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患者さんが驚かれる八倉治療院の鍼治療の3つの特徴

☆ハワイ・オアフ島のあまりにも有名な「ダイヤモンドヘッド」
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八倉治療院には、ブログを読んで、治療を受けにきたくなったという患者さんが多く、時には遠望からお見えになる患者さんもいます。そういう時は、夫婦で一緒とか、ご家族で一緒とか、親子で一緒とか、場合によっては、カップルで一緒という組み合わせで来て下さる時があります。

こういう時はどうされているかと言いますと、一応は、「どうされますか?」とお聞きします。そうするとほとんどの場合は、一緒でもいいですか?と言われるので、どちらか一方の患者さんを、待ちながら、治療を見学される場合が多いです。

さてこのとき、もう一方の方は、わたしの治療を、最初から最後まで、見ていらっしゃいます。そのときに、声には出しませんが、たいていの方は、遠慮うがちに驚かれます。特に、今までどこかの鍼灸院や治療院で、鍼治療を経験された患者さんほど驚かれるようです。その一番多いのが次にあげる3つのことです。

1、鍼をけっこう深くさす

そうなんです。ほとんどの鍼灸院では、使われるはりの長さは、大体、寸6(5センチ)か、寸3(4センチ)の長さです。そして、鍼を差したとしても、2センチから3センチぐらいまでです。ところがわたしのさす鍼は、寸3(4センチ)の鍼を使っていますが、大体は、鍼柄を残して4センチあれば、ほぼ4センチ全部刺してしまうことが多いです。これには、患者さん以外でも同業の鍼灸師さえ驚きます。

こうして現在、鍼治療の素晴らしさに取りつかれるまでは、はじめた当初、わたしも、ここまで深く刺すことはありませんでした。大体が、2センチから3センチくらいが、暗黙の常識みたいなところがありますから、それに従っていたのです。ところが、ある日、わたしの師匠のより、「鍼灸師は、鍼をひびかせられないようでは、鍼灸師とはいえないんじゃないですか?」という、指導をいただいたことから、わたしは、「ひびき」を意図的にねらうようになりました。

それ以来、経穴(経穴)簡単に言えば、ツボのことですが、ツボは、骨の際にあることが多い。それから、ツボにあたった時は、こちらが入れようとする感覚ではなくて、鍼の方が、奥へと奥へと、まるで自分から、すすんで奥に入っていくような感覚が生まれてきました。そして、気がついた時には、鍼柄(しんぺい)といって、鍼をもつ、つまみのところまで、奥深くと入ってしまっていた。というのが、実状です。でも、意外と深くにひびきを感じさせるポイントがあるようなのです。

鍼灸師が、うつ鍼というのはひびきがなくても効果はあります。ただ、ひびきがあった時はない時に比べて効果は絶大です。それは今まで、指で押していたかったところが、抜鍼後は、まるでウソのように痛みが消えてしまう程です。わたしが、行なう鍼治療は、鍼治療の特徴のひとつ「1、鍼をけっこう深くさす」というのは、そういうところからきている特徴だと、患者さんには、説明させてもらっています。

(つづく)