アンドルー・ワイル博士は、どうしてアメリカでもっとも影響力のある25人に選ばれたのか?

アンドルー・ワイル博士の著書「SPONTANEOUS HEALING」
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029.gifアンドルー・ワイル博士は、どうしてアメリカでもっとも影響力のある25人に選ばれたのか?
 
 この本が世に出たのは1995年である。アンドルーワイル博士は、この本の出版を機会に、雑誌社TIME誌で「アメリカでもっとも影響力のある20人」に選ばれた。この本は日本では「癒す心、治す力」と約され日本人の多くの読者を引きつけた。わたしもその中の一人である。原本である本のタイトル「SPONTANEOUS」というのは、「自発的な」とか「自然に起きる」という意味なので、「自然治癒力」を意味している。20世紀は科学の時代である。科学は、急速に発展し人類に輝かしい文明の発達をもたらした。だがその一方で、人類の未来を危険に陥れたことも事実である。科学の進歩は、環境を破壊し、地球上に生息するあらゆる生物の生命を危機に陥れようとしている。人類もまた、その例外ではない。地球の温暖化、森林破壊、公害による環境破壊は、世界的な規模ですすみ、人類の将来も危機に瀕している。これはすべて科学の進歩がもたらした。副産物であることは、誰も否定することは出来ない。

 現代西洋医学も、間違いなくこれらの流れをくむ「科学」のひとつである。これまでも「科学」同様、「医学」も人類にとっては絶対的存在だった。病気になれば、人は病院に行き、医者の言うことは「絶対」であると信じた。そして医者のいわれるままに「治療」をうけ「薬」を飲んだ。ところが、薬には、「作用」と同時に「副作用」が伴うことをほとんどの場合知らされてこなかった。実は、わたしたちが何の疑いもなく使用してきた「薬」は、体にとっては、有効に作用する力と、同様にわたしたちのからだに害をもたらす有害な作用も持っていた。いわば「もろ刃の剣」である。この不利益な副作用を、わたしたちは、いまでは「薬害」とか「薬による副作用」といっているのである。また、西洋医学においては、医者により「病気」が「診断」されるまで「治療」が始まらない。人は誰も「ガン」になりたくないと思う。それなのに「ガン」と診断されるまでは、治療が始まらない。これはあくまで、「後手」である。西洋医学では、予防医学といわれるものは少なく、「検査」を受けても、異状が見つからないうちは、治療は始まらない。そういう点が明らかに「西洋医学」の欠点であるともいえる。

 今日わたしが考えるアンドルー・ワイル博士の「自然治癒力」や、それをひきだす医療。または、「統合医療」の考え方は、そんなに特別なものではない。東京大学付属病院にも鍼灸をはじめとする「東洋医学」の科が併設されるようになった。皮膚科の治療でも「ステロイド剤」はなるべくやめて副作用が少ない「漢方薬」を使いたいという人が増えている。また、日本でも人気がある安保徹先生の著書「免疫力」をタイトルにした本が、多くの人に読まれるようになった。ちなみに「免疫力」というのは、「自然治癒力」のことである。このように、なるべく薬を使わないで、手術を行わないで自らに備わっている「自然治癒力」の力で治療していきたい。と願う人が、少しづつではあるが、増えてきていることも確かである。ただ、まだまだ、膨大な医療費の大半は、西洋医学の高額機器による検査や新薬の開発に使われ、薬が、山のように処方されている。そういう現実が、まだまだ多く見られる。薬害や、手術のおそろしさを経験してはじめて、「自然治癒力」や「東洋医学」や「統合医療」の存在を知る人が多い。そういう点で、このアンドリー・ワイル博士のような人がはたしている役割は、実に大きい。だから、わたしは、これからもアンドルー・ワイル博士や彼が書いた著書を、なるべく多くの方に紹介していきたいと思っている。また、近いうちに彼の著書である「癒す心、治る力」の紹介もおこなっていくつもりである。
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by yakura89 | 2010-11-25 10:23 | ナチュラルメディスン | Trackback | Comments(2)
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Commented by wednesday18 at 2010-11-27 00:25
なかなか薬と縁が切れない生活をしていると薬に対する依存度が高くなり、いつになったら脱薬できるのか不安になります。漢方薬は苦手なのでアロマオイルやハーブなどリラックスする時間を持つよう心掛けていますが、1番効果的なのはA・ワイル博士の本を読み返すことですね。どんな病気も回復できる気持ちになれます。
Commented by yakura89 at 2010-11-28 13:53
ホントに、なかなか薬とは縁が切れないものですね。わたしも脱ステロイドをするのに大変でした。今でも、脱ステロイドを決心したことを恨めしく思う時がよくあります。特に、疾患を患って療養中の時は、実に弱いものです。時間はあるので、アンドルー・ワイル博士の著作を読み返しています。何かそれで、道が開かれるような気がします。