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治療者として波動(パワー)を高めていくことの大切さ

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029.gif 治療者として波動(パワー)を高めていくことの大切さ

わたしは、何年か前に師匠から本を読んだり講演を聴きにいくことを止められていた時期があります。それまでのわたしはどうかといいますと。紀元が21世紀を迎える前は、精神世界の本が隆盛で各地にいろんな方の講演もあって、それらの知識や考え方を頻繁に吸収し、ためになることは何でも取り入れていた時代でもあります。そういう時代だったからこそ,あえて師匠は、わたしに本を読むことや、講演を聴きにいくことを禁じられたのではないかと思うのです。

師匠の理由は、このようでした。「あくまで本に書かれたことや講演は,人の考えです。そうしたものに洗脳されてはいけないのです。特にあなたには、その危険性が高いように思われます。もしあなたが勉強がしたいのであれば、『自然』を見なさい。『自然』があなたの教科書です」補足させてもらうと、どんなに肩書きのある立派な人であっても、やはり人間である以上、間違いは付き物です。それに対して、神が作った自然は、間違いがないというのです。自然をよく観察し、そこからえた知識や知恵は、絶対に正しいものなので、それをあなたの糧としなさい。という教えだったのです。

だから、わたしは、これまで大切に読みあさり集めてきたたくさんの蔵書を捨てました。それから、これまでのように本を買いあさったり講演に聴きに行く習慣もなくなりました。確かに、師匠の言うとおりなのです。やはり、本や講演は、「言霊(ことだま)」というものがあり、そのパワーにどうしても心や魂が揺り動かされてしまいます。だから、無意識のうちに、魂が洗脳されて、「真我(神我)」から、かけ離れてしまうような気がするのです。

でもどうしても捨てきれなかった本もあります。ここに紹介する足立幸子さんの「あるがままに生きる」という本も、もう出版されてから20年以上もたちます。でも、わたしの心に残る一冊ということで手放すことが出来ませんでした。特に波動を高めていくことで、人は自我から、真我(神我)に近づいていくということが、とても共感できるような気がして、捨て去ることが出来なかったのです。基本的には、これは治療の世界でもいえることで、真我に近づいていくことが,治療者としても大切なことなのです。

足立さんの書かれた「あるがままに生きる」という本のなかには、自我をより真我に高め近づけていくには,大切なことが、いくつかあるようです。少し、それをこのように整理してみました。

1、自分の中にあるあらゆるこだわりというものをどんどん取り除いていくこと。

2、ひらめきや直観を信じて、すぐに行動を起こすこと。

3、深い部分の自分が望んでいることをやる。


以上が、足立さんがいわれる波動をあげる3つの条件になるようです。

そういえばわたしも前々から、師匠から同じようなことを言われ続けてきました。「あなたは、頭でっかちで、考えることが好き。だから、一番大切な行動が伴わない。『ああでもない、こうでもない』と考えているうちに、顕在意識にじゃまをされて、神我に近づけないのです」やっぱり、足立さんも同じようなことを言われているような気がします。本当大切なのは「行動する」というこの一点なのです。気づきも大切なことなのですが、人は考えているだけでは何も意味はありません。そのことが,とても分かりやすく書かれているので,この本は、わたしはどうしても手放すことができないものなのです。

最後に、足立さんは、「尊徳と損得」という章でこのようなことを書かれています。わたしの大好きな章のひとつで、その文章を、引用させてもらい,わたしのブログをひとまず閉じることにします。

「とにかくお金は目的ではなく結果で、『徳』という見えないエネルギーで返ってくることもあるということですね。
こんなふうに考えてください。
『得』の方は地球上の銀行の方に貯金しますが、これは肉体が消えた時には持っていけませんね。
ところが『徳』の方は、宇宙銀行に貯金するとお思いになればいいのです。これが肉体がなくなっても、持っていけるのです。
ですからこれからは出来れば、宇宙銀行の方に貯金された方がよろしいのではないかと思います」