アンドルー・ワイル
アンドルー、ワイル
アリゾナ大学医学部教授、医学博士
1942年生まれ、アメリカ
ハーバード大学卒、現アリゾナ大学統合医学プログラム部長。
世界各地の伝統医療と西洋近代医学を統合する「統合医療」の世界第一人者。「人はなぜ治るのか」「癒す心、治る力」など、世界的ベストセラーの著者でもある。生命の「自然治癒力」という考え方は、彼の実践と研究によって世界的に広まった。
17歳の時、交換留学生として初来日、初めて日本文化の自然観や生命観に触れた。毎日、抹茶を楽しむ大の親日家。子供時代の愛読書は日本の童話「桃太郎」、母が毎夜読み聞かせてくれた。ハーバード大学医学部時代、西洋医学の限界を痛感し、伝統医療の叡智を求めて、アマゾン奥地をはじめ、世界の僻地を旅し、薬草やシャーマニズムのフィールドワークを行った。
1996年には、著書「癒す心、治る力」が全米のべすとせらーの第1位となり、「タイム」誌の「今、最も影響力を持つ25人のアメリカ人」にも選ばれた。彼の持つ経験と叡智は、医療の分野に止まらず、広くGAIAの「心」を知るうえで、深い示唆を与えてくれる。アリゾナの砂漠にすむかたわら、今、カナダB,C州の小さな島で、GAIAの「心」にそった理想的なライフスタイルを求めて、様々な活動を行っている。最新の著作は「ヘルシー、エイジング」、潔く、優雅に年を重ねる生き方をアドバイスしている。