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患者さんが驚かれる八倉治療院の3つの特徴(その2)

☆ハレクラニホテルから見たダイヤモンドヘッド
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2、指圧と併用しながら治療するので、鍼を置く時間を取らない

3つの特徴の「1、鍼をけっこう深くさす」と、関連があるかもしれませんが、2つ目の特徴は、「2、指圧と併用しながら治療するので、鍼を置く時間を取らない」です。普通、鍼灸院に行くと、はじめは、問診、それから、鍼を最初にうって、20分から30分くらい、置鍼(置鍼)という時間を置かれます。そして最後に鍼を抜いて終わり。そういうケースが多いです。

ところが、八倉治療院は、現在は「指圧鍼灸」の両方を治療の看板にしていますので、「指圧マッサージ」と「鍼治療」が併用されます。最初、治療を始めた当初は、もっぱら、わたしの治療も「指圧」が主体でした。ところが治療方法は、その発展過程において変化するものです。その時々において、考えられる最高の治療方法を取り入れています。将来的には、患者さんのニーズにもよりますが、八倉治療院の治療方法は、さらに変わっていく可能性は、充分にありますが、とにかく、今はこの方法がベストだと思っています。

鍼は、指圧というコンビがあることで威力を更に発揮します。でも、わたしが鍼を置く時間を取らないのは、取る時間がないからではなくて、取る時間が必要なくなったからです。鍼には「ひびき」が伴うものですが、ひびいたと同時に、脳から、「ベーター・エンドルフィン」がでてくるものなのです。ですから、鍼をおいておくことで、治療の効果がますと考えるのは、あまり根拠のないことのように思えます。もし置鍼しておく時間があったたしたら、他にも患者さんの訴えている症状や、治療することで更に、見つけた症状などに対して、治療をしていく方が、治療家としても満足感が得られると思ったからです。

問診や、治療前にやっておいた診察から、大体の患者さんの症状や、状態は、大雑把に把握できます。ですが治療というのは、やってみないとわからない不思議な世界でもあります。ですから、症状を実際に手で触れ、指圧で自分自身が状態を確認します。更に、患者さん自身にも、どこがどのくらい痛いのか、症状を確認して自覚していただきます。双方が確かめた上で、鍼をうつ。そして、もう一度、鍼を抜いたあとに、指圧マッサージで、鍼を刺すまえと、抜いたあとでは、痛みや症状がどのように変化したのかを、確認して、患者さん自身にも、その変化を感じてもらうことが大切だと思っています。

わたしは、通常このようにして、どんなに忙しくても、患者さんと双方向にコミュニケーションをとり、必ず確認を取りながら、治療をすすめます。うつ鍼の数も多く。患者さんの状態にもよりますが、通常は30本くらい。少なくても20本から、多い時で50本くらいの鍼をうちます。ですから、約1時間くらいの治療時間では、置鍼することはまず考えられないのです。でも、他の治療院や鍼灸院で鍼治療を経験された患者さんからは、このような治療は、考えられないことらしいのです。