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手首、足首、腰首、全部身体は、首がネックです

いくら患者さんが、足首が痛いといって見えても、足首ばかり治療しても、ちっとも良くは治りません。足首が痛いといったら、手首、足首、腰首といって、首と名のつくところ全部が痛んでいるからです。ですから、足首に捕われないで、首から、腰から足首まで、全部ていねいに治療していかなければならないのです。

「急がば回れ」っていうことわざがありますが、治療の世界も全く同じなんです。患者さんは、部分的に痛いところしかわかりませんから、足首が痛いといえば、足首だけが、痛んで悪いのだとしかわかりません。でも大抵は、首から、腰から、腕や足まで全部痛んでいることが普通なのです。

じゃあどうして、「足首だけが痛むの?」ということになりますが、それは、人の身体の仕組みがよくわかっていないからなのです。「痛み」というのは、そもそも、その方に気づいて欲しいから起こる現象なのです。ただ、痛みには性格があって、一番痛むところ、一番つらいところしか、教えてくれません。つまり、わたしたちの身体というのは、痛みは、意図的に優先順位を付けているのです。

わたしは、これは神様の「ご慈悲」だって思っています。全部痛いと感じだしたら、もう辛くて辛くて、何もする気が起きなくなってしまいます。だから、一番痛いところ、その人が、最優先に(治療して)助けて欲しいところだけを、「痛み」として教えてくれるのです。つまり、痛みの2番手や3番手は、一時的に影を潜めて隠してしまうわけなんです。

ですから、治療者が治療をしていくと、どんどん痛む箇所が変っていきます。また、治療中も、「あれ、わたしは、こんなところも痛かったのかな?」って、改めて自分の症状に気づくことが多いのです。

でも首というのは「ネック」という言葉が意味するように、すごく大切な治療部位であるとも言えます。わたしは、「ぎっくり腰」で見えられた患者さんにも、横向きに寝かせておいて、ほとんど腰は、治療しません。鍼だって、数本打つだけで、ほとんど刺しません。じゃあどこを重点的に治療するかといえば、やはり「首」なんです。何十本と鍼を打っていきますが、そのほとんどが首か肩なのです。

だから、もしかしたら、患者さんから見たら、「あれ、わたしは、ぎっくり腰でここに来たのに、どうしてこの先生は、腰に打たないで、首肩ばかり、鍼を刺しているのかなあ?」って不思議に思うかもしれません。でもそれで正解なのです。

「腰首」の痛みは、「首」と繋がっています。ですから、わたしが、「首」を治療していても、実はそれは腰を治療していることでもあるのです。つまり人間の身体というものは、全部がひと繋がりでできているからなのです。特に「首」は、「ネック=問題」です。この部位は人間の身体の中で、最も大切な治療部位でもあるのです。逆に言えば、ここをしっかり押さえて治療することで、いろんな部位の痛みや症状を治していくことができるのです。

わたしの知る限りでは。頭痛、偏頭痛、めまい、ふらつき、耳鳴り、難聴、眼精疲労、視力の低下、顎関節症、顔面神経痛、噛み合わせの問題、など多くの症状が、改善されると言うことを経験させてもらいました。やっぱり、首はネック=問題だったのです。ですから、今でも首の治療は、最重点部位となり、最もていねいに治療します。

多分患者さんの多くも気づかれていると思います。首が硬いなあ。首がつらい。首が上手く回らなくなった。そういうことが自覚できるうちに治療院への受診をお願いします。何でもそうですが、治療は早いうちにこしたことはありません。

何よりも、患者さん自身が、苦しまないですみます。そうして、身体が楽になった後に考えて欲しいことがあるのです。「どうして、わたしは、こんなにつらい状態になってしまったのかな?」って。それに気づくことが、病気を治療するうえで最も大切なことなのです。
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温泉療法は、免疫力を高める鍼灸治療によく似ている

温泉好きにはたまらない季節がやってきました。わたしも温泉が大好きで一年中温泉に出かけていきます。多分、一週間に2回くらいは必ず出かけますね。ところで、温泉って、どうしてあんなに人気があるんでしょうね?わたしの近くにある、川根温泉とか、田代の郷温泉(伊太和里の湯)なんかは、毎日、すごい人で賑わっています。

これは、もうずっと昔の話しなんですが、一度だけ、治療が終わって師匠が、わたしを温泉に連れて行ってくれたことがあるんです。湯船につかりながら、「どうして温泉てこんなに気持ちがよくって人気があるかわかりますか?」っていって、教えてくださったんです。

わたしも、同じ気持ちだったので、すごく師匠のお話に興味を持ちました。「温泉はね、どこの温泉でもそうなんですが、マイナスイオンが豊富なんですよ。だから、すごく身体をリフレッシュすることができるんです。気持ちがいいなって誰もが感じられるのは、そういう理由からなんですよ」なるほどなあって、すごく納得してしまいました。

それにしても、昨日お話しさせてもらいました「陰陽五行」から見ても温泉というのは、立派な地のエネルギーなんですね。地のエネルギーは、「五行」のエネルギーから見ると。火のエネルギー、土のエネルギー、水のエネルギー、そして、金(鉱物)のエネルギー。それから、温泉はほとんど、木が多く繁った自然環境の中にあることが多いのでグリンシャワーの木のエネルギーまで、陰陽五行の全部のエネルギーを取り込むことができるのです。

いくら温泉好きの人でも、そんな細かい理由なんて、知るはずもありませんね。ですが、わたしたちの身体は、しっかりそういうことを知っていて、無意識に、こころや身体を癒し、生命エネルギーを充電しているのです。自然って、もともとは神様がつくられたもの、だから、神様の慈愛がこういうことまで、隅々に行き渡っているのです。

よく昔から、「温泉療法」という言葉を聞きますが、効能がある温泉では、昔から、積極的に湯治が盛んに行なわれていました。これは、お湯で身体を温めて、代謝を良くしたり血液循環を良くすることで、自然治癒力を高めることができるのです。それでなくても、現代人は、ストレス社会に生き、劣悪な自然環境の中で生活していますから、免疫力は低下しており、病気になる人が多いのです。

そのために温泉は、まさに「いのちの洗濯」であったり、「現代のオアシス」といえるのではないでしょうか?でも皆さん、これって、わたしがいつも提案している鍼灸治療と同じです。やっぱり現代人の多くは、子供から大人やお年寄りまで、自分の力で免疫力を高めていくことが大切なのです。そこには、人間が作り出した科学や文明(機械)や薬の力は、そんなに必要はないのです。自然は、すべて、わたしたちに必要なものを備えてくれています。わたしたちの身体も同じなのです。

フランスのジャンジャック=ルソーは言っています。「自然に帰れ」って。もう一度、自然について考えたり。医療としての温泉療法や鍼灸治療も見直す時期に来ているのではないでしょうか?免疫力を高めることこそが、病気に負けない健康な身体を作ることになるのです。
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病気は、若い人ほどよく治る

治療に年齢は関係ないと思います。誰だって、健康で快適な生活を願っているし、できたら病気やつらい症状は避けたいものです。年齢に関係なく誰でも健康生活を営む平等な権利を持っているはずなのです。

でも治療する側の本音を申しますと、治療をはじめられるなら、なるべく若い方を歓迎したくなるものです。なぜなら、治る.良くなる。その速度が、全く違うからです。特に、症状が重いか軽いかは、あまり問題ではないのです。

問題は、身体に備わっている免疫力の高さの問題なのです。当たり前のことなのですが、年齢の若い方の方が、持ち前の免疫力は、高いはずです。わたしたちのような患者さんの免疫力を引き出すことで、症状の改善を図ったり、病気を治していく治療では、持ち前の免疫力の高さは、治療効果にすごい影響力を持っているのです。

治療者は、患者さんの治療をお引き受けする限りは、できることなら治って欲しいと願います。そういうことを願いながら、初診の患者さんを診させてもらうのです。もし仮に、これは、とても病気を治すお手伝いができないと思われるケースであれば、きちんと理由をお話しした上で、お断わりしなければなりません。それが、強いては患者さんを尊重することになると思うからです。

もし、できないことを、さもできるように希望を持たせてしまうようでしたら、治療者としての良心から背くことになるからです。治療者として「手を引くこと」を「リファー」と言いますが、もし自分がリファーすることで、抱え込まなかったら、もしかしたら、その患者さんは、また、新たに治療者に出会い治る可能性がうまれます。もしそれがなければ、また、新たにこの患者さんに、無益な失望感を与え無駄な時間をも費やさせてしまうことになるからです。

本当なら、治療に携わるものとしては、年齢が若く、症状もあまり重くない患者さんをより多く受けさせていただいて、どんどん治させていただくことが理想です。そうなれば、どんどん収益も高くなり、評判も上がり、治療院としての評判も上がるからです。

でも治療する側も人間ですから、「評判を聞いて伺いました。どうかわたしの病気を治してもらえませんか、どこに行っても良くならず、とてもからだがつらいのです」というようなことを聞けば、やはり心が揺れ動きます。また、それがお年寄りで、とてもつらそうな状態であればあるほど、なんとか楽にさせてあげられないものだろうか?と、ついに仏ごころのようなものが、出てしまうのです。

でも実際は、こういう患者さんは、はじめから苦戦はさせられることはじゅうぶんわかっているのです。わたしたちの治療の決めては、やはり、患者さんの持っておられる自然治癒力なのです。要するに、治しているのは患者さん自身の身体に備わっている免疫力に他ならないからです。

実は、本当のところを申しますと、それは西洋医学も、東洋医学も同じなのです。治しているのは医者でもなく治療者でもなく、患者さん自身に備わっている免疫力なのです。治療者はただ、それを上手くひきだすことができるかどうかに、手腕がかかっているのです。

医者も鍼灸師も本音を申しますと同じようなものです。免疫力がゼロに限りなく近づいているお年寄りも、潜在的にじゅうぶん備わっている可能性がある若い人達の方が好ましいに決まっているのです。でもそうも行かないのが、医療の世界です。いくら難しいだろうなって、わかっていても、例えわずかな治る可能性があるのであれば、お手伝いさせてもらいたいと思う気持ちがあることも確かなのです。

でもわたしたちのような治療は、一日にそう何人も診させてもらえるわけには行きません。だから、どうしても患者さんを制限することも必要になってきます。でもそれはあくまでも治療者の都合でしかありません。ですから、患者さんは、その点については考える必要は全くありません。

ただ、病気は、早いほど、また若い人ほど、早く良く治るということは、頭のどこかに入れておいて欲しいと思います。
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偏頭痛は、薬にたよらない鍼灸治療で治すのが一番です

偏頭痛の特徴は、ネットで調べればすぐにわかることですから、あえて八倉治療院では、詳しい説明は、省略させていただきます。でも偏頭痛って気の毒なくらい酷い症状になるんですね。もしご家族に偏頭痛に苦しまれている人がいれば、なんとかしてあげたいと誰もが思われることでしょう。

実は、私の奥さんが、偏頭痛で、長い間患っていました。特に、いったん偏頭痛が始まると、嘔吐が、定期的に襲ってきて、もう吐くものがなくなってしまうくらい徹底して、トイレ通いが続いていました。そばにいる私も、これが始まってしまうと、何もしてあげられず、ただただ見守るだけでした。

じゃあ、嘔吐が始まる前なら、食い止めることが出来るのかといえば、私は可能だって思っています。体調の変調に気づいて、頭痛も始まったかなって思うかどうかくらいなら、なんとか鍼治療で、その後の発作も食い止めたことが何度かありました。だから、ずっと鍼灸治療は、偏頭痛に効果があることは前々からわかっていました。

でも最近では、もうほとんど、奥さんの偏頭痛は、全くと言っていいほど見ることも聞くこともなくなりました。鍼灸治療で、免疫力を高めてあげることで、今まで体質であるとか遺伝であるとか言われて、諦めていた偏頭痛が、いつの間にかなくなっていたのです。偏頭痛が完治したといえるでしょう。

頭がズキズキする。痛みが左右と移動する。光が眩しく感じられて視覚に変調をきたす。嗅覚まで過敏になってしまう。そして、頭の激痛とともに、自分では手が付けられないくらいの嘔吐が始まったら、ほとんど一日中苦しみが続く。これらは、まさに自律神経の失調をあらわしています。つまり、自分の身体なのに、もうコントロールが効かない状態です。

それから、痛みや変調が、視覚や、聴覚や聴覚や嗅覚にも及ぶことから、三叉神経などの脳神経などにも問題があることがわかります。ただこうした症状は深刻ではありますが、これらを、薬で治そうとするのは、何か間違った方向としか思えません。特に偏頭痛の場合、遺伝や体質が絡んでくると、それを改善する為に、多くの薬が処方されるケースが、非常に多く見られます。

逆に副作用として、「薬物乱用頭痛」といって、偏頭痛が、定期的な頭痛とするなら、こちらは慢性的な頭痛であったり、身体の乱調となったりしがちです。もうこうなってくると、患者さんは病院から病院へとたらい回しになり、医療従事者としても、もうどうすることも出来なくなってお手上げ状態になってしまうのです。

さいわい私の奥さんは、お薬嫌いで、いくら酷い偏頭痛でも、飲むお薬といえば、市販薬であるアスピリンくらいのものでしたから、完治できたのかもしれません。ところが、いくら痛みに効くからといって、鎮痛薬や、精神安定剤などを多用されますと、自然治癒能力の妨げになることが非常に多いのです。それから、多くのお薬の効果は、確かに即効性があることは確かなのですが、押さえ込もうとする力が強すぎて免疫力の妨げになっているのです。

私は長い間、この鍼灸治療に携わってきましたが、どんな酷い病気であっても、必ずはじめは、首こり肩こり腰痛から始まるということを知っています。ですから、偏頭痛ですといって見えられた患者さんであっても、訴えられる症状を聞きながら、それらに対応した治療を行なっていくのです。

鍼は、難しい病気を治すことも可能ですが、一般的には、患者さんが困っている症状を治すことで治療が始まります。首こり肩こり腰痛から始まり、お腹が痛い生理痛がひどい。こんな感じで、病気ではなく症状を治すことから始まり、体全体の症状を治していくのに用いられるものなのです。

しかし、治療していくうちに、わかってくることなのですが、鍼灸の治療は、どうも神経を通して痛んだ脳の修復をしていることがわかってくるのです。鍼が、偏頭痛にも効果を発揮しているのも、鍼の刺激が、脳幹という、人が生命を維持していくのに大切な働きをつかさどっている。最も大切な部分に関与していることがわかってきたのです。

自律神経の働きをつかさどっているのは間脳にあるといわれています。私が思うに、偏頭痛を患う患者さんの多くは、この間脳の働きに妨げがあるのです。でもそれさえも持続的な鍼灸治療は、その妨げになるものさえも修復し障害を克服してくれるのです。しかし、偏頭痛という病名がつく病気である以上、こころの問題もあり、そのことを説明するのは、簡単なことではないので、治療で必要な方にだけに治療の時にだけ直接お話しさせていただきたいと思います。

ただ、ひとついえることは、偏頭痛がいくら、体質や遺伝的な要素があるにしても、それは、恐れるに足りることはありません。そして、それを治せるのはお薬ではなくて、こころと身体に対応して治療できる鍼灸治療が、最もふさわしいようにわたしは思います。病気は、偏頭痛に限らず、治療者が、患者さんと向かい合って、こころと身体の両面からアプローチしていくことが治療において最も大切なことなのだと思います。
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夜眠れないあなたに鍼灸治療をしてあげたい

夜になって身体は疲れているのに眠れないという患者さんは実に多い。仕事が終わったのに,気持ちは、緊張や不安から、終わったような気がしない。心労が積み重なって、慢性的な疲れはあるものの、昼間は、仕事中でも眠気が襲ってくる。それなのに、肝心の夜になるとなかなか眠れない。酷い時には朝方まで,起きていることがある。

こんな悩みを抱えている患者さんは、治療院をやっていると珍しくはない。じゃあなぜこんなことが起こるのか?不眠のほとんどの原因は、過労とストレスです。不安、心配、イライラ、怒り、後悔などこのような感情が、不眠症のもともとの原因なのです。

普通は、人間の身体は、昼間は元気に学校にいったり、会社で働いて、夜は、晩ご飯を食べて、夕べのひとときを、ゆったり楽しんで、床につく。布団の中に入ったら,朝までグッスリ熟睡できるのが普通です。でもベッドに横になっても眠れないというのは,自律神経の働きに,何か問題があるからです。

自律神経というのは、筋肉や関節などのように自分では意識してコントロールすることが出来ない神経の働きです。代表的なところでは、内臓器官などを動かす働きが自律神経なのです。ところで、この自律神経の働きには、昼と夜の二つのモードがあることをご存知ですか?聞いたことがあるかもしれませんが,交感神経と副交感神経が、その二つのモードを支えています。

昼間働くのを,交感神経といって、わたしたちが昼間学校で学んだり,会社で働きやすいように,脳や筋肉が働きやすいように血液など多く行き届くようにコントロールします。今度は夜になると、副交感神経といって、寝ている間,食べ物がうまく消化できるように、内臓器官などの働きが活発に行なわれるように,血液などが多く行き届くようにコントロールします。こうした昼と夜の二つの神経モードの切り替えが上手く働いて、人は健康な生活が営むことが出来るのです。

ところが、本来なら、夜は、脳は休んで,代わりに内臓器官が働かなければならないのに、横になっても頭だけさえてしまって、ついつい考え事をはじめてしまうというのは、完全に自律神経が、昼間の交感神経から副交感神経モードに切り替わっていない証拠なのです。それが、続くようですと,不眠症といわれる、病名が診断されてしまうのです。

現代人は、ストレスや心労がたたって、このように夜上手く眠れない。夜中に目が覚めてしまって眠れないなど不眠症を訴えられる患者さんが実に多いのです。

じゃあ何んで鍼灸治療が、不眠症に効果があるのかと言いますと。実は、鍼灸マッサージの治療というのは、みなさんの身体を、仮に昼間行なわれたとしても、自律神経の働きを、リラックスさせることで、副交感神経モードに変更させることなのです。マッサージが眠くなるとか、鍼灸が眠くなるというのも,その働きによるものなのです。

首こり肩こり腰痛と、とかくストレスから、夜眠れない人の多くは、この切り替えが上手く出来ない人なのです。これを更に詳しく説明させてもらいますね。自律神経というのは、実はコントロールしているのは、脳の脳幹の中にある、間脳というところなのです。自律神経と言っても,この間脳の働きが,上手くいっていれば、自律神経は正常に働くのですが、それが上手くいっていないから、このように,夜眠れないという症状が、頻繁に起こるようになるのです。

鍼は鍼灸師がツボに打つことで,その刺激を、脳に届けます。そうすると,脳からベーター、エンドルフィンという神経伝達物質が、脳から出ます。その物質が、痛んだ脳を修復させて、正常な働きにもどしてくれるのです。だから、鍼灸治療は、不眠症で困っている患者さんを治してくれるのです。精神安定剤も睡眠導入剤も薬も何もいりません。

実はどのような自律神経が障害になって起こっている病気も、最初は,みなさん首こり肩こり腰痛などの症状を訴えられます。これをきちんと治してあげることで、夜もグッスリ眠ることが出来ます。不眠症も、「自律神経失調症」などのややこしい病気も治療で克服することが出来るのです。シンプルですが、実に効果があります。

あなたも、鍼灸治療を一度受けてみてはいかがでしょうか?きっと良く眠れるようになると思いますよ。私も夜眠れないあなたに、鍼治療がしてあげたいです。
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emoticon-0128-hi.gif 痛さを強く感じる人ほど治りやすい

これは、「どういうことかな?」と思われる人が多いことだろうと思う。普通に考えたら、痛みを強く感じるということは、それほど、症状が強いわけで、それだから、治りにくくなるというのが、普通ではないのかな?というふうに考えがちである。

ところが、臨床でわたしが、患者さんの身体から教えてもらったことは、必ずしも常識で考えられることとは違っていることが多い。また、患者さん自身は、自分の身体のことについて、正しく理解できていないということも言える。

例えば、座骨神経痛で見えた患者さんに、問診の時に、「どちらのお尻や足が痛いですか?」と聞いてみる。もしその患者さんが、「右のお尻のここと、左膝とふくらはぎが痛いです」と、はっきりした答えがかえってきたとする。でもその時の、わたしの判断は、本当は、もとの患側は、右側で、右側の状態はかなり、重症で症状が進行しているんだな」という判断をするのである。

これは、どういうことかといえば、治療者も初心者ならいざ知らず、多くの臨床から、患者さんの症状について学ばせてもらう。すると、必ずしも患者さんは、自分自身の症状について的確に答えることができないということがわかってくるからだ。それを承知でないと、治療もとんでもない勘違いをしたまま、行なってしまうことが多い。

「痛みは、優先順位をつける」身体の最もつらい箇所を、痛みとして本人に伝えることも確かである。だから、患者さんの問診から帰ってくる情報は、何ひとつ無駄なものはない。しかし、それとは別に、「痛み」は、感覚神経の働きが、正常であるから、痛みを感じられるのであって、これが、慢性化したり重症かしてくると、もう痛みとしての情報が、薄れてしまうか、自覚できないということが起きてくる。

治療者は、そういうことも、しっかり押さえたうえで患者さんの状態を判断しないと、きちんとした治療ができないことがある。それにしても、わたしは「痛み」というものから不思議なメッセージ性を感じることが多い。症状が痛いところほど、治りがはやい。逆に痛みが感じられにくくなったところは、危険な状態である。

だから、鍼灸治療を行なうものとして、痛みは悪いものだという考え方は、決してしてはいけないと思っている。その逆に、鎮痛剤や神経安定剤や睡眠促進剤のようなものこそ、使い方を間違えると、治療の妨げになることを、みなさんに知ってほしいと思う。
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emoticon-0128-hi.gif鍼灸や東洋医学について勉強される患者さんが増えてきた


どいうわけでしょうね。最近、すごく鍼灸や東洋医学について勉強されている患者さんが増えてきています。なぜそう感じるのかといえば、大した根拠ではありませんが、わたしの拙いブログを読んでくださる読者のみなさんが増えていること。それから、治療中に、鍼灸や東洋医学についって質問されてくる患者さんが増えていることなどです。

これは、私どもからすれば実に有り難いことです。多分、昔の日本では、鍼灸などは、日常生活の中に、当たり前のように、つかわれていました。それから、街なかや、田舎でも「鍼医(はりい)さん」という方がいらっしゃったりしました。また、家々でも、毎晩のように、もぐさを丸めて、身体にすえるという光景が見られたはずなのです。

ところが、どうして、そういう風景が日本から消えてなくなっていったのかな?といえば……。「明治維新」の頃から、政府の政策で、日本文化を切り捨て、西洋の文化を取り入れるという政策が始まったからなのです。「ざん切り頭を叩いてみれば、文明開化の音がする」といわれたように、切られたのは、何も「チョン髪」だけではありませんでした。「鍼」も「お灸」も「もぐさ」まで、切り捨てられてしまったのです。

昔の日本は「お医者さん」といえば、「鍼医(はりい)さん」のことでした。今の西洋医学のお医者さんは、「蘭方医」のことでした。それが、今は、完全に、医学や治療は、「医者」や「病院」で行なわれるものとして、「鍼灸」や「東洋医学」は、世間の片隅に追いやられてしまうようになったのです。

それが、また、情勢は少しずつ、再逆転とまでは行きませんが、世界の情勢でいけば、「鍼治療」や「東洋医学」が、見直されてきているのです。みなさんは、「鍼治療の研究」が世界で最も盛んに進められているのはどこの国かご存知ですか?実は、「アメリカ合衆国」なんです。それから、実際に、治療に取り入れられているのは、中国だけではなくて、ヨーロッパ諸国が、次にあげられているんです。

だから、日本でもわたしのような小さな治療院で、鍼灸や東洋医学について勉強される患者さんが増えてきているといっても、何も不思議なことではないと思うのです。例えば、ある日、ある患者さんが、こんな質問をされてきました。「鍼は、わたしには、他の医療に比べて、オールマイティーに思えるのはなぜですか?」

すごい質問で、一瞬、なんて答えていいのか分かりませんでした。でもよく考えてみると、「鍼の治療は、部分的なものではなくて、実は、脳に刺激を送って、脳自体を治療しているからですよ」って答えたのですが、わたし自身も驚きました。

実は、本当にそうなんです。鍼は、身体のツボに鍼を刺しているのですが、「ひびき」は神経を通して、「脳」まで到達しているんです。ということは、鍼が治療しているのは、筋肉ばかりではなくて神経も、更に言えば、「脳」自体を治療していることに他ならないのです。それが、治療をしていくと、段々分かってくるのです。

どうですか?鍼治療って、それだけでもすごいと思いませんか?だから、治療させてもらっているわたしも、患者さん自身も、奇跡のような治療結果に驚いて、どんどん、鍼灸や東洋医学に興味を持つのです。そしてまた、勉強されて、更に難しい質問を用意される方が増えてくるのです。楽しいですよ。「鍼治療」って、わたしもますます、この「東洋医学」という世界に、のめり込んでいきそうです。
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emoticon-0128-hi.gif免疫力を向上させる鍼灸治療

よく免疫力のことが、話題になります。言葉では、わかっていながら、実際には理解されていないのが、この「免疫力」ではないでしょうか?さて、それでは、免疫力という言葉を、他の言葉に置き換えるとしたら、どんな言葉が該当するでしょうか?わたしは、「自然治癒力」という言葉がふさわしいような気がします。

人間の身体には、本来、自ら「治す力」が存在しています。それを「自然治癒力」といっています。例えば、人の身体が、細菌やウイルスなどに感染したとします。身体は、それに対してどのような反応を示すのでしょうか?風邪やインフルエンザなどを考えてみるとよくわかりますが、高熱が出るでしょう。それは、私たちの身体は、細菌やウイルスなどは、熱に弱いことを知っていて、自ら高熱を発して、それらの菌と闘っているのです。そういう人間のからだに本来、備わっているシステムを免疫力、あるいは自然治癒力といっているのです。

ところが、いくら言葉で理解できていても、人は平気で風邪をひいたからといって、病院へ行き、医者から鎮痛剤や解熱剤などをもらってその熱を安易に下げようとします。せっかく人間の身体にある免疫系が、力を発揮しているというのに、果たしてそれでいいのでしょうか?

実は、インフルエンザだって同じことなんです。本気になって、3日間くらい、休暇を取って休んでいたら、必ず身体が回復してくるはずなのです。そして、その感染を押さえることで、身体に、あらたな抗体といって、感染してしまったその菌に対して、二度と負けない、抗体をつくり出す、強い身体をつくりあげる働きが、人間の身体にはシステムとして備わっているのです。それを活かすか殺すかは、その人の考え方次第なのです。

また、よく免疫力を強くするにはどうすればいいのかを聞かれる時があります。わたしからすれば簡単な話しです。栄養のバランスや休養に心掛けて、規則正しい生活をする。適度な運動を習慣化し、身体を鍛える。というのはよく言われることですが、それ以上に、なるべく、「薬にたよらない生活」を心掛けることが大切なことだと思います。

そのためにも、鍼灸マッサージなどの治療は、身体本来の自然治癒力を高めることで、つらい症状や病気などを治すといった、働きをしますので、免疫力を高めるための最高な治療方法だと思います。間違いなく鍼灸治療は、あなたの免疫力を向上させてくれます。
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emoticon-0128-hi.gif猛暑の夏に冷え症対策の鍼灸治療をしましょう!

みなさんは、患者さんが、冷え症を訴えて治療院は見えるのは、冬よりも夏の方が多いって知っていましたか?そうなんです。これって不思議な感じがしませんか?どうして暑い夏に,冷え症で困るという患者さんが増えるのでしょうか?そうなんですよね?冷え症の原因の一番は、「エアコン」なんです。職場で冷房が効きすぎて、困っているという患者さんが多いんです。

確かに、環境運動が進み、エネルギー資源の節約が叫ばれるようになってからは、一時期のように、「びんびんにクーラーを効かせて、快適な夏を過ごしましょう!」みたいな雰囲気はなくなりましたが、それでもクーラーなしでは、夏の猛暑は乗り切れないという人は多いと思います。ましてや、会社が事務系の職場の方は、どうしても長時間、クーラーの風を受けていますと、寒くて寒くて、膝掛けが必要なんていうことになりかねないといいます。

では、冷え症ってあまりイメージが湧かないという人もいると思うので、少しだけ、患者さんがどうのようにつらいのかも知ってもらう意味で、主な患者さんの訴えをあげておきますね。まずは、首こり肩こり腰痛,そして神経痛。そうなんです。やっぱり始めは、このような症状から始まるんですね。それから、頭痛、下半身の冷え。胃腸の不快感。食欲不振、生理痛、生理不順、疲れ、不眠症などです。

これはどういうことかといいますと、自律神経の失調が、起っているということです。自律神経といえば、私たちは、すぐその司令塔である脳幹にある間脳をイメージします。それから、自律神経の失調といえば、内蔵や胃腸などの働きの低下と疲れを頭にイメージします。だからこそ、冷え症の治療には、鍼灸治療がピッタリなのです。

よく冷え症にいいといって、膝から下の経穴(ツボ)にお灸をすえればいいという考えで、冷え症の配穴どおりで、それだけで治療を考えようとする治療者もいるようですが、それはちょっと、治療院へ来る意味がありません。それだけでは、冷え症は,簡単には治りません。むしろ、間脳が悲鳴をあげているわけですから、間脳に響くような鍼をうたなければ意味がないのです。

それから、首ころ肩こり腰痛があるということは、体全体にエネルギーの交流が悪いことを意味しているのだからやっぱり、急がば回れで、首こり肩こり腰痛を治療してあげることが、まずは第一歩だと思います。そうすれば、血行の促進は、自然と回復してきます.それから、自律神経の失調もおさまりますからね。

後は、膝から下の「足三里」「陰陵泉」女性でしたら,後は「三陰交」のツボを教えてあげて下さい。後は、患者さんに「せんねん灸」などの市販されている温灸を教えてあげれば、この夏は、冷え冷えから、ポッカぽかの夏が過ごせますよ。何か暑い夏に向けて、へんな話をしていますね。そういうところが、八倉治療院ぽいかもです。ちょっと早めの冷え症対策でした。
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☆カナダ・ビクトリアのジョーンズ・プレスのワッフルがもう一度食べたい。
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emoticon-0128-hi.gif 鍼灸治療で逆子の矯正成功が再現できました

 今週も妊娠中のママさんとベイビーにホットな話題です。先日、「妊娠中の妊産婦のママさんが、鍼灸治療で矯正できた」というホットな話題を紹介させてもらいました。ところが、その同じ妊娠婦ママさんのベイビーが、また、ヒックリかえって、また逆子になってしまいました。そのことを治療院に来るいろんな女性の患者さんに聞いたところ、こういうことはよくあることなのだそうです。彼女の場合は、34〜35週のことなので、矯正できたということで、安心していたのですが、どうもこのベイビーは、お母さんや周囲の大人を驚かせるのが好きな子のようです。予定日は当初、3月の上旬だったのですが、「2月16日の定期検診で逆子の状態でしたら、2月28日に『帝王切開』しましょう」と、お医者さんから予告されてしまいました。

 わたしが、そのことを患者さんである妊産婦ママさんから聞いたのが、2月6日でした。わたしは、その時、すぐに「まだ、10日もある」と思ったんです。「どうする、もう一度、『逆子の灸』をやってみようか?」妊産婦ママは、二つ返事で「やりたい」ということでした。これを読んでくれている女性のみなさんだったらどうするでしょう。お医者さんの言う通り諦めて、「帝王切開」を考えますか?それとも、もう一度、鍼灸治療にかけてみるでしょうか?わたしが、もし妊産婦ママさんの立場だったら、やっぱりもう一度、トライします。なぜならこの数字をみてください。

emoticon-0171-star.gif 逆子に対する鍼灸治療の結果

584例中525例が矯正された

(矯正成功率89、9%)


 明治鍼灸大学 臨床鍼灸医学・教室1987年の報告より

 ちなみにもう少し詳しく報告すると、成功例における治療回数については、3回までが310例(59%)、4回までが412例(78、5%)と、回数が少ない割にはとても高い成功率です。


 わたしの治療は、前回は、報告した通り、右足の至陰のツボにたった3壮のお灸をして1回の治療で矯正できました。ですが今回は、あの時より、切迫感を感じました。それは、10日後に「自然分娩か、帝王切開か」という決断が迫られていたからです。ですから、今回は念入りに、次回の定期検診まで3回、鍼灸治療の予定を組むことにしました。参考までに、わたしの行なった治療を、記録しておきます。明治鍼灸大学の臨床鍼灸医学教室の治療は、両方の足の「三陰交」と「至陰」というツボを使っています。その三陰交には「灸頭鍼(きゅうとうしん)」といってハリの頭にお灸のもぐさをつけて暖める。という方法をとっていましたが、わたしは、「三陰交」には、あったかい温灸。「至陰」は普通の半米粒大のお灸を行ないました。それだけです。そうしたら、なんと、3月16日の定期検診でまた「逆子の矯正成功」の喜びの声を聞くことができました。妊産婦ママさんに「いつひっくり返ったかわかった?」と聞いたのですが、残念ながら、「いつひっくり返ったのかわからなかった」という返事が返ってきました。でもこれで、臨床結果の成功率89、9%という数字が、わたしの臨床でも証明されたのです。3回の鍼灸治療で「逆子の矯正成功」は、間違いないことが。

 最後に、これはわたしの希望ですが、これからの若い妊産婦ママさんたちもお医者さんから「逆子です帝王切開しましょう」と言われても、まだまだ、鍼灸治療があるんだということを忘れないでほしいのです。西洋医学には西洋医学の得意分野があります。しかし、これはほんの一例ですが、東洋医学には東洋医学の、このような素晴らしい得意分野もあるのです。だから、それぞれが、得意分野で歩み寄ればいいのです。そうして両者が歩み寄って行なわれる医療を「統合医療(とうごういりょう)」と言います。お産は、いろんなメリット・デメリットがあるかもしれませんが、人間のからだは、「自然」の産物ですから、できたら「帝王切開」よりも「自然分娩」の方が、いいに決まっていると思います。「逆子」で困っているママさんたち、困ってないで、一度信頼できる鍼灸治療院を訪ねてみたらいかがでしょうか。
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