みなさんは、「二八の法則」って聞いたことがありますか?これは私が、ある人から聞いたことなんですが、聞いた瞬間から、「これは使える!」って思いました。特に、仕事やダイエット、他にもきっといろいろ使える法則だなって思いました。今日は特に、私が最初にピンと浮かんだダイエットとお仕事に関して、実際にどのように使うのかお話ししてみたいと思います。
まずは「ダイエット編」でいきましょうか?世の中にはダイエットが必要な方は大変多いと思います。または、「憧れダイエット」と申しましょうか?実際にほとんど実行されていませんが、年中「ダイエット、ダイエット、ダイエットしなくっちゃ?」って言われている方が多いと思います。「そんなに、何年もいっているの実行できないんだったら無駄だから、人にいうのはやめればいいのに」って思ってしまいますが、本人には重要な問題らしくて、とても諦めらめる気配はありません。
でもそういうわたしも、減量ではなくて食事療法という意味で、「ダイエット」をやったことがありますが、とても難しいもので、食べてはいけない食べ物を食べてしまうということが、如何に難しいことなのか全くわからないわけではありません。特に、「甘いもの」や「炭水化物」を食べないダイエットの場合は、ダメだと分かりながら、食べている自分が情けないという気持ちになった経験もあるので、むやみやたらに人のことを批判する気にはなれません。
例えば、結婚式や同級会などの席で、あるいは友達同士誘い合って、飲みに行ったとします。お肉屋さんに行って、焼肉料理を食べに行こうということになったとします。肉食系の人は、問題ないですが、お肉を食べてはいけないというダイエットの人だっているはずです。そういうときにあなたならどうしますか?もし「医者から言われて、お肉を控えているから遠慮するよ」って言えたら、あなたこそ今日の話題の「二八の法則」には無縁の人です。でも大半の人は、その場の雰囲気から、お断りできずに焼肉をみんなと一緒に食べます。そして真面目な人なら後から、禁止を破ったことを密かに悔やむのです。
でもそういう人にこそ「二八の法則」が、うまい具合に助けてくれるのです。二八の八は、普段ダイエットをやるなら、「真面目にやること」を教えます。だけど、二という例外があるのです。もし友達や、どうしても断れない場面があるはずです。そういうときには認められているのがニです。つまり「楽しみなさい」という許容なのです。先天的に大様がきく人は問題ないのですが、真面目に徹することができない人には、この許容範囲が必要なのです。
最初から二八の法則を頭においていれば、これは、二の部分なんだって思えば、別に誘いや誘惑に負けた自分を責めることもないのですから、「また明日からしっかりやるぞ!」って具合にやる気を持続させることができるのです。これが、「二八の法則」です。わかってもらえましたか?人間というのはおかしなもので、ちょっとしたアドバイスが、人を助けてくれることが往々にしてあります。いつも挫折してしまう人は一度試してみてはいかがでしょうか?
さあ、それよりも難しいのは「お仕事編」です。ダイエットの場合は、人から強制されてやるものではありません。ところがお仕事の場合は、強制というよりも「暗黙の了解」という厄介な習慣や風習みたいなものがあるからです。今日は彼女とデートの約束があるのに上司から、「ニッパチ君、今日は残業できるかなあ?」って言われたら、そうそう断れる人は、あまりいないかもしれません。たまにのことならいいかもしれませんが、これが習慣になってしまったらたまったものではありません。どうしようもない場合が生じたなら、仕事の内容で、二の遊びというか余裕の部分を発動させるのです。つまり、差し障りのないところで手を抜くのです。
日本人はどうしても頼まれたら「NO」とは言えません。頼まれれば、精一杯会社のために働きます。それが積もり積もって、体調を崩し、やがては病気になって、退職に追い込まれてしまう人だって多数います。これでは、なんでもないと思いませんか?「二八の法則」は自分を守る意味でも大切な法則なのです。犠牲的精神は、発揮するところを間違えたら大変なことになります。間違っても会社のために発揮してはいけません。あなたの大切な人が困ってしまっている時にだけ、あなたの愛情として犠牲的な精神は発揮されるべきものなのです。どうですか「二八の法則」あなたはやれそうですか?人によっては、とてもいいアドバイスになったのではないかと思います。そういうわたしも二八の法則は、なくてはならない法則だと思います。ある人から教えていただきとても助かりました。ぜひ明日からわたしも実行してみたいと思います。