「達者でポックリ。」は人生の最終目標

☆帯津良一「達者でポックリ。」面白い本だったので紹介します

達者でポックリ。

帯津 良一 / 東洋経済新報社


 八倉治療院は、最近は若い患者さんが徐々に増えてきましたが、やっぱり、まだまだ多いのは70代・80代の患者さんたちです。患者さんたちにとっては、私は、指圧や鍼灸の先生ですが、私から見れば、患者さんは、立派な人生の先輩。時には、私に「人生」を教えてくれる先生達なのです。そのお年寄りたちの誰もが持っている人生最大の関心事は、「死」です。人間って面白いものです。人生の大半が「しあわせ」を求めて、理想的な生活を思い描くように、人生の終焉が近づいてくると、今度は、「理想的な死に方」というものを模索していくようなんです。これは、とても自然なことです。私も今は、お年寄りに囲まれた生活をしていますので、人生の最大な関心事とまでは行きませんが、やはり、理想的な死というものを考えます。そう考えると「達者でポックリ。」というのは、最高の亡くなり方だと思えてくるわけです。

 ところが、「達者でポックリ。」は誰もが思い描く理想的な亡くなり方なのですが、誰もがそういう亡くなり方が出来るというわけではありんません。こういう理想的な亡くなり方が出来る人は限られた人たちなのです。考えてみてください。「達者でポックリ。」いくためには、相当前からそれなりの覚悟と準備が必要です。実は、死に方こそ生き方そのものなのです。ではどのような生き方かといいますと、自分に与えられた人生に感謝して、こころも身体も大切にしようとする生き方です。そして、最期の最期まで人の世話にならない。迷惑にならないようにしようとする決意と実行が、何よりも大切なのです。だから、「達者でポックリ。」は、そういう生き方が出来たかどうかの人生の結果なのです。

 日本ではホリッスティック医療の最先端を行く帯津良一さんの「達者でポックリ。」は、とても面白い本でした。字も大きいし内容もわかり易く一気に読める本でした。最後のほうに【帯津式「達者でポックリ」のための十二か条】というのは、そういう意味で、帯津さんらしい、とてもいいアドバイスだと思いましたので引用させてもらうことにしました。

004.gif【帯津式「達者でポックリ。」のための十二か条】

①出来るだけ歩く
 無理でない範囲で。駅のエスカレーターには乗らず、階段を使うなどの心がけを。

②気功を身につける
 何かひとつ自分にあった功法を楽しみながら続ける。

③旬のもの、地場のものを食べる
 大地のエネルギーを体内に取り入れることを心がける。

④好きなものを少し食べる
 好きなものをときめいて食べることが最大のクスリ。ただし腹八分目を心がける。

⑤酒をたしなむ
 酒はからだによい。お酒が好きな人は、からだによいから毎日適量飲まなければならない。

⑥早寝早起き
 朝日を拝むことが生命のエネルギーを高める。

⑦いつも希望とときめきを
 ときめきこそが最大の養生である。将来に向かって青雲の志を持つことも大切。青雲の志とは、聖賢の人になろうとする志である。

⑧生きるかなしみを(旅情)をかみしめる
 本来人間は悲しくさびしい存在であると心に命じる。

⑨この世は品性を磨くための道場と心得る。
 喜びもかなしみも、健康も病もすべてが生命のエネルギーを輝かせる修行。

⑩折にふれ死を想う
 日頃から心の準備をしておけば、死に直面しても動じない。

⑪わが弱点をサプリメントで補う
 家系的、体質的な弱点があればこれをサプリメントで補う。

⑫いい場に身を置く
 いい人たちと交流する。生命のエネルギーに満ちあふれた人に会う。
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by yakura89 | 2009-12-17 08:21 | ホリスティックな治療院 | Trackback | Comments(0)
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