人気ブログランキング | 話題のタグを見る

生理痛がひどくて困っています、どうしたらいいか教えてください(前半)

生理痛がひどくて困っています、どうしたらいいか教えてください(前半) _e0167411_21462669.jpg

029.gif 生理痛がひどくて困っています、どうしたらいいか教えてください(前半)

治療院に訪れる患者さんの大半は女性です。ですから、治療院をやっている以上は、生理痛の問題は、避けて通ることはできません。生理痛といっても、患者さんにより人それぞれですが、どのような症状でお困りなのか聞いてみると、次ぎのような症状があげられました。

頭痛、肩こり、腰痛、腹痛、胃痛、膝痛、子宮痛、足の痛み、吐き気、食欲不振、下痢、めまい、貧血、倦怠感など様々な症状があげられるようです。また、症状は身体的なものだけではなく、一般的に見て、イライラ、無気力、憂うつ、怒りっぽいなどの精神的な症状を伴うこともあるようです。これだけ、様々な症状に、女性は苦しんでいるわけです。しかも、それが毎月のように起こるのですから、たまったものではありません。

では、そういう時に、どのように対処されているのかを聞いてみました。ところが、女性は、さすがにみなさんガマン強い人が多いのか、「何もしないでガマンする」「静かに横になって休む」という人が多いようです。じゃあそれでも、症状がおさまらない時にはどうするのか?という質問に対しては、「仕方がないから、薬を飲む」という答えが返ってきました。

どのような薬が飲まれているかといえば、一般的に、バファリン、イブ、ロキソニンなどが多いように思います。確かに、もしわたしが、女性で、鍼灸マッサージを知る以前でしたら、同じような対処の仕方をとっていたかもしれません。良い方法ではないとわかっていながら、多分薬にたよるしかないように思います。

でも、このように薬にたよるということは、とても危険であることも確かなことなのです。特に、痛みを取る薬というのは、脳や神経を一時的とはいえ、麻痺させるということで、これが毎回常用されるとしたら、継続的に脳や神経にダメージを与えることに他なりません。特に、ロキソニンなどは、市販薬になったばかりとはいえ、いまだに脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニアなどによる、神経痛に処方されている大変強い薬なのです。効きもいいはずですが、副作用のリスクも高いということを忘れないでいただきたいのです。

薬で対処するのは、良くないことだってわかってるけど、それ以外に方法がなければ、誰だって薬を飲むのは当たり前なことです。じゃあ、薬以外で完治すことができれば、それを知りたいと誰もが思うはずです。前置きが長くなてしまってすみません、酷い生理痛にお悩みな方にはこれからが大切な本題ですよね。では次回には、単なるまやかしにならないように、どうしたら、ひどい生理痛を克服することができるのかを、根拠を示してお話しさせていただこうと思います。どうぞご期待くださいね。(つづく)