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歯科治療の後にメニエール症状がでた

☆絶景かな地上の楽園。タイのエコリゾート「ピラマイ」。山の中に立ち並ぶビラ。
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☆反対側は、このような海。ここは山あり海ありの、まるで理想郷。
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029.gif 歯科治療の後にメニエール症状がでた

 わたしは昨日、3ヶ月ぶりに治療を行いました。といっても治療を再開できたわけではありません。実は、患者さんは、うちのヒラリーさんでした。ここ2・3日、めまいが起きてしまって困っていたのです。

 きっかけは、歯科の治療です。もともと治療してあった歯ですが、最近ひびが入ってしまったらしくしみるような痛さがあるというのです。そこで歯医者さんにみてもらうと「上の噛み合わせの歯もひびがあるのでできたら一緒に治療をしておいた方がいい」ということでした。わたしたちは、歯は大切にしています。3ヶ月か4ヶ月には一度、歯の掃除に東京の品川にある高輪クリニックまで通っています。そんなわけで、歯の治療も高輪クリニックのわたしたちの担当の先生にお願いしました。もうひとつ、高輪クリニックのいいところは、遠距離の患者さんには、治療の回数が少なくてすむように、特別に長く時間をかけて治療を行ってくれるのです。ですから、今回のヒラリーさんの場合は、たった2回治療回数で治していただけるようです。本当にありがたいことですが、一つだけ問題がありました。

 治療回数が短ければそれだけ治療時間が長くなるわけです。実は、今回の治療時間は、検査や説明時間も含めてですが、3時間かかったそうです。誰もそうだと思うのですが、歯医者さんの治療というのは、いくら上手な人が行ったとしても、大変に緊張するものです。わたしなどは、あの機械の音が鳴ったと同時に緊張が始まり、体全体が硬直してしまいます。それが、歯のお掃除だけでも、まるで条件反射のようにいつも決まって、体が硬直し、手をぎゅ〜と握りしめてしまうのです。それが、ヒラリーさんの場合は、3時間という長時間の治療なら、どんなにひどい首こり肩こりが起きてもおかしくない状況だったと思います。もちろん、平気な人もいますが、わたしもヒラリーさんも大変デリケートなので、こうした状況は覚悟しなければならないのです。

037.gif 人間のからだというのは非常にデリケートです

 そう人間のからだというのは、本当にデリケートなのです。緊張すると簡単に首こり肩こりがおこるのです。ましてや首こりというのは、筋肉の対象が、胸鎖乳突筋や斜角筋は、長時間の緊張に弱いのです。「メニエール病」というのは前にもお話ししましたが、3つの代表的な症状がありまして、「耳鳴り」「難聴」「回転性のめまい」このうち2つの症状があらわれた場合は、まず間違いなくメニエールです。もちろん安静にして休んでいれば、このような症状が起きても治まる場合もあります。しかし、長い時間もかかるし、本人も大変苦しむわけですから、このような症状が起きた場合は、信頼できる治療院に行って治療を受けることがベストの選択です。メニエールが起きた患者さんというのは、相当内耳の近くの周辺の筋肉が硬直しています。ヒラリーさんも後頚部や後頭部なども硬直していましたから、これなら、めまいの原因である三半規官が、圧迫を受けても当然でした。

 実は最近わかったことですが頸部がこのように硬直状態にあるときは、腰部も同じ状態なのです。ですから治療は、上肢下肢も含めてからだ全体に及びました。もちろん、鍼や指圧、わたしが持つ治療の技をすべて使って、2時間かけて、ようやく「頭痛」や「回転性のめまい」を回避することができたのです。ヒラリーさんは、とてもラッキーな患者さんです。このような状態が起きても、指圧鍼灸師がうちにいるのですから、あわてずに、すぐに治療もしてもらえます。ところがもし、このような状況が、一般の家庭で起きた場合は、あわてて、相当、心配するのではないでしょうか。特に病院は、科が分かれているので、お医者さんが、検査しても体に何がおこっているのかわからない場合が多いのです。だから、今日のわたしのブログを読んで、あなたも、もしかして、このようなことが思い当たれば、ぜひ参考にしてほしいのです。

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