お久しぶりです。心ならずも、前回ブログを更新してから、ものすごく長い歳月が経過してしまいました。患者さんとブログに書いたことをお話しさせてもらったり、友人とたまに談笑する機会があったりする時に、よく「そういえば最近は、ブログどうなった?」って聞かれることがあって、その都度、ブログの更新が途絶えていたことを、気づかされ、心苦しい思いを度々していました。さて今日は、久しぶりのブログです。最後まで書けるか自信ありませんが、トライしてみようと思います。
この題名の会話は、久しぶりに会った友人の会話の中で出てきた言葉でした。いろいろ長く会話した後に、私が一番心に残った言葉だったので、みなさんにも紹介させてもらおうと思い記事にさせてもらいました。「医者と薬は、うかつに信用しないこと」この言葉は、誰が誰に言った言葉だと思われますか?実は、友達が、かかりつけの親しいお医者さんに言われた言葉なのです。お医者さんが言った言葉だというところにすごく興味と関心を持たれた方がいると思うのですがいかがですか?
はじめにお断りしておきますが、わたしはこの友達のかかりつけのお医者さんは、実にいいお医者さんだと思います。そして、もしわたしもお世話になるなら、こんなお医者さんがいいなあと思えるお医者さんだなって、思えたくらいでした。近頃、風邪ひいて病院に行っても、こんな雑談めいたことをおしゃべりしてくれる先生もいなくなりました。診察は極めてスピーディーで、一切余分はありません。その代わりと言ってはなんですが、患者さんが口でも開こうものなら、山ほど薬があとから追加され、こんなことなら患者さんとしても、あんまりお医者さんにうかつに相談しない方がいいと判断しがちになるのです。違いますか?
そんな今どきの医療現場で、このようなことを言ってくれるお医者さんて、本当にすごい立派なお医者さんだなあって想像されるのです。それはともかく、患者さんもお医者さんも、本当は、「あんまり薬に頼らない方がいい。なるべく薬は少なく、病院へ行く回数は減らしたい」と思っているのではないでしょうか?だって人間の体には、自然治癒力とか免疫力というものがあって、薬や手術という行為が、そういう力の妨げになっていることが実に多いからです。
鍼灸や指圧マッサージなどの東洋医療の中には、「未病治(みびょうち)」といって、病気や症状は、病気になる前に治す。という考え方があります。確かにその通りで、どんな大きな病気でも、最初は、首こり肩こり腰痛から始まります。それから、慢性化してくると神経痛が起こるようになってきます。それからその状態がしばらく続くと、自律神経系の病気が始まってくるのです。自律神経系の病気とは、自分でコントロールすることができない病気のことで、内臓や器官などに起こる病気もこれらに含まれます。最大に思い病気として癌などがあげられます。
鍼灸や指圧マッサージで自然治癒力や免疫力を高め病気になりにくい身体をつくること。病気になる前に治す。というのは、考えられる理想な医療といえるのではないでしょうか?病院は、あくまでも病気を治すところ。だけどそうなる前に、自分の力で、病気にかからない方法はいくつもあると思うのです。みなさんも「未病治」を実践されてみてはいかがでしょうか?わたしは鍼灸師ですが、未病治や免疫力に関することならいつでもご相談にならせてもらいますよ。