症を抑えてくれている。このような素晴らしい免疫システムは、本来誰の体にも備わっているのである。

また、免疫力のことを自然治癒力とも言われているが、人の身体の丈夫さや、健康であるかどうかの基準は、どうもこの免疫力の強さが決め手になっている。ところが、その力は、各々人によってだいぶ個人差があるのもまた事実である。では、どうしてこの免疫力を引き出したり、培うためにはどうすればいいのだろうか?こういった問題を、これからみなさんと一緒に考えていきたい。

私が前に通っていた体操教室の先生は、大変研究熱心な方で、免疫力を上げる体操とかを、いろいろ勉強して、私たち生徒に教えてくれた。私もそれを一生懸命に体操に取り入れて、やってみたことがある。でも、先生自身、免疫力というものがあまりよくわかっていないのか、いつか、教えながら、ひとりごとのように「免疫力を高めるには、どうしたらいいのかな?」ってつぶやいたことがある。

身体の仕組みや機能に詳しい体操の先生ですら、免疫力を高める方法の決め手を欠くのは、その方法が、実はとても難題であることを明らかにしてくれたと私は解釈した。身体の免疫力を引き出す方法は、実は、こころと体の問題もあって、とても難しいものなのである。

私にしても、「身体の免疫力を引き出す方法を教えて欲しいと言われたら、少し戸惑う。でも逆に、「免疫力をどんどん低下させる方法」は、結構詳しい。じゃあ、免疫力低下させる方法から、取り上げてみることにしたい。

1、身体を、むやみに酷使し、疲れさせること。
2、ありとあらゆるストレスをいっぱい溜め込むこと。
3、薬を頻繁に常用すること。
4、西洋医学を積極的に取り入れ、悪いところがあれば、すぐに手術を受ける。
5、生活にゆとりもなく笑うことも少ない。


思いつくままに例を挙げてみたが、こういう人は、患者さんでも、実に病気になりやすい。そして、病気になっても治りにくい人なのである。ただ、紛らわしいのは、運動と栄養である。いくら、体が丈夫になるからといって、運動して身体を鍛えようとする人がいるが、身体をやたらと鍛えることは、免疫力を上げることは、必ずしもイコールにはならないのである。むしろ、運動もしすぎた場合は、マイナスが多い。運動と休養のバランスを考えて、いつも体調に気をくばることこそ、免疫力の向上に有益な方法である。何事もバランスが大切なのである。

では、いよいよ本題である「免疫力を引き出してくれる良い方法」として、鍼灸師として、臨床の中から、免疫力を高めてくれた実例を、10例、挙げさせてもらうことにする。

1、あまり物事に、縛られない、こだわらない自由な生きかたを心がける。
2、ポジティブな生きかたを大切にし、心の健康を大切にする。
4、生活にゆとりを持って、なるべく楽しく笑って暮らせるように心がける。
5、孤独にならないで、独りでむやみに頑張ろうとしない。
6、強い薬はなるべく飲まないようにする。
7、医療は、病気になる前に予防を心がける。
8、家族や友人を大切にし、感謝の心を忘れない。
9、情熱的な恋愛は、免疫力を引き出す最良の方法かも。
10、ヨーガは、運動器系と自律神経の働きを良くするバランスの良い最良の運動である。


そして、最後に鍼灸師としてお勧めしたいのは、鍼治療。こころと身体をコントロールする最終的な機能をつかさどっているのは、人間の脳。その脳は、神経を媒介としてあらゆる組織に命令が発信される。そのボタンである、ツボのスイッチを入れられるのが、鍼灸師の力と裁量にかかっている。最良の鍼灸師だけが、その361個のボタンを上手に操って、あなたの免疫力を最大限に引き出すことができるのである。
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029.gif 生理痛がひどくて困っています、どうしたらいいか教えてください(後半)

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☆鍼治療は、ひどい生理痛に困っている女性の身体にやさしい最適な方法です

わたしはこれまでにいろんな患者さんの身体を診させてもらいました。そしてひとつわかったことは、どんな病気や、つらい症状も、最初は、首こり肩こり腰痛から始まるということです。生理痛の場合も同じです。

どうしてそれがわかるかといいますと、患者さんに治療ベッドに仰向けに寝てもらい、足の長さの長短を診ますと、左右の足の長さが1センチから2センチくらい、長さのずれがあります。これは、首こりや肩こり腰痛が起こっており、頸椎や腰椎などの骨格に捻れやゆがみがあるという証拠なのです。

じゃあ骨格に捻れや歪みが生じると、どういう問題が起こるか簡単に申し上げます。身体の重心が、正中線といって、身体の真ん中に通る線からずれがあります。従って、立った時の状態は、何時も片方の短い足の方に重心がきており、エネルギーの循環が悪くなります。更にいいますと、これを治してあげないと、自然治癒力(免疫力)が、どんどん低下していきます。

それを治すには、鍼治療で、首や肩や腰の筋肉の張りを、緩めてあげれば、頸椎も腰椎も圧迫から解放され、自然と捻れや歪みが、もとにもどる仕組みになっているのです。ひどい生理痛の第一歩も、まずこの骨格の捻れやゆがみの矯正することで全身のエネルギーの循環を良くしてあげることが、最も大切なことなのです。

それから、多くのひどい生理痛で困っている女性に共通していえることは、三陰交(三陰交)という婦人科のツボで有名な、脾経の経絡(けいらく)のエネルギーの流れが、悪いために特に血海(けっかい)という膝上のツボと、陰陵泉(いんりょうせん)という膝下内側のツボ、いずれも脾経のツボですが、そのエネルギーの流れが悪いために、ちょっと指圧しただけでとても痛がるのです。

元来、脾経というのは、血(けつ)の代謝に関係するツボです。ですから、女性の生理には、大変大きな影響力があり、生理がある女性のほとんどが、この脾経の3つのツボには、大なり小なりとも反応を示します。ましてやひどい生理痛に困っている女性は、軽く押してあげただけでも、身体をくねらせて痛がるのが普通です。

しかし、それほど痛みを訴えられていた女性でも、その3点のツボに鍼をしてあげると、まるでウソのように痛みから解放されて、脾経のエネルギーの流れが良くなり、血流の流れが良くなるとともに、脾臓の代謝が活発になり、「生理痛」から解放されるのです。良くしたもので、「生理不順」や、「更年期」の症状にも、まったく同じ治療法なのですが、すべての問題が、この治療でよくなり効果を発揮してくれます。

ですから、どんなにひどい生理痛も、治療は、さほど難しいものではありません。八倉治療院でも、この治療法で、何人も生理痛がひどくて困っている女性を助けてあげることができました。でも、わたしは、この治療法が完璧であるとは思っていません。というのは、生理痛も身体だけのの問題ではなくて、やはり何か、こころの問題がそこにあるからなのです。

☆生理痛も気づきのためのメッセージ、あなたに知ってほしことがあるから起こるのです

わたしは、治療院をはじめてから、ずっと患者さんの身体から教えていただいたことが、たくさんあるのです。それは、「病気は気づきのためのメッセージなのだ」ということをです。つまり、どんな病気やつらい症状も、それなリに、その人に気づいてほしいメッセージが、そこにあるから起こっているのです。

じゃあ、それは何かということを、今からお話ししますね。ひどい生理痛で悩んだいる患者さんは、精神的に、いつもイライラしていたり、すぐカッとなったり、クヨクヨ悩まれる人が多いです。実は、首こり肩こり腰痛や神経痛が起こる原因は、ほとんどの場合、原因は、それなのです。

生理痛や生理不順でお困りの女性は、よくお話を伺っていくと、それプラス、生理のことがよく理解されていない場合が多いことがわかりました。生理が、ただただ、鬱陶しいもののように思われている女性に多いということがわかりました。「どうして男の子には生理痛がないのに、女の子ばかり、毎月、つらい思いをしなければならないの、不公平なんじゃないのかな?」という感じなのです。

でもよく考えてみると、女性の生理は、りっぱな「排毒」なのです。毎月、その排毒が行なわれることで、女性は、身体の健康が維持でき守られているのです。男性より、ひとつ排毒の機能が多いということで、女性の身体は、男性よりも丈夫で長生きできるのもそのためなのです。

そういうことをわたしが教えてあげると、大体の女性は、生理に対する考え方も変わってきます。今までは鬱陶しいだけのものだった生理が、急に何か、ありがたいもののように感じはじめられるようなのです。そうなると、しめたもので、もう今まであんなにつらかった生理痛もまるでウソのようになくなります。その感謝の気持ちが続く限り、ひどい生理痛も起こらなくなるみたいなのです。やっぱり、ひどい生理痛もこころと身体の問題だったのだと、あらためて感じさせられました。
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029.gif 生理痛がひどくて困っています、どうしたらいいか教えてください(前半)

治療院に訪れる患者さんの大半は女性です。ですから、治療院をやっている以上は、生理痛の問題は、避けて通ることはできません。生理痛といっても、患者さんにより人それぞれですが、どのような症状でお困りなのか聞いてみると、次ぎのような症状があげられました。

頭痛、肩こり、腰痛、腹痛、胃痛、膝痛、子宮痛、足の痛み、吐き気、食欲不振、下痢、めまい、貧血、倦怠感など様々な症状があげられるようです。また、症状は身体的なものだけではなく、一般的に見て、イライラ、無気力、憂うつ、怒りっぽいなどの精神的な症状を伴うこともあるようです。これだけ、様々な症状に、女性は苦しんでいるわけです。しかも、それが毎月のように起こるのですから、たまったものではありません。

では、そういう時に、どのように対処されているのかを聞いてみました。ところが、女性は、さすがにみなさんガマン強い人が多いのか、「何もしないでガマンする」「静かに横になって休む」という人が多いようです。じゃあそれでも、症状がおさまらない時にはどうするのか?という質問に対しては、「仕方がないから、薬を飲む」という答えが返ってきました。

どのような薬が飲まれているかといえば、一般的に、バファリン、イブ、ロキソニンなどが多いように思います。確かに、もしわたしが、女性で、鍼灸マッサージを知る以前でしたら、同じような対処の仕方をとっていたかもしれません。良い方法ではないとわかっていながら、多分薬にたよるしかないように思います。

でも、このように薬にたよるということは、とても危険であることも確かなことなのです。特に、痛みを取る薬というのは、脳や神経を一時的とはいえ、麻痺させるということで、これが毎回常用されるとしたら、継続的に脳や神経にダメージを与えることに他なりません。特に、ロキソニンなどは、市販薬になったばかりとはいえ、いまだに脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニアなどによる、神経痛に処方されている大変強い薬なのです。効きもいいはずですが、副作用のリスクも高いということを忘れないでいただきたいのです。

薬で対処するのは、良くないことだってわかってるけど、それ以外に方法がなければ、誰だって薬を飲むのは当たり前なことです。じゃあ、薬以外で完治すことができれば、それを知りたいと誰もが思うはずです。前置きが長くなてしまってすみません、酷い生理痛にお悩みな方にはこれからが大切な本題ですよね。では次回には、単なるまやかしにならないように、どうしたら、ひどい生理痛を克服することができるのかを、根拠を示してお話しさせていただこうと思います。どうぞご期待くださいね。(つづく)
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029.gif 鍼治療で座骨神経痛を治せば、真夜中の「こむら返し」の恐怖はなくなる

夜中に「こむら返し」がおこって、脚の筋肉が引きつった経験がある人ならわかると思います。痛くてどうしていいのかわからないくらいおそろしい痛みです。ましてや真夜中の熟睡している時に、突然、脚が引きつるのでたまりません。でもこれにはちゃんとした訳があるのです。

脚の筋肉が引きつるといいましたが、じゃあ脚のどこの筋肉かわかりますか?実は引きつる場所は決まっています。膝から下の筋肉。「こむら」と呼ばれている筋肉です。筋肉名でいえば、腓腹筋(ひふくきん)、ヒラメ筋、後脛筋(こうけいこつきん)と呼ばれる3つの筋肉です。「筋肉が引きつる」といわれる症状は、自分の意志とは関係なく、勝手に筋肉の収縮がおこなわれることです。しかも猛烈な痛みをともなうわけですから。筋肉の強縮と呼ばれるような状態をいいます。

普通は、筋肉というものは、随意筋(ずいいきん)といわれていて、人の意志によって、収縮や伸展が行なわれるものです。じゃあなぜこのように、寝ている時に勝手に脚が引きつったのかといえば、神経自体が、痛んでいると、それに支配されている筋肉は、すべて自分の意志に関わらず。筋肉が拘縮(こうしゅく)してしまうという現象が起こるのです。

「こむら返し」という症状は、座骨神経痛という神経の痛みから、夜中に前記の3つの筋肉が突然、勝手に強縮することを言います。じゃあそれを止めるには、いくつか方法はありますが、寝ている時も、かかりそうになる直前に、必ず1〜2秒の間がありますので、その瞬間に、かかりそうな側の膝関節をのばし、同時に足関節をかかとを突き出すような感じで、屈曲させるのです。これが、訓練で一瞬のうちに実行できれば、こむら返しの痛みや恐怖から、逃れることができます。わたしはこれで、何度も急場をしのいできましたし。スポーツジムで、何人かのこむら返しにあった人を助けてあげることができました。

でも、これは、急場をしのぐための対処法に過ぎません。一番いいのは、こむら返しが起こらないように原因である「座骨神経痛」を治療することが、一番の対策になるはずです。じゃあ座骨神経痛は、どうして起こるかといえば、これはあくまでも腰痛が原因です。腰痛が、慢性化したり、重症化することで座骨神経痛が起こります。

ですから、こむら返しが怖いという方は、この際、徹底的に腰痛や座骨神経痛を治療しておくことが何より大切な対策といえるのではないでしょうか?そのためにも鍼治療は、薬に頼らない、自分自身の治癒力を引き出す最高の治療法だとお伝えしておきますね。
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029.gif素直な人ほどよく治る

最近、患者さんに教えられました。「先生、やっぱり、よくなるかよくならないかは、こころのあり方が問題なんですよね。80%が、こころの問題なんですよね」そういえば、だいぶ前のことですが、確かに師匠に教えていただいて、このブログにも書いた覚えがあります。

指導する立場のわたしが、すっかり忘れていたことでした。そういえば確かにそうです。わたしも以前、師匠から、「病気は、10%が、食事の取り方の問題。!0%が身体の使い方の問題。残りの80%が、こころのあり方の問題」ということを教えられました。あらためて、師匠から教えていただいたことを、今度は患者さんから教えてもらいました。

実は、仕事が忙しくて、満足に休養もとれず、治療にも通えない患者さんが、わたしの治療院にもいっぱいいます。仕事も調整してもらえない。治療も満足に継続させてもらえない。残念ながら、わたしにも手の施しようがなくなるときがあります。正直そういう患者さんは、わたしはすごく心配なのです。でもわたしの手に負える患者さんではありません。患者さん自身のこころのあり方の問題なのです。

師匠はよく言われます。「治るか治らないかは、その人自身のこころのあり方によるものですから、治療するものは、その点をよく心得てかからなければないません。素直な人は、やっぱりよく直りますよ」わたしも臨床をやっていて、すごくそのことがよくわかりました。

やはり、「病気は気づきのためのメッセージです」痛んだからだを楽にしてあげることも大切です。しかし、その患者さんに気づいていただくために、治療する側は、気づきのためのヒントを差し上げられたらいいかなあって思います。それが、押し付けがましいものでは、患者さんから退かれてしまいます。しかしわかっていながら、それをどうにもして上げられないのもつらいものです。

これだけは確信もって言えます。治癒の手がかりは、80%がこころのあり方の問題です。「感謝」のこころを忘れないように、「ポジティブ」に生きること。「イライラしない。カッとこない。クヨクヨしない」そういうことを素直に聞き入れて実行できる人ほどよく治る人なのです。
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アンデスの響きケーナの生演奏
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029.gif 鍼は、わたしの身体の一部になった

私の住んでいる島田市にバラの丘公園があります。そこで毎年、7月の中旬から8月いっぱいまでの金土日曜日に、ビアガーデンが開かれています。今年も、仲の良い友達と誘い合って、行ってきました。この日は、特別にイベントが行われていて、「アンデスの響き、ケーナの生演奏」が行なわれていました。

ケーナとは、主に竹や、その他、動物の骨から作られた笛のことです。50から60センチくらいの長さのもので、6個の穴しか空いていなくて、後は、全くの空洞の何もしかけがないとてもシンプルな構造の笛なんですね。でもその笛の音色は素晴らしく、特に「コンドルは飛んでいく」を演奏された時などには、まるで演奏者の魂が、竹の笛を通して、伝わってくるような感動を受けさせてもらえました。

演奏の合間に、演奏者の方が、このケーナについて、説明やご自身のケーナとの出会いやエピソードなど、いろんなお話しをしてくれたのですが、その中ですごく印象深いお話があったので、ぜひみなさんにも聞いていただこうと思ったのです。いろんなお話をされていたのですが、その中で、わたしが、どうしても聞き流すことができなかったお話は、「この竹の笛が、長い間演奏しているうちに、わたしの身体の一部になってしまった」といわれたことなんです。わたしには、その言葉が、すぐにピーンと理解できました。

ケーナという笛をそういう観点から見ていますと、実に不思議な感じがします。確かに、このただの空洞の竹は、演奏者の呼気がなければ、ただの6つの穴があいた空洞の竹に過ぎません。しかし、ただの竹が、演奏者の唇を通して、呼気という身体のエネルギーが、注ぎ込まれることで、そこに響きというあらたな生命(いのち)が、注ぎ込まれるのです。

わたしには、瞬時に、これは、治療の世界と同じだなって思えたのです。わたしも鍼の治療を行なうようになったのは、かれこれ10年の歳月が流れています。そのうちに、鍼がただの道具とは思えなくなっていたのです。そしていつの間にか、わたしの場合も、最近では、「鍼は、わたしの身体の一部になった」ことを自覚しはじめていたのです。

それに、ケーナの演奏は、わたしの行なっている鍼治療と似たところがあります。わたしも指圧や鍼治療でもよく、呼気を使っているのです。人が息を吐く時には、自然の気という目には見えませんが、身体のエネルギーが、高まっていくのです。ケーナの演奏も同じです。演奏者が、竹でできたケーナに呼気を注ぎ込むことで、身体のエネルギーが響きとなって、素晴らしい音色を生み出すのです。そういう理屈が、わたしにはすぐに理解できました。

治療の鍼も同じです。治療者が、鍼をうつ時も呼吸は、呼気です。やはりそこに、治療者自身の気や目に見えぬ金属の自然のエネルギーを患者さんの身体に注ぎ込むことで、患者さんの患部の負のエネルギーが、正のエネルギーに転換できるのです。しかし、それは一朝一夕に出来ることではなくて、「鍼が、治療者の身体の一部になった」ときにはじめて可能となることなのです。

わたしは驚きました。ただ単に生ビールに誘われて、ケーナの演奏を聴きにいっただけだったのですが、それが、実に鍼治療に似ていることに気づかされたのです。この素晴らしいケーナの演奏は、わたしの行なっている鍼治療と、全く同じ原理で成り立っていることに、あらためて驚かされました。
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029.gif お腹がゴロゴロするときは排毒が始まっている

みなさんはお腹がすいてきた時、お腹からゴロゴロする音を聞いたことはありませんか?これは、正式には「グル音」といいます。これは、腸の蠕動運動(ぜんどううんどう)といって、腸や胃が食べ物を消化するためにうねり動く時に聞こえる音です。実際には、腸管内の内容物とガスが移動して発生する音なんですね。

こういうグル音を聞いた時には、みなさんはどんなことを考えますか?まあ、わたしなら、「やっぱり、お腹がすいているんだなあ。なにか、美味しい物でも食べようかな」そんなことを考えて、さっそく、冷蔵庫の中を除いてみるに違いありません。ところが、実は、これは、腸の中で消化活動とは別に、排毒が始まっているという証拠なのです。

わたしたちの身体って、本当にすごくよく出来ていて、わたしたちが知らないところでこんな素晴らしい働きをしているんですね。これを知らないで、食いしん坊なわたしのように、おいしい食べ物を食べてしまうと、せっかく始まった排毒がピッタッと中止されてしまうんです。よく昔の人は、「間食はするな」とか、「腹八分目」とか言うでしょう。あれって、実は大切ないましめだったんですね。

ところで、お腹がゴロゴロいい出すのは、大抵は,夜ではありませんか?なぜかわかりますか?前にも自律神経の働きを何度も説明させてもらいましたが、もう一度、ここで復習させてもらいますね。自律神経というのは、自分の意志では、コントロールすることが出来ない神経のことです。内蔵や器官などは、まさに自律神経の働きによって調整されています。

この自律神経は、昼と夜では、異なる二つ働きのモードがあるということをご存知でしたか?昼間は交感神経モードといって、勉強したり働くために必要な、頭や筋肉を働かせるように血液を多量に送っています。ところが夜は、身体を休め、食べ物の消化が始まりますから、内蔵や器官に働いてもらわないと困ります。このように夜には副交感神経モードといって、臓器に働いてもらうために消化活動が始まるのです。夜、夜中の遅くに食事をしてはいけないというのは,こういうことだったんですね。

その消化活動が終了された頃に、お腹がすいて、今度は排毒活動が始まるのです。なんて人間の身体てうまく出来ているんでしょうね。これで、どうして,夜にグル音が聞こえるようになるのか,わかってもらえますか?実はもう一つ、グル音がよく聞かれることがあるのですが、ご存知でしょうか?実は、昼までも鍼治療をやっていると、お腹がゴロゴロとなり出すんですよ。まるでおなかの中にカエルでも飼っているのかなって感じです。

実は、これにも仕掛けがあって、ハリ治療は、仮に昼までも自律神経の働きを、お休みモードの副交感神経モードにしてしまう働きがあるんです。女性の患者さんは、あんまりお腹が鳴り出すと、恥ずかしそうにされるのですが、これは、自律神経の働きが、見事に副交感神経モードに変わった証拠なんです。そこまでは、わたしもよくわかっていたのですが、実は、消化終了と同時に、デトックス=排毒活動も始まっていたんですね。これは、アメリカの革命的な食事療法で有名な、フォアーマン博士の著書に書かれていた物です。実は、わたしは、カナダ人の妻に教えてもらいました。

このように、わたしたちの身体は、目に見えないところで、わたしたちが知らないところで,すごいシステムが働いているんですね。でも、肝心なわたしたちがそういうことを知らないでいると、せっかく、排毒をしてもらっているのに、「消火活動に水を差している」のと同じことになってしまうのです。知らないって言うことは、とても恐ろしいこともあるんですね。
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